「魔動王グランゾート」の版間の差分
(→楽曲) |
(→楽曲) |
||
206行目: | 206行目: | ||
: | : | ||
:;「ホロレチュチュパレロ」 | :;「ホロレチュチュパレロ」 | ||
+ | :『最後のマジカル大戦』でも使用された。 | ||
: | : | ||
+ | :;「僕の過去から僕の未来へ」 | ||
+ | :『冒険編』第1話のED。 | ||
+ | : | ||
+ | :;「だから正義は勝つ!」 | ||
+ | :『冒険編』第2話のED。 | ||
;劇中BGM | ;劇中BGM | ||
: | : |
2021年3月28日 (日) 17:30時点における版
魔動王グランゾート | |
---|---|
読み | マドーキンググランゾート |
外国語表記 | MADÖ KING GRANZÖRT |
原作 |
矢立肇 広井王子 |
総監督 | 井内秀治 |
キャラクターデザイン |
芦田豊雄 スタジオ・ライブ |
メカニックデザイン | 大河原邦男 |
音楽 | 田中公平 |
制作 |
サンライズ レッドカンパニー(現:レッド・エンタテインメント、企画協力) |
放送局 | 日本テレビ系 |
放送期間 |
1989年4月7日 - 1990年3月2日 |
話数 | 全41話 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦DD |
『魔動王グランゾート』はサンライズ制作のテレビアニメ作品。
概要
『魔神英雄伝ワタル』のヒットを受けて、その後番組として制作されたファンタジーロボットアニメ。スタッフィングについては井内監督や芦田氏など『ワタル』からほぼシフトしているメンバーの他、新たにメカニックデザインに大河原邦男氏を迎えている。
「コンピュータゲーム的な異世界冒険活劇」というコンセプトも概ね踏襲されているが、『ワタル』が現代風の世界から異世界へ向かう話であったのに対して本作は未来の月内部に存在する異世界へ向かう話となっており、明確に魔法が存在するといった点でも差別化が図られている。
また、主要メンバーが3人の少年になった点などは後番組である『魔神英雄伝ワタル2』に受け継がれるなど、お互いに影響が見られる。
原作者である広井王子氏によるノベライズ版が出ている他、続編OVAとして『最後のマジカル大戦』『冒険編』も制作された。
ストーリー
西暦2050年、月面で謎の地殻変動が発生し、地球と同様の大気と重力が発生した。様々な学者達が研究を進めると同時に月は移住者たちにより一大観光地化されていった。
そして西暦2100年。商店街の福引で月旅行を当て、単身やってきた小学5年生の遥大地は、月面で噂になっているウサギ人間こと「耳長族」の少女グリグリと出会う。彼女とその祖母V-メイとの出会いから邪動族との戦いに巻き込まれた大地は魔動戦士に選ばれ、魔動王グランゾートを召喚し、共に戦う仲間を集めながら邪動族に支配された月の裏側の世界「ラビルーナ」を救うためひと夏の冒険に出かける。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
主要人物
- 遥大地
- 本作の主人公。炎と地の魔動戦士。
- ガス山本[1]
- 月面で武者修行をしていた少年。風の魔動戦士。
- ラビ
- 月面で暮らしていた耳長族の一種「高耳族」の少年。水の魔動戦士。
- グリグリ
- 本作のヒロインでマスコットキャラ。V-メイの孫娘。
- V-メイ
- グリグリの祖母で耳長族の大魔法使いのひとり。
- ハピ
- グリグリのペット。
邪動帝国
- アグラマント
- ラビルーナの完全制圧を目論む邪動族の老司祭。
- シャマン
- 三邪動士の一人。過去の英雄の遺物より疑似邪動戦士を生み出す。
- ナブー
- 三邪動士の一人。見かけに反してインテリ。土人形から疑似邪動戦士を生み出す。
- エヌマ
- 三邪動士の紅一点。邪道力で調合した変身スープを動物に飲ませ疑似邪動戦士を生み出す。
- ドクター・バイブル
- 邪動族に協力するマッドサイエンティスト。
- ガラパチーノ
- ナブー配下の疑似邪動戦士。
- ポセ
- シャマン配下の疑似邪動戦士。
- 邪動兵
- 邪動族の量産ロボット兵。
その他
- 黒武者
- 物語後半から登場する賞金稼ぎ。邪動族に協力する。
- V-イマック
- 耳長族の大魔法使いのひとり。竜巻を操る。
- ニジンスキー・スカラバカヤ
- 耳長族を研究する学者。
- ジュエル
- ラビの知り合いの宝石商。SRWでは名前のみ登場。
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
魔動王
- グランゾート
- 炎と地を司る魔動王。
- スーパーグランゾート
- グランゾートがパワーアップした姿。
- ウインザート
- 風の魔動王。
- スーパーウインザート
- ウインザートがパワーアップした姿。
- アクアビート
- 水の魔動王。
- スーパーアクアビート
- アクアビートがパワーアップした姿。
邪動帝国のメカ
- ワイバースト
- シャマン専用の邪動王。
- ハービザン
- ナブー専用の邪動王。
- ヒドラム
- エヌマ専用の邪動王。
- ヘルメタル
- 邪動帝国の量産メカ。
- 武者メタル
- 黒武者が操る専用のヘルメタル。
- 暗黒大邪神
- 邪動族が神として崇める存在。
闇の9邪動神
過去の大戦で本来の四肢を失っているため、ドクター・バイブルの手によって新造された四肢を装備して出撃している。なお本体は破壊されてもアグラマントの邪道力により復活する。
