「機動戦士ガンダムAGE」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
細 (忠犬キャット (トーク) による編集を Doradokawakami による直前の版へ差し戻しました) |
細 (「機動戦士ガンダムAGE」を保護しました ([編集=自動承認された利用者のみに許可] (2015年5月28日 (木) 03:12(UTC)で自動的に解除) [移動=自動承認された利用者のみに許可] (2015年5月28日 (木) 03:1) |
(相違点なし)
|
2015年5月21日 (木) 12:12時点における版
- 2011年10月9日 ~ 2012年9月23日(MBS系) 全49話
- PSP用ゲーム『機動戦士ガンダムAGE ユニバースアクセル / コズミックドライブ』 2012年8月30日発売
- 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦BX(2015年)
概要
ガンダムシリーズのファン層が高年齢化の一途を辿る事を危惧した製作側の意向により、低年齢層取り込みのためゲーム会社『レベルファイブ』と大々的なコラボレーションが行われた異色の作品。
全ての始まりを描く『フリット編』とフリットの息子アセムとヴェイガンの一員であるゼハートとの因縁を描いた『アセム編』、アセムの息子キオが主人公の『キオ編』と三世代それぞれの決着を描いた『三世代編』の三部四編構成の物語が特徴。また、レベルファイブが手がけたゲーム作品も発表当初から開発が報じられた。
しかし、監督である山口晋氏は本作がTVシリーズ初経験、構成・脚本である日野晃博氏は元々脚本面ではあまり高い評価を得ていない[1]上、約1クールごとに一世代を描く手法のためか、非常にハイテンポかつ説明不足なまま話が進む上、低年齢層を取り込む狙いがあったとは言え全体的に等身が低く丸い線で描かれたキャラクターは賛否を呼ぶなど、チグハグな印象を視聴者に与えてしまった事は否めず、話題性とは裏腹に人気を得られたとは言い難い微妙な結果で終わってしまった。
ただし、『アセム編』を皮切りにスーパーロボットのような派手なロボットアクションが目立ち始め、大張正巳氏がガンダムシリーズ初参加した他、放送中に発売されたHGプラモデルシリーズが好評であるなど、メカニック関連に関しては高評価を得ており、TVシリーズ次回作となる『ガンダムビルドファイターズ(SRW未参戦)』では本作から多くのスタッフが続投している。
2013年には『アセム編』以降をベースにし、焦点をアセムとゼハートに当てたスペシャルエディションOVA『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』が発売された。
登場人物
アスノ家
- フリット・アスノ
- フリット編の主人公にして、作品通しての重要人物。
- アセム・アスノ
- アセム編の主人公。
- キオ・アスノ
- キオ編以降の主人公。
登場メカ
- ガンダムAGE-1
- フリット編での主役機。
- ガンダムAGE-2
- アセム編での主役機。
- ガンダムAGE-3
- キオ編での主役機。
- ガンダムAGE-FX
- ガンダムAGEの最終進化系。
用語
- AGEシステム
- UE(アンノウン・エネミー)/ ヴェイガン
- 突如、地球圏へと襲来してきた謎の敵勢力。
- フリット編では正体不明であった事から、『UE』の呼称が使われていた。
- その正体は、遥か昔に火星へと入植した人類の末裔。
登場作と扱われ方
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 初登場作品。ゲームスタート時は第3部となるキオ編以降が扱われる様子。
余談
- 動画サイト『ニコニコ動画』の生放送番組である『ニコ生PLANETS』において、スパロボシリーズのうち『L』『UX』のシナリオを手がけた岸本みゆき氏が批判をした事でも有名。詳細はこちら。
- ただし、あまりに苛烈かつ挑発的な物言いであったためか視聴者の反感も買ってしまっており、「AGEが参戦しているスパロボには岸本氏は関わらせないで欲しい」という意見も多く出てしまっている。
- OVAである『MEMORY OF EDEN』もそうだが、小説・漫画と多くの派生作品において大まかな粗筋こそ共通しているものの、描かれている内容の細部が異なっている事が多く別作品のような印象も見せている。
- その意味では本作はマクロスシリーズと同様の手法を持ち込んだ作品であるとも言える。
- ちなみに、初参戦となる『BX』ではノベライズを手がけた小太刀右京氏がシナリオを手がけた『マクロス30 銀河を繋ぐ歌声』と共演する事となった。
脚注
- ↑ 具体例を挙げると氏が直接脚本を描いたゲーム『ローグギャラクシー』は小説家の宮部みゆき氏から痛烈な批判を受けた。