「アンドレイ・スミルノフ」を編集中
ナビゲーションに移動
検索に移動
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
1行目: | 1行目: | ||
− | + | == アンドレイ・スミルノフ(Andrei Smirnov) == | |
− | + | *[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]] | |
− | + | **[[機動戦士ガンダム00]] | |
− | * | + | **[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-]] |
− | * | + | **機動戦士ガンダム00I 2314(SRW未参戦) |
− | + | *[[声優]]:白鳥哲 | |
− | + | *種族:地球人 | |
− | + | *性別:男 | |
− | | | + | *[[年齢]]:24歳(2nd)→26歳(劇場版) |
− | + | *所属:[[人類革新連盟]]→[[アロウズ]](2nd)→[[地球連邦軍 (00)|地球連邦平和維持軍]](2ndエピローグおよび劇場版) | |
+ | *[[軍階級|階級]]:少尉→中尉(ブレイク・ピラー事件後)→大尉(劇場版)<ref>[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]におけるアンドレイの[[軍階級|階級]]は大尉の他、中尉([[小説|小説版]]および外伝作品『機動戦士ガンダム00I 2314』において)だったり、少尉([https://twitter.com/veda2314 劇場版公式twitter]において)だったりと、媒体によって異なっている。</ref> | ||
+ | *キャラクターデザイン:高河ゆん | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
[[アロウズ]]に所属する軍人で[[セルゲイ・スミルノフ]]の息子。TVシリーズ2ndシーズンからの登場(1stシーズンでは、[[小説|小説版]]で名前のみが語られている)。 | [[アロウズ]]に所属する軍人で[[セルゲイ・スミルノフ]]の息子。TVシリーズ2ndシーズンからの登場(1stシーズンでは、[[小説|小説版]]で名前のみが語られている)。 | ||
幼少期に、[[軌道エレベーター]]建設現場の防衛戦にて母・ホリーが戦死したのが原因で、父・セルゲイとは疎遠になる。また、セルゲイが軍人としての任務上、仕方が無かったとはいえ、ホリーを見捨てざるを得なかった事情をアンドレイに話せなかったが故に、アンドレイの心にはセルゲイへの憎しみが生まれてしまった。こうして、父親への反発心故にアロウズに入隊するのであった。 | 幼少期に、[[軌道エレベーター]]建設現場の防衛戦にて母・ホリーが戦死したのが原因で、父・セルゲイとは疎遠になる。また、セルゲイが軍人としての任務上、仕方が無かったとはいえ、ホリーを見捨てざるを得なかった事情をアンドレイに話せなかったが故に、アンドレイの心にはセルゲイへの憎しみが生まれてしまった。こうして、父親への反発心故にアロウズに入隊するのであった。 | ||
− | + | ブレイク・ピラー事件の際には、市民の命を守るために落下してくる[[ピラー破片]]の破壊作業を行っているが、この時、(アロウズから見れば反体制派の指導者だったとはいえ)恩人の[[パング・ハーキュリー]]と、その場にいたセルゲイを憎しみに任せて手に掛けた。 | |
最終決戦の時、[[ソーマ・ピーリス]]から[[ダブルオーライザー]]のトランザムバーストを介して、セルゲイが自身の死の間際にアンドレイをMSの爆発に巻き込まないように配慮していた事実を伝えられる。己の過ちに気付き、父親の愛情を知ったアンドレイは、ただ嗚咽するのであった。アロウズ解体後は地球連邦平和維持軍に復帰し、両親が目指した「市民を守る軍人」として世界各地の救援活動に従事している。 | 最終決戦の時、[[ソーマ・ピーリス]]から[[ダブルオーライザー]]のトランザムバーストを介して、セルゲイが自身の死の間際にアンドレイをMSの爆発に巻き込まないように配慮していた事実を伝えられる。己の過ちに気付き、父親の愛情を知ったアンドレイは、ただ嗚咽するのであった。アロウズ解体後は地球連邦平和維持軍に復帰し、両親が目指した「市民を守る軍人」として世界各地の救援活動に従事している。 | ||
31行目: | 22行目: | ||
