「ハイパーレプラカーン」を編集中
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− | + | == ハイパーレプラカーン(Hyper Leprechaun) == | |
− | + | *[[登場作品]]:[[聖戦士ダンバイン]] | |
− | + | *分類:[[オーラバトラー]] | |
− | + | *全高:50m以上(推定) | |
− | + | *重量:不定 | |
+ | *巡航速度:200リル(約800km/h) | ||
+ | *最高速度:290リル(約1,160km/h) | ||
+ | *[[動力]]:[[オーラコンバーター]] | ||
+ | *[[エネルギー]]:[[オーラ力]] | ||
+ | *主なパイロット:[[ジェリル・クチビ]] | ||
− | + | 原作第37話「ハイパー・ジェリル」において、[[ジェリル・クチビ]]の[[オーラ力]]の肥大化により、[[レプラカーン]]が実体の数倍の大きさに巨大化を果たした姿。 | |
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元々悪意に傾いたオーラの持ち主であったジェリルのオーラ力は地上に出て更に高まっていたが、戦闘時の[[戦意高揚|高揚]]などのために彼女自身の内から溢れるオーラ力が制御不能となり、[[オーラバリア]]を拡大するような形で巨大化現象が発生した。このような現象は「[[ハイパー化]]」(または「ハイパー」)と後に呼ばれるようになるが、その最初の事例が彼女のケースである。 | 元々悪意に傾いたオーラの持ち主であったジェリルのオーラ力は地上に出て更に高まっていたが、戦闘時の[[戦意高揚|高揚]]などのために彼女自身の内から溢れるオーラ力が制御不能となり、[[オーラバリア]]を拡大するような形で巨大化現象が発生した。このような現象は「[[ハイパー化]]」(または「ハイパー」)と後に呼ばれるようになるが、その最初の事例が彼女のケースである。 | ||
− | 地上へ戻って後、ギリシャ軍を口車と自身のオーラ力で支配したジェリルは、[[ショウ・ザマ]]の[[ビルバイン]]及び[[マーベル・フローズン]]の[[ダンバイン]]と対峙。1対2の不利な条件下で徐々に追い詰められるジェリルであったが、戦闘の中でより高められた彼女のオーラ力に呼応する形で、彼女のレプラカーンは激しいオーラの奔流と共に異常膨張し、半ば[[暴走]]気味に巨大化(=上述の「ハイパー化」現象)を達成。膨れ上がったオーラの力と圧倒的な体躯で両機を圧倒し、ビルバインをもその掌に捕らえるが、[[ゼラーナ]]の仲間の想いを受けたショウと[[チャム・ファウ]]は彼女の悪しきオーラを跳ね返し、脱出に成功。それと同時にジェリル自身も暴走したオーラの奔流を制御しきれなくなり、最期はレプラカーン本体に向けて放たれたビルバインのオーラキャノンが[[直撃]]し、狂気の中で落命。あわせてハイパーレプラカーンも崩壊・爆散するに至った。 | + | 地上へ戻って後、ギリシャ軍を口車と自身のオーラ力で支配したジェリルは、[[ショウ・ザマ|ショウ]]の[[ビルバイン]]及び[[マーベル・フローズン|マーベル]]の[[ダンバイン]]と対峙。1対2の不利な条件下で徐々に追い詰められるジェリルであったが、戦闘の中でより高められた彼女のオーラ力に呼応する形で、彼女のレプラカーンは激しいオーラの奔流と共に異常膨張し、半ば[[暴走]]気味に巨大化(=上述の「ハイパー化」現象)を達成。膨れ上がったオーラの力と圧倒的な体躯で両機を圧倒し、ビルバインをもその掌に捕らえるが、[[ゼラーナ]]の仲間の想いを受けたショウと[[チャム・ファウ|チャム]]は彼女の悪しきオーラを跳ね返し、脱出に成功。それと同時にジェリル自身も暴走したオーラの奔流を制御しきれなくなり、最期はレプラカーン本体に向けて放たれたビルバインのオーラキャノンが[[直撃]]し、狂気の中で落命。あわせてハイパーレプラカーンも崩壊・爆散するに至った。 |
− | ハイパー化を果たしたオーラマシンとしては、この後にも[[ハイパーライネック]]や[[ハイパーガラバ]] | + | ハイパー化を果たしたオーラマシンとしては、この後にも[[ハイパーライネック]]や[[ハイパーガラバ]]などが登場するが、ことハイパー化の演出に関してはハイパーレプラカーンのそれが際立っており、非常に印象深い。 |
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) |
