「ディアッカ・エルスマン」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
− | | 外国語表記 = Dearka Elthman | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Dearka Elthman]] |
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED}} | *{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED}} | ||
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED DESTINY}} | *{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED DESTINY}} | ||
− | | 声優 = {{声優|笹沼晃|SRW=Y | + | | 声優 = {{声優|笹沼晃|笹沼晃(現・笹沼尭羅)|SRW=Y}} |
− | + | | 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦α}} | |
− | | 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦α | ||
| SRWでの分類 = [[パイロット]] | | SRWでの分類 = [[パイロット]] | ||
}} | }} | ||
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| 所属部隊 = {{所属 (人物)|クルーゼ隊}} ⇒ {{所属 (人物)|アークエンジェル隊}} ⇒ {{所属 (人物)|ジュール隊}} | | 所属部隊 = {{所属 (人物)|クルーゼ隊}} ⇒ {{所属 (人物)|アークエンジェル隊}} ⇒ {{所属 (人物)|ジュール隊}} | ||
| 役職 = [[役職::赤服]] ⇒ [[役職::緑服]] ⇒ [[役職::黒服]] | | 役職 = [[役職::赤服]] ⇒ [[役職::緑服]] ⇒ [[役職::黒服]] | ||
− | |||
| 趣味 = 日本舞踊 | | 趣味 = 日本舞踊 | ||
}} | }} | ||
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[[ヘリオポリス]]で[[バスターガンダム]]を奪取し、以後愛機にする。 | [[ヘリオポリス]]で[[バスターガンダム]]を奪取し、以後愛機にする。 | ||
− | 軽い性格であるが、趣味が[[日本]] | + | 軽い性格であるが、趣味が[[日本]]舞踊という歴史あるものなのが意外。口癖は「'''グゥレイト!'''」。同じ隊の[[イザーク・ジュール|イザーク]]とは対照的な性格だが、心の奥底ではしっかりとした信頼関係で繋がっているようである。所謂凸凹コンビか。 |
初期設定では「狡猾で残忍な性格」とされていたのだが、そんな描写は見られなかった。むしろ[[スカイグラスパー|戦闘機]]に手こずったり、砂漠の砂に足を取られて機体を転ばせたり、[[ミリアリア・ハウ|ミリアリア]]に失言をして危うく'''殺されかける'''等、間抜けなところばかり目立ったため、ファンからは「迂闊で残念」などと揶揄されている。 | 初期設定では「狡猾で残忍な性格」とされていたのだが、そんな描写は見られなかった。むしろ[[スカイグラスパー|戦闘機]]に手こずったり、砂漠の砂に足を取られて機体を転ばせたり、[[ミリアリア・ハウ|ミリアリア]]に失言をして危うく'''殺されかける'''等、間抜けなところばかり目立ったため、ファンからは「迂闊で残念」などと揶揄されている。 | ||
− | [[ニコル・アマルフィ|ニコル]] | + | [[ニコル・アマルフィ|ニコル]]死亡後の戦闘で[[アークエンジェル]]の捕虜になるも、[[オーブ連合首長国|オーブ]]での戦闘においてミリアリアの乗るアークエンジェルを守るべくバスターに乗り出撃。その後は自分の意志で三隻同盟に参加し、敵として再会したイザークに対しても銃を向けずに話し合うように[[説得]]する等の成長が見られた。 |
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] === | === [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] === | ||
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=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α]] |