アロウズの精鋭部隊ともいえる[[カティ・マネキン]]率いる[[ソレスタルビーイング]]討伐部隊([[ミスター・ブシドー]]や[[パトリック・コーラサワー]]らも参加)に所属していたことや、超兵であるソーマ・ピーリスと互角に渡り合ったことからも、アンドレイのMSの操縦技術の高さがうかがえる。 | アロウズの精鋭部隊ともいえる[[カティ・マネキン]]率いる[[ソレスタルビーイング]]討伐部隊([[ミスター・ブシドー]]や[[パトリック・コーラサワー]]らも参加)に所属していたことや、超兵であるソーマ・ピーリスと互角に渡り合ったことからも、アンドレイのMSの操縦技術の高さがうかがえる。 | ||
− | + | また、アンドレイが(誤解していたとはいえ)父親を手に掛けてしまった事は肯定できることではないものの、彼はけっして[[アーサー・グッドマン]]や[[アーバ・リント]]の様な残忍な所業を好む人間ではない。むしろ、良くも悪くも真面目な[[性格]]であり、両親と同じく市民を守るために尽力した良識的な軍人であった。 | |
− | [[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]ではメインキャラとは大きく絡まず、さながら[[地球連邦軍 (00)|地球連邦平和維持軍]] | + | [[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]ではメインキャラとは大きく絡まず、さながら[[地球連邦軍 (00)|地球連邦平和維持軍]]の一兵士のような扱いとなっている。しかし……。 |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
− | :初登場作品。白鳥哲氏は『[[第3次スーパーロボット大戦α | + | :初登場作品。白鳥哲氏は『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で[[サイ・アーガイル]]役として出演してからゆうに7年ぶりの新緑となる。役割は原作と同様。 |
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] |
:劇場版設定で登場。今回は[[メリダ島]]ルート第48話[[メリダ島]]ルート「重力の井戸の底で」にて[[グラハム・エーカー|グラハム]]、[[パトリック・コーラサワー|パトリック]]、[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]と共に[[スポット参戦]]するが、自軍には加入しない。また、フォウと組む際に彼女に見蕩れる一面も。 | :劇場版設定で登場。今回は[[メリダ島]]ルート第48話[[メリダ島]]ルート「重力の井戸の底で」にて[[グラハム・エーカー|グラハム]]、[[パトリック・コーラサワー|パトリック]]、[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]と共に[[スポット参戦]]するが、自軍には加入しない。また、フォウと組む際に彼女に見蕩れる一面も。 | ||
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] |
− | + | :第1話「新地球皇国」開始時のデモから登場する。[[ソレスタルビーイング]]の面々を除いた『00』のキャラの中では一番登場が早いが、残念ながら'''まさかのCV無し'''のNPCなのでパイロットとしては登場しない。 | |
− | : | ||
:第50話「星の向こうに」で原作と同様に[[特攻]]しようとしたところへ[[Z-BLUE]]が駆け付けたため、彼らに後を託して撤退する。このため、無条件で生存する。 | :第50話「星の向こうに」で原作と同様に[[特攻]]しようとしたところへ[[Z-BLUE]]が駆け付けたため、彼らに後を託して撤退する。このため、無条件で生存する。 | ||
===携帯機シリーズ === | ===携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦UX]] |
:劇場版設定で参戦。グラハムやマネキン夫妻と共に、[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]]の良識派軍人の一人として度々[[アルティメット・クロス|UX]]を助ける。 | :劇場版設定で参戦。グラハムやマネキン夫妻と共に、[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]]の良識派軍人の一人として度々[[アルティメット・クロス|UX]]を助ける。 | ||