- サーベイガー
- 電気を司るサーベルタイガーの邪動神。
- メガロックス
- 幻を司るギガンテウスオオツノジカの邪動神。
- ジャンモス
- 水を司るマンモスの邪動神。
- プテランダー
- 風を司るプテラノドンの邪動神。
- トリプロス
- 地を司るトリケラトプスの邪動神。
- チラノザック
- 重力を司るティラノサウルスの邪動神。
- ユニカイザー
- 操を司るユニコーンの邪動神。
- ケルベーダ
- 光と闇を司るケルベロスの邪動神。
- ミノダロス
- 炎を司るミノタウロスの邪動神。
- ジャンベイガー
- ジャンモスとサーベイガーを合体させた邪動神。
- プテラプロス
- プテランダーとトリプロスを合体させた邪動神。
- メガロザック
- メガロックスとチラノザックを合体させた邪動神。
その他のメカ
- ムーン・ラビット
- V-メイが月面で使用していた五輪車。屋根にウサギ耳が付いている。
用語
- ラビルーナ
- 月の内側に存在する異世界。現在は邪動族に支配されている。月面とは「レーベの道」と「ラウーラの道」としか繋がっていない。
- 内部は創界山同様に複数のエリアに分かれており、エリアごとに気候などが異なる。中心部から順に第1エリア、第2エリア…となり、一番外側は第5エリア。
- 聖地ルナ
- ラビルーナの中心に位置する聖地。現在は邪動族の拠点と化している。
- 柱
- ラビルーナの各エリアを支える存在。邪動族によって封印されているため、魔動戦士たちの目的は各エリアの柱を復活させることにある。
- 耳長族
- 月の先住民族。その名の通りウサギのような耳を持つ(人間と同じ耳も別にある)。複数の種族が存在し、姿も人間型とは限らない。その多くはラビルーナへ移住した。
- 邪動族
- かつて月から異次元空間へ追放された種族の末裔。本来は耳長族同様に長い耳を持っていたが、切り落としたため見た目は普通の人間と変わらない。
- 追放先の異次元空間に邪動帝国を築き上げ、皇帝カノープスを頂点に全宇宙の支配を目論んでいる。
- 魔動力(マドーりき)
- 耳長族が使う魔法。自然のエネルギーを利用する。
- 邪動力(ジャドーりき)
- 邪動族が使う魔法。
- 魔動王(マドーキング)
- 耳長族が作り出した魔動力で動く巨大ロボット。召喚したり乗り込むためには複雑な条件が必要になる。フェイスモードと呼ばれる巨大な顔から変形するのが特徴。
- 魔動器
- 魔動王の召喚に用いられる機械。「魔動銃」「魔動弓」「魔動独楽」の3つがある。当初は立体パズルのようになっていたが、大地によって組み立てられ、V-メイが煮ることで完成した。
- 魔動石
- 各魔動王の象徴である額の巨大な宝石。V-メイが所有しており、復活と共にその額に納まっていった。これがセットされることで魔動王の内部モニターが開く演出がある。グランゾートのものが「グランドストーン(青)」ウインザートのものが「ウインドストーン(赤)」アクアビートのものが「アクアストーン(緑)」。
- 邪動王(ジャドーキング)
- Dr.バイブルが開発した自己再生機能を持つ金属バイメタルで造られたメカ。フェイスモードに加え、ビーストモードへ三段変形する。
- マジカル大戦
- 耳長族と邪動族との間で幾度も行われてきた魔法戦争。
楽曲
- オープニングテーマ
-
- 「光の戦士たち」
- TVシリーズ終了後に展開されたOVAシリーズでも一貫して使用された。
- エンディングテーマ
-
- 「ホロレチュチュパレロ」
- 『最後のマジカル大戦』でも使用された。
-
- 「僕の過去から僕の未来へ」
- 『冒険編』第1話のED。
-
- 「だから正義は勝つ!」
- 『冒険編』第2話のED。
- 劇中BGM
-
- 「冒険旅行」
- 大地が所有するオルゴールの曲。ラビルーナでは子守唄として伝わっており、地球人と耳長族の繋がりを示唆する作中でも重要な曲となっている。
- 『DD』のイベントシーンでは冒頭部分によく似たオリジナル曲を流して再現している。
登場作と扱われ方
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 初参戦作品。ワールド6の構成作品として追加参戦。
余談
- 前作『ワタル』に続き、本作に登場するロボットも『プラクション』ブランドで発売されていた(本作のプラクションに限定しての呼称は『魔動(まどう)コレクション』)。
- 定価は前作よりアップしたが、商品点数は減っている。
商品情報
Blu-ray
楽曲関連
レンタルビデオ・動画配信
サイト名 | 取扱いの有無 | 備考 |
---|---|---|
TSUTAYA宅配レンタル | 〇 | OVAも可 |
DMM | 〇 | OVAも可 |
ゲオ宅配レンタル | 〇 | OVAも可 |
サイト名 | 取扱いの有無 | 備考 |
---|---|---|
TSUTAYA TV | × | |
DMM動画 | ○ | 第一話無料・OVAも可 |
バンダイチャンネル | 〇 | 見放題期間あり・OVAも可 |
GYAO!ストア | 〇 | 第一話無料・OVAも可 |
東映アニメオンデマンド | × | |
ユーネクスト | × | |
ビデオマーケット | ○ | OVAも可 |
フジテレビオンデマンド | × | |
Amazonプライムビデオ | 〇 | OVAも可 |
dアニメストア | × | |
ビデックス | × | |
hulu | 〇 |
リンク
脚注
- ↑ 放送当時は単に「ガス」と表記されていたが、現在は続編にのっとった「ガス山本」が公式表記となっている。