− | + | :初登場作品。『SEED』設定で、原作通りに無条件で仲間になる。この時から既に乗機との相性が良く(機体は[[援護攻撃]]に適した高威力長射程の単体攻撃武器を有し、[[小隊長能力]]「援護攻撃のダメージ+20%」に加え、[[連携攻撃]]を持つ援護の鬼。更に、移動後使用可能な[[全体攻撃]]武器を活かす[[集束攻撃]]、残弾制の武装が多いバスターガンダムに[[Bセーブ]]。これらの技能を初期レベルで所持している)、ザコ処理から援護攻撃もこなせる縁の下の力持ち的存在。バスターもストライクの改造を引き継ぐので即戦力として使える。妙に[[αナンバーズ]]に馴染んでいるのが印象的。 | |
− | : | + | :なお、彼の趣味の日本舞踊は、他メディアでもほとんど触れられない没設定にも等しい設定であるが、[[パレッス粒子]]に侵された際、日本舞踊を皆に披露しようとする場面がある。 |
− | |||
− | : | ||
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Z]] |
− | :『DESTINY』設定。ジュール隊の一員として登場する…のだが、まさかの声無しの[[NPC]] | + | :『DESTINY』設定。ジュール隊の一員として登場する…のだが、まさかの声無しの[[NPC]]扱い。ミリアリア自身に振られた事を暴露された際、チャンドラ二世に「色々と不幸な奴」と評されている。[[デスティニープラン]]に関しては「[[ナチュラル]]の女の子と付き合えないなんてゴメンだ」と否定。 |
:ちなみに使用こそ出来ないが専用の黒い[[ブレイズザクファントム]]のグラフィックは用意されており、内部には[[没データ]]も存在する([[精神コマンド]]や特殊技能は『[[第3次α]]』のものと殆ど同じ。ただ、ボイスが[[人工知能]]と同じだったのでネット上で「ディアッカ・[[ELS]]マン」などと呼ばれた)。 | :ちなみに使用こそ出来ないが専用の黒い[[ブレイズザクファントム]]のグラフィックは用意されており、内部には[[没データ]]も存在する([[精神コマンド]]や特殊技能は『[[第3次α]]』のものと殆ど同じ。ただ、ボイスが[[人工知能]]と同じだったのでネット上で「ディアッカ・[[ELS]]マン」などと呼ばれた)。 | ||
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] |
:今回はNPCとして顔見せ程度での登場。 | :今回はNPCとして顔見せ程度での登場。 | ||
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] |
:今回もNPCとして登場。 | :今回もNPCとして登場。 | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦J]] |
:『SEED』設定。精神コマンドが[[愛]]を覚えるようになり、原作には無かったミリアリアへの本気の気持ちを言うシーンもある。能力・技能ともバスターとの相性が良く、リアル系が辛い本作でも使いやすい部類に入る。[[ナデシコ]]…というか、[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]の空気にすっかり染まってしまった[[主人公]]部隊の面々に「よくお前ら生き残ってきたな…」と冷静にツッコミを入れる常識人でもある(それに対する回答は、「よく分からないけど何故か上手くいく」というもの。ちなみにユリカは一見そうは思えないが、艦長としては有能ではある)。 | :『SEED』設定。精神コマンドが[[愛]]を覚えるようになり、原作には無かったミリアリアへの本気の気持ちを言うシーンもある。能力・技能ともバスターとの相性が良く、リアル系が辛い本作でも使いやすい部類に入る。[[ナデシコ]]…というか、[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]の空気にすっかり染まってしまった[[主人公]]部隊の面々に「よくお前ら生き残ってきたな…」と冷静にツッコミを入れる常識人でもある(それに対する回答は、「よく分からないけど何故か上手くいく」というもの。ちなみにユリカは一見そうは思えないが、艦長としては有能ではある)。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦W]] |
− | : | + | :『SEED』設定。『J』の頃とほぼ同じ。惜しむらくは使用可能のタイミングが遅い事だけ。しかもフラグを満たしていると仲間になったタイミングでトールが生還してしまう為、ミリアリアとの絡みが無いに等しくなってしまう。使い勝手は前作同様。最早忘れられていた「狡猾」の設定だがクルーゼは覚えていたらしく、終盤に彼で戦闘を行うとそれに関する会話がある。ちなみに「残忍」に関しては触れられない。[[声優ネタ]]か、本作と『SC2』では笹沼晃氏が演じた『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』のリンクが言った「エアァ!」を言う。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦K]] |