− | : | + | :第三部第48話「来るべき対話」における[[ELS]]との最終決戦にてスポット参戦後に原作通り死亡するが、[[隠し要素/UX #GN-X IV (アンドレイ機)&アンドレイ・スミルノフ、GN-X IV (パトリック機)&パトリック・コーラサワー|生存フラグ]]の条件を満たすと生還して自軍に参戦する。ちなみに、アンドレイが生還しないとパトリックが仲間にならない。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦BX]] |
:劇場版設定で参戦。自軍加入そのものは全ルート共通であるものの、[[隠し要素/BX #GN-X IV (アンドレイ機)&アンドレイ・スミルノフ|生存フラグ]]を建てないと死亡してしまう。 | :劇場版設定で参戦。自軍加入そのものは全ルート共通であるものの、[[隠し要素/BX #GN-X IV (アンドレイ機)&アンドレイ・スミルノフ|生存フラグ]]を建てないと死亡してしまう。 | ||
:『BX』では共通ルートだけで全てのフラグ立てができるが、中盤の分岐でアンドレイが[[ブライティクス|自軍]]に参加するルートを選んだかどうかで'''必須フラグが変わる'''ため若干ややこしい。 | :『BX』では共通ルートだけで全てのフラグ立てができるが、中盤の分岐でアンドレイが[[ブライティクス|自軍]]に参加するルートを選んだかどうかで'''必須フラグが変わる'''ため若干ややこしい。 | ||
+ | :また、第43話「Trailblazer」において「[[戦術指揮]]の担当者に[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]を選択する&同ステージにおいてアンドレイを出撃させる」事が、彼の生存フラグの必要条件となる。 | ||
:今回は[[ボストン]]開放作戦後、正式に転属命令が出ているため『UX』と異なってアンドレイを生存させなくてもパトリックは自軍に残る。 | :今回は[[ボストン]]開放作戦後、正式に転属命令が出ているため『UX』と異なってアンドレイを生存させなくてもパトリックは自軍に残る。 | ||
− | :なお、本作におけるアンドレイの[[軍階級|階級]] | + | :なお、本作におけるアンドレイの[[軍階級|階級]]は中尉という設定である。 |
:DLC「無限の死者」はアンドレイ離脱前に解禁されるマップであり、会話にも登場するが設定ミスなのか使用できない。 | :DLC「無限の死者」はアンドレイ離脱前に解禁されるマップであり、会話にも登場するが設定ミスなのか使用できない。 | ||
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] |
:イベント「宇宙を守っていく者達」では父[[セルゲイ・スミルノフ|セルゲイ]]と共闘を果たす。 | :イベント「宇宙を守っていく者達」では父[[セルゲイ・スミルノフ|セルゲイ]]と共闘を果たす。 | ||
− | |||
− | |||
− | == | + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
+ | 実は、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次再世篇]]』でのアンドレイの精神コマンド一覧(最後に覚えるものを除く)は、[[セルゲイ・スミルノフ|父親]]のものと同一である。一番最後に覚えるのが「[[愛]]」なのは、原作終盤で父親の愛情を知ったことによるものか。また、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』において一番最後に覚える精神コマンドが「[[勇気]]」なのは、おそらく自分の命と引き換えに、地球の市民を守ったことによるものだろう。 | ||
;[[第2次Z再世篇]] | ;[[第2次Z再世篇]] | ||
− | : | + | :[[偵察]]、[[必中]]、[[加速]]、[[信頼]]、[[鉄壁]]、[[愛]] |
− | |||
− | |||
− | |||
;[[UX]] | ;[[UX]] | ||
− | : | + | :[[不屈]]、[[集中]]、[[根性]]、[[鉄壁]]、[[勇気]] |
− | |||
− | === [[ | + | === [[特殊技能]](特殊スキル) === |
+ | [[セルゲイ・スミルノフ|父親]]譲りの[[底力]]Lv7を(『第2次Z再世篇』では[[Bセーブ]]も)所持する。 | ||
;[[第2次Z再世篇]] | ;[[第2次Z再世篇]] | ||