− | : | + | :地上ルートを選ぶとレプラカーンハイパー化のイベントがある。原作どおりショウの[[ビルバイン]]で対抗したいところだが、今回はハイパー化と同面でようやく入手となるため、無[[改造]]であり厳しい。ここは[[スーパーロボット]]軍団で相手にしよう。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] |
− | + | :相変わらず強い。遠距離戦には弱いが、ハイパー化の影響でジェリルの気力が上がっており、[[分身]]を使いこなしてくるのが辛い。 | |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]] | |
:[[カラオケモード]]でのみ登場。[[ビルバイン]]に攻撃を斬り払いされ、ハイパーオーラ斬りで倒されている。 | :[[カラオケモード]]でのみ登場。[[ビルバイン]]に攻撃を斬り払いされ、ハイパーオーラ斬りで倒されている。 | ||
=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
− | + | :今回は比較的大人しい。しかも対峙する際にはスーパーロボットが揃っているため、これまでに比べると怖くはなくなっている。 | |
− | : | ||
=== COMPACTシリーズ === | === COMPACTシリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]] |
− | + | : | |
− | :; | + | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] |
− | + | :ジェリル搭乗機の他、[[オモイカネ]]によって複製された機体も出現する(操縦者は[[人工知能]])。 | |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]] | |
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− | :ジェリル搭乗機の他、[[オモイカネ]] | ||
− | ; | ||
:シーン6に登場。[[ヤルダバオト・神化]]をはじめ、強力なロボットが揃っているので苦戦はしない。改造と[[パイロット養成]]が十分なら、ショウのビルバインで対抗しても勝てる。 | :シーン6に登場。[[ヤルダバオト・神化]]をはじめ、強力なロボットが揃っているので苦戦はしない。改造と[[パイロット養成]]が十分なら、ショウのビルバインで対抗しても勝てる。 | ||
+ | |||
+ | === Scramble Commanderシリーズ === | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]] | ||
+ | :登場時点ではHPが尋常でなく高いうえ、リアル系の機体のみで戦わねばならない制約があるため苦戦必至。ビルバインを近くに飛ばして囮にしつつ、他の機体は距離を取って安全に戦いたい。 | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦BX]] |
:本作では中盤の分岐中でしか戦う事ができない(と言うよりジェリルと戦える機会が1回しかない)。表記はハイパー化前と同じ「レプラカーン」だが、機体能力画面でのみ「ハイパーレプラカーン」表記になっている。 | :本作では中盤の分岐中でしか戦う事ができない(と言うよりジェリルと戦える機会が1回しかない)。表記はハイパー化前と同じ「レプラカーン」だが、機体能力画面でのみ「ハイパーレプラカーン」表記になっている。 | ||
:機体性能はさることながら、ただでさえ戦力が分割されているにも関わらずジェリルが'''毎ターン魂と鉄壁を使用する'''為苦戦は免れない。 | :機体性能はさることながら、ただでさえ戦力が分割されているにも関わらずジェリルが'''毎ターン魂と鉄壁を使用する'''為苦戦は免れない。 | ||
:一応イベントで強制的にHPが半減されるのだが、鉄壁も相まって実質上中盤にして'''HPは約17万近くある'''と言って過言ではない。 | :一応イベントで強制的にHPが半減されるのだが、鉄壁も相まって実質上中盤にして'''HPは約17万近くある'''と言って過言ではない。 | ||
− | : | + | :幸い2Lサイズ故に命中率が低い上にオフ・シュートも消えているため与し易いが、とにかく堅くて減らないので最大火力を叩きつけ続け、多少の被害は覚悟すべし。 |
:キャンペーンマップ「悪の華」ではジェリルの乗るレプラカーンと憎しみのオーラが実体化したジェリルの乗る本機が直接対峙する場面がある(もっとも、この話はあしゅらの見た夢の中だが)。 | :キャンペーンマップ「悪の華」ではジェリルの乗るレプラカーンと憎しみのオーラが実体化したジェリルの乗る本機が直接対峙する場面がある(もっとも、この話はあしゅらの見た夢の中だが)。 | ||