:『DESTINY』設定。[[メサイア]]攻防戦中に[[説得]]するとその場で自軍入り。撃墜してもシナリオクリア後に問題なく自軍参入する。ディアッカ自身はともかく、専用ザクが汎用機クラスの射撃武器しか持たないので火力に欠ける。インパルスか[[アカツキ]]に乗り換えれば解決するが…。援護関係の仕様が大幅に変わった為に以前のような援護の鬼では無くなった。ただ、[[信頼補正]]は「射撃武器の攻撃力アップ」であり、何と[[主人公]]キャラ以外では数少ない「攻撃力アップ」の補正を持つキャラである(ちなみに、キラと同じ補正である)。その為、それを活かせば最終的には[[SEED]]を発動させたキラ達と同程度に落ち着く事になる(これはディアッカとの補正が高いイザークにも言える)。なお、今回彼はいつものセリフを[[イッシー・ハッター|ある男]]に取られるが、その前にも取られた人が居た。ちなみに中盤からずっと味方にいるのに、一度もミリアリアと会話が無い(ディアッカからしたら気まずいのかも?)。 | :『DESTINY』設定。[[メサイア]]攻防戦中に[[説得]]するとその場で自軍入り。撃墜してもシナリオクリア後に問題なく自軍参入する。ディアッカ自身はともかく、専用ザクが汎用機クラスの射撃武器しか持たないので火力に欠ける。インパルスか[[アカツキ]]に乗り換えれば解決するが…。援護関係の仕様が大幅に変わった為に以前のような援護の鬼では無くなった。ただ、[[信頼補正]]は「射撃武器の攻撃力アップ」であり、何と[[主人公]]キャラ以外では数少ない「攻撃力アップ」の補正を持つキャラである(ちなみに、キラと同じ補正である)。その為、それを活かせば最終的には[[SEED]]を発動させたキラ達と同程度に落ち着く事になる(これはディアッカとの補正が高いイザークにも言える)。なお、今回彼はいつものセリフを[[イッシー・ハッター|ある男]]に取られるが、その前にも取られた人が居た。ちなみに中盤からずっと味方にいるのに、一度もミリアリアと会話が無い(ディアッカからしたら気まずいのかも?)。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦L]] |
− | :『DESTINY』設定。序盤のシナリオで[[ガナーザクウォーリア]]に乗っており、一時的に[[ミネルバ]] | + | :『DESTINY』設定。序盤のシナリオで[[ガナーザクウォーリア]]に乗っており、一時的に[[ミネルバ]]クルーとして戦ってくれる。シンにキラの人となりについて語ったり、条件次第だがバスターに乗れるようになったりとDESTINY設定での参戦としては割と優遇されている。終盤、『DESTINY』時代では珍しく一瞬だけだがミリアリアと絡む場面がある。バスターが手に入った場合は速攻で乗せかえをしよう。 |
=== Scramble Commanderシリーズ === | === Scramble Commanderシリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]] |
− | : | + | :『DESTINY』設定。イザークと共に登場はするのだが、序盤はほとんど地上シナリオ。終盤でも量産色の[[ガナーザクウォーリア]]を駆る(イザークも[[スラッシュザクファントム (イザーク専用)|専用のスラッシュザクファントム]])。終盤でもなんとなく2人とも地味に登場といった感じなので、あまり目立たない。『[[Z]]』において音声収録がなかったため、SRWにおいて『DESTINY』時代のディアッカを演じる笹沼氏の声が聞けるのは2018年現在、この作品だけである。 |
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] |
:『W』以来の『SEED』設定で登場。シナリオが進むと『DESTINY』設定に変化する。 | :『W』以来の『SEED』設定で登場。シナリオが進むと『DESTINY』設定に変化する。 | ||
− | : | + | :今作ではアークエンジェルに投降せず、ジュール隊にニコルと共に参加するという展開となるが、『DESTINY』設定時のグラフィックは原作同様の緑服。一体彼は何をして降格されたのだろうか…。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] |
:バスターガンダムに搭乗している。 | :バスターガンダムに搭乗している。 | ||
− | |||
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− | |||
