「トワノ・ミカゲ」の版間の差分
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:ヒビキとの戦闘台詞。「あの者達」は[[サイデリアル]]と見て間違いないだろう。では「二つに分かれた魂」とは一体…? | :ヒビキとの戦闘台詞。「あの者達」は[[サイデリアル]]と見て間違いないだろう。では「二つに分かれた魂」とは一体…? | ||
+ | ;「世界の始まりの日、生命の樹の下で……」<BR/>「大いなる生命の樹は星に生きる者、そして星そのものの生命をも司ってきた」<BR/>「二つの種族の争いの中、太陽の翼は覚醒し、生命の樹は受粉する……だが、その花は実を結ばず、枯れていった……」<BR/>「水の交わりが、それを救った……」<BR/>「そして、1万と2000年……2万と4000年前の悲劇がまた起きる時、再び太陽の翼はその身を犠牲にして世界を救った」<BR/>「だけど[[サイデリアル|あの者達]]は諦めなかった……」 | ||
+ | :「わきあがれ、いのち」エンドデモ、私室での独り言。裏を読まず素直に受け取った場合、生命の樹の枯死を食い止めた「水の交わり」とは、己とは異なる何か、より正確には異なる種族、異なる生命体を受け入れる力だと考えることが出来る。 | ||
;(生命の樹が崩壊する時、アポロは世界を救うために私と一つになることを願い、それを私は受け入れた)<br/>(そしてあの者達が、再び自分の望むように世界を作り変えようとした時、私とアポロはさらに深く一つになろうとした…)<BR/>(愛する人と一つになる…私は恍惚と絶頂を感じていた…)<BR/>(だが、気づいたのだ。魂が溶け合うその瞬間、アポロがアポロニアスの生まれ変わりではないことに!)<BR/>(そして、本当のアポロニアスは…) | ;(生命の樹が崩壊する時、アポロは世界を救うために私と一つになることを願い、それを私は受け入れた)<br/>(そしてあの者達が、再び自分の望むように世界を作り変えようとした時、私とアポロはさらに深く一つになろうとした…)<BR/>(愛する人と一つになる…私は恍惚と絶頂を感じていた…)<BR/>(だが、気づいたのだ。魂が溶け合うその瞬間、アポロがアポロニアスの生まれ変わりではないことに!)<BR/>(そして、本当のアポロニアスは…) | ||
:「永遠という幻想」より。これをそのまま受け取ると、ソーラーアクエリオンが人柱となったのは生命の樹の崩壊(初代Zにおける「星に願いを」/「終末の光」クリア時のクダンの限界イベント)の時であり、それ以来帰還せず、[[新世時空震動]]が起きた……ということらしいが、そうだとするならば[[ZEXIS]]で戦ったアポロ達は何だったのだろうか? | :「永遠という幻想」より。これをそのまま受け取ると、ソーラーアクエリオンが人柱となったのは生命の樹の崩壊(初代Zにおける「星に願いを」/「終末の光」クリア時のクダンの限界イベント)の時であり、それ以来帰還せず、[[新世時空震動]]が起きた……ということらしいが、そうだとするならば[[ZEXIS]]で戦ったアポロ達は何だったのだろうか? |
2014年12月11日 (木) 14:35時点における版
トワノ・ミカゲ(Towano Mikage)
- 登場作品:アクエリオンEVOL
- 声優:中村悠一
- 種族:堕天翅
- 性別:男
- 所属:アルテア界
- 搭乗機:ケルビム・ヴェルルゼバ、エンシェントAQ
- キャラクターデザイン:丸藤広貴、倉花千夏(原案)
アルテア界の神官。長らく氷の結晶の中で眠りについていたが「無限拳」の復活に呼応して目覚める。
その正体は、前作に登場した堕天翅族の頭翅の闇の部分の生まれ変わり。1万2千年前の創聖合体の最中、アポロと魂が融け合ったことにより、彼がアポロニアスの転生者ではなかったこと、アポロニアスが誰に転生していたのかを知ってしまい、別人に転生していたアポロニアスがまたしても自分の愛を拒んだことに絶望した結果、切り離された闇の部分だけが転生を果たし、全ての愛を壊すべく行動するようになる。なお、頭翅本人の魂はその事実を受け入れて全うに転生している。
終盤、失恋したゼシカ・ウォンの体に憑依し、復讐のため育て上げたカグラ・デムリやミコノ・スズシロを生贄とした「愛憎の三角関係」というべき、ミカゲのソーラーアクエリオンことエンシェントAQを持って、エレメントらと対峙する。エレメントの「愛」に対し、憎悪を掻き立てるもの、最終的にはアマタ・ソラらエレメント達によってエンシェントAQは倒される。最期はアポロニアスの生まれ変わりである不動ZENとの和解に応じた。
闇の部分の転生体という事もあるのか、頭翅よりも嫉妬深く耽美など女性的な面が目立つ。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 初登場作品。原作における嫉妬深い女性の性格が、スパロボではより強調されている。終盤、原作通り失恋したゼシカの体を乗っ取り、ゼシカ、ミコノ、カグラ、更にはシェリルとランカの5名の組み合せによる愛憎を利用し、エンシェントAQで立ち塞がる。何者かの手引きにより宇宙魔王やハーデス神と対面しているが、彼らが自分の運命を変えるべく行動しているのに対し、ミカゲはそんな素振りすら見せずに愛憎と絶望と己の快楽のため行動しており、味方の正論や説得にも応じないなどタチが悪い。特に女性陣からは嫌われている。
- 最終決戦後は原作とは違い、不動ZENの救いを拒んでおり彼への憎しみは晴れないままとなっている。天獄篇の予告では再登場が確定している上に更なる暗躍が示唆されているが…?
