「デススティンガー」の版間の差分

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'''デススティンガー'''は『[[ゾイド -ZOIDS-]]』の登場メカ。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
バトルストーリーにおいては、現代の技術で再現した「オーガノイドシステム」ではなく、古代遺跡から発掘された「真[[オーガノイド]]」を搭載した[[ゾイド]]として、ガイロス帝国によって開発された。しかしテストする間も無く実戦配備され、その初戦闘において[[暴走]]。敵味方問わず全滅させたのち行方をくらませる。
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本来は[[オリジナルデスザウラー]]を封印するために古代ゾイド人が作り上げた二体のサソリ型[[ゾイド]][[ヒルツ]]が古代遺跡からその二体を発掘し、[[ゾイドコア]]を融合させて生み出した。
  
後にヘリック共和国のアーサー・ボーグマン少佐のブレードライガーとガイロス帝国のリッツ・ルンシュテッド中尉のジェノブレイカーが交戦中にデススティンガーを発見した時は、戦闘ゾイドが失う筈の繁殖力を獲得して自己増殖を行っており、捕食したゾイドのコアを幼生に与えていた。[[惑星Zi]]全体の危機と判断した両者は共闘するも、破壊したゾイドの装備を取り込んで自己進化していたデススティンガーは凄まじい戦闘力を発揮し、[[ブレードライガー]]と[[ジェノブレイカー]]の2機を圧倒、Eシールドが破られると背面装甲から多数のビーム砲塔を展開させるなど、アニメ版以上の怪物性を見せつけた。最終的にブレードライガーの特攻で出来た隙をジェノブレイカーが突く形で破壊されるが、アーサー少佐は戦死する。
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ゾイドコアの温度は6000℃に及び、その膨大なエネルギーを利用して発射される荷電粒子砲の威力は[[デスザウラー|クローンデスザウラー]]のものを上回る。また、機体そのものも強固であり、高度11万メートルからの落下にも耐え、[[バリア|Eシールド]]を利用すればマグマの中をも移動可能。
  
『[[ゾイド -ZOIDS-]]』においては設定が異なり、本来は[[オリジナルデスザウラー]]を封印するために古代ゾイド人が用いた二体のサソリ型ゾイドだったが、[[ヒルツ]]がその二体の[[ゾイドコア]]を融合させて生み出した。[[ウルトラザウルス]]や[[デスザウラー]]同様にバトルストーリーでの設定よりはるかに巨大に描写される。ゾイドコアの温度は6000℃と高く、膨大なエネルギーを生み出している。その高出力から発射される荷電粒子砲の威力は[[デスザウラー|クローンデスザウラー]]のものを上回り、[[バリア|Eシールド]]はマグマの中の移動すら可能とする。
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ヒルツに操られるままヘリック共和国とガイロス帝国の都市を襲撃し、両国に多大な被害をもたらした他、ヒルツの技能も重なり、ガーディアンフォースを苦戦させた。共和国軍の切り札である[[ウルトラザウルス]]のグラビティカノンによって一度は倒されたかに見えたが復活するしぶとさを見せ、その後はゾイドイヴの元に向かう[[バン・フライハイト]]の[[ブレードライガー]]と交戦した後、ゾイドコアにヒルツと[[アンビエント]]が融合。そのままオリジナルデスザウラーのゾイドコアと一体化し、本来はデスザウラー封印のための機体がその強化復活に利用されてしまう形となった。
 
 
ヒルツに操られるままヘリック共和国とガイロス帝国の都市を襲撃し、両国に多大な被害をもたらした他、ヒルツの技能も重なり、GFを苦戦させた。共和国軍の切り札ウルトラザウルスのグラビティカノンによって一度は倒されたかに見えたが復活するしぶとさを見せる。その後はゾイドイヴの元に向かう[[バン・フライハイト]]の[[ブレードライガー]]と交戦した後、ゾイドコアにヒルツと[[アンビエント]]が融合。そのままオリジナルデスザウラーのゾイドコアと一体化し、本来はデスザウラー封印のための機体がその強化復活に利用されてしまう形となった。
 
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
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:初登場作品。[[ヒルツ]]の乗機として第7章で交戦することになる。
 
:初登場作品。[[ヒルツ]]の乗機として第7章で交戦することになる。
  
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=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
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;二連装ショックガン
 
