「グラハム・エーカー」を編集中
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− | + | == グラハム・エーカー(Graham Aker) == | |
− | + | *[[登場作品]] | |
− | + | **[[機動戦士ガンダム00]] | |
− | * | + | **[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer- ]] |
− | * | + | *[[声優]]:中村悠一 |
− | + | *種族:地球人(アメリカ出身) | |
− | + | *性別:男 | |
− | + | *誕生日:9月10日 | |
− | + | *[[年齢]]:27歳(1st)⇒32歳(2nd)⇒34歳(劇場版) | |
− | + | *身長:180cm | |
− | + | *体重:62kg(1st) | |
− | + | *血液型:A型 | |
− | | | + | *利き腕:左利き |
− | + | *星座:'''乙女座''' | |
+ | *所属:[[ユニオン (00)|ユニオン]](対ガンダム調査隊隊長→オーバーフラッグス隊長)→[[地球連邦軍 (00)|地球連邦平和維持軍]](1st)⇒[[アロウズ]](2nd)⇒地球連邦平和維持軍(ソルブレイヴス隊隊長)(劇場版) | ||
+ | *[[軍階級|階級]]:中尉→上級大尉(1st)⇒[[ライセンサー]](2nd)⇒少佐(劇場版) | ||
+ | *キャラクターデザイン:高河ゆん(原案)、千葉道徳 | ||
+ | <!-- ガンダムWikiからの情報転載はご遠慮ください。台詞についても再考をお願いします。 --> | ||
− | + | === TVシリーズ1stシーズン === | |
− | + | [[ユニオン (00)|ユニオン]]に所属する[[モビルスーツ]](フラッグファイター)パイロット。エリート部隊MSWADのエースでユニオンの中でもトップクラスの高い[[技量]]を持つ。戦闘機動中に飛行形態からMS形態へ変形する独自のマニューバ「グラハムスペシャル」という技を持つ。 | |
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− | [[ユニオン (00)|ユニオン]]に所属する[[モビルスーツ]] | ||
− | + | 良識的な軍人で、命令は忠実に守り、姑息で卑劣な行いを酷く嫌い、部下には的確な指示を与える。しかし普段は冷静だが戦闘時は熱血漢かつテンションが高く、戦闘中には自分を奮い立たせるためによく突拍子もない「富野節」に酷似した独り言を喋るなど、いささか奇矯な面も見られる。パイロットとしての意地と誇りも持ち合わせ、例え自分の行いが他人に否定されてもそれを曲げることなく押し通す。良くも悪くも人間味溢れるものの、不器用な男である。また、バトルマニア的な一面も持ち合わせている(この辺りは小説版で濃く描かれている)。本人曰く「しつこくて諦めの悪い、俗に言う人に嫌われるタイプ」。 | |
+ | [[プトレマイオス|トレミー]]のガンダム4機とトリニティの行動の差について言及するなど、戦いの中にも独自の理念を持っている。 | ||
− | + | [[AEU]]の新型[[モビルスーツ]]完成披露演習に乱入した[[ガンダムエクシア|ガンダム]]の性能に興味を持ちその謎に迫る。強力な性能を持つガンダムと戦うことを楽しみつつも軍人としての職務を果たしていたが、度重なる敗戦による屈辱と[[レイフ・エイフマン|恩師]]や戦友を奪われたことで徐々に狂気に囚われていく。 | |
+ | 当初はそれほど極端な[[ユニオンフラッグ|フラッグ]]への拘りは見せていなかったが、フラッグに並々ならぬ誇りを抱いていた部下の[[ハワード・メイスン]]が戦死し、彼の墓前で「フラッグでガンダムを倒す」と誓ったことを契機として合理性を無視したフラッグへの拘泥を表するようになった。[[GN-X]]への搭乗拒否にまで至るフラッグへの拘泥と、覆せないガンダムとの性能差という矛盾は、[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII|GNフラッグ]]という歪んだ形となって結実した。 | ||
− | [[ | + | いわゆる[[ライバル]]キャラクターではあるが、その性格と数々の言動から、ファンの間ではネタキャラ扱いを受けることも少なくない。一方でただのネタキャラに留まらない実力と熱い一面も持ち合わせた人物であり、作中でも人気が高いキャラである。 |
− | [[ | + | 対[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]戦において、[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]が強引に接近戦に持ち込んで[[狙撃]]を不可能にするという奇策を用いて対処したのに対し、グラハムは性能が劣るフラッグでロックオンの狙撃を全弾回避した上で接近し、接近戦に持ち込むというスマートな戦いぶりを披露している。この事からも、彼の技量の高さが窺える。 |
− | + | 身長は180cmと長身の部類だが、189cmの[[ビリー・カタギリ|ビリー]]を始め、周りに際立って大柄な人物が多い為、画面では実際の高さよりも低く見えてしまう事が多い。 | |
− | + | 2ndシーズンのグラハムについては[[ミスター・ブシドー]]を参照。 | |
− | === | + | === 劇場版 === |
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少数精鋭であるMS部隊「ソルブレイヴス」の隊長となっている。 | 少数精鋭であるMS部隊「ソルブレイヴス」の隊長となっている。 | ||
− | + | [[刹那・F・セイエイ|刹那]]との長きに渡る戦いから「超えるのはガンダムではなくこの少年だ」との結論に達し、自身を'''「ガンダムを超えようと愚行を繰り返した男」'''と評している。 | |
− | [[刹那・F・セイエイ]]との長きに渡る戦いから「超えるのはガンダムではなくこの少年だ」との結論に達し、自身を'''「ガンダムを超えようと愚行を繰り返した男」'''と評している。 | ||
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戦いの経験からか言動はTVシリーズと比べて落ち着いたものになっているが、身に秘める熱さは変わらない。 | 戦いの経験からか言動はTVシリーズと比べて落ち着いたものになっているが、身に秘める熱さは変わらない。 | ||
− | + | なお、既に23歳である刹那を未だに「少年」と呼んでいる(これは刹那にも当てはまるが)が、'''そもそもグラハムは刹那の名前をまともに知らないので仕方ない'''。 | |
− | + | <br/>(一応ブシドー時代に[[沙慈・クロスロード|沙慈]]を[[ダブルオーライザー]]ごと捕えた時に沙慈が「刹那」と言っているので知っている可能性はある。また、劇場版では[[プトレマイオス2改]]で[[補給]]を受ける場面があるため、CBメンバーから聞き及んだ可能性もある。長年「少年」と呼んでたのを急に変えられなかったと言えなくもないし、彼の独特キャラクター性から来るある種の拘りで名前を呼ばないとも言えなくはない) | |
− | なお、既に23歳である刹那を未だに「少年」と呼んでいる(これは刹那にも当てはまるが)が、''' | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
− | + | 基本的にはTV版設定では全編通して敵(OEのみ例外)、劇場版設定の場合は味方として登場する。 | |
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=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] |
− | + | :初登場作。1st設定で参戦。原作どおりの高い能力で自軍を苦しめる。敵のエースパイロット達の交流により比較的出番は多い。しかし重要な場面の再現はことごとく省かれているのが残念(最たるは、下記にもある[[ガンダムスローネアイン]]に一矢報いるシーン)。特に最終盤、[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII|GNフラッグ]]を駆って刹那たちに単身挑んでくるシーンは、自軍と[[イマージュ]]の最終決戦の真っ最中の為、[[スーパーロボット大戦Z|前作]]における[[スカルムーン連合]]との決戦の際の[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]や[[フロスト兄弟]]、[[カイメラ]]との決戦の際の[[ヘンリー・スタイガー|ヘンリー]]と同レベルの空気の読めない状態になってしまっている(そのあまりの場違いさに刹那のみならず他のキャラたちからも遠回しに『なんだこいつ』みたいなことを多々言われている)。<br />なお、グラハム役の中村悠一は'''登場するガンダム毎に専用の台詞を収録した'''らしい事が杉田智和氏の口から[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|ラジオ]]で明かされている。[[中断メッセージ]]にも出演を果たし、原作をある意味で超越している。<br />実は原作では刹那との交戦回数はあまり多くなく、むしろ中盤はトリニティやロックオンと対峙することが多かったが、今作では必ず刹那がいるので原作より多く交戦し、よりライバルらしくなっている。なお、中村氏は本作以前にもZやOGシリーズなどで音声収録に何度か参加しているが、版権ネームドキャラクターでの参加は当作品が初である。 | |
− | : | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
− | + | :本編全編[[ミスター・ブシドー]]名義で登場。破界篇で散々刹那と会話していたためか、'''初戦で刹那に「あの男か…」と正体がバレてしまっている'''。 | |
− | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | |
− | + | :劇場版設定で登場。登場は宇宙ルート13話「戦乱のプレリュード」であり、ゼクスともどもプリベンターとして登場。もらったコードネームは「プリベンター・ライトニング」となっている。なお、本作では'''初期から「[[極]]」を習得済み'''。正式参戦は48話とかなり遅いが本作は劇場版ストーリーが最後まで進まないので無条件で最終話まで使用可能。 | |
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=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦UX]] |
− | : | + | :初の劇場版設定で00勢の中でも最速、そして味方メインでの登場。[[異星人]]迎撃部隊を指揮し、[[主人公]][[アニエス・ベルジュ]]と[[ジン・スペンサー]]の上官として序盤で[[スポット参戦]]する。グラハムに憧れる新米軍人の主人公達を導く彼の姿は実に頼もしく、グラハムファンにとっては嬉しい限りであろう。 |
− | : | + | :本作では劇場版設定ゆえに味方キャラとして操作出来るが、第4話では敵キャラとして現れる。中盤からは異星人迎撃部隊再編に伴い、原作通りソルブレイヴスの隊長に就任。第2部で[[キラ・ヤマト|キラ]]と[[アスラン・ザラ|アスラン]]と共にUXに合流するが、条件を満たさないと第3部終盤で原作同様死亡イベントが再現され、永久離脱してしまう。パイロット能力と[[ブレイヴ]]の性能共々高いので出来れば残留させたいが、彼の死亡シーンは原作での名場面でもあるのが迷いどころ。なお、死亡した場合は'''刹那とアーニーしか悲しんでいる人物がいない'''(直後のインターミッションでも全く触れられない)という憂き目に遭っている(終盤に差し掛かっているため、深く悲しんでいる時間もなかったためともいえるが)。 |
− | :[[性格]] | + | :[[性格]]が丸くなり、Zにもあった'''機体名を元にした対各ガンダム特殊台詞'''(本作は対SEED DESTINY主人公トリオ限定)や、戦闘台詞も一新された。どこが古風な[[指揮官]]台詞や、1st時代の迷言も健在、そして[[シン・アスカ|シン]]からの[[援護攻撃]]台詞はまさかの星座ネタ。残念だが、対[[ソレスタルビーイング|CB]]専用援護台詞対象は[[刹那・F・セイエイ|刹那]]と[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]のみ。 |
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:とある場面では、[[声優ネタ]]として[[早乙女アルト|アルト]]の[[女装]]姿を大絶賛する場面も。後述の迷台詞も参照。 | :とある場面では、[[声優ネタ]]として[[早乙女アルト|アルト]]の[[女装]]姿を大絶賛する場面も。後述の迷台詞も参照。 | ||
− | :パイロットとしては高水準の能力の持ち主。ブレイヴが[[MAP兵器]] | + | :パイロットとしては高水準の能力の持ち主。ブレイヴが[[MAP兵器]]持ちのため雑魚の殲滅もしやすく([[連続行動]]を付ければなお良し)、魂を習得するので雑魚戦ボス戦両方で活躍できる。弱点は集中を持たず囲まれる状況には弱いので、できれば[[連続ターゲット補正]]無効も欲しいところ。 |
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− | === | + | === 単独作品 === |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]] |
− | + | :ミスター・ブシドー名義で参戦。しかし今回は中盤で仲間になる。そのため現時点ではブシドー名義とはいえ、TV版設定の彼を味方として使用できる唯一の作品。 | |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] | |
− | : | + | :最初は1stシーズン版として敵対するが、物語を進めば自軍に加入する。[[ELS]]との対話の際に原作通りに特攻しようとしたところを[[デカルト・シャーマン|ある人物]]の援護によって止められた為、無条件で生存。 |
− | === | + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
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=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
どの能力値も高く、[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]に匹敵する。 | どの能力値も高く、[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]に匹敵する。 | ||
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=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
− | 加速、突撃、熱血等の彼らしい精神を多数習得。なんと魂も持つ。意外な事に[[愛]] | + | 加速、突撃、熱血等の彼らしい精神を多数習得。なんと魂も持つ。意外な事に[[愛]]を習得しないが、第2次Z破界篇ではエースボーナスでちゃっかり習得。UXでは魂を習得する。 |
− | + | だが、落ち着きの無い性格ゆえか、リアル系エースパイロットとしては珍しく[[集中]]をどの作品でも習得しないので、[[連続ターゲット補正]]には弱い。 | |
− | だが、落ち着きの無い性格ゆえか、リアル系エースパイロットとしては珍しく[[集中]] | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]] |
− | + | :[[加速]]、[[直感]]、[[突撃]]、[[熱血]]、[[気迫]]、[[魂]] | |
− | ;[[ | ||
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;[[スーパーロボット大戦UX|UX]] | ;[[スーパーロボット大戦UX|UX]] | ||
− | : | + | :[[加速]]、[[直感]]、[[闘志]]、[[直撃]]、[[魂]] |
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− | === [[ | + | === [[特殊技能]](特殊スキル) === |
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]] | ||
− | : | + | :[[底力]]L6、[[カウンター]]L8、[[気力限界突破]]、[[見切り]]、[[ブロッキング]]、[[ダッシュ]] |
:愛機の高い移動力とダッシュの相性は良く、あっという間に自軍に接近する。他にもカウンター、気力限界突破、見切り、ブロッキングと厄介なスキルが多いが、底力のスキルLvが6と低め。なお、ダッシュはゲーム序盤では???扱いで未修得状態。 | :愛機の高い移動力とダッシュの相性は良く、あっという間に自軍に接近する。他にもカウンター、気力限界突破、見切り、ブロッキングと厄介なスキルが多いが、底力のスキルLvが6と低め。なお、ダッシュはゲーム序盤では???扱いで未修得状態。 | ||
− | ; | + | ;第3次Z時獄篇 |
− | : | + | :[[極]]、[[カウンター]]L7、[[サイズ差補正無視]]L2 |
− | + | :'''まさかの「極」'''。しかもこれが正式参戦時のラインナップ。 | |
