「フルメタル・パニック! シリーズ」の版間の差分
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− | 賀東招二による「月刊ドラゴンマガジン」連載のライトノベルと、それを原作としたアニメシリーズ。幼少期から戦場に身を置き、生き抜いてきた兵士・[[相良宗介]]を[[主人公]] | + | 賀東招二による「月刊ドラゴンマガジン」連載のライトノベルと、それを原作としたアニメシリーズ。幼少期から戦場に身を置き、生き抜いてきた兵士・[[相良宗介]]を[[主人公]]にしたSFミリタリーアクション作品。学園コメディの短編シリーズも発表された。 |
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巨大ロボットモノであるが、携行する銃や航空機・艦船などロボット以外の兵器の大半が現実に存在するマシンで占められており、ロボット自体もヘリ等による輸送が可能な大きさに設定されている。時代設定も伴ってロボット要素を抜けば現実に存在しうる世界観であると思えてしまうのが本作の特徴である。 | 巨大ロボットモノであるが、携行する銃や航空機・艦船などロボット以外の兵器の大半が現実に存在するマシンで占められており、ロボット自体もヘリ等による輸送が可能な大きさに設定されている。時代設定も伴ってロボット要素を抜けば現実に存在しうる世界観であると思えてしまうのが本作の特徴である。 | ||
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[[スーパーロボット大戦シリーズ]]初参戦の『[[スーパーロボット大戦J]]』、2回目の『[[スーパーロボット大戦W]]』ともアニメ版クレジットでの参戦。アニメ版3作目の『TSR』はWに参戦こそしているのだが、戦闘アニメーションは基本的にJの使い回しだったため、『TSR』でメカデザインが変更されたのにも関わらず第一作目のメカデザインで『TSR』のストーリーをなぞる形となっている。 | [[スーパーロボット大戦シリーズ]]初参戦の『[[スーパーロボット大戦J]]』、2回目の『[[スーパーロボット大戦W]]』ともアニメ版クレジットでの参戦。アニメ版3作目の『TSR』はWに参戦こそしているのだが、戦闘アニメーションは基本的にJの使い回しだったため、『TSR』でメカデザインが変更されたのにも関わらず第一作目のメカデザインで『TSR』のストーリーをなぞる形となっている。 | ||
− | + | 本来はシリアスな作品なのだが、『ふもっふ』まで参戦している関係でコメディーを担当することが多いため本編の再現度は低め。シリーズ本筋の謎や[[伏線]]が解き明かされるのはアニメ化されてない後半エピソードであり、さらにJとWはその小説版で種明かしがされる前に開発されているため、両作ではクロスオーバーを駆使して原作とは全く異なる独自の解釈で伏線解消に努めている。 | |
− | 『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | + | 『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]』にて、初参戦のJから約9年の時を経てアニメ3作がついに初の声付きで参戦。据え置き機への参戦も初であり、参戦自体も学園以来の5年ぶりとなる。時獄編では主にアニメのエピソードを再現し、さらに続編『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]』ではファン待望の原作小説版の参戦が実現した。 |
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*作者の賀東招二氏は大のスパロボファンであり、劇中設定も「スパロボ参戦の際に使用しやすいもの」を考えて作られているらしい。ちなみに賀東氏のプレイスタイルは[[量産機]]でクリアするタイプだそうである。 | *作者の賀東招二氏は大のスパロボファンであり、劇中設定も「スパロボ参戦の際に使用しやすいもの」を考えて作られているらしい。ちなみに賀東氏のプレイスタイルは[[量産機]]でクリアするタイプだそうである。 | ||
*フルメタのアニメ化が縁となったのか後に賀東氏は1期の制作会社であるGONZOと『ふもっふ』『TSR』の制作会社である京都アニメーションがそれぞれ制作したアニメ作品にて脚本家として参加するようにもなった(尤も、そのためにフルメタの執筆が遅れたのではないかと指摘された事もあったが)。 | *フルメタのアニメ化が縁となったのか後に賀東氏は1期の制作会社であるGONZOと『ふもっふ』『TSR』の制作会社である京都アニメーションがそれぞれ制作したアニメ作品にて脚本家として参加するようにもなった(尤も、そのためにフルメタの執筆が遅れたのではないかと指摘された事もあったが)。 | ||
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*[http://www.fujimishobo.co.jp/sp/panic/ 富士見書房・特集ページ] | *[http://www.fujimishobo.co.jp/sp/panic/ 富士見書房・特集ページ] |
2016年1月17日 (日) 08:09時点における版
フルメタル・パニックシリーズ(Full Metal Panic Series)
賀東招二による「月刊ドラゴンマガジン」連載のライトノベルと、それを原作としたアニメシリーズ。幼少期から戦場に身を置き、生き抜いてきた兵士・相良宗介を主人公にしたSFミリタリーアクション作品。学園コメディの短編シリーズも発表された。