- 中断メッセージにも登場し、中の人が同じなアルトを襲おうとする(別の意味で)。
パイロットステータスの傾向
能力値
ステータスだけならアンチスパイラルに匹敵する強さを持つ強敵。特に格闘・射撃が両方とも高い。
精神コマンド
特殊スキル
- 第3次Z時獄篇
- 超能力L9、底力L3、気力+ボーナス、ガード、マルチターゲット、戦意高揚、精神耐性、2回行動
- どちらかというと耐久型の構成。その割りに底力のレベルが異様に低いあたり、こらえ性がないのだろうか?
固有エースボーナス
- 気力150以上で、自軍フェイズ開始時に「愛」がかかる
- 第3次Z時獄篇でのボーナス。某フラッグファイターのごとくエースボーナスで「愛」が発動するが、彼と違い敵フェイズになる度に何度もかかる。幸い実際に習得することはないが、仮に持っていたらハーデス神を超える恐ろしい敵と化していた。
人間関係
- カグラ・デムリ
- 幼いアマタから魂を分離させ、自らの手駒とする。アポロの前世の一人にして、無邪気な性格を受け継いだ者。
- ジン・ムソウ
- 独断で制裁を加え致命傷を負わせたあげく、彼の死をプロパガンダに利用する。
- アマタ・ソラ
- アポロの前世の一人にして、純粋な性格を受けついだ者。
- ミコノ・スズシロ
- アポロニアスの求婚セリアンの生まれ変わり。
- ゼシカ・ウォン
- 終盤では彼女の体を乗っ取り、アクエリオンを奪うことに成功する。
- 不動ZEN(アポロニアス)
- 前述の事で彼を憎むが、最終的に彼の中で眠る。
他作品との人間関係
- 頭翅
- 彼の闇の部分の転生。
- 渚カヲル
- 時獄篇では彼から嫌悪感を抱かれている。
- ロジャー・スミス
- エンシェントAQで立塞がり得意気になってる所を彼から「黒を纏っているからと言って、驕りが過ぎる」と言われる。
- C.C.
- ミカゲの悪辣さにはC.C.も嫌悪感を隠せず、シェリルとランカの心を復讐に利用する様を彼女から「最低と呼ぶに相応しい男」と評される。
- シェリル・ノーム、ランカ・リー
- 彼女らを誘拐、歌を憎しみの力として歪めてエンシェントAQの力の糧とするが彼女達のアルトへの想いの前に失敗。確かに三角関係ではあるがどちらかを選んだとて彼女達がアルトを憎む筈も無く、自分の物差しで見た事が失策となった。
- 早乙女アルト
- 同じ声の人。時獄篇ではシェリルとランカを利用して「トライアングラー」と卑称している。中断メッセージで彼を手篭めに仕掛けようとした(後述の迷台詞を参照)。
- アムロ・レイ
- 時獄篇宇宙ルートで彼に接触。彼曰く、奴等の鼻を明かすためには彼の力も必要との事。
- キリコ・キュービィー
- 愛を手にしようとして結局手にできなかった者同士。彼から愛に苦しむのなら眠らせてやる、という戦闘前台詞がある。
名台詞
- 「蹂躙合体! GO! アクエリオンッ!」
「嗚呼……! なんて美しく……そして、虚しい……!」 - ソーラーアクエリオンを自分の手にして。スパロボではDVEで収録。
- 「あぁ……私を一度ならず二度までも裏切った男……なのになぜ、貴様の中はこんなにも、暖かい……!?」
- 本編中最後の台詞。ZENの心の光に照らされ、ミカゲはこの言葉と安らぎを得るのだった。
スパロボシリーズの名台詞
- 「どっちかに決めたらどうですか、トライアングラー?」
- 対アルト。所謂声優ネタであるが、彼の立ち位置を皮肉っているようにも聞こえる。
- 「あの者達に魅入られた、愚かな子羊よ…」
「二つに分かれた魂が、引かれあっている…!」 - ヒビキとの戦闘台詞。「あの者達」はサイデリアルと見て間違いないだろう。では「二つに分かれた魂」とは一体…?