;二連装ショックガン
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:背中に装備した2連装砲。
 
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』ではその名の通り「ショック」特性付き。
 
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』ではその名の通り「ショック」特性付き。
 
;ストライクレーザーバイトシザース
 
;ストライクレーザーバイトシザース
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:前足部の大鋏。
 
:「引投」「対小型」特性付き。[[陸|地]]にしか攻撃できない。
 
:「引投」「対小型」特性付き。[[陸|地]]にしか攻撃できない。
 
;強襲突破
 
;強襲突破
 
:「強襲突破」特性攻撃。
 
:「強襲突破」特性攻撃。
 
;荷電粒子砲
 
;荷電粒子砲
:直線型の[[マップ兵器]]。
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:尻尾先端に装備された荷電粒子砲。その威力は桁違いであり、遥か遠方の軍事基地を一撃で消滅させる程。
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=== [[特殊能力]] ===
 
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
;KFD(キラー・フロム・ザ・ダーク)
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:バトルストーリーに登場するバリエーション機。オーガノイドシステムを制御するインターフェイスの装備で出力を落として扱いやすくした量産タイプ。戦闘力は試作機の70%程度とされる。扱いやすくなったものの、出力を落としたのが祟って「普通のゾイドより強い」程度の能力しか発揮できず、共和国のロブ基地を襲撃した部隊はライガーゼロを装備した閃光師団によって全滅している。
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:バトルストーリーに登場するバリエーション機。試作機の暴走事件の教訓から、オーガノイドシステムを制御するインターフェイスの装備で出力を落として扱いやすくした量産タイプ。
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:ゾイド妄想戦記に登場する機体。ニカイドス島に住む科学者ザルカの手によってリミッターをつけられて運用されている。カラーリングはオリジナルと違い白とワインレッドとなっている。ゲーム『ゾイドインフィニティ』ではボス機体として登場した。
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:ゾイド妄想戦記に登場する機体。科学者ザルカの手によってリミッターをつけられて運用されている。カラーリングはオリジナルと違い白とワインレッドとなっている。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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*アニメ作中では[[ウルトラザウルス]]や[[デスザウラー]]同様にバトルストーリーでの設定よりはるかに巨大に描写される。
 
*デススティンガーは小学館の漫画雑誌『月刊コロコロコミック』の[[応募キャラクター|一般公募で採用された]]「ブルーマリンスティンガー」という機体を原案としている。ちなみに応募された当該機は、「ヘリック共和国のゾイド」という設定だった。
 
*デススティンガーは小学館の漫画雑誌『月刊コロコロコミック』の[[応募キャラクター|一般公募で採用された]]「ブルーマリンスティンガー」という機体を原案としている。ちなみに応募された当該機は、「ヘリック共和国のゾイド」という設定だった。
 
*2011年に開催された『キャラホビ2011』のコトブキヤのステージにおいて、千葉工業大学の生徒が制作した「実際に稼働する1/72サイズのデススティンガー型ロボット」が披露されている。
 
*2011年に開催された『キャラホビ2011』のコトブキヤのステージにおいて、千葉工業大学の生徒が制作した「実際に稼働する1/72サイズのデススティンガー型ロボット」が披露されている。
 
**『[[ゾイド -ZOIDS-]]』準拠の為、1/72ながら[[全長一覧|全長]]は1mを超える巨体である。ちなみに、[[モルガ]]も作成・披露されている。
 
**『[[ゾイド -ZOIDS-]]』準拠の為、1/72ながら[[全長一覧|全長]]は1mを超える巨体である。ちなみに、[[モルガ]]も作成・披露されている。
 
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*トミー(現タカラトミー)の公式ストーリーである「バトルストーリー」においては、古代遺跡から発掘された「真[[オーガノイド]]」を搭載した[[ゾイド]]として、ガイロス帝国によって開発されたという設定で登場するが、試作1号機はTV版以上のモンスターとなって暴走した末に破壊される。
== 商品情報 ==
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*ゼンマイや電動による動作ギミックが特徴の[[ゾイドシリーズ]]の玩具だが、本機の当時品玩具は別売の有線コントローラーで「操縦」できるのが売りの一つであった。また、TVCMのキャッチコピー'''「勝つためには手段を選ばない!」'''も本機のイメージと相まって印象深い。
<amazon>B000A7T0IQ</amazon>
 
