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:2018年3月27日をもって、Wiiポイントの登録が終了したため現在は(上記のVCも含めて)実質購入は不可能となっている。 | :2018年3月27日をもって、Wiiポイントの登録が終了したため現在は(上記のVCも含めて)実質購入は不可能となっている。 | ||
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:2012年12月8日発売。液晶ディスプレイを搭載したワイヤレスコントローラを採用し、TVとの2画面で、あるいはコントローラの画面のみのプレイが可能であるのが最大の特徴。かねてより任天堂が目指していた「テレビを必要としない据置機」というコンセプトとなった(この思想は後述のNintendo Switchにも引き継がれる)。 | :2012年12月8日発売。液晶ディスプレイを搭載したワイヤレスコントローラを採用し、TVとの2画面で、あるいはコントローラの画面のみのプレイが可能であるのが最大の特徴。かねてより任天堂が目指していた「テレビを必要としない据置機」というコンセプトとなった(この思想は後述のNintendo Switchにも引き継がれる)。 | ||
:また、任天堂のゲーム機としては初めてHD映像出力に対応している。単純な処理性能は他社の同世代機と前世代機の間(PS3とPS4、Xbox360とXbox ONEの間)程度のスペックだが、ゲーム用に必要とされるグラフィック処理面では同世代機と遜色ないレベルでのAPI等に対応している(特にマイクロソフト社のDirectX)。Wiiとの後方互換を持っているが、プレイにはWiiリモコンおよびセンサーバーが別途必要。また、ゲームキューブとの互換が廃止された。 | :また、任天堂のゲーム機としては初めてHD映像出力に対応している。単純な処理性能は他社の同世代機と前世代機の間(PS3とPS4、Xbox360とXbox ONEの間)程度のスペックだが、ゲーム用に必要とされるグラフィック処理面では同世代機と遜色ないレベルでのAPI等に対応している(特にマイクロソフト社のDirectX)。Wiiとの後方互換を持っているが、プレイにはWiiリモコンおよびセンサーバーが別途必要。また、ゲームキューブとの互換が廃止された。 | ||
:2017年1月に国内における生産終了を発表。任天堂のコンシューマゲーム事業は後述のNintendo Switchへと移行され、バーチャルボーイ以来となるスパロボシリーズタイトルがリリースされない任天堂製ゲーム機となった<ref>先述の通り、Wiiとの後方互換により『[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]』をプレイすることは可能。</ref>。 | :2017年1月に国内における生産終了を発表。任天堂のコンシューマゲーム事業は後述のNintendo Switchへと移行され、バーチャルボーイ以来となるスパロボシリーズタイトルがリリースされない任天堂製ゲーム機となった<ref>先述の通り、Wiiとの後方互換により『[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]』をプレイすることは可能。</ref>。 | ||
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2018年10月16日 (火) 11:52時点における版
Wiiは、2006年12月2日に任天堂が発売した家庭用ゲーム機。
概要
第6世代ハードである『ニンテンドーゲームキューブ(以下、GC)』の次世代機種として開発された。公式に次世代機種として宣伝されたわけではないが(ただし、CPUに「GC2」の文字が有る)、GCとの後方互換性を持つ。ただし、GC用ソフトをプレイするには、GC用コントローラーとGC用メモリーカードが別途必要。発表当初は「レボリューション」のコードネームで呼ばれ、専用のロゴまで用意されていた。
最大の特徴は「Wiiリモコン」と呼ばれる片手で操作できるゲームコントローラーを採用したことにある。公式アナウンスでは「家族の誰もが楽しめる」コンセプトで開発、その結果Wiiリモコンが誕生した。また、複雑化しつつあるゲームの有り方に疑問を呈し、一般大衆が分からない部分を極限まで排除し、画面コンソロールを強化した。家庭内のインターネット普及に伴い、無線LAN機能を搭載してインターネット接続に対応している(有線接続には別売りの専用アダプタが必要)。それにより、「Wiiチャンネル」と呼ばれる通信機能による対戦ゲームや、ファミコンやスーパーファミコン等の旧来ハードのゲームをダウンロード購入することが可能となった。
また、同じ任天堂製のゲーム機である「ニンテンドーDS」との相互機能も有する。
