「如月樹」の版間の差分
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(相違点なし)
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2012年11月1日 (木) 22:04時点における版
如月 樹(Itsuki Kisaragi)
TERRA科学調査部分析局主任。ドーレムが発するD1アリアを中心とした音楽の研究を専門分野とする他、ラーゼフォン及びネリヤ神殿のオーパーツの分析も担当している。自制心が強く、常に明るくふるまっているが、時折その表情には深い絶望や嫉妬が浮かぶ。好きな飲み物はトマトジュースで、趣味で絵も描いている。樹も久遠と同様、綾人を「オリン」と呼ぶ事がある。妹の久遠と豪邸で2人暮らしで、久遠の体調管理も彼が行っている。
遙とは大学の同期で付き合っていた事もあり、『エヴァ』における加持のようなポジション…というのは表面上の設定。実はTOKYO JUPITER内外の時間経過相違の関係で年齢が逆転してしまった、綾人の双子の弟。腹には綾人と全く同じアザがある。かつて17歳だった頃は、彼にも奏者としての資格があったが、ヘレナと同様、ランクBであった為に、完全な資格までは得られなかった。この事に樹は、今でも心の奥底で引きずっている。
一方映画版では上記の設定がほぼすべて消失、「久遠の世話役で遙の元恋人という加持のようなポジション」というだけのキャラになった。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦MX
- ほぼ原作通りの立ち位置。TERRAサイドのアドバイザーとして、ネェル・アーガマに乗船する事も有る。物語終盤ではスパロボ補正により自身の辿る運命が大きく変化。最終的にはムトロポリスの職員として、新たな人生を踏み出した模様である。
人間関係
- 神名綾人
- TV版ではTOKYO JUPITER内外の時間経過相違の関係で年齢が逆転してしまった樹の双子の兄だが、劇場版ではその設定はなくなっている。
- 紫東遙
- 大学の同期で、元・恋人。
- 如月久遠
- 表向きは妹だが、実は遺伝子上の綾人と樹の母親。とはいえ、生まれてからずっと眠っていたために17歳の奏者の資格を持った年齢である。
- 七森小夜子
- 助手。好意を寄せられているが、その気持ちを受け止める事が出来なかった故に、最終的には彼女に刺殺されてしまう。
- 一色真
- 幼い頃からの知り合いだが、仲が良いわけではなく、樹の態度をつれないと言っていた。しかし、実は誰よりも樹の苦悩や絶望、嫉妬を理解しており、彼が双子の兄である綾人を激しく嫌っていたのもそれに起因している。また、樹も真の事は嫌ってまではいなかった様で、結果的とはいえ彼を見捨ててしまった事に苦悩し、絶望のまま死んで逝った彼がヘレナ(バーベム)に嘲られた際には、感情を爆発させている。
- ヘレナ・バーベム
- 幼少時からの知人で同じランクBの奏者候補だったが、その頃から彼女に強い苦手意識を抱いている。
- 弐神譲二
- 原作では特に絡まなかったが、MX終盤では彼とバーベムの接触するタイミングが原作よりも早かった為、結果的に命拾いする事となった。
他作品との人間関係
- ひびき一郎
- MXではライディーンの動力源に着想を得た高出力ジェネレーター「RMUシステム」の開発を彼に依頼していた。物語終盤では弐神と共に『ラ・ムーの星』の在処について彼を問い質し、その真相を知る事となる。
- ひびき洸
- MXのEDでは『ラ・ムーの星』を失い、意気消沈する彼を励ました。
- 赤木リツコ
- MX中盤、NERVの管轄下に置かれる事となったラーゼフォンの引渡し請求を巡り、一触即発状態の彼女とヘレナの仲裁に入る。樹曰く、彼女と自分は「似たもの同士」らしい。報われない愛にジレンマを抱いているという共通点ゆえにか?
スパロボシリーズの名台詞
- 「いい友達がたくさん出来ると思うよ…ライディーンのパイロットも含めてね」
- MX序盤、ネェル・アーガマへの出向が決まり戸惑う綾人へ送った台詞。ラーゼフォンとライディーンの関連性を仄めかせる意味深な発言は、すかさず遙からの追及を招く事になるが、樹は飄々とした態度でこれをかわす。
- 「閉められた扉を開ける最後の方法は一つ。それは、鍵を使う事だよ」
- MX中盤、ビバーチェが発生させた「回廊」から綾人とシンジを救う最終手段として、「ラーゼフォンと共鳴するもう一つの鍵」を使う事を遙へ提示する。