「羽佐間翔子」の版間の差分

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:やっぱり初出撃のマップ「約束-ちかい-」で自爆、イベントそのものは阻止不可能、もちろん殆どの戦闘台詞は絶叫。今回は共通ルートなので、嫌でも直面することになる。
 
:やっぱり初出撃のマップ「約束-ちかい-」で自爆、イベントそのものは阻止不可能、もちろん殆どの戦闘台詞は絶叫。今回は共通ルートなので、嫌でも直面することになる。
:今回もちゃんと条件を満たせば生存。フェンリル爆発時に[[バイストン・ウェル]]に転移し、「凄腕の女戦士」として名を知られるほどになっていた。英語読みで「ショウコ・ハザマ」とすると[[ショウ・ザマ]]と名前が似ていることから「聖戦士ショウ・コハ・ザマ」とネタになっている。
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:今回もちゃんと条件を満たせば生存。フェンリル爆発時に[[バイストン・ウェル]]に転移し、「凄腕の女戦士」として名を知られるほどになっていた。英語読みで「ショウコ・ハザマ」とすると[[ショウ・ザマ]]と名前が似ていることから「'''聖戦士ショウ・コハ・ザマ'''」とネタになっている。
  
 
== パイロットBGM ==
 
== パイロットBGM ==

2013年3月19日 (火) 14:07時点における版

羽佐間翔子(Shoko Hazama)

竜宮島ファフナーパイロット候補生の一人。病弱で大人しい少女だが芯は強く、思いを寄せる一騎の前では積極的になることも。
その為かファフナー搭乗時は変性意識で一騎への想いがさらに強まり、一転して攻撃的な性格となる。
パイロットとしては一騎に並ぶ高い適正を持っていたが身体的ハンデから搭乗は見送られ、一騎たちとともに戦えないことにもどかしさを感じていた。
しかし一騎の不在時にフェストゥムが襲来した際、一騎と交わした「島を守る」という約束を果たすためマークゼクスで出撃。
整備と武装が不完全なため苦戦を強いられ、なんとかフェストゥムを島から離すことに成功するも同化され脱出不可能となってしまい、それでも一騎との約束を守るためフェンリルを起動しフェストゥムを道連れに自爆した。

死後建てられた墓石にはペンキで、貴重なファフナーを失ったことを中傷する内容の落書きがなされるが、ドラマCDによると犯人はこころない島民ではなく総士であり、他のパイロットが翔子のように「自爆がフェストゥムを倒すのに有効である」という認識を持たぬよう、「自爆するとファフナーを失いみんなに憎まれる」という感覚を持たせ、間接的に仲間を守ろうという彼なりの優しさによる行為であった。

「翔子」という名前は母の容子が「空に羽ばたく」という意味を込めてつけたものだが、皮肉にも翔子はその名のとおりに空に飛びたち帰ってくることはなかった。

小説版で明らかにされた天才症候群の兆候は、想像力の増大。自分が別の場所にいたり、別の何かになった状態を瞬時にイメージできる。
故に「空を飛べる違和感」に耐えなければいけないマークゼクスの適合者とされていた。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦K
初参戦作品。原作同様に初出撃のマップで自爆して離脱(第15話後編『悲しみの飛翔・後編』)。しかもそのマップは分岐ルートのものなので、人によっては彼女のことを一度も目にする機会が無い。
また、『K』でのファフナー関係キャラクターは多くが死亡し途中離脱するが、同時に特定の条件を満たせば全員が終盤に生還できる隠しフラグが設定されている。当然、翔子もその対象である。(隠し要素/Kを参照)
上述のように彼女は初出撃時に離脱するため、生還フラグを立てない限りはゲーム中でまともに使うことができない。能力的には中の上だが、精神コマンドが優秀で、なおかつ乗機が飛行系なのでスーパー系と組ませてもいいし、甲洋とパートナーユニットにして補給修理を兼ねる編成もあり。柔軟性があるのが長所である。原作に思い入れがあり、彼女を生存させる熱意を持つ人ならば、きっと重点的に育てられるはず。
なお、フラグが成立すると、15話近く竜宮島に帰らずにカイジと共に海を巡っていた事になってしまう(単に翔子が移動中の竜宮島の位置が分からなかったので衛達と合流するまで帰れなかっただけとも解釈できる)
スーパーロボット大戦UX
やっぱり初出撃のマップ「約束-ちかい-」で自爆、イベントそのものは阻止不可能、もちろん殆どの戦闘台詞は絶叫。今回は共通ルートなので、嫌でも直面することになる。
今回もちゃんと条件を満たせば生存。フェンリル爆発時にバイストン・ウェルに転移し、「凄腕の女戦士」として名を知られるほどになっていた。英語読みで「ショウコ・ハザマ」とするとショウ・ザマと名前が似ていることから「聖戦士ショウ・コハ・ザマ」とネタになっている。

パイロットBGM

「ナイトヘーレ開門」
ファフナー系汎用。

人間関係

真壁一騎
彼に好意を抱いていたが、彼の為に散華した