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'''キッズ・ムント'''は『[[オーバーマン キングゲイナー]]』の登場人物。 | '''キッズ・ムント'''は『[[オーバーマン キングゲイナー]]』の登場人物。 |
2023年9月30日 (土) 11:42時点における最新版
キッズ・ムント | |
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登場作品 | オーバーマン キングゲイナー |
声優 | 佐々木誠二 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦Z |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 61歳 |
所属 | シベリア鉄道公社 |
役職 | 総裁 |
キッズ・ムントは『オーバーマン キングゲイナー』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
シベリア鉄道公社総裁で、別名「鉄道王」(その顔からアナ姫に「悪いお釈迦様」とも呼ばれる)。
己のためなら他者を踏み台にする事などなんとも思わず、また極めて享楽的な性格である。 総統専用列車「チェルノボーグ」の自らの部屋の椅子にでんと構えてシベリア中を走り回り、敵からも部下からも恐れられている。
列車を時刻通り走らせる事に異常にこだわり、それを妨害するものには実力行使もためらわない。その辺りは部下のカシマル・バーレと同じである。
初代ミイヤが封印したオーバーデビルの存在を知っており、「この世を清らかでクリーンなものにする」ため、その力を我が物にしようと企む。
様々な策謀を水面下で動かす政治的能力に長けていたが、人に無条件で優しくされたり親切にされる事には慣れていない「孤独な独裁者」である。だが、シンシア・レーンの事は大切に思っていたらしく、終盤では自らドミネーターに搭乗し親衛隊のブラック・ドミを率いてオーバーデビルに取り込まれてしまったシンシアを必死に助けようとした。しかし、結局はオーバーデビルの力に魅入られており、シンシアの祖母であるマルチナにはその事を見透かされていた。
最後は自身の半身を捧げてでもオーバーデビルを手に入れようとするが、逆に捕まった挙句キングゲイナーに翻弄される親衛隊の攻撃に巻き込まれ、ブラック・ドミの1機が変身した偽ラッシュロッドのベロウズの直撃で乗機が爆散。以後言及はないものの死亡したと思われる。
見た目に反して腕っぷしが極めて強く、格闘戦でアスハム・ブーンに圧勝している。アスハムはボクシングでゲインをKOできるほど強いのだが、キッズは彼のパンチを顔面で受け止めて押し返し、拳銃を向けられても物ともせず叩きのめした。
漫画版では、かつてセント・レーガンの諜報部を率いており、ゲイン・ビジョウと深い因縁がある。また冷酷な一面が強調されており、シンシアの事も利用価値のある道具程度にしか思っていなかった。最期はオーバーデビルに取り込まれたシンシアを懐柔しようとするが拒絶され、巨大な氷塊に押し潰されて死亡する。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Z
- 初登場作品。担当声優の佐々木誠二氏は今作でSRW初出演。概ね原作通りの役回りで、通常・ザフトの両ルートで一度だけ戦う機会がある。非常に強いがイベントで撤退(と言うか消滅)するので倒す必要はない。だが、ブルーストーンを1000も持っているので出来れば取り逃さない様にしたい所。
- 最期は原作と違いオーバーデビルに取り込まれて退場する。その後の音沙汰は無い為、恐らく死亡したと思われる。
- 余談だが、アスハムを返り討ちにしてボコボコにするシーンの打撃SEが凄い事になっていたりする。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦K
- 今回はオーバーデビルから部隊に救出される。その後、銀河シベリア鉄道を築き上げると言った。ちなみにアナ姫達が作ったマフラーを貰い大喜びする、なおゲイナー達のエクソダスを正式に認めた。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊スキル[編集 | ソースを編集]
- Z
- オーバーセンスL3、底力L9、気力+(ダメージ)、サイズ差補正無視、指揮官L3、強運
- シベ鉄総裁だけあって習得している技能も粒揃い。 オーバーセンスは低く、強運も死に技能なものの、後述の隊長効果がそれを補って余りある。