− | : | + | :[[底力]]Lv7、[[援護攻撃]]Lv2、[[闘争心]]、[[Bセーブ]] |
− | |||
;[[第3次Z時獄篇]] | ;[[第3次Z時獄篇]] | ||
− | : | + | :[[底力]]Lv4、[[援護攻撃]]Lv2、[[闘争心]] |
;[[UX]] | ;[[UX]] | ||
− | : | + | :[[底力]]Lv7、[[援護攻撃]]Lv2、[[援護防御]]Lv2、[[全体攻撃]]Lv2 |
− | === [[エースボーナス]] === | + | === 固有[[エースボーナス]] === |
;反撃時の与ダメージ1.2倍 | ;反撃時の与ダメージ1.2倍 | ||
− | : | + | :[[第2次Z再世篇]] |
;被ダメージ0.9倍、反撃時の与ダメージ1.2倍 | ;被ダメージ0.9倍、反撃時の与ダメージ1.2倍 | ||
− | : | + | :[[第3次Z時獄篇]] |
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
94行目: | 80行目: | ||
:後年に起きたスミルノフ父子の悲劇を思うと、彼女の死はまさに「不幸な出来事」だったと言える。 | :後年に起きたスミルノフ父子の悲劇を思うと、彼女の死はまさに「不幸な出来事」だったと言える。 | ||
;[[セルゲイ・スミルノフ]] | ;[[セルゲイ・スミルノフ]] | ||
− | : | + | :父親。だが、母・ホリーの戦死が切っ掛けで彼とは疎遠になり、憎悪するまでに至ってしまう。そして、ブレイク・ピラー事件で誤解は致命的なものとなり…。 |
:なお、アンドレイが父の真意を理解することができたのは、自らの手で彼を討ってから月日が経った後であった。 | :なお、アンドレイが父の真意を理解することができたのは、自らの手で彼を討ってから月日が経った後であった。 | ||
;[[ソーマ・ピーリス]] | ;[[ソーマ・ピーリス]] | ||
107行目: | 93行目: | ||
:上官。彼女が[[指揮官]]を務める[[ソレスタルビーイング]]討伐部隊に所属した。 | :上官。彼女が[[指揮官]]を務める[[ソレスタルビーイング]]討伐部隊に所属した。 | ||
;[[パトリック・コーラサワー]] | ;[[パトリック・コーラサワー]] | ||
− | : | + | :同僚。彼の恋の手ほどきを無視した(第2次Z再世篇では拒否している)。しかし、その後の二人の恋の行方を考えると皮肉である。 |
− | :なお、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では敬語で話していたが、[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]設定の『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』や『[[スーパーロボット大戦BX|BX]] | + | :なお、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では敬語で話していたが、[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]設定の『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』や『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では思いっきりタメ口である(原作では関わる場面が無かったので、タメ口でのやり取りはスパロボオリジナル)。 |
:ちなみに、『UX』では条件次第でコーラサワーの'''不死身が伝染して生存する'''他、『BX』でも条件を満たせばアンドレイが[[自爆]]しようと死に急いだ事に対して憤慨したコーラサワーの猛攻によって'''侵食に来たELSが全て撃墜されて生存する'''。 | :ちなみに、『UX』では条件次第でコーラサワーの'''不死身が伝染して生存する'''他、『BX』でも条件を満たせばアンドレイが[[自爆]]しようと死に急いだ事に対して憤慨したコーラサワーの猛攻によって'''侵食に来たELSが全て撃墜されて生存する'''。 | ||
;[[パング・ハーキュリー]] | ;[[パング・ハーキュリー]] | ||
117行目: | 103行目: | ||
== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
− | |||
;[[ガロード・ラン]] | ;[[ガロード・ラン]] | ||
