「チート」の版間の差分
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一言で言ってしまえば「イカサマ」「インチキ」である。ゲームにおいてはデータやプログラムを改造することによって、自分の有利なようにゲームを進める事を指す。不正をされているので制作者側は快く思っておらず、制作者側がチートツールを販売する業者を訴えるケースがたびたび起きている。しかし、難易度が不合理なまでに高くてクソゲー扱いされていたゲームが、チートによって難易度が下がった事によって再評価されるということもある。 | 一言で言ってしまえば「イカサマ」「インチキ」である。ゲームにおいてはデータやプログラムを改造することによって、自分の有利なようにゲームを進める事を指す。不正をされているので制作者側は快く思っておらず、制作者側がチートツールを販売する業者を訴えるケースがたびたび起きている。しかし、難易度が不合理なまでに高くてクソゲー扱いされていたゲームが、チートによって難易度が下がった事によって再評価されるということもある。 | ||
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他にもチート行為をスタッフが見越してか、プレイヤーのチートの使用を見抜くようなメッセージを用意しているケースもあれば、開発者からの秘密のメッセージ(開発秘話や過激なものでは暴露)が隠されていたゲームもある。 | 他にもチート行為をスタッフが見越してか、プレイヤーのチートの使用を見抜くようなメッセージを用意しているケースもあれば、開発者からの秘密のメッセージ(開発秘話や過激なものでは暴露)が隠されていたゲームもある。 | ||
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インターネットスラングとして、上記のような改造を行っていないにも関わらずゲームバランスを崩しかねないステータスが与えられているキャラ等に対して、'''チートしているかの如く反則的に強い'''という意味で「チート」と呼ぶことがある。また、ゲーム以外のメディア作品においても、作中において他の追随を許さないほどの圧倒的能力の持ち主などに、「チート」の呼称が用いられる。 | インターネットスラングとして、上記のような改造を行っていないにも関わらずゲームバランスを崩しかねないステータスが与えられているキャラ等に対して、'''チートしているかの如く反則的に強い'''という意味で「チート」と呼ぶことがある。また、ゲーム以外のメディア作品においても、作中において他の追随を許さないほどの圧倒的能力の持ち主などに、「チート」の呼称が用いられる。 | ||
2016年11月8日 (火) 07:01時点における版
一言で言ってしまえば「イカサマ」「インチキ」である。ゲームにおいてはデータやプログラムを改造することによって、自分の有利なようにゲームを進める事を指す。不正をされているので制作者側は快く思っておらず、制作者側がチートツールを販売する業者を訴えるケースがたびたび起きている。しかし、難易度が不合理なまでに高くてクソゲー扱いされていたゲームが、チートによって難易度が下がった事によって再評価されるということもある。
お金を払って手に入れたゲームなのだから、どのようにプレイしようが自由という言い訳も成り立つ。しかしユーザー1人で完結しているオフラインならともかく、オンラインにおけるチート行為は多数の人間に迷惑をかけるので、オンラインゲームではチートは禁忌とされ、多くの場合規約で禁止されている。発覚するとアカウントの削除とゲーム追放という処分が下されることもある。なおスパロボにおいては『スーパーロボット大戦XO』『スパロボ学園』がオンライン接続要素を持つ。
本来のプログラムにはない行動をさせているので、時としてフリーズし、最悪の場合にはゲームデータが消えてしまう事も有り得る。チートを行う場合は、そのあたりを覚悟した上であくまで自己責任によって行うべきなのは言うまでもない。
また、チートしてくるのはユーザーだけではなく、脱衣麻雀ゲームのようにプログラム側がいかさまをするケースもある。
他にもチート行為をスタッフが見越してか、プレイヤーのチートの使用を見抜くようなメッセージを用意しているケースもあれば、開発者からの秘密のメッセージ(開発秘話や過激なものでは暴露)が隠されていたゲームもある。
俗称としてのチート
インターネットスラングとして、上記のような改造を行っていないにも関わらずゲームバランスを崩しかねないステータスが与えられているキャラ等に対して、チートしているかの如く反則的に強いという意味で「チート」と呼ぶことがある。また、ゲーム以外のメディア作品においても、作中において他の追随を許さないほどの圧倒的能力の持ち主などに、「チート」の呼称が用いられる。
スパロボにおいても、能力値が反則的に高い味方ユニットは、プレイヤーから公式チートと言う愛称で呼ばれる事がある(代表的なユニットはネオ・グランゾン、イデオン、天のゼオライマー(グレートゼオライマー)、ディス・アストラナガン、ヤルダバオト、ヴァルザカード等)。
スパロボにおけるチート
改造内容は武器の装弾数の無限化や無限行動、絶対命中や絶対回避など多岐に渡るが、楽にプレーが出来て、なおかつゲーム性も損なわないという事で資金無制限、PPの概念がある作品ではPP無制限という改造を施すケースが多い。全滅プレイという手間暇をかける必要も無く、資金をかけて改造をする事自体はルール違反ではないからである。ただし、資金・能力増強のチートをした場合には幸運・強運といった技能が死に技能化する。
しかし、最近のスパロボではチートの事を考えているように見られる節がある。というのも、序盤の段階ではインターミッションで強化しても、次のシナリオでは前回は全く関係ない場所に飛ばされ、再度、新規のメカで真っ新な状態で苦闘させられる事が多い(もちろん終盤には全機体が集結してくるわけだが)。また、標的を捕獲するのが勝利条件となるシナリオの場合、通常にプレイしている状態では資金が有限なため、ユニットの強化にばらつきが生じており、強化されていないユニットに削らせることによって、ダメージを調節する事ができるが、資金・PP無制限の状態でプレイしている場合には、全機体が最大限まで強化されている傾向にあるので手加減することができずに標的を撃破してしまってゲームオーバー。最悪の場合、詰まってしまって一からやり直す羽目になる(このため、てかげんを持つキャラクターが大変重要になってくる)。
- スーパーロボット大戦Z
- 14話「集う異邦人たち」ではランドorセツコが最初、敵側に回る。初期配置のプレイヤーユニットであるフリーデン隊はまったく改造されていないのに対し、主人公側メカは途中で寝返る都合、プレーヤー時の改造が反映されているので、極限まで改造されている場合には撃破してアイテム無限複製を狙うどころか生き残るのも至難という状況になってしまう。3ターンで寝返ってくれるのが救いといったところ。
- 太平洋ルート・16話「交差する決意」では最初の勝利条件が「月光号のHPを10%以下にするというもので、てかげんを持つキャラクターがいない状況なので、下手に強化してしまうと、ここでも詰んでしまう…わけではなく、3ターンで勝手にイベントが進行する。むしろ、月光号のHPを削る事にメリットは全くない。
公式チート
- グランゾン
- チカのセリフから。魔装機神IIから公式にされたが、この作品ではチートかというと…。だが、この作品では本当に…
- ブローウェルカスタム
- 初登場のスーパーロボット大戦EXでは原型機のブローウェルが本当にここまで強くなるかというチートな改造だった。
その他
チートにはパラメータを弄る他にも内部データにある没データの発見という使い方もある。没データなので当然本編には採用されておらず、攻略には何の影響も無いが、そのゲームを愛好するプレイヤーにとっては、有意義な情報となる。当wikiにおいても、チートによって発見されたであろう没データの事例が、いくつも記載されている。 例としては、GBAのOG2のアルトアイゼン・ナハトや、OGsのダイゼンガー(内蔵兵器復活版)の様に実用可能な没データがネット上で話題となる事がある。