== パイロットステータス == | == パイロットステータス == | ||
=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
− | [[ | + | [[射撃]]と[[命中]]に秀で、バスターガンダムとの相性はぴったり。[[技量]]・[[回避]]も高水準。MS乗りの常で[[防御]]はあまり伸びない。 |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
どの作品でも非常に便利な精神コマンドを持っておりバスターとの相性抜群な[[狙撃]]を早い段階で習得する。汎用性の高い[[集中]]、[[熱血]]も欠かさず習得。ミリアリアとの関係から[[愛]]を習得する作品も。 | どの作品でも非常に便利な精神コマンドを持っておりバスターとの相性抜群な[[狙撃]]を早い段階で習得する。汎用性の高い[[集中]]、[[熱血]]も欠かさず習得。ミリアリアとの関係から[[愛]]を習得する作品も。 | ||
− | ;[[第3次スーパーロボット大戦α | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]] |
:'''[[狙撃]]、[[集中]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[ひらめき]]''' | :'''[[狙撃]]、[[集中]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[ひらめき]]''' | ||
;[[スーパーロボット大戦J|J]] | ;[[スーパーロボット大戦J|J]] | ||
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;[[スーパーロボット大戦L|L]] | ;[[スーパーロボット大戦L|L]] | ||
:'''[[集中]]、[[狙撃]]、[[必中]]、[[不屈]]、[[熱血]]''' | :'''[[集中]]、[[狙撃]]、[[必中]]、[[不屈]]、[[熱血]]''' | ||
− | |||
− | |||
=== [[特殊技能]](特殊スキル) === | === [[特殊技能]](特殊スキル) === | ||
SEED設定で参戦した場合、MSパイロットとしては珍しく[[切り払い]]や[[シールド防御]]を覚えていないが、バスターがそれらに対応していないので、そのまま乗り続けるなら気にならない欠点である。 | SEED設定で参戦した場合、MSパイロットとしては珍しく[[切り払い]]や[[シールド防御]]を覚えていないが、バスターがそれらに対応していないので、そのまま乗り続けるなら気にならない欠点である。 | ||
− | ;[[第3次スーパーロボット大戦α | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]] |
:'''[[援護攻撃]]L3、[[集束攻撃]]、[[連携攻撃]]、[[Bセーブ]]''' | :'''[[援護攻撃]]L3、[[集束攻撃]]、[[連携攻撃]]、[[Bセーブ]]''' | ||
;[[スーパーロボット大戦J|J]] | ;[[スーパーロボット大戦J|J]] | ||
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:イザークとともに地上に降下した際、彼の指揮下に入る。ザフトの赤服とはいえ地上戦の経験が無い二人に対し当初は邪魔にしかならないんじゃないかと見ていたが、ディアッカの引き際の良さを見た時は「長生きするタイプ」と評している。 | :イザークとともに地上に降下した際、彼の指揮下に入る。ザフトの赤服とはいえ地上戦の経験が無い二人に対し当初は邪魔にしかならないんじゃないかと見ていたが、ディアッカの引き際の良さを見た時は「長生きするタイプ」と評している。 | ||
;[[ミリアリア・ハウ]] | ;[[ミリアリア・ハウ]] | ||
− | : | + | :自身の軽口(のつもりだった)で殺されかける。その後微妙に距離を縮めていく。しかし、『DESTINY』では結局フられてしまったらしく、元恋人ながら一度も絡みがなかった。 |
;[[フレイ・アルスター]] | ;[[フレイ・アルスター]] | ||
:殺されかける。ミリィとは違いその後絡みはなかった。 | :殺されかける。ミリィとは違いその後絡みはなかった。 | ||
160行目: | 151行目: | ||
:原作でバスターを戦闘不能に追い込んだ最初の人物。行動を共にするようになってからは「おっさん」と茶化し気味に呼んでいるが、比較的ウマは合っていた。 | :原作でバスターを戦闘不能に追い込んだ最初の人物。行動を共にするようになってからは「おっさん」と茶化し気味に呼んでいるが、比較的ウマは合っていた。 | ||