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=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦64]] |
:独立軍/完全平和ルートでは前座で登場。その後、ボスラッシュなので全力を出し切れないところが苦戦する要因となる。OZルートではその後のボスはいないので全力を出して問題ない。他のハイパー化ABもそうだが、ハイパー化すると素の攻撃力は上昇しているが、ハイパー化前は改造されていたのにハイパー化すると無改造になるので、実際は攻撃力が下がってしまう。そしてレプラカーンは5段階改造されていたので他のハイパー化より下がり幅が大きい。更に気力が100のままなので分身できない。ハイパー化前の方が厄介かも。 | :独立軍/完全平和ルートでは前座で登場。その後、ボスラッシュなので全力を出し切れないところが苦戦する要因となる。OZルートではその後のボスはいないので全力を出して問題ない。他のハイパー化ABもそうだが、ハイパー化すると素の攻撃力は上昇しているが、ハイパー化前は改造されていたのにハイパー化すると無改造になるので、実際は攻撃力が下がってしまう。そしてレプラカーンは5段階改造されていたので他のハイパー化より下がり幅が大きい。更に気力が100のままなので分身できない。ハイパー化前の方が厄介かも。 | ||
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=== 関連作品 === | === 関連作品 === | ||
;[[リアルロボット戦線]] | ;[[リアルロボット戦線]] | ||
− | : | + | :[[ラズロ・ファーエデン|ラズロ]]ルート終盤に登場するジェリル機を倒すと変化する。攻撃力・防御力共極端に高いが、2ターン経つとに自滅する。名称表記は「H・レプラカーン」。 |
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
78行目: | 63行目: | ||
ハイパー化状態のレプラカーンはオーラソードを振り回しただけで他の武装は使ってないが、一応原型機での所持武装は一通り装備している。ただし、ハイパー化の影響を受けてか、威力は元に比べて1割増し状態。 | ハイパー化状態のレプラカーンはオーラソードを振り回しただけで他の武装は使ってないが、一応原型機での所持武装は一通り装備している。ただし、ハイパー化の影響を受けてか、威力は元に比べて1割増し状態。 | ||
− | + | 『BX』ではオーラソード以外の武装は使えなくなる。 | |
==== 武装 ==== | ==== 武装 ==== | ||
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;オーラソード | ;オーラソード | ||
:オーラバトラーの標準装備である長剣。 | :オーラバトラーの標準装備である長剣。 | ||
99行目: | 82行目: | ||
;ワイヤークロー | ;ワイヤークロー | ||
:左腕の盾に内蔵した射出式のワイヤー付き鉤爪。 | :左腕の盾に内蔵した射出式のワイヤー付き鉤爪。 | ||
+ | ;牙 | ||
+ | :頭部の牙。接近戦の際には武器としても使用可能。 | ||
− | ==== | + | ==== 必殺攻撃 ==== |
;オーラ斬り | ;オーラ斬り | ||
:オーラ力を纏ったオーラソードで敵を斬る。 | :オーラ力を纏ったオーラソードで敵を斬る。 | ||
;ハイパーオーラ斬り | ;ハイパーオーラ斬り | ||
− | : | + | :強大なオーラ力を纏ったオーラソードで敵を斬る。『BX』では一度斬り付けた後更に[[ハイパー化]]、もう一度両断した上で片手で握りつぶすという演出になっている。 |
=== [[特殊能力]] === | === [[特殊能力]] === | ||
110行目: | 95行目: | ||
:オーラソードで[[切り払い]]を発動する。 | :オーラソードで[[切り払い]]を発動する。 | ||
;[[オーラバリア]] | ;[[オーラバリア]] | ||
− | : | + | :ビーム兵器を一定ダメージ無効化。近年では[[射撃]]兵器全般のダメージを軽減する。 |
;[[分身]](オフ・シュート) | ;[[分身]](オフ・シュート) | ||
− | : | + | :『BX』ではハイパー化と共に失われる。 |
=== 移動タイプ === | === 移動タイプ === |