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』にてアンドレイの名前を聞いた際に「どっかで聞いたことがある」と反応した。 | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』にてアンドレイの名前を聞いた際に「どっかで聞いたことがある」と反応した。 | ||
;[[フォウ・ムラサメ]] | ;[[フォウ・ムラサメ]] | ||
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』では彼女と共に[[ネオ・ジオン]]を迎え撃つ。この時に[[小隊]]を組むのだが、彼女に笑顔でよろしくされて見蕩れている。 | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』では彼女と共に[[ネオ・ジオン]]を迎え撃つ。この時に[[小隊]]を組むのだが、彼女に笑顔でよろしくされて見蕩れている。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[ハザード・パシャ]] |
− | : | + | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では[[グラハム・エーカー|グラハム]]やマネキン夫妻と同様に、彼に対して不信感を抱いている。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[ミョルニア]]、[[春日井甲洋]] | ;[[ミョルニア]]、[[春日井甲洋]] | ||
:『UX』では第2部終盤の[[蒼穹作戦]]にて[[フェストゥム]]である彼らとも共闘し、[[アルティメット・クロス|UX]]の突破口を開く。 | :『UX』では第2部終盤の[[蒼穹作戦]]にて[[フェストゥム]]である彼らとも共闘し、[[アルティメット・クロス|UX]]の突破口を開く。 | ||
;[[トルストール・チェシレンコ]] | ;[[トルストール・チェシレンコ]] | ||
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では、かつての部下。 | :『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では、かつての部下。 | ||
− | + | ;[[ザナルド・ベイハート]] | |
− | + | :『BX』第18話[[ELS]]移送ルート「意思を持った生命体」にて彼の率いる[[ヴェイガン]]の部隊と交戦し、奮戦の末これを退ける。 | |
− | ;[[ | ||
− | : | ||
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
145行目: | 123行目: | ||
;「乙女だ…」 | ;「乙女だ…」 | ||
:第6話より。[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]に一目惚れして。アンドレイが紛れもなくセルゲイの息子であることを再認識させられる台詞。 | :第6話より。[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]に一目惚れして。アンドレイが紛れもなくセルゲイの息子であることを再認識させられる台詞。 | ||
− | : | + | :ちなみに、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では'''父親同様[[DVE]]'''である。 |
;「華奢な腕だ。パイロットのものと思えん」<br />「君はアロウズにいるべきではない」 | ;「華奢な腕だ。パイロットのものと思えん」<br />「君はアロウズにいるべきではない」 | ||
:第12話より。ルイスの細い腕をつかみ、親切心から軍人を辞めることを促す。だが、[[ガンダムタイプ|ガンダム]]に対して激しい憎悪の炎を燃やす彼女は、彼の手首をねじり上げて拒絶するのであった。 | :第12話より。ルイスの細い腕をつかみ、親切心から軍人を辞めることを促す。だが、[[ガンダムタイプ|ガンダム]]に対して激しい憎悪の炎を燃やす彼女は、彼の手首をねじり上げて拒絶するのであった。 | ||