- 「世界の始まりの日、生命の樹の下で……」
「大いなる生命の樹は星に生きる者、そして星そのものの生命をも司ってきた」
「二つの種族の争いの中、太陽の翼は覚醒し、生命の樹は受粉する……だが、その花は実を結ばず、枯れていった……」
「水の交わりが、それを救った……」
「そして、1万と2000年……2万と4000年前の悲劇がまた起きる時、再び太陽の翼はその身を犠牲にして世界を救った」
「だけどあの者達は諦めなかった……」 - 「わきあがれ、いのち」エンドデモ、私室での独り言。裏を読まず素直に受け取った場合、生命の樹の枯死を食い止めた「水の交わり」とは、己とは異なる何か、より正確には異なる種族、異なる生命体を受け入れる力だと考えることが出来る。
- (生命の樹が崩壊する時、アポロは世界を救うために私と一つになることを願い、それを私は受け入れた)
(そしてあの者達が、再び自分の望むように世界を作り変えようとした時、私とアポロはさらに深く一つになろうとした…)
(愛する人と一つになる…私は恍惚と絶頂を感じていた…)
(だが、気づいたのだ。魂が溶け合うその瞬間、アポロがアポロニアスの生まれ変わりではないことに!)
(そして、本当のアポロニアスは…) - 「永遠という幻想」より。これをそのまま受け取ると、ソーラーアクエリオンが人柱となったのは生命の樹の崩壊(初代Zにおける「星に願いを」/「終末の光」クリア時のクダンの限界イベント)の時であり、それ以来帰還せず、新世時空震動が起きた……ということらしいが、そうだとするならばZEXISで戦ったアポロ達は何だったのだろうか?
- 「ああ、私の心の奥底から憎しみが沸いて来る!」
「あの者達の残した、この箱庭…そして、全てを無に帰すシステム! その発動の前に私は想いを遂げる!」 - この直後、「復讐の婚礼」によってエンシェントAQを顕現させる。パラダイムシティ、そしてザ・ビッグの造り主たる「あの者」とミカゲは何かしらの関わりがあるようだが……。
- (ああ、生命の歌…私の中の2万4000年の闇が癒されていく…)
(だが、私は憎まなければならない…アポロニアスと、アポロニアスが愛した世界を…) - バサラとの戦闘前会話より。
- 「黙れ! 黙れ、黙れ、黙れ! 私は許さない! お前も、翅犬も、そして奴らも!」
「私の憎しみは、より激しさを増す! 1億と2000万年の輪廻の環が閉じようとも!!」 - 決着時、目の前に現れたZENに対して。原作とは異なり憎しみを消さずZENを完全に拒絶、いずこかへ逃亡した。
- 果たして、時獄を脱し、天獄に囚われた世界でミカゲは何を成そうと言うのか?それはまだ、誰にもわからない。
スパロボシリーズの迷台詞
- ミカゲ「さあ、レア・イグラー…。 私と一緒にアルテアで罪深き日々を…」
アルト「言っておくが、俺は男だ!」
ミカゲ「美しい者に男も女も関係ないのです。さあ…ゲームを忘れ、背徳と快楽の夜を共に…」 - 時獄篇の中断メッセージにて、ゲームを終えたアルトの前に現れて。…見ての通りアルトが(ある意味では)ヤバイ目に遭っており、危険を察知した彼はプレイヤーに助けを求めていた。
- まあ、サザンカをはじめとする面々がこの光景を見たら大いに喜ぶであろう…。
- 「や、やめろ! そのつぶらな瞳で私を見るな!」
「ああ…! 私の中の怒りが、憎しみが…! 2万4000年の闇が溶けていく…!」
「ならば、愛しきケダモノよ! 私の愛を君に注ごう!」 - 時獄篇でのボン太くんに対する戦闘前会話。憎しみの化身であるミカゲすらも癒しかけるボン太くんもそうだが、そのボン太くんに自身の歪んだ愛を注ぎこもうとするミカゲもまた(色々な意味で)すごい。
- 無論、三段目の台詞を聞いたボン太くんは大いにドン引きしている。
余談
他のキャラはファーストネームで呼ばれているのに対し彼だけは苗字で呼ばれている。
搭乗機体・関連機体
- ケルビム・ヴェルルゼバ
- かつての乗機をアブダクターとして復元したもの。EVOL版は未登場。
- エンシェントAQ
- 禍々しい輝きを放つ異形のアクエリオン。
- ケルビム兵
- 手駒である尖兵。