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− | :'''まさかの「極」''' | ||
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]] | ;[[スーパーロボット大戦UX|UX]] | ||
− | : | + | :[[底力]]、[[援護攻撃]]、[[援護防御]]、[[全体攻撃]]、[[指揮]] |
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=== [[戦術指揮]] === | === [[戦術指揮]] === | ||
− | ; | + | ;エネミーフェイズ時の攻撃力10%上昇、防御スキル発動率25%上昇、射程1上昇 |
− | : | + | :残念ながら「グラハム・スペシャル」は[[チャム・ファウ|別]][[オズマ・リー|キャ]][[ジェフリー・ワイルダー|ラ]]の指揮効果である。 |
− | :射程が伸びる事で融合の間合いから逃れられる確率が上がり、間合いに入られても撃ち落としで防げる確率が上がる等、[[ELS]] | + | :射程が伸びる事で融合の間合いから逃れられる確率が上がり、間合いに入られても撃ち落としで防げる確率が上がる等、[[ELS]]相手にはもってこいの能力。 |
+ | :生存条件達成を除いても、ELS相手の決戦マップである第48話の指揮官としてはベスト。 | ||
:また、戦闘開始時の台詞はTV版の名台詞を元にしたものが散見されるのも印象的。 | :また、戦闘開始時の台詞はTV版の名台詞を元にしたものが散見されるのも印象的。 | ||
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− | == パイロットBGM == | + | === [[エースボーナス|固有エースボーナス]] === |
+ | ;HP30%以下で、一度だけ精神コマンド『愛』が掛かる。 | ||
+ | :第2次Z破界篇ゲーム終盤、[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII|GNフラッグ]]で自軍を襲撃する際に習得。精神コマンドに[[愛]]がないのはこのボーナスがある為だろう。たった一度きりだが、愛の効果は無視出来ない。熱血は[[ひらめき]]、[[不屈]]等で対策しないと危険。発動後のグラハムの気力にもよるが、[[加速]]とダッシュの併用によりなんと'''移動力13'''という驚異的な数値を発揮する。下手すると[[刹那・F・セイエイ|刹那]]が一撃で落とされてしまう。ちなみにこの愛は少々特殊で、[[努力]]と[[幸運]]が掛からない独自仕様となっている。敵に努力、幸運は不要な為か。なお、[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]では[[サフィーネ・グレイス]]が同じようなエースボーナスを修得している(ただし発動条件のHPは40%以下。こちらは敵としても味方としても登場するが)。 | ||
+ | ;地形「空」「宇」に対する与ダメージ1.1倍 | ||
+ | :時獄篇。地形限定だが常時ブーストのかかる強力なボーナス。ブレイヴのCBと合わせて、空・宇宙の敵に対してはかなりのダメージを期待できる。 | ||
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+ | == [[BGM|パイロットBGM]] == | ||
;「DAYBREAK'S BELL」 | ;「DAYBREAK'S BELL」 | ||
− | : | + | :グラハムの機体は全てこのBGM。Gジェネでは「RECOVER」だっただけにこちらを期待していた人もいたとか。 |
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;「ENVOY FROM JUPITER」 | ;「ENVOY FROM JUPITER」 | ||
− | : | + | :劇場版設定のUXではこちら。「FIGHT」のアレンジ曲。 |
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[刹那・F・セイエイ]] | ;[[刹那・F・セイエイ]] | ||
− | : | + | :彼でなくガンダムの性能に興味を引かれるが、後にパイロットである彼の事も「少年」と呼んでガンダム共々付け狙う事に。但しライバル関係にしては珍しく、顔を合わせたことがあるにも関わらず1stシーズンではお互いの名前を認識していない(2ndシーズンにてグラハムは勝手に名乗っているが、刹那は名乗っていない)。 |
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;[[ロックオン・ストラトス]] | ;[[ロックオン・ストラトス]] | ||
− | : | + | :1stシーズン中盤ではむしろ彼と対峙する事が多く、OPでもロックオンとグラハムが対決しているシーンがあった。狙撃を全弾回避してみせそのまま接近戦に持ち込んでいたが決着つかず。 |
− | + | ;[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ロックオン・ストラトス(2代目)]]、[[アレルヤ・ハプティズム]]、[[ソーマ・ピーリス]] | |
− | ;[[ロックオン・ストラトス (2代目)]]、[[アレルヤ・ハプティズム]]、[[ソーマ・ピーリス]] | + | :彼らとの絡みはほとんどなかったが、劇場版では一致団結してELSとの戦いに臨んだ。『UX』でのグラハム生存ルートは、彼らの協力があったればこそ。 |
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;[[ビリー・カタギリ]] | ;[[ビリー・カタギリ]] | ||
− | : | + | :友人。乗機は彼に改造してもらうことがほとんど。彼のおかげでグラハムは機体の性能を本当の限界まで引き出せているのかもしれない。余談だが、カタギリは1stシーズン小説版でグラハムを'''侍'''と評している。 |
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;[[レイフ・エイフマン]] | ;[[レイフ・エイフマン]] | ||
− | : | + | :フラッグの開発者でビリーの恩師。グラハムの要望に応え、カスタムフラッグへの改修を担当した。グラハムからは「プロフェッサー」と呼ばれている。 |
;[[ダリル・ダッジ]]、[[ハワード・メイスン]] | ;[[ダリル・ダッジ]]、[[ハワード・メイスン]] | ||
:部下。特に、ハワードの死はグラハムの心境を一変させる出来事となった。 | :部下。特に、ハワードの死はグラハムの心境を一変させる出来事となった。 | ||
;[[ジョシュア・エドワーズ]] | ;[[ジョシュア・エドワーズ]] | ||
− | : | + | :新設されたオーバーフラッグス隊に配属された部下。自身の腕前に自信を持つジョシュアは上官であるグラハムに対して不遜な態度を取り、暴言まで吐いている。そんな彼に対し、グラハムは「過去の汚名は戦場で晴らしてみせよう」と漢らしい対応を見せている。 |
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;[[デカルト・シャーマン]] | ;[[デカルト・シャーマン]] | ||
− | : | + | :原作及びUXでは接点がなかったが、CCでは彼の援護によって特攻することがなくなったため、結果的にグラハムの命を救ったと言える。 |
;スレッグ・スレーチャー | ;スレッグ・スレーチャー | ||
− | :グラハムの恩師で、MSパイロットとして大先輩にあたる。[[ドラマCD]] | + | :グラハムの恩師で、MSパイロットとして大先輩にあたる。[[ドラマCD]]第二弾「ROAD TO 2307」に登場。グラハムとは次世代機のコンペで模擬戦を行うが、とある理由のためグラハム機に[[特攻]]して戦死する。なお、この事件はグラハムの心に影を落としてしまう結果となった。スパロボ未登場。 |
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;スレーチャーの娘 | ;スレーチャーの娘 | ||
− | : | + | :恩師スレーチャーの娘。本名不明。かつてグラハムとは交際していたのだが、彼の空への憧れが断ち難かったために、別れる結果となった(ただし、グラハム自身は、そのことについて彼女にはすまないと思っている)。スパロボ未登場。 |
;ヴィクトル・レオーノフ、ルドルフ・シュライバー、アキラ・タケイ、イェーガン・クロウ、ネフェル・ナギーブ | ;ヴィクトル・レオーノフ、ルドルフ・シュライバー、アキラ・タケイ、イェーガン・クロウ、ネフェル・ナギーブ | ||
− | : | + | :劇場版における部下でソルブレイヴスの隊員達。その中で、アキラはオーバーフラッグス隊の生き残りである。なお、彼等の名前は[[ブレイヴ]]をデザインした福地仁氏が命名している。 |