:なお、このルイスとのやり取りの場面を見て[[サイ・アーガイル|アンドレイと声が同じ彼]]を想起した視聴者もいたようである。 | :なお、このルイスとのやり取りの場面を見て[[サイ・アーガイル|アンドレイと声が同じ彼]]を想起した視聴者もいたようである。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;(母の遺体は見つからなかった。それ以来、父とまともに話した事は無い…)<br />(父は軍規を守り…母を殺したんだ…!) | ;(母の遺体は見つからなかった。それ以来、父とまともに話した事は無い…)<br />(父は軍規を守り…母を殺したんだ…!) | ||
:第17話冒頭におけるアンドレイのモノローグ。母・ホリーの戦死が切っ掛けで、アンドレイは父・セルゲイに対して憎しみを抱くまでに至る。 | :第17話冒頭におけるアンドレイのモノローグ。母・ホリーの戦死が切っ掛けで、アンドレイは父・セルゲイに対して憎しみを抱くまでに至る。 | ||
− | : | + | :(諸事情が有ったとはいえ)スミルノフ父子との間に対話(および相互理解)が無くなってしまった事が、このエピソードで起きる悲劇の最大の原因であった。 |
;「私は命を見捨てない。父と違う生き方をする…!」 | ;「私は命を見捨てない。父と違う生き方をする…!」 | ||
− | : | + | :第17話より。降り注ぐ[[ピラー破片|ピラーの破片]]を迎撃しながら。しかし、この後… |
;「何を…何をしてるんですか、アンタはッ!」<br />「軍規を守って母さんを殺したくせに、クーデターに加担するなんて!」<br />「軍人の風上にも!」 | ;「何を…何をしてるんですか、アンタはッ!」<br />「軍規を守って母さんを殺したくせに、クーデターに加担するなんて!」<br />「軍人の風上にも!」 | ||
− | : | + | :ブレイク・ピラー事件の際のセルゲイに対して誤解してしまった時の一連の台詞。そして…。 |
;「母さんの…!」<br />「仇ぃぃっ!!」 | ;「母さんの…!」<br />「仇ぃぃっ!!」 | ||
:セルゲイにトドメを刺す際のアンドレイの叫び。確かにセルゲイはホリーを(事情があったとはいえ)見殺しにはしたが「仇」というにはあまりにも筋違いであり、それどころか自分と亡き母の事を思っていた事実を知らなかった。 | :セルゲイにトドメを刺す際のアンドレイの叫び。確かにセルゲイはホリーを(事情があったとはいえ)見殺しにはしたが「仇」というにはあまりにも筋違いであり、それどころか自分と亡き母の事を思っていた事実を知らなかった。 | ||
172行目: | 145行目: | ||
:第24話より。恋敵(?)の[[沙慈・クロスロード|沙慈]]に対して。密かに想いを抱くルイスに対しては名前で呼ばず、あくまでも階級で呼ぶあたりが真面目な[[性格]]のアンドレイらしい。 | :第24話より。恋敵(?)の[[沙慈・クロスロード|沙慈]]に対して。密かに想いを抱くルイスに対しては名前で呼ばず、あくまでも階級で呼ぶあたりが真面目な[[性格]]のアンドレイらしい。 | ||
;「あいつは、あの男は何も言ってくれなかった! 謝罪も、言い訳も! 僕の気持ちを知ろうともしなかった! だから殺したんだ! この手で!」 | ;「あいつは、あの男は何も言ってくれなかった! 謝罪も、言い訳も! 僕の気持ちを知ろうともしなかった! だから殺したんだ! この手で!」 | ||
− | : | + | :トランザムバーストでピーリスにセルゲイとの確執について指摘された際に叫んだ台詞。それに対し、彼女から「何故分かり合おうとしなかったの?」と言われ… |
;「なら…どうして、あの時何も言ってくれなかったんだ! 言ってくれなきゃ、何も分からないじゃないか!」<br />「言ってくれなきゃ…!」<br />「うぅぅ…うああああぁぁ――――!」 | ;「なら…どうして、あの時何も言ってくれなかったんだ! 言ってくれなきゃ、何も分からないじゃないか!」<br />「言ってくれなきゃ…!」<br />「うぅぅ…うああああぁぁ――――!」 | ||
− | : | + | :父の真意と愛情を知った際の絶叫。「言ってくれなきゃ分からない」。これは真理であるが、あの時のアンドレイは父親への憎しみに凝り固まるあまりに彼を手に掛け、「対話」のチャンスを自らの手で潰してしまっていた。それ故に、アンドレイは己が犯した過ちをひたすら悔やみ、泣き叫ぶしかなかった…。 |
;「私は軍人として生きる。市民を守り、平和を脅かす者と戦う、父と母が目指した軍人に…」 | ;「私は軍人として生きる。市民を守り、平和を脅かす者と戦う、父と母が目指した軍人に…」 | ||
− | : | + | :最終話エピローグより。父・セルゲイの想いを理解したアンドレイは、改めて両親の遺志を継ぐ「市民を守る軍人」となると、己の心に誓う。そして、劇場版では…… |