;[[トール・ケーニヒ]] | ;[[トール・ケーニヒ]] | ||
− | :原作では一度も絡まない。『[[W]] | + | :原作では一度も絡まない。『[[W]]』ではフラグ次第で彼と仲良くなっている。 |
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] === | === [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] === | ||
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
;「グゥレイト!」 | ;「グゥレイト!」 | ||
− | : | + | :彼の決め台詞としてあまりにも有名な台詞。ディアッカを代表する名台詞と言っても過言ではないだろう。ついでに、この台詞の後には『[[機動戦士ガンダムSEED|SEED]]』では'''「数だけは多いぜ!」'''と、『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|SEED DESTINY]]』では'''「やったぜ!」'''と続く。 |
− | |||
:前者はSRWでも『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で[[宇宙怪獣]]や[[バッフ・クラン]]軍等を相手にした際の[[特殊戦闘台詞]]で使われている。 | :前者はSRWでも『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で[[宇宙怪獣]]や[[バッフ・クラン]]軍等を相手にした際の[[特殊戦闘台詞]]で使われている。 | ||
:余談だが、福田己津央監督が後年クリエイティブプロデューサーを務めた『[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞]]』でも、[[ヴィヴィアン]]が上記の台詞を言っている。 | :余談だが、福田己津央監督が後年クリエイティブプロデューサーを務めた『[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞]]』でも、[[ヴィヴィアン]]が上記の台詞を言っている。 | ||
− | : | + | :なお、スパロボ含めゲーム等の他媒体では彼の口癖の様に扱われているが、実の所原作では'''SEED、DESTINYでそれぞれ1回ずつ、計2回しか言っていない'''。 |
− | + | ;「ちぃ! ビームの減衰率が高すぎる! 大気圏内じゃこんなかよ!」 | |
− | + | :初の地上戦での[[ビーム兵器]]の使い勝手に戸惑う台詞。なお、爽快感が重視される近年のSRWではこの辺は無視される傾向にある。 | |
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− | |||
− | ;「ちぃ! ビームの減衰率が高すぎる! | ||
− | : | ||
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;「俺達が討たなきゃならないのは[[ストライクガンダム|ストライク]]だ!」 | ;「俺達が討たなきゃならないのは[[ストライクガンダム|ストライク]]だ!」 | ||
− | : | + | :30話。[[ニコル・アマルフィ|ニコル]]が死亡し、怒りのあまりに喧嘩になる[[アスラン・ザラ|アスラン]]と[[イザーク・ジュール|イザーク]]に向けた台詞。 |
− | : | + | :今までニコルが勤めてきた部隊内の緩衝材を引き継ぐ形になり、ディアッカの成長の発端となる。 |
− | ; | + | ;「ああ、それとも馬鹿で役立たずなナチュラルの[[トール・ケーニヒ|彼氏]]でも死んだか?」 |
− | + | :32話。捕虜として[[アークエンジェル]]艦内の医務室で寝ている際に悲壮な表情の[[ミリアリア・ハウ|ミリアリア]]を見かけてこんな皮肉を言ってみるが、ただでさえ'''「悲しんでいたミリアリアの逆鱗に触れてしまい、[[鬼]]のような形相の彼女によってナイフで危うく殺されかける」'''という騒動に発展してしまった。 | |
− | + | :まさに「口は災いの元」で、ディアッカは「チッ、ビンゴだったとはな…」と、浅慮な発言をした事を悔やんでいる。 | |
− | + | :そして、この出来事がきっかけで彼は「[[ナチュラル]]にも[[コーディネイター]]にも、それぞれ大切な人が存在している」という事実に気が付くことになる。 | |
− | + | ;「…俺じゃない…」 | |
− | + | :同話。牢へと入れられた後、自分の元を訪れに来たミリアリアに「彼氏」の事を訪ねて、スカイグラスパーに乗っていて撃墜された事を聞いて咄嗟に呟いた。 | |