− | : | + | :[[UX]]では隊員名は出ないもののソルブレイヴス隊がグラハムに随伴しているため、自軍と行動を共にしていると思われる。 |
== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
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=== [[ガンダムシリーズ]] === | === [[ガンダムシリーズ]] === | ||
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;[[ゼクス・マーキス]] | ;[[ゼクス・マーキス]] | ||
− | : | + | :[[第2次Z]]では共にガンダムを追うもの同士、また武人としても通じ合っている。グラハム曰く「国を越えた僚友」。パイロットに多大なGをかける機体に乗る、時期は違うが仮面をつける設定も共通している。彼にはエイフマン教授経由の情報として、秘匿されていた[[トールギス]]の存在を伝えている。 |
− | : | + | :なお、会話しているだけだと気付かないが、グラハムはゼクスより'''8歳も年上'''である。 |
− | + | :続く第3次Zでは、時獄篇にてともにプリベンターのエージェントとして登場。彼のウインドに対し、グラハムはライトニングを名乗ることに。…というか、[[ライトニング・バロン]]を差し置いてそのコードネームはいいのだろうか。 | |
− | + | ;[[紅蓮装曹操ガンダム|曹操ガンダム]] | |
− | ;[[ | + | :[[UX]]では彼を「武人の鑑」と称し、敬意を表している。また、グラハムは曹操という人間に対して、以前は『三国志演義』における「悪役」としてのイメージを強く抱いていたことを伺わせる発言もしている。 |
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;[[シン・アスカ]] | ;[[シン・アスカ]] | ||
− | : | + | :同じく乙女座。共闘できたUXには、星座ネタの[[援護攻撃|援攻]]台詞が用意されていた。当然彼以外にも乙女座のキャラクターはいるのだが、残念ながらシン以外の乙女座の人には特殊セリフがない(UXに登場した人物で言えば[[真壁一騎|彼]]とか)。 |
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;[[キラ・ヤマト]]、[[アスラン・ザラ]] | ;[[キラ・ヤマト]]、[[アスラン・ザラ]] | ||
− | : | + | :彼らと共にUXと合流する。 |
− | : | + | :なお、グラハムとアスランの両者は、[[偽名]]を[[ミスター・ブシドー|名乗って正体を]][[アレックス・ディノ|隠していた過去]]があり、かつて軍の上層部から[[ライセンサー|独自の行動をする権限を]][[FAITH|有していた軍人]]であった点が共通している。 |
− | + | :そしてグラハムの愛機[[ブレイヴ]]はキラの愛機[[フリーダムガンダム|フリーダム]]とアスランの愛機[[ジャスティスガンダム|ジャスティス]]の兄弟機である[[ドレッドノートガンダム|ドレッドノート]]と同じ意味の言葉である。 | |
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=== リアル系 === | === リアル系 === | ||
;[[枢木スザク]] | ;[[枢木スザク]] | ||
− | : | + | :第2次Zでは同僚として同じマップに数度登場する。また、再世編のifルートでは自身を「全てを失った空っぽの騎士」と称する彼を「ナイトオブゼロ」と呼び、彼の「[[騎士道]]」を喰らい、更なる極みへ至るために激突する。 |
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;[[藤堂鏡志朗]] | ;[[藤堂鏡志朗]] | ||
− | : | + | :第2次Zでは新兵時代に[[ブリタニア・ユニオン]]の[[日本]]侵攻の際に交戦し、彼の生き様や'''[[武士道]]'''に強く影響を受け、以来彼には強い敬意を抱く。 |
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;[[早乙女アルト]] | ;[[早乙女アルト]] | ||
− | : | + | :第2次Zでは彼からは'''「空の飛び方を知っている」'''と警戒される。もちろん[[声優ネタ]]である。ちなみにこの二人、夢にも共通点がある(後述)。第3次Zでは中断メッセージでも絡んだ。 |
− | : | + | :[[UX]]では共闘可能、そして彼の[[女装]]姿を絶讃する。 |
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;[[小楯衛]] | ;[[小楯衛]] | ||
− | : | + | :UXでは彼が死亡した際に、刹那に「自分より若い者が死んでいくのはいつだって辛い」と漏らしている。 |
;[[ローニン・サナダ]] | ;[[ローニン・サナダ]] | ||
− | : | + | :UXでは北米軍の同僚。 |
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=== スーパー系 === | === スーパー系 === | ||
;[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ]] | ;[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ]] | ||
− | : | + | :[[UX]]では序盤の[[スクラッグ]]との戦いより彼とも共闘する。 |
;[[森次玲二]] | ;[[森次玲二]] | ||
− | : | + | :声が同じ人。UXでは彼を一目置いている節があり、[[カガセオ]]を撃破した森次を「見事な対応」と評している。 |
;[[ジャック・スミス]] | ;[[ジャック・スミス]] | ||
− | : | + | :ある意味で「侍かぶれ」同士。UXでは声が同じである森次と同様、戦闘中ではジャックを'''「侍かぶれ(ミスター)」'''と呼ぶ他、ジャックはグラハムを'''「大空のサムライ」'''または'''「Mr.武士道」'''と称する。 |
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;[[シュワルツ]] | ;[[シュワルツ]] | ||
− | : | + | :作中は全く絡みはないが、第2次Zでは同じくフラッグファイターだった。 |
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=== バンプレストオリジナル === | === バンプレストオリジナル === | ||
;[[アニエス・ベルジュ]]、[[ジン・スペンサー]] | ;[[アニエス・ベルジュ]]、[[ジン・スペンサー]] | ||
− | : | + | :[[UX]]の序盤における部下。日頃からグラハムに憧れの気持ちを抱いていた両名を率いて[[スクラッグ]]と戦う。この時、助太刀に来た[[アンノウン・エクストライカーズ]]を攻撃しようと逸ったジンを上官として制止している。一方で、そんな彼の姿にかつての自己の姿を見ていた。 |
− | : | + | :また、両名とも途中で戦死したと思われた時は「自分は部下を持つ資格などないのかもしれない」と自嘲していた。しかし、アーニーとはその後UXにて共闘し、ジンとは敵同士として戦場で対峙する事になる。 |
;[[リチャード・クルーガー]] | ;[[リチャード・クルーガー]] | ||
− | : | + | :UX序盤で敢えて自らの身を晒してまで[[タマ]]を食い止めるための一撃を放った彼の行動を「[[武士道]]」と高く評価した。 |
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
何かと特徴的な独り言を吐くが、これは戦闘中に自分を鼓舞するためにわざとやっているらしい。 | 何かと特徴的な独り言を吐くが、これは戦闘中に自分を鼓舞するためにわざとやっているらしい。 | ||
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=== 1st === | === 1st === | ||
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;「フッ…好意を抱くよ」<br />「興味以上の対象と言う事だ」 | ;「フッ…好意を抱くよ」<br />「興味以上の対象と言う事だ」 | ||
− | : | + | :グラハムのガンダムに対する印象。この台詞を初め、何かとガンダムを特別視する。しかも、何故か女性扱い(この後も「口説き落とせない」だの、「身持ちが硬い」だの、「眠り姫」だの言っている)。おまけに[[渚カヲル|どこかで聞いたことがある発言]]のような…… |