隊長効果[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
- シンシア・レーン
- 娘のように可愛がる。
- 一方漫画版では彼女を道具としてしか見なしておらず、最終的には彼女に殺害される。
- カシマル・バーレ
- 部下。
- ゲイン・ビジョウ
- 漫画版では因縁の相手。
- アスハム・ブーン
- 彼が密かにオーバーデビルの力を狙っていたことには最初から気付いており、個人的な興味から利用される振りをして泳がせていた。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「う~ん、言うじゃないか。だがな、我が列車の走行は誰にも止めさせん」
「列車という物はな、走ってこそ列車だ。止まるのは駅と車庫だけだ」 - 第7話より。チェルノボーグ走行の邪魔になる毛長象の群れを砲撃で排除し、それをアスハムに皮肉られて。
- 「列車という物はダイヤ通りに走らせる物だ。時間を正確に守る物だ!」
- 同じく第7話。ゲイナー達の「チェルノボーグにかけたワイヤーでヤーパンの天井を引っ張って起こす」という作戦により、列車が止まった事に激怒して。
- 上記の台詞と併せ、列車の正確な運行にこだわる彼のポリシーがよく分かる。
- 「エクソダスをされたら、我がシベリア鉄道の客が少なくなるのだぞ!それでは商売にならん!貴様らに給料も払えなくなる!そういった事を考えて対処せい!!」
- 同上。給料を引き合いに出し、ケジナンとエンゲに発破をかける。
- 「運転の邪魔だ!ドゴッゾをどけろー!!」
- 同上。事態が好転しない事に業を煮やし、チェルノボーグを爆走させるという暴挙に出る。結果、振動でケジナン達は振り落とされてしまうのだった。
- 「行けえぇぇぇぇぇ~~~!!!」
- 尚も暴走は止まらず、起き上がったヤーパンの天井を今度は反対側に引っ張って倒そうとするが、パンサー隊が列車のワイヤーを外した事で未然に防がれた。
- 「愚かな『ヤーパンの天井』の者共よ!これより『アガトの結晶』で制裁を加える!覚悟せい!」
「くらえ!アガト・グラビティィィッ!!」 - 第22話より、「アガトの結晶」の力でヤーパンの天井へ攻撃を加える。
- …何やら大袈裟な技名を叫んでいるが、実際はアガトの結晶でヤーパンの天井を押し潰しているだけであり、ゲインにも突っ込まれた。
- Zでも使う予定があったのか、没音声として収録されている。
- 「アァァスハムサンドにしてくれるわあぁぁぁぁぁっ!!」
- 同じく第22話より。拳銃を持って襲い掛かったアスハムを素手で返り討ちにした際の台詞。それまで単なる権力者といった風体であったため、アスハムや視聴者を驚かせた。
- 「身の程を知れ、若造」
「拳銃の使い所も分かってない男が、私に挑もうなど…思い上がりも!甚だしいぃぃぃ~~っ!!」
「…虫けらには興味が失せたわ。今ここでさっさと死ねっ!」 - 続いてアスハムを足蹴にし、容赦なくトドメを刺そうとする。上記のエキセントリックな言動から一転、キッズの冷酷非情な一面が垣間見える台詞である。
- 「オーバーデビルは私の物だ!他の誰にも触らせるものかよ!」
- 第24話より、ゲイナー達とオーバーデビルとの戦いの最中に姿を現して。ここに来てシンシアを救う事よりも自身の野望が勝ってしまったのか、本音がダダ漏れである。
- 「私を受け入れておくれ」
「私はオーバーデビルの真なる力を得て、この世を清らかに清潔なものにしたいのだ!」
「その為には、その為には体の半分も惜しくはない!」 - 同上。ドミネーターからオーバーデビルに呼びかけるが…。このシーンのドミネーターにはキッズの顔が浮かび上がっており、かなり不気味。
- 原作では拒絶されたが、『Z』ではそのまま取り込まれて退場してしまう。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「恐竜の化け物どもに吠え面をかかせてやる!」
- Kにて言った台詞で、ディガルド武国に対して切り札としてオーバーデビルを起動させる。
- 「銀河シベリア鉄道の開通だ!」
- Kにて言った台詞。最初は現実逃避で言ったセリフだったが、オーバーデビルに飲み込まれた後にその中から宇宙を見ることに。すぐに自軍に救出されるのだが…。
- 「オーバーデビルを使って世界をこの手に収める野望は潰えたが…」
「私には新たな夢ができた。絵空事ではなく、いつか必ず銀河シベリア鉄道を開通させてやる…!」 - で、自軍に救出された際の台詞。無茶苦茶嬉しそうである。