− | : | + | ;「…嫌だね。あんなもんにはお前が乗れよ。」 |
− | + | :[[プラント]]に潜入するアスランに「[[ジャスティスガンダム|ジャスティス]]を頼む」と言われた際に返した台詞。皮肉を被せたツンデレな[[友情]]が垣間見える。 | |
− | ; | ||
− | : | ||
− | ; | ||
− | :[[プラント]] | ||
:なお、[[小説|小説版]]では「嫌だね」の後に'''「俺は[[バスターガンダム|バスター]]が気に入ってるんだ」'''という台詞が追加されている。 | :なお、[[小説|小説版]]では「嫌だね」の後に'''「俺は[[バスターガンダム|バスター]]が気に入ってるんだ」'''という台詞が追加されている。 | ||
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;「一応出て行って、瞬殺されてくる?」 | ;「一応出て行って、瞬殺されてくる?」 | ||
:[[メサイア]]攻防戦直前、戦闘宙域に現れた[[エターナル]]を見つつ言った台詞。 | :[[メサイア]]攻防戦直前、戦闘宙域に現れた[[エターナル]]を見つつ言った台詞。 | ||
− | :[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]への不信もさることながら、[[キラ・ヤマト|キラ]] | + | :[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]への不信もさることながら、[[キラ・ヤマト|キラ]]やアスランの戦闘能力と自分達のそれを冷静に分析した上での発言でもある。なお、イザークには「そんなつもりなら最初から出るな!」と即座に反論された。 |
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== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
=== αシリーズ === | === αシリーズ === | ||
− | ;[[第3次スーパーロボット大戦α | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]] |
− | : | + | : |
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:;「簡単に言ってくれるぜ…全人類のためと言えば聞こえはいいが…」<br />「いけすかない連中のために俺達が生命を張るんだぜ。馬鹿らしくもなるさ…」 | :;「簡単に言ってくれるぜ…全人類のためと言えば聞こえはいいが…」<br />「いけすかない連中のために俺達が生命を張るんだぜ。馬鹿らしくもなるさ…」 | ||
::第37話「果て無き旅路の始まり」より。[[αナンバーズ]]が[[太陽系]]外追放を命じられた際、命懸けで守ってきた同胞に疎まれようと平和のために前向きに考えていた面々に対して。 | ::第37話「果て無き旅路の始まり」より。[[αナンバーズ]]が[[太陽系]]外追放を命じられた際、命懸けで守ってきた同胞に疎まれようと平和のために前向きに考えていた面々に対して。 | ||
283行目: | 254行目: | ||
: | : | ||
:;「………」 | :;「………」 | ||
− | :: | + | ::第2部第43話「記憶の底から」より。仲間に加わるときの、トールがミリアリアのもとに帰ってきたときの無言。顔グラからも、悲しいぐらいの哀愁が漂っているように感じられる。ただ、これが出るということはニコルが生存しているということなので、そっちの意味ではよかったのかもしれない。 |
:;「ダガー系を回してもらえない二線級の部隊が相手とはな。拍子抜けしちまうぜ」 | :;「ダガー系を回してもらえない二線級の部隊が相手とはな。拍子抜けしちまうぜ」 | ||
− | :: | + | ::第2部第50話(プラントルート)「憎悪と運命の螺旋」にて、ユーラシア連邦の編成を見て。 |
:;「あんたの本性…見せてもらったぜ!!」 | :;「あんたの本性…見せてもらったぜ!!」 | ||
::ヤキン戦にてクルーゼと対峙した際の台詞。『J』や『[[第3次α]]』でもクルーゼ用の[[特殊戦闘台詞]]として採用されている。 | ::ヤキン戦にてクルーゼと対峙した際の台詞。『J』や『[[第3次α]]』でもクルーゼ用の[[特殊戦闘台詞]]として採用されている。 | ||
:;「この世の中には損得勘定じゃ計れないものがあるのさ…。それを俺は見つけちまったんでね!」<br />「そういうわけでやらせてもらうぜ、元隊長さんよ!」 | :;「この世の中には損得勘定じゃ計れないものがあるのさ…。それを俺は見つけちまったんでね!」<br />「そういうわけでやらせてもらうぜ、元隊長さんよ!」 | ||
