静可愛

静可愛は『冒険! イクサー3』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

霞渚の親友。

一緒に月面基地でファーストフードデリバリーのアルバイトをしていた時、ネオスの総攻撃を受けるが、イクサー3によって助けられる。以後、渚とともにクィーンフジに乗艦。艦内では給仕やオペレーターをしていた。

渚には姉のような態度を取るが、実際は気が弱く、月面襲撃や廃墟でミイラと化した人間を見てパニックに陥っていた。

渚同様、最初はデリバリーの制服だったが3話以降、制服に着替えている。

スーパーロボット大戦L: 初登場作品。マクロス・フロンティア船団の住人として登場。渚が中華レストラン「娘々」にて「ランカちゃんやナナセちゃんと一緒に～」としか言っていないが、彼女も同じくバイトしていると思われる。『イクサー3』のサブキャラクターは全体的に出番が少ないが、原作通り、ファイバーに人質に捕られる、他作品のキャラと絡むだけ他の 3 人よりはマシかもしれない。

「私たちも仕事しなくちゃ。ね」: 第2話。廃墟と化した防衛軍の北米支部の生存者の捜査に志願。心配した渚に向けての台詞。しかし、この後…。
「私達の街も、ここみたいになってるのかな」 「大丈夫だよね？　お父さん達は生きてるのよね！？」: 同上。廃墟の中で、宇宙昆虫に寄生されたミイラと化した人間の死骸を見て恐怖に陥り、部屋の中で泣きじゃくっていた所を渚に問いただした台詞。渚は「大丈夫よ」と可愛を安心させるが、彼女もまた不安を感じていた…。
「変わったわ。月へ来る前はおどおどしてたもの。何かあると必ずあたしに泣きついて。今じゃ完全に逆だけどね」: 第5話より。野人に「渚は昔からたくましかったのか？」と聞かれての返答。月に来る前からの渚の性格の変化がわかる。
「しっかりね、イクサー3」: 最終話より。イクサー1とともにビッグゴールドの端末破壊のために旅立つイクサー3への別れの言葉。

「月で出会った男の子が関西人なんて、友達に自慢できないし」: ドラマCD『御意見無用!ネオス四天王の逆襲!!』より。野人の出身が関西と聞いて。直前に食器を落として割るほど驚いていた。関西人の皆さんに失礼である。

「渚…早くシェルターに行こうよ。ここにいたら死んじゃうよ！」: 『L』プロローグ第1話「アナザー・エンカウンター」より。コンサートの途中にバジュラが襲来、ランカとはぐれ、彼女の行方を心配する渚への台詞。普通の反応とはいえ、原作同様気弱な部分が出ている。
「キレイ…」: 『L』第29話宇宙で警戒任務ルート「トライアングラー」より。アイランド1の地下シェルター内にて、シェリルの歌を聴いての感想。

渚の項目でも触れているが、渚同様に年齢が媒体によって異なる。
担当声優の天野由梨氏はインタビューで『イクサー3』時に於ける可愛の出番の少なさに「もうちょっと活躍したかったなァ……（笑）」と嘆いていた^[1]。
- その影響か続編にあたるドラマCD版『戦－少女イクセリオン』では防衛軍の生き残り、シロン水無月に心惹かれ、敵役であるカオスに囚われた彼を説得するなどある程度出番が増えている。
- OVA版『戦－少女イクセリオン』では彼女と外見が似た河合可愛というキャラクターが登場している。声優も同じ。