  
 
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2024年6月4日 (火) 17:13時点における最新版

デススティンガー
登場作品

ゾイドシリーズ

初登場SRW スーパーロボット大戦Operation Extend
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 海サソリ型ゾイド
動力 ゾイドコア
乗員人数 1名
主なパイロット ヒルツ
テンプレートを表示

デススティンガーは『ゾイド -ZOIDS-』の登場メカ。

概要[編集 | ソースを編集]

本来はオリジナルデスザウラーを封印するために古代ゾイド人が作り上げた二体のサソリ型ゾイドヒルツが古代遺跡からその二体を発掘し、ゾイドコアを融合させて生み出した。

ゾイドコアの温度は6000℃に及び、その膨大なエネルギーを利用して発射される荷電粒子砲の威力はクローンデスザウラーのものを上回る。また、機体そのものも強固であり、高度11万メートルからの落下にも耐え、Eシールドを利用すればマグマの中をも移動可能。

ヒルツに操られるままヘリック共和国とガイロス帝国の都市を襲撃し、両国に多大な被害をもたらした他、ヒルツの技能も重なり、ガーディアンフォースを苦戦させた。共和国軍の切り札であるウルトラザウルスのグラビティカノンによって一度は倒されたかに見えたが復活するしぶとさを見せ、その後はゾイドイヴの元に向かうバン・フライハイトブレードライガーと交戦した後、ゾイドコアにヒルツとアンビエントが融合。そのままオリジナルデスザウラーのゾイドコアと一体化し、本来はデスザウラー封印のための機体がその強化復活に利用されてしまう形となった。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Operation Extend
初登場作品。ヒルツの乗機として第7章で交戦することになる。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

二連装ショックガン
背中に装備した2連装砲。
OE』ではその名の通り「ショック」特性付き。
ストライクレーザーバイトシザース
前足部の大鋏。
「引投」「対小型」特性付き。にしか攻撃できない。
強襲突破
「強襲突破」特性攻撃。
荷電粒子砲
尻尾先端に装備された荷電粒子砲。その威力は桁違いであり、遥か遠方の軍事基地を一撃で消滅させる程。
直線型のMAP兵器

特殊能力[編集 | ソースを編集]

OE
ゾイドコア不動Eシールド

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

サイズ[編集 | ソースを編集]

4Lまたは7

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「いざなわれる侵略」
SRWオリジナル曲。

関連機体[編集 | ソースを編集]

キラー・フロム・ザ・ダーク(SRW未登場)
バトルストーリーに登場するバリエーション機。試作機の暴走事件の教訓から、オーガノイドシステムを制御するインターフェイスの装備で出力を落として扱いやすくした量産タイプ。
デススティンガーZS(ザルカスペシャル)(SRW未登場)
ゾイド妄想戦記に登場する機体。科学者ザルカの手によってリミッターをつけられて運用されている。カラーリングはオリジナルと違い白とワインレッドとなっている。

余談[編集 | ソースを編集]

  • アニメ作中ではウルトラザウルスデスザウラー同様にバトルストーリーでの設定よりはるかに巨大に描写される。
  • デススティンガーは小学館の漫画雑誌『月刊コロコロコミック』の一般公募で採用された「ブルーマリンスティンガー」という機体を原案としている。ちなみに応募された当該機は、「ヘリック共和国のゾイド」という設定だった。
  • 2011年に開催された『キャラホビ2011』のコトブキヤのステージにおいて、千葉工業大学の生徒が制作した「実際に稼働する1/72サイズのデススティンガー型ロボット」が披露されている。
  • トミー(現タカラトミー)の公式ストーリーである「バトルストーリー」においては、古代遺跡から発掘された「真オーガノイド」を搭載したゾイドとして、ガイロス帝国によって開発されたという設定で登場するが、試作1号機はTV版以上のモンスターとなって暴走した末に破壊される。
  • ゼンマイや電動による動作ギミックが特徴のゾイドシリーズの玩具だが、本機の当時品玩具は別売の有線コントローラーで「操縦」できるのが売りの一つであった。また、TVCMのキャッチコピー「勝つためには手段を選ばない!」も本機のイメージと相まって印象深い。