「勝利のポーズ」の版間の差分

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== 概要 ==
 
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戦闘に快勝した後に行われている華撃団の風習。この風習を知る者の間では単に「いつものやつ」と呼ばれている。
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戦闘に快勝した後に行われている華撃団の風習。この風習を知る者の間では単に「いつもの」と呼ばれている。
  
 
「勝利のポーズ……」の掛け声で準備に入り、「決めっ!!」で各々が勝利を祝うポーズを決める。ポーズには特定の型は存在せず、状況によってポーズは毎回異なる。原作ではイベントイラストやムービーで描写されている。
 
「勝利のポーズ……」の掛け声で準備に入り、「決めっ!!」で各々が勝利を祝うポーズを決める。ポーズには特定の型は存在せず、状況によってポーズは毎回異なる。原作ではイベントイラストやムービーで描写されている。
  
[[帝国華撃団]]では[[大神一郎]]が着任した時点で既にこの風習があった。[[巴里華撃団]]では花組隊長として着任した大神が継承させた。[[紐育華撃団]]では[[大河新次郎]]が着任した時点で存在しており、『活動写真』で帝撃に出向していたラチェット・アルタイルが風習を継承したと考えられている。
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[[帝国華撃団]]では[[大神一郎]]が着任した時点で既にこの風習があった。[[巴里華撃団]]では花組隊長として着任した大神が継承させた。[[紐育華撃団]]では[[大河新次郎]]が着任した時点で存在しており、[[映画]]『活動写真』で帝撃に出向していたラチェット・アルタイルが風習を継承したと考えられている。
  
 
当然ながら、この風習の存在を知らされると多くの者は戸惑いの反応を見せる。あの[[エリカ・フォンティーヌ]]ですら最初は呆れており、[[レニ・ミルヒシュトラーセ]]や[[ロベリア・カルリーニ]]は拒絶の意思を表明していた。ただし、仲間同士の信頼関係が構築されていくと自然とこの風習を受け入れ、最終的には自分から積極的に行うようになる。
 
当然ながら、この風習の存在を知らされると多くの者は戸惑いの反応を見せる。あの[[エリカ・フォンティーヌ]]ですら最初は呆れており、[[レニ・ミルヒシュトラーセ]]や[[ロベリア・カルリーニ]]は拒絶の意思を表明していた。ただし、仲間同士の信頼関係が構築されていくと自然とこの風習を受け入れ、最終的には自分から積極的に行うようになる。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*「勝利のポーズの発案者」は『サクラ』の長年の謎とされている。
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*「物語上における勝利のポーズの発案者」は『サクラ』の長年の謎とされている。
 
**帝国華撃団総司令であり、陸軍対降魔部隊の集合写真でも砕けたポーズで映っている[[米田一基]]が最有力候補として考えられているが、劇中では明言されていない。
 
**帝国華撃団総司令であり、陸軍対降魔部隊の集合写真でも砕けたポーズで映っている[[米田一基]]が最有力候補として考えられているが、劇中では明言されていない。
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*設定資料集では、「いかに多勢で一人の敵を攻撃しても、最後は笑顔で決めポーズ。これは正義の味方のお約束である」とやや皮肉交じりで解説されている<ref>ソフトバンクパブリッシング『復刻版 サクラ大戦 原画&設定資料集』P144より。</ref>。
 
*「戦闘で勝利したら必ず勝利のポーズを決めている」と誤解されがちだが、犠牲者が出たり事態が根本的に解決されていない等、快勝でない場合は行わない事が多い。
 
*「戦闘で勝利したら必ず勝利のポーズを決めている」と誤解されがちだが、犠牲者が出たり事態が根本的に解決されていない等、快勝でない場合は行わない事が多い。
 
**ゲームとは世界観が異なるTV版や『3』と『4』の間の時系列に位置付けられている『活動写真』では行っておらず、『1』の忠実なコミカライズである『[[漫画#サクラ大戦|漫画版]]』での回数もたったの1回である等、ゲーム以外のメディアミックス作品では省略される場合が殆どである。
 
**ゲームとは世界観が異なるTV版や『3』と『4』の間の時系列に位置付けられている『活動写真』では行っておらず、『1』の忠実なコミカライズである『[[漫画#サクラ大戦|漫画版]]』での回数もたったの1回である等、ゲーム以外のメディアミックス作品では省略される場合が殆どである。
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2024年5月28日 (火) 11:09時点における最新版

勝利のポーズとは、『サクラ大戦』に登場する用語。

概要[編集 | ソースを編集]

戦闘に快勝した後に行われている華撃団の風習。この風習を知る者の間では単に「いつもの」と呼ばれている。

「勝利のポーズ……」の掛け声で準備に入り、「決めっ!!」で各々が勝利を祝うポーズを決める。ポーズには特定の型は存在せず、状況によってポーズは毎回異なる。原作ではイベントイラストやムービーで描写されている。

帝国華撃団では大神一郎が着任した時点で既にこの風習があった。巴里華撃団では花組隊長として着任した大神が継承させた。紐育華撃団では大河新次郎が着任した時点で存在しており、映画『活動写真』で帝撃に出向していたラチェット・アルタイルが風習を継承したと考えられている。

当然ながら、この風習の存在を知らされると多くの者は戸惑いの反応を見せる。あのエリカ・フォンティーヌですら最初は呆れており、レニ・ミルヒシュトラーセロベリア・カルリーニは拒絶の意思を表明していた。ただし、仲間同士の信頼関係が構築されていくと自然とこの風習を受け入れ、最終的には自分から積極的に行うようになる。

登場作品[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。『サクラ大戦』参戦イベント「流れよ我が涙」「永遠の歌に花束を」で他作品のキャラクターを巻き込んで行う。
新サクラ大戦』参戦イベント「桜返り咲きて道は続けり」でも、最後に他作品を巻き込んで行う。
スーパーロボット大戦30
ミッション「魔都に蠢く」の戦闘終了後に『サクラ』のキャラクターのみで行う。「勝利のポーズ…決めっ!!」の台詞はDVEが用意されている。

関連作品[編集 | ソースを編集]

PROJECT X ZONE、PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD
敵ユニットを撃破した際の会話の一種として用意されている。一部の他作品のソロユニットと組ませても発生する。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 「物語上における勝利のポーズの発案者」は『サクラ』の長年の謎とされている。
    • 帝国華撃団総司令であり、陸軍対降魔部隊の集合写真でも砕けたポーズで映っている米田一基が最有力候補として考えられているが、劇中では明言されていない。
  • 設定資料集では、「いかに多勢で一人の敵を攻撃しても、最後は笑顔で決めポーズ。これは正義の味方のお約束である」とやや皮肉交じりで解説されている[1]
  • 「戦闘で勝利したら必ず勝利のポーズを決めている」と誤解されがちだが、犠牲者が出たり事態が根本的に解決されていない等、快勝でない場合は行わない事が多い。
    • ゲームとは世界観が異なるTV版や『3』と『4』の間の時系列に位置付けられている『活動写真』では行っておらず、『1』の忠実なコミカライズである『漫画版』での回数もたったの1回である等、ゲーム以外のメディアミックス作品では省略される場合が殆どである。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. ソフトバンクパブリッシング『復刻版 サクラ大戦 原画&設定資料集』P144より。