− | ; | + | ;「はじめましてだな、ガンダム!」<br />(刹那「何者だ!?」)<br />「グラハム・エーカー…君の存在に心奪われた男だ!」 |
− | :[[刹那・F・セイエイ|刹那]]との初対決時の'''独り言'''。一見会話しているかのようなシーンなのだが、この頃は[[GN粒子]] | + | :[[刹那・F・セイエイ|刹那]]との初対決時の'''独り言'''。一見会話しているかのようなシーンなのだが、この頃は[[GN粒子]]による電波障害で通信できていない。小説版によるとグラハムは刹那が「何者だ!」と言ったのを感じ取ったのこと。 |
− | + | ;「よもやここで君と出会えるとはな。乙女座の私にはセンチメンタリズムな運命を感じずにはいられない!」 | |
− | + | :上記の名乗りの後の台詞。何故か自分が乙女座である事に拘る。 | |
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;「MSの性能が、勝敗を分かつ絶対条件ではないさ…」<br />「当てにしているぞ。フラッグファイター!」 | ;「MSの性能が、勝敗を分かつ絶対条件ではないさ…」<br />「当てにしているぞ。フラッグファイター!」 | ||
− | : | + | :部下のハワードとダリルに、機体性能だけが全てではないと語った台詞。恐らく、[[シャア・アズナブル|シャア]]のオマージュである。この台詞だけなら、ただのオマージュだったのだが…… |
− | : | + | ;「私は我慢弱く、落ち着きのない男なのさ。しかも姑息な真似をする輩が大の嫌いときている。ナンセンスだが、動かずにはいられない!」 |
+ | :[[ソレスタルビーイング]]の武力介入を理由にテロ行為を行った組織を探している際の台詞。後半の台詞はシャアのオマージュと思われる。 | ||
+ | ;「あえて言わせてもらおう…グラハム・エーカーであると!」 | ||
+ | :ロックオンに対して叫んだ名乗りだが、この時も通信は出来ていない独り言。しかも相変わらず会話が繋がっているように聞こえてしまう。こちらは[[ギレン・ザビ|ギレン]]のオマージュか? | ||
;「人呼んで、グラハムスペシャル!」 | ;「人呼んで、グラハムスペシャル!」 | ||
− | : | + | :独自のマニューバを独り言でよく喋る。それだけパイロットとして優れた[[技量]]に裏打ちされた自信に満ち溢れている。 |
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;「ようやくガンダムに出会えたというのに……口惜しいが、私も人の子だ!」 | ;「ようやくガンダムに出会えたというのに……口惜しいが、私も人の子だ!」 | ||
− | : | + | :ロックオンと対峙していたところで「アザディスタンでクーデターが発生したので、鎮圧に迎え」という命令が来た際に。決してガンダムに拘るだけでない、グラハムの軍人としての、そして人間としての姿勢が見える一幕である。 |
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;「抱きしめたいな、ガンダム!!」<br />「まさに、眠り姫だ!」 | ;「抱きしめたいな、ガンダム!!」<br />「まさに、眠り姫だ!」 | ||
− | : | + | :抵抗できない[[ガンダムデュナメス]]を押さえつけて。ガンダムに対する興味が一際目立つ。またこの時地面すれすれで突進しながら空中変形を行うという神業を披露した。 |
;「プロフェッサー…ハワード……私の顔に何度泥を塗れば気が済むのだ……ガンダム!」 | ;「プロフェッサー…ハワード……私の顔に何度泥を塗れば気が済むのだ……ガンダム!」 | ||
− | : | + | :[[ガンダムスローネツヴァイ]]に[[レイフ・エイフマン|エイフマン教授]]とハワードを殺害された時の台詞。戦友を失った直後の台詞が嘆きや悲しみではなく、プライドを傷つけられた屈辱というところに、既に狂気に犯されつつあるのが伺える(小説版では明確にグラハムが歪み始めている事が描かれている)。 |
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;「そうか…彼は私以上に、フラッグを愛していたようだな」<br />「ならば、ハワード・メイスンに宣誓しよう。私、グラハム・エーカーはフラッグを駆って、ガンダムを倒すと」 | ;「そうか…彼は私以上に、フラッグを愛していたようだな」<br />「ならば、ハワード・メイスンに宣誓しよう。私、グラハム・エーカーはフラッグを駆って、ガンダムを倒すと」 | ||
− | : | + | :ガンダムに倒されたハワードが自分以上にフラッグファイターとして誇りを持っていたことを知り、隊長として…フラッグファイターの意地としてガンダムを倒すことを墓前に誓った。<br />しかし、小説版ではこの宣誓も所詮は'''ガンダムと戦う為の建前でしかなかった'''とグラハム自身が発言している(決してハワードの死を悼んでなかったわけではないが…)。 |
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;「どれほどの性能差があろうと! 今日の私は、阿修羅すら凌駕する存在だ!!」 | ;「どれほどの性能差があろうと! 今日の私は、阿修羅すら凌駕する存在だ!!」 | ||
− | : | + | :ハワードなど多くの同僚の命を奪い、さらには武器も持たない人間に対しても攻撃を行うトリニティに対して。この台詞と共に[[ガンダムスローネアイン]]の[[ビームサーベル]]を奪い、それで同機体の片腕を切り落とした。この台詞と共に、前述の[[シャア・アズナブル|「モビルスーツの性能差が勝敗を分かつ絶対条件ではない」]]という事を、[[機動戦士ガンダム|初代ガンダム]]から約30年の時を経て本当に実践して見せた。 |
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;「私はフラッグでガンダムを倒す……ハワード・メイスンの墓前にそう誓ったのだよ」<br />「男の誓いに、訂正はない」 | ;「私はフラッグでガンダムを倒す……ハワード・メイスンの墓前にそう誓ったのだよ」<br />「男の誓いに、訂正はない」 | ||
− | : | + | :[[GN-X]]のパイロットになる事を「断固辞退」して。他の各国のエースパイロット達はこぞってGN-Xに乗り換えたのに1人フラッグに拘る。そしてその想いを汲みとった親友の手により、グラハムはガンダムと戦う為に更なる改造を施されたフラッグを手にする事になる。 |
− | ; | + | ;「やはり私と君は運命の赤い糸で結ばれていたようだ!」<br />「そうだ、戦う運命にあった!」<br />「ようやく理解した! 君の圧倒的な性能に、私は心奪われた!」<br />「この気持ち、まさしく[[愛]]だ!」 |
− | : | + | :[[ガンダムエクシア|エクシア]]との最終決戦にて、ガンダムに対する強い執着を現す台詞。思いがけない言葉に刹那も驚いていた。それまではシリアスな方向で目立っていた分、'''それが全部この台詞でぶっ壊れた'''と言えなくもない。<br />一方、この直後にグラハムは「だが愛を超越すればそれは憎しみとなる」とも言っており、ガンダムに対する憎しみもあっての行動だと明言している。<br />ただ、刹那はノベライズ版でグラハムの行動は'''「自分の自己満足のための行動を愛や運命で理論武装しているだけ」'''と判断している。 |
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;「ハワード、ダリル……仇は……」 | ;「ハワード、ダリル……仇は……」 | ||
− | : | + | :刹那と相打ちになって。こうして、グラハム・エーカーは物語から姿を消した。しかし…… |
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− | === | + | === 劇場版 === |
;「ソルブレイヴス隊、スタンドマニューバと共に散開! 弔い合戦だ!」<br />「全機、フルブラスト!」 | ;「ソルブレイヴス隊、スタンドマニューバと共に散開! 弔い合戦だ!」<br />「全機、フルブラスト!」 | ||
− | : | + | :火星圏の[[ELS]]との接触で全滅した[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]]先遣部隊の仇討ちと、ELSの大群に追われ窮地に立たされた[[ソレスタルビーイング]]の救援に駆けつける。 |
:1st時代における、颯爽としたフラッグファイターであるグラハムを思い起こさせる熱い台詞。 | :1st時代における、颯爽としたフラッグファイターであるグラハムを思い起こさせる熱い台詞。 | ||
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;「ソルブレイヴス隊の精鋭に告ぐ。これから出向く戦場では諸君らの命を賭けてもらうことになる」<br/>「だが、あえて言おう。死ぬなよ!」 | ;「ソルブレイヴス隊の精鋭に告ぐ。これから出向く戦場では諸君らの命を賭けてもらうことになる」<br/>「だが、あえて言おう。死ぬなよ!」 | ||