ハードの性能としては前世代のXBOXと同程度で、同世代機のPS3・XBOX 360に劣り、HDDも搭載しておらず、HD画質での出力にも対応していないが、そのお陰で消費電力は17ワット程度であり堅牢性も優れている。低価格化と、任天堂が掲げる「万人受け(全ての人が受け入れられる)」するゲームや『Wii Fit』等の周辺機器、それに対するCM効果により全世界1億台以上の爆発的な売り上げを記録。1億5000万台を売り上げたニンテンドーDSと併せて、トップシェアゲーム機として君臨することとなった。
一方で上述のハードコンセプトを打ち出した結果、コアユーザー向けタイトルが不足(スパロボシリーズにおいても同様で、本ハードでリリースされたのは『スーパーロボット大戦NEO』一作のみ)、『NINTENDO64』より続くサードパーティ不振も解消できたとは言い難く、2010年を境にリリースタイトルを大幅に減少させて行く事となった。
2013年10月22日に生産終了。後継機である『Wii U』へと移行された。
機能
- Wiiリモコン
- 3軸の加速度センサーが内蔵された小型リモコン型のコントローラーであり、十字キーと複数のボタンで構成されている。Wiiの象徴とも言える特徴的なコントロールデバイスであり、リモコンを直接動かすことによる直感的な操作を可能とした。基本的な画面操作はマウス操作にほぼ近い。
- コントロールスティックと2つのボタン、3軸加速度センサーが付いた拡張コントローラー「ヌンチャク」と組み合わせる事でより独特な操作が可能となる。
- なお、後述のバーチャルコンソールなどのプレイ用に従来のコントローラーと同じボタン操作が出来る「クラシックコントローラ」も用意されているが、Wiiリモコンを横持ちすると従来の様なコントローラ操作ができるタイトルもある。
- ジャイロセンサーを内蔵した周辺機器「Wiiモーションプラス」を装着すれば、より精密なリモコン操作が可能。
- Wiiリモコンプラス
- 前述のWiiリモコンにWiiモーションプラスの機能を内蔵したもので、2010年11月11日以降に発売されたWii本体のパッケージには、これが標準装備されている。
- 記憶媒体
- フラッシュメモリ(512MB)が内蔵されている。外部記憶媒体としてSDカード(SDHCまで)が対応しており、DLしたゲームソフトなどを最大32GBまで保存もできるが、起動時はソフトの容量に対応できる空きメモリの確保が必要となる。このため、ソフトを購入する際は常に本体の空きメモリを計算して購入する必要がある。なお、GCソフトのセーブデータ記録にはGC用メモリーカードが別途必要。
- バーチャルコンソール(VC)
- 過去に発売されたゲーム作品を有料ダウンロードすることでプレイすることが可能なサービス。任天堂ハードが多いが、セガ・NECのPCエンジン等の他社ハードのものもある。国内34社、国外2社がこれに参加している。一台のハードで複数の異なるゲーム機が遊べるのは、家庭用ゲームでもWiiが初。いわゆるコンシューマー機においては精度の高いエミュレータが使われているとみられる。スパロボシリーズも過去に複数の作品が発売されているが、多数の会社の版権が絡むため現在のところ未配信である。なおダウンロードに際しては、Wiiポイントと呼ばれる専用の電子マネーを事前購入して、そこから支払うという形となる。
- Wiiウェア
- ダウンロード専売のWii用新作ソフトを扱うサービス。体験版が無料でダウンロードできることもある。
- 2018年3月27日をもって、Wiiポイントの登録が終了したため現在は(上記のVCも含めて)実質購入は不可能となっている。
Wiiと互換性を持つ後継機
- Wii U
- 2012年12月8日発売。液晶ディスプレイを搭載したワイヤレスコントローラを採用し、TVとの2画面で、あるいはコントローラの画面のみのプレイが可能であるのが最大の特徴。かねてより任天堂が目指していた「テレビを必要としない据置機」というコンセプトとなった(この思想は後述のNintendo Switchにも引き継がれる)。
- また、任天堂のゲーム機としては初めてHD映像出力に対応している。単純な処理性能は他社の同世代機と前世代機の間(PS3とPS4、Xbox360とXbox ONEの間)程度のスペックだが、ゲーム用に必要とされるグラフィック処理面では同世代機と遜色ないレベルでのAPI等に対応している(特にマイクロソフト社のDirectX)。Wiiとの後方互換を持っているが、プレイにはWiiリモコンおよびセンサーバーが別途必要。また、ゲームキューブとの互換が廃止された。
- 2017年1月に国内における生産終了を発表。任天堂のコンシューマゲーム事業は後述のNintendo Switchへと移行され、バーチャルボーイ以来となるスパロボシリーズタイトルがリリースされない任天堂製ゲーム機となった[1]。
補足
GCと互換性を持つ為、『スーパーロボット大戦GC』もプレイ可能。ただし、ゲームボーイプレーヤーは接続不可能な為、GBAのスパロボシリーズはWiiではプレイできない。