巨大ロボットモノであるが、携行する銃や航空機・艦船などロボット以外の兵器の大半が現実に存在するマシンで占められており、ロボット自体もヘリ等による輸送が可能な大きさに設定されている。時代設定も伴ってロボット要素を抜けば現実に存在しうる世界観であると思えてしまうのが本作の特徴である。
この世界では、ソ連でペレストロイカを推進したミハイル・ゴルバチョフ書記長が暗殺されている。そのためソ連が崩壊しておらず、アフガン紛争がロボット兵器AS(アーム・スレイブ)の投入により早期に終結したことになっており、未だにソ連を初めとした東側諸国が勢力を持っているだけではなく、冷戦構造はむしろ拡大され、ドイツ、朝鮮半島、ベトナムに継いで中国までもが南北に分断されている(ただし、ドイツは史実通り統合している)。
主人公・相良宗介が所属する傭兵部隊ミスリルは、そんな不安定な国際情勢の中、秩序安定を図る目的で結成された部隊であり、世界各地に姿を現す。
スパロボシリーズにおいて
スーパーロボット大戦シリーズ初参戦の『スーパーロボット大戦J』、2回目の『スーパーロボット大戦W』ともアニメ版クレジットでの参戦。アニメ版3作目の『TSR』はWに参戦こそしているのだが、戦闘アニメーションは基本的にJの使い回しだったため、『TSR』でメカデザインが変更されたのにも関わらず第一作目のメカデザインで『TSR』のストーリーをなぞる形となっている。
本来はシリアスな作品なのだが、『ふもっふ』まで参戦している関係でコメディーを担当することが多いため本編の再現度は低め。シリーズ本筋の謎や伏線が解き明かされるのはアニメ化されてない後半エピソードであり、さらにJとWはその小説版で種明かしがされる前に開発されているため、両作ではクロスオーバーを駆使して原作とは全く異なる独自の解釈で伏線解消に努めている。
『第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇』にて、初参戦のJから約9年の時を経てアニメ3作がついに初の声付きで参戦。据え置き機への参戦も初であり、参戦自体も学園以来の5年ぶりとなる。時獄編では主にアニメのエピソードを再現し、さらに続編『第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇』ではファン待望の原作小説版の参戦が実現した。
シリーズ一覧
長編、短編、外伝はフルメタル・パニック! (原作小説版)を参照。
スピンアウト作品
『フルメタル・パニック! アナザー 5』限定版にはアクションフィギュア「ROBOT魂 ブレイズ・レイヴン二号機」が同梱。また、文庫本のカラーカバーのイラストが通常版とは異なる。
タイトル | 初版発売年月日 |
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フルメタル・パニック! アナザー 1 | 2011年8月20日 |
フルメタル・パニック! アナザー 2 | 2011年12月20日 |
フルメタル・パニック! アナザー 3 | 2012年3月17日 |
フルメタル・パニック! アナザー 4 | 2012年8月17日 |
フルメタル・パニック! アナザー 5 通常版 | 2013年2月20日 |
フルメタル・パニック! アナザー 5 限定版 | 2013年2月6日 |
フルメタル・パニック! アナザー 6 | 2013年9月25日 |
フルメタル・パニック! アナザー 7 | 2014年1月25日 |
フルメタル・パニック! アナザー 8 | 2014年8月25日 |
フルメタル・パニック! アナザー 9 | 2014年11月20日 |
フルメタル・パニック! アナザー 10 | 2014年2月20日 |
テーブルトークRPG
制作は『マクロスF』のノベライズを手がけた小太刀右京氏とファーイースト・アミューズメント・リサーチ社。リプレイシリーズでもある『フルメタル・パニック!アンダカヴァ』も展開される。
なお、『アンダカヴァ』ではプレイヤーに原作イラストレーターである四季童子氏とテレサ・テスタロッサ役の声優であるゆかな氏が参加している。
タイトル | 初版発売年月日 |
---|---|
フルメタル・パニック! RPG | 2014年9月20日 |
フルメタル・パニック! アンダカヴァ 1 | 2014年9月20日 |
アニメ作品
タイトル | 第1話発表日 | 発表形式 |
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フルメタル・パニック! | 2002年1月15日 | CS |
フルメタル・パニック?ふもっふ | 2003年8月 | TV |
フルメタル・パニック! The Second Raid | 2005年7月13日 | CS |
フルメタル・パニック! The Second Raid 特別版OVA わりとヒマな戦隊長の一日 | 2006年5月26日 | OVA |
これらは後に地上波UHF枠とBS11にて2008年から1年をかけて3部作共に放送されている(ただし『TSR』は一部表現に修正が施されている他、最終話のラストシーンがカットされている)。
余談
- 作者の賀東招二氏は大のスパロボファンであり、劇中設定も「スパロボ参戦の際に使用しやすいもの」を考えて作られているらしい。ちなみに賀東氏のプレイスタイルは量産機でクリアするタイプだそうである。
- フルメタのアニメ化が縁となったのか後に賀東氏は1期の制作会社であるGONZOと『ふもっふ』『TSR』の制作会社である京都アニメーションがそれぞれ制作したアニメ作品にて脚本家として参加するようにもなった(尤も、そのためにフルメタの執筆が遅れたのではないかと指摘された事もあったが)。
商品情報