=== [[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]] === | === [[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]] === | ||
187行目: | 160行目: | ||
:その特攻により、アンドレイやその部下は戦死したが、大型ELSが地球にたどり着く前に破壊する事に成功した。それは、まさしく'''「市民を守る軍人」そのもの'''だった…。 | :その特攻により、アンドレイやその部下は戦死したが、大型ELSが地球にたどり着く前に破壊する事に成功した。それは、まさしく'''「市民を守る軍人」そのもの'''だった…。 | ||
:特攻の際に流れた挿入歌「もう何も怖くない、怖くはない」も相まって、劇中屈指の涙腺崩壊シーンであり、多くの視聴者も彼についての評価が大きく変わったようだ。 | :特攻の際に流れた挿入歌「もう何も怖くない、怖くはない」も相まって、劇中屈指の涙腺崩壊シーンであり、多くの視聴者も彼についての評価が大きく変わったようだ。 | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では[[DVE]] | + | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では[[DVE]]となった。 |
== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
196行目: | 169行目: | ||
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』第50話「星の向こうに」より。[[ELS]]の大群によって窮地に陥るも、[[Z-BLUE]]の援軍が間に合って地球連邦軍本隊と共に戦場から離脱する際に。 | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』第50話「星の向こうに」より。[[ELS]]の大群によって窮地に陥るも、[[Z-BLUE]]の援軍が間に合って地球連邦軍本隊と共に戦場から離脱する際に。 | ||
:「市民を守る軍人」の志は、Z-BLUEへと確かに託されたのであった。 | :「市民を守る軍人」の志は、Z-BLUEへと確かに託されたのであった。 | ||
− | |||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
;「その不死身とやらは…他人にもうつってしまうものらしいな…」 | ;「その不死身とやらは…他人にもうつってしまうものらしいな…」 | ||
238行目: | 210行目: | ||
*アンドレイ・スミルノフの[[声優]]は、『[[機動戦士ガンダム00]]』の脚本家・黒田洋介氏の希望で白鳥哲氏に決定されたという経緯が有る。 | *アンドレイ・スミルノフの[[声優]]は、『[[機動戦士ガンダム00]]』の脚本家・黒田洋介氏の希望で白鳥哲氏に決定されたという経緯が有る。 | ||
*父親のセルゲイの[[異名]]「ロシアの荒熊」をもじって、アンドレイはファンから'''「小熊」'''という[[俗語・俗称|ニックネーム]]で呼ばれる事がある。 | *父親のセルゲイの[[異名]]「ロシアの荒熊」をもじって、アンドレイはファンから'''「小熊」'''という[[俗語・俗称|ニックネーム]]で呼ばれる事がある。 | ||
− | *親への反発心故に、親とは違う[[組織]]に所属した点は、白鳥哲氏の声優デビュー作である『[[ | + | *親への反発心故に、親とは違う[[組織]]に所属した点は、白鳥哲氏の声優デビュー作である『[[ブレンパワード]]』の[[主人公]]である[[伊佐未勇]]と似ている。 |
*白鳥哲氏は、『[[機動戦士ガンダムSEED]]』で[[サイ・アーガイル]]を演じていた時と同様に役にのめりこんでしまい、[[沙慈・クロスロード]]を演じていた入野自由氏とは気まずい関係になり、[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]役の斎藤千和氏には親近感を覚えたらしい。 | *白鳥哲氏は、『[[機動戦士ガンダムSEED]]』で[[サイ・アーガイル]]を演じていた時と同様に役にのめりこんでしまい、[[沙慈・クロスロード]]を演じていた入野自由氏とは気まずい関係になり、[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]役の斎藤千和氏には親近感を覚えたらしい。 | ||