− | : | + | :ELSとの最終決戦前にソルブレイヴス隊のメンバーにかけた言葉。しかし…… |
− | :なお、[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊|とある作品]]の[[シロー・アマダ|小隊長]] | + | :なお、[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊|とある作品]]の[[シロー・アマダ|小隊長]]も部下に対して、グラハムと似た趣旨の言葉をかけている。 |
;「イェーガン!」<br />「あえて言ったはずだ…」 | ;「イェーガン!」<br />「あえて言ったはずだ…」 | ||
− | : | + | :ソルブレイヴスのメンバーの一人イェーガン・クロウが戦死した際に漏らした言葉。彼の願いは叶わなかった…… |
;「うろたえるな!」<br />「…とはいえ、相手がガンダムタイプとは!」 | ;「うろたえるな!」<br />「…とはいえ、相手がガンダムタイプとは!」 | ||
:[[ELS GN-X IV|GN-X IVに擬態したELS]]を見た時の反応。昔の血が騒ぐのか、手強い相手だったガンダムとは戦ってみたかったらしい…。 | :[[ELS GN-X IV|GN-X IVに擬態したELS]]を見た時の反応。昔の血が騒ぐのか、手強い相手だったガンダムとは戦ってみたかったらしい…。 | ||
500行目: | 234行目: | ||
;「何を躊躇している!? 生きる為に戦えと言ったのは、君の筈だ!」<br/>「『たとえ、矛盾をはらんでも存在し続ける』 それが、生きることだと…!」<br/>「行け、少年! 生きて未来を切り開け!」 | ;「何を躊躇している!? 生きる為に戦えと言ったのは、君の筈だ!」<br/>「『たとえ、矛盾をはらんでも存在し続ける』 それが、生きることだと…!」<br/>「行け、少年! 生きて未来を切り開け!」 | ||
:ELSとの対話に臨もうとするが、道を阻まれ動揺する刹那を叱咤激励して。 | :ELSとの対話に臨もうとするが、道を阻まれ動揺する刹那を叱咤激励して。 | ||
− | : | + | :かつて、グラハムが[[ミスター・ブシドー|道に迷った時]]に、刹那から掛けられた台詞を返す流れが、実に心憎い。 |
;「未来への水先案内人は、このグラハム・エーカーが引き受けた!」<br/>「これは、死ではない! 人類が生きるための…!!」 | ;「未来への水先案内人は、このグラハム・エーカーが引き受けた!」<br/>「これは、死ではない! 人類が生きるための…!!」 | ||
− | : | + | :最期の台詞。侵食される中、自爆による特攻によりELS中枢部への道が開かれ、その言葉通りに彼は「未来への水先案内人」となったのであった。 |
:劇場の名シーンのひとつとして、多くの観客に大きな衝撃と話題となった。 | :劇場の名シーンのひとつとして、多くの観客に大きな衝撃と話題となった。 | ||
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=== その他媒体 === | === その他媒体 === | ||
;だが、私はしつこくてあきらめも悪い、俗に言う人に嫌われるタイプだ! | ;だが、私はしつこくてあきらめも悪い、俗に言う人に嫌われるタイプだ! | ||
− | : | + | :ノベライズ版でのロックオンとの戦闘中の地の文。自分で人に嫌われるタイプとか言っているが、直す気はさらさらないようである。 |
;――だが、認めよう。宣誓も矜持も、行動の源であるが、所詮は建前でしかなかった。この感情はごまかしようもない。<br />私グラハム・エーカーは、この機体をもってガンダムと戦えることに、これ以上もなく――悦びを感じているっ……! | ;――だが、認めよう。宣誓も矜持も、行動の源であるが、所詮は建前でしかなかった。この感情はごまかしようもない。<br />私グラハム・エーカーは、この機体をもってガンダムと戦えることに、これ以上もなく――悦びを感じているっ……! | ||
:ノベライズ版でGNフラッグを駆った際の地の文。ご覧のとおり、明らかに悪すぎる方向へ暴走している。 | :ノベライズ版でGNフラッグを駆った際の地の文。ご覧のとおり、明らかに悪すぎる方向へ暴走している。 | ||
;フラッグの力で勝ち取ったものは私の物。お前の物はおれの物! | ;フラッグの力で勝ち取ったものは私の物。お前の物はおれの物! | ||
:上記の直後の発言。ノベライズ版ではグラハムの心情を描写した地の文は多いが、何故かジャイアニズムを言っている事で読者に衝撃を与えた。 | :上記の直後の発言。ノベライズ版ではグラハムの心情を描写した地の文は多いが、何故かジャイアニズムを言っている事で読者に衝撃を与えた。 | ||
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;「娘さんを傷つけた事は、謝罪の仕様もありません。しかし私は、それ以上に空に魅せられていたのです」<br />「孤児であり、金銭的余裕もない私が空を飛ぶには、軍に入るしかありませんでした。その空を、誰にも渡したくはなかったのです」 | ;「娘さんを傷つけた事は、謝罪の仕様もありません。しかし私は、それ以上に空に魅せられていたのです」<br />「孤児であり、金銭的余裕もない私が空を飛ぶには、軍に入るしかありませんでした。その空を、誰にも渡したくはなかったのです」 | ||
− | :[[ドラマCD]] | + | :[[ドラマCD]]「ROAD TO 2307」(未参戦)にてかつての上官であり、コンペの相手であるスレッグ・スレーチャー少佐との会話にて。かつて少佐の娘と交際していたが、別れたこと、孤児であったことなど意外な過去が明かされたが、空に対する夢については[[早乙女アルト|同じ声の某主人公]]を彷彿とさせる。尤も、孤児であることや、夢の為に女性関係をきっぱり断ち切る点など[[早乙女アルト|彼]]との大きな違いはあるが。 |
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== 迷台詞 == | == 迷台詞 == | ||
;「柔肌を晒すとは、破廉恥だぞ! ガンダム!」 | ;「柔肌を晒すとは、破廉恥だぞ! ガンダム!」 | ||
− | : | + | :ゲーム「ガンダムマイスターズ」にて装甲をパージした[[ガンダムナドレ]]を見ての発言。ナドレを見て女性的だと思ったのかは不明だが、どうしてもシュールに聞こえてしまう。 |
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;「グラハム・スペシャル! アンドリバース!!」 | ;「グラハム・スペシャル! アンドリバース!!」 | ||
− | : | + | :これも「ガンダムマイスターズ」での発言。エクシアの攻撃で頭から落下するが、この言葉と共に空中変形を行い体勢を立て直した。 |
− | ; | + | ;「私の名前はグラハム・エーカー。御覧の通りただの男色家だ。」 |
− | : | + | :ドラマCDより。とうとう自らホモネタを吹っかけてしまっている。 |
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;「坊やだからさ」 | ;「坊やだからさ」 | ||
− | :グラハムというよりは声優の中村悠一氏の発言。元ネタは無論[[シャア・アズナブル]] | + | :グラハムというよりは声優の中村悠一氏の発言。元ネタは無論[[シャア・アズナブル]]。ラジオ・ソレスタルステーション00第11回にてグラハム声で中村氏がリスペクトした。発言時、ラジオのパーソナリティである[[沙慈・クロスロード]]役の入野自由氏、[[クリスティナ・シエラ]]役の佐藤有世氏の両名は、台詞元を全く知らなかった。その後、本人から「'''これは“ガンダム”の番組だよ'''」と言われた。 |
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== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
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=== 戦闘台詞 === | === 戦闘台詞 === | ||
;「この間合い…君の吐息すら聞こえてきそうだ!」 | ;「この間合い…君の吐息すら聞こえてきそうだ!」 | ||
:ブレイドでの戦闘台詞。いかにもそれっぽい。 | :ブレイドでの戦闘台詞。いかにもそれっぽい。 | ||
− | ;「ダンスが無理なら、恋文を贈らせてもらう!」/「この気持ち! 銃弾に乗せて君に届け!」 | + | ;「ダンスが無理なら、恋文を贈らせてもらう!」<br />「この気持ち! 銃弾に乗せて君に届け!」 |
− | : | + | :ライフルで攻撃した時の戦闘台詞。ちなみに担当声優の中村氏は'''『君に届け』'''という少女漫画原作のTVアニメに出演している。 |