− | :: | + | ::第2部第54話「忘れえぬ思い出を胸に」でのクルーゼとの最終決戦にて。しかしルートによっては[[ミリアリア・ハウ|計れないもの]]には[[トール・ケーニヒ|恋人]]が戻ってきているので、別の意味で泣けてくる。 |
:;「エアァ!」 | :;「エアァ!」 | ||
::ディアッカ役の笹沼晃氏が演じた『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』でリンクが回転斬りを放った時に言う台詞。SRWでは『W』で初登場。『[[SC2]]』でその台詞が声付きのSRWに初登場。 | ::ディアッカ役の笹沼晃氏が演じた『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』でリンクが回転斬りを放った時に言う台詞。SRWでは『W』で初登場。『[[SC2]]』でその台詞が声付きのSRWに初登場。 | ||
298行目: | 269行目: | ||
::第21話「決戦の時は来たれり・前編」より。砲戦特化のバーチャロイドであるギル、レドン等を賞賛しようとしたものと思われるが、[[イッシー・ハッター|ハッター軍曹]]に決め台詞を取られてしまう。なお会話を聞かれたのか、フェイが直後に「ゴメンなさいね~」と謝罪している。 | ::第21話「決戦の時は来たれり・前編」より。砲戦特化のバーチャロイドであるギル、レドン等を賞賛しようとしたものと思われるが、[[イッシー・ハッター|ハッター軍曹]]に決め台詞を取られてしまう。なお会話を聞かれたのか、フェイが直後に「ゴメンなさいね~」と謝罪している。 | ||
:;「グゥレイト! これなつかしいな!」 | :;「グゥレイト! これなつかしいな!」 | ||
− | :: | + | ::戦闘台詞。実は『DESTINY』時代は一度しかグゥレイトと発言していない。 |
: | : | ||
;[[L]] | ;[[L]] | ||
314行目: | 285行目: | ||
::バスター搭乗時の専用台詞。台詞の通り、バスターの性能は年月が経過しても優秀である。 | ::バスター搭乗時の専用台詞。台詞の通り、バスターの性能は年月が経過しても優秀である。 | ||
:;「ちっ、数が多いのはセントラル同様か…!」 | :;「ちっ、数が多いのはセントラル同様か…!」 | ||
− | ::第38話「トゥルー・ビギン」より。[[グレイス・オコナー|グレイス]]や[[バジュラ]]との決戦にて、[[バジュラ]] | + | ::第38話「トゥルー・ビギン」より。[[グレイス・オコナー|グレイス]]や[[バジュラ]]との決戦にて、[[バジュラ]]の援軍を前に思わずオープンチャンネルで吐いてしまった弱音。直後、ミリアリアから叱咤の声が飛んでくる。 |
== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
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:黒く塗装された機体に搭乗。 | :黒く塗装された機体に搭乗。 | ||
:;[[ブレイズザクファントム (ディアッカ専用)]] | :;[[ブレイズザクファントム (ディアッカ専用)]] | ||
− | :: | + | ::高機動戦用のウィザードを装備した状態。(バンクの都合上)唯一遠距離用MSではない。 |
− | :; | + | :;ガナーザクファントム |
+ | ::砲撃戦用のウィザードを装備した状態。コミックボンボンの漫画版で搭乗。 | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
− | *『[[機動戦士ガンダムSEED]] | + | *『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の監督である福田己津央氏によれば、初期設定の「キレると狡猾で残忍な本性を現す」といった性格が反映されなかったのは、声を担当した笹沼晃(現:笹沼尭羅)氏の甘ったるい声故に役者の演技の方を尊重する判断をしたため、嫌な奴にし切る事が出来なかったとコメントしている。なお、当初のストーリーラインによればディアッカが途中で寝返るという筋書きは考えていなかったのだが、[[バスターガンダム]]の玩具の売れ行きが思いの外悪かったため、テコ入れをする必要があり、やむを得ずそういう流れとなったとも語っている。 |
− | + | *ネット上において「炒飯」という渾名と「得意料理は炒飯」という設定が語られる事があるが、これは『SEED』放送当時におけるネット掲示板での視聴者の書き込みからくる二次創作ネタである。当然、原作には存在しない設定である。 | |
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== 資料リンク == | == 資料リンク == |