「ヒューギ・ゼラバイア」の版間の差分
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システムに取り込まれて以後は復讐の鬼と化していたが、ゼラバイアにリィルを感知すると停止するようプログラムを組み込むなど完全に心を失ってはいなかった。 | システムに取り込まれて以後は復讐の鬼と化していたが、ゼラバイアにリィルを感知すると停止するようプログラムを組み込むなど完全に心を失ってはいなかった。 | ||
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2016年5月26日 (木) 18:14時点における版
ヒューギ・ゼラバイア(Hugi Zerabia)
ゼラバイアの指導者。続編で姿を現した。ジェノサイドロンシステムが暴走した際に死亡したかと思われていたが、自身をシステムに組み込むことで生き延びていた。
サンドマンの義理の兄であったが、惑星ランビアスを救う手段をめぐって対立、妹であるルフィーラの死を切っ掛けとして彼を憎み、ついにはジェノサイドロンシステムとグラン∑が激突しランビアスとセリアス双方の惑星が滅びる結果となってしまった。
最終決戦ではゴーマ中枢にてサンドマンとの生身の決闘に挑む。ルフィーラをけしかけて油断させ重傷を負わせる卑怯な手で彼を追い詰めるが、アンドロイドであるはずの彼女が二人の決闘に割って入り、その動揺の隙をつかれて倒される。この機にいたってようやくジェノサイドロンシステムと憎しみから解放され、サンドマンに別れを告げてルフィーラと共に炎に消えた。
システムに取り込まれて以後は復讐の鬼と化していたが、ゼラバイアにリィルを感知すると停止するようプログラムを組み込むなど完全に心を失ってはいなかった。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- スカルムーン連合の一人として登場。原作と異なりゼラヴィオンに搭乗して決着を付けることとなる。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
格闘・技量・防御に優れ、ゼラヴィオンの性能と合わせて相当しぶとい。しかも成長タイプが「万能型・大器晩成」に設定されている上出て来るのが終盤(=敵も高レベル)なので、各能力が恐ろしい事になっている。能力自体は同じステージに出て来るボス格では最低なのだが、機体性能と特殊技能がそれを補って余りある。
特殊技能
- Z
- 底力L9、気力+(ダメージ)、再攻撃、見切り、カウンターL9、気力限界突破
- 恐ろしいほどに攻撃一辺倒。高い技量と見切り、底力にものを言わせてクリティカルで攻めて来る上、大抵のパイロットには再攻撃までかまして来る。
精神コマンド
隊長能力
- 命中率+10%、反撃時の攻撃力+20%
- 味方フェイズではこれが猛威を振るう。迂闊に手番を渡すと手痛い攻撃が来るが、一気に叩くにはこれが怖い。
人間関係
- クライン・サンドマン
- 義弟。ルフィーラを死なせたため、彼を激しく憎む。
- ルフィーラ・ゼラバイア
- 妹。故人であるため彼女を象ったアンドロイドが傍にいる。
- リィル・ゼラバイア
- 姪であり最愛の妹の忘れ形見。彼女に対する情が勝敗を決する決め手となった。
他作品との人間関係
- ガガーン
- Zでのスカルムーン連合の同盟相手。出会った経緯は不明だが、連合参加前に彼と出会っており、彼に招かれて、スカルムーン連合に加わる。ヒューギとガガーンとブッチャー、地球殲滅を目的とする3人が揃ったことで、地球侵略を目的とする一派との亀裂が決定的となった。
- キラー・ザ・ブッチャー
- Zでのスカルムーン連合の同盟相手。ガガーン同様に仲はさほど悪くはないが、彼にルフィーラを小馬鹿にされた時には静かに怒りの表情を見せていた。地球にきた目的を50字以内で説明せよといわれて、律儀に46字で周りくどく説明してみせた。
- テラル、ゼオ・ガットラー、ローザ・アフロディア、ベガ大王
- Zでのスカルムーン連合の同盟相手。彼らからはブッチャーやガガーン同様に危険な存在として危険視されている。
- ジーラ
- Zではリーツの処刑を「余興」と称し、彼女をも惨殺しようとしていた。
スパロボシリーズの名台詞
- 「不完全な生命体に己の愚かさを教え、苦しみ惑う者達に統制と安堵、そして、永遠を与えてやるためだ」
- 『Z』第43話「運命と自由と」のエンドデモより。ブッチャーから「この地球にやって来た理由を50文字以内に述べよ」と振られて。律儀に46文字で返答している辺り、コミカルな場面でないだけに余計笑いを誘う。ちなみにブッチャーは「よくわからんが、とりあえず地球人を滅ぼすってことでOK?」とあっさり解釈した。
- 「リィル! いくらお前の頼みだろうと、それは聞けん! 私はジークと愚かな人類に罰を与えなければならんのだ!」
- 第54話でグランナイツと戦闘した時の台詞。姪であるリィルの説得でさえも耳を貸さなかったが、エィナからは「そんな勝手な事を言う人の方が、ずっと愚かです!」と非難されてしまう。