;「姿をくるくる変えるとは移り気なガンダムだな!」 | ;「姿をくるくる変えるとは移り気なガンダムだな!」 | ||
− | :[[Ζガンダム]]との[[特殊戦闘台詞]] | + | :[[Ζガンダム]]との[[特殊戦闘台詞]]。ウェイブライダー突撃のない[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z破界篇]]ではまだしも、使えれば必殺攻撃のたびにくるくる変えるのだから反論しにくい。 |
;「自由とは時としてその身を縛る鎖となる!」 | ;「自由とは時としてその身を縛る鎖となる!」 | ||
− | :[[ストライクフリーダムガンダム]]との特殊戦闘台詞。彼にしては意外とパイロットの心を突いた台詞かも知れないが、それ以上に[[シュウ・シラカワ|この人]] | + | :[[ストライクフリーダムガンダム]]との特殊戦闘台詞。彼にしては意外とパイロットの心を突いた台詞かも知れないが、それ以上に[[シュウ・シラカワ|この人]]が聞いたらどう思うだろうか。 |
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;「ヒゲのガンダムか! なんという雄々しさだ!」 | ;「ヒゲのガンダムか! なんという雄々しさだ!」 | ||
− | :[[∀ガンダム]]や[[ガンダムダブルエックス]]との特殊戦闘台詞。こういうデザインのガンダムも嫌いではないらしい。 | + | :[[∀ガンダム]]や[[ガンダムダブルエックス]]との特殊戦闘台詞。こういうデザインのガンダムも嫌いではないらしい。<br/ >これら以外にも[[ガンダムタイプ]]汎用、ガンダム搭乗の[[新機動戦記ガンダムW|ガンダムW]]勢汎用台詞などが複数あり、ガンダム相手には実にバリエーション豊かに喋る。 |
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;「その自由さに一筋の光彩を加えよう!」 | ;「その自由さに一筋の光彩を加えよう!」 | ||
− | : | + | :UXでの対[[ストライクフリーダムガンダム]]援攻台詞。Zの対各ガンダム戦闘台詞と同様、機体名や特徴を元にしている。 |
− | ; | + | ;「私もかつては武士道を歩んだ男。全力で挑ませてもらう!」 |
− | :対[[ジャック・スミス|ジャック]] | + | :対[[ジャック・スミス|ジャック]]戦闘台詞の一つ。 |
− | ; | + | ;「『侍かぶれ』と呼ばれる男か、面白い!」 |
− | : | + | :こちらは別パターン。森次の台詞から来る声優ネタで、グラハム自身かつて「ミスター・ブシドー」だったことにも引っ掛けている。ちなみに今回は元ネタの人が同じ部隊にいたりする。 |
;「私からは愛や憎しみではない! 『矛盾の肯定』を君達に贈る!」 | ;「私からは愛や憎しみではない! 『矛盾の肯定』を君達に贈る!」 | ||
− | : | + | :UX終盤の対[[フェストゥム]]戦闘台詞。フェストゥムの実態を完全に知った為か、前半の敵意がなくなり、自分の経験談を言っている。神たる[[ミール]]に逆らうか否か、答えを促している。 |
− | :生存できた場合、対[[バジュラ]] | + | :生存できた場合、対[[バジュラ]](インプラント制御)もこの台詞を言う。 |
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=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;「私は政治的な動きはよく分かりません。ですが、一人の戦士としてガンダム打倒に生命を懸けるつもりです」 |
− | : | + | :[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]との通信で互いに新型機の必要性を実感した後、彼に改めてガンダム打倒の決意を述べる。 |
− | ;「いたか、我が愛しのガンダムよ!」<br />「どれだけのガンダムが現れようと私の心を射止めたのは君…! | + | ;「いたか、我が愛しのガンダムよ!」<br />「どれだけのガンダムが現れようと私の心を射止めたのは君…! 美しき光と共に我が眼前に降り立った君だ!」<br />「あの日の甘美なときめきが今の私の胸にある…! そう…それこそが私をこうも突き動かす!」 |
− | : | + | :破界篇第20話、タクラマカン砂漠の決戦にて刹那との[[戦闘前会話]]。原作では[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]と相対したので夢の対戦カードと言える。しかし刹那は「付き合っていられん」と切り捨てている。 |
− | ; | + | ;「ガンダム! 君もここにいたか!」<br />「意中の相手の代わりというわけではない…! 私の中の戦士の魂が、君を好敵手として求めているのだよ!」 |
− | : | + | :破界篇[[エリア11]]ルート第24話での[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]との会話。しかし、ヒイロも刹那と同様「付き合ってはいられん」と切り捨てた。 |
− | ; | + | ;「奇跡の藤堂! 7年前の私は戦いに恐怖する新兵だった!」<br />「私はあの時の私をここで葬る! あの日、私を震撼させたサムライをこの手で討つことで!」<br />「さあ見せてもらうぞ、藤堂鏡志朗! 私を恐怖させた武士道の真髄を!」 |
− | : | + | :上と同話での[[藤堂鏡志朗|藤堂]]との[[戦闘前会話]]。グラハムは厳島の奇跡に居合わせたようだ。また求道者・バトルマニアとしての内面も滲み出ている台詞である。 |
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=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
;「その意気や良し! さあ行くぞ、若者たちよ!」 | ;「その意気や良し! さあ行くぞ、若者たちよ!」 | ||
− | : | + | :[[UX]]第2話IMにて。日頃から憧れていたグラハム少佐が隊長を務める異星人迎撃部隊に編入されたことで、大いに喜ぶ[[アニエス・ベルジュ|アーニー]]と[[ジン・スペンサー|ジン]]に対するシメの一言。 |
− | :二人の新米軍人を導く歴戦の[[エース|エースパイロット]]として、いつも通りのノリの良さ…もとい、頼もしさを感じさせてくれる台詞である。もっとも、グラハム自身もまだ充分に「若者」だと言える[[年齢]] | + | :二人の新米軍人を導く歴戦の[[エース|エースパイロット]]として、いつも通りのノリの良さ…もとい、頼もしさを感じさせてくれる台詞である。もっとも、グラハム自身もまだ充分に「若者」だと言える[[年齢]](劇場版準拠のUXでは34歳)であるのだが。 |
− | ;「気持ちはわからなくもないが、あまりに強すぎる想いは、時に自分を傷付けることになるぞ?」<br /> | + | ;「気持ちはわからなくもないが、あまりに強すぎる想いは、時に自分を傷付けることになるぞ?」<br/>「私も、かつてそうだった。自らの正義を信じ、誇りと情熱のおもむくままに戦った…」<br/>「だが、その結果、私は実に多くのものを失ったよ…」<br/>「君には…私と同じ道を歩んで欲しくない…」 |
− | : | + | :UX第4話にて、アーニーの仇は必ず討つと意気込むジンに対して。[[ミスター・ブシドー|かつての自分]]を省みて、ジンがそのような事にならないよう諭していたのだが… |
− | ; | + | ;(人々のために戦う道を選びながらも、その場に立つ事すら出来ないとは…)<br />(少年よ、今は君たちに託させてくれ。この世界の、未来を…!) |
− | : | + | :UX第22話にて、[[加藤機関]]と戦うために出撃しようとしたが、許可が下りなかった際の嘆き。[[ハザード・パシャ|ハザード]]達の策略に振り回され、飛ぶ事すら許されなくなった男は、かつての宿敵に世界の命運を託すしかなかった…。 |
− | : | + | :しかも、'''[[ミスター・ブシドー]]ならば出撃出来た'''([[アロウズ]]時代は[[ライセンサー]]だったので'''独自行動が出来た''')というのが皮肉でしかない。 |
;「待たせたな、少年! 遅ればせながら、地球のため…この私も、協力させていただく!」 | ;「待たせたな、少年! 遅ればせながら、地球のため…この私も、協力させていただく!」 | ||
− | : | + | :UX第22話にて、[[核ミサイル]]の迎撃を行う刹那達の援護に現れた際の台詞。今まで戦いたくても戦えなかったので、物凄く嬉しそうである。 |
− | ;「その様な考えはナンセンスだな! | + | ;「その様な考えはナンセンスだな! 私は国や所属にこだわらぬ意志の元に戦っている!」<br/>「あえて言おう! 世界のためであると!」 |
− | : | + | :UX第38話における[[シンジロウ・サコミズ|サコミズ]]との戦闘前会話で、サコミズから「己が祖国を捨てた愛国心なき者」と批難された際の台詞。 |
;「今の曹操将軍は、もはや我々の知る三国志の『乱世の奸雄』ではない」<br />「覇王の風格と、英雄の正大さを併せ持つ、まさに武人の鑑といえよう」<br />「我々も、学ぶべきところは多いな!」 | ;「今の曹操将軍は、もはや我々の知る三国志の『乱世の奸雄』ではない」<br />「覇王の風格と、英雄の正大さを併せ持つ、まさに武人の鑑といえよう」<br />「我々も、学ぶべきところは多いな!」 | ||
− | : | + | :UX第42話にて、[[劉備ガンダム|劉備]]たちに助言する曹操の姿に、UXの面々が[[曹操ガンダム|曹操]]を「初めて会った頃より丸くなった」と評しているところで、グラハムも曹操をこう評し、敬意を露わにする。 |
− | :しかし、その直後[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ロックオン]]に''' | + | :しかし、その直後[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ロックオン]]に'''「[[ミスター・ブシドー|妙な仮面]]をつけるのはもうやめとけよ」'''と言われてしまい、思わず閉口してしまう事に。 |
− | ; | + | ;「戦慄の暴将よ、己が欲望のために修羅と化すか…」<br/>「ならば私は、その修羅さえ凌駕してみせよう!」 |
− | : | + | :UX第42話にて、[[呂布トールギス|呂布]]との戦闘前会話。 |
;「見せてもらったぞ、少年。君が存在し続けた先に見つけた、未来への答えを…」 | ;「見せてもらったぞ、少年。君が存在し続けた先に見つけた、未来への答えを…」 | ||
− | : | + | :UXでグラハムの生存フラグが成立した場合の第48話ラスト、[[ELS]]との対話を果たした刹那に対して惜しみない称賛の言葉を贈る。 |
:直後、遂に'''刹那は、グラハムに対して初めて「グラハム・エーカー」と彼の名を呼ぶ'''。 | :直後、遂に'''刹那は、グラハムに対して初めて「グラハム・エーカー」と彼の名を呼ぶ'''。 | ||
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== スパロボシリーズの迷台詞 == | == スパロボシリーズの迷台詞 == | ||
;「奴の想い…これはもはや、[[愛]]!」 | ;「奴の想い…これはもはや、[[愛]]!」 | ||
− | : | + | :[[UX]]第35話にて、[[加藤久嵩|加藤]]の気迫に驚愕して。嘗ての自分を重ねたためか、何かがおかしい。'''しかも誰も突っ込まない'''。刹那が聞いていたら「愛!?」と突っ込んでいただろうが、残念ながらこの時刹那は昏睡状態であった。 |
− | + | :尤も、加藤の[[城崎天児|目的]]を考えると、グラハムの指摘はあながち間違ってはいない。 | |
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;「素晴らしい! あれこそは究極の美…まさに、姫だッ! 抱きしめたいなッ!」 | ;「素晴らしい! あれこそは究極の美…まさに、姫だッ! 抱きしめたいなッ!」 | ||
− | : | + | :UXにて[[女装]]した[[早乙女アルト|アルト]]に対して喝采をあげた。[[声優ネタ]]なのだが、それ以前に何かがおかしい。ちなみに、[[ラッセ・アイオン|ラッセ]]がこの時のグラハムに対してドン引きしていた。 |
− | ; | + | ;「フ、こうして君と同じ部隊に立つことになろうとは…」<br/>「やはり君とは、センチメンタリズムな運命を感じずにはいられない」 |
− | : | + | :UX第38話にて刹那が無事回復した際の台詞。こんな事を言われても刹那は困るだろうが、普通にこの発言はスルーした。 |
− | ; | + | ;「かつて世界に悪として対峙した少年が、異星体との対話の道を歩むとは…」<br/>「それもひとつの君の愛の形…。その世界への想い、必ずや成就させる! 露払い役は私が担おう!」 |
− | : | + | :UX第48話にて、刹那出撃後の[[ELS]]との戦闘前会話。…グラハム本人は間違った事を言ってないはずなのだが、結局「愛」が出てきている。 |
− | + | ;「なるほど…。ならばそこのプレイヤー!」<br />「あえて言おう! 1秒でも早く再開すると信じている!」<br />「何故ならば、君ともまた運命の赤い糸で結ばれているのだからなあ!」 | |
− | ; | + | :UX[[中断メッセージ/UX|中断メッセージ]]にて。明らかにTVシリーズの方のグラハムになっている(というか、この前に「邪険にあしらわれた」だの「所望する」だの[[ミスター・ブシドー|一番歪んでいた頃]]の台詞まで言っている)。隣にいた刹那はどう思っていた事やら… |
− | + | ;グラハム「これぞ、まさしく愛!」<BR/>刹那「愛!?」 | |
− | + | :時獄篇終盤より、[[アンディ・W・ホール|アンディ]]と[[MIX]]の男女合体でさらに力を高めるアクエリオンを評していわく。UXに続きまたも第1期終盤の名言であり、今度は刹那も居合わせたので期待通りツッコミを入れてくれた。 | |
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− | == | + | == 搭乗機体・関連機体 == |
− | + | グラハム自身が左利きとなっていることもあり、機体面からも彼専用に調整されている。 | |
;[[ユニオンフラッグ]] | ;[[ユニオンフラッグ]] | ||
:[[ガンダムエクシア]]と交戦するが、機体性能差から押し返される。 | :[[ガンダムエクシア]]と交戦するが、機体性能差から押し返される。 | ||
− | + | ;[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタム]] | |
− | : | + | :通称「カスタムフラッグ」。ガンダムに対抗するため改修した機体。パイロットの安全を無視した機体だが、グラハムの[[技量]]もあってガンダムを追い詰める。 |
− | + | ;[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII]] | |
− | + | :通称「GNフラッグ」。カスタムフラッグに更なる改修をした機体。1stラストにて搭乗。エクシアと激しい戦闘を行う。だが実際は、スローネアインから分捕った高出力[[ビームサーベル]]を使用できることを除くとフラッグカスタムの長所をかなり殺している。一応変形はできるのだがウイングがないのと機体バランスが考慮されていない性でちゃんと飛べない。<br/ >第2次Zでは固有[[カットイン]]が2種類も用意されているが、武装がビームサーベルのみで、受けに回った際の[[射程]]がいまいち。 | |
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;[[ブレイヴ|ブレイヴ指揮官仕様]] | ;[[ブレイヴ|ブレイヴ指揮官仕様]] | ||
− | :劇場版での乗機。[[マスラオ]] | + | :劇場版での乗機。[[マスラオ]]の後継機と呼べる機体。 |
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== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *声優の杉田智和氏は『アニメージュ』でのインタビューの際にグラハムがハワードの墓標に誓うシーンを名シーンとして挙げている…が、何故か'''『銀魂』という全く関係の無い番組'''のインタビューでこのシーンを挙げていた(一応、制作が同じサンライズ繋がりではある)。ちなみに中村悠一氏は2012年に『銀魂』に坂田金時役で出演した。 |
− | * | + | *担当声優の中村氏は[[OVA]]版『[[機動戦士ガンダムUC]]』で[[地球連邦軍]]のMS部隊「トライスター」の'''隊長'''であるナイジェル・ギャレットを演じているが、'''階級が大尉'''、'''金髪の白人'''、'''部下の一人の名前が「ダリル」'''などグラハムとの共通点が多く見受けられる(こちらはガンダムをサポートする立場だが)。テレビ作品では『ガンダムビルドファイターズ』(未参戦)でリカルド・フェリーニを演じる。リカルドはグラハムとは真逆の軟派気質な性格だが、愛機は可変機を改修した専用機であることは共通している。 |
− | * | + | *前述のとおり、[[ドラマCD]]では主に刹那にホモネタを振っているが、刹那役の宮野真守氏が(ついでにソーマ役の小笠原亜里沙氏も)所属している「劇団ひまわり」には子役が多い(「こども店長」や「金曜ロードショー」で有名な加藤清史郎君とか)ためか、公式でエロい展開に持っていけないだろう(同事務所のとある声優も某ネットラジオの賞品である「亀甲縛り」のトロフィーを「持って帰れない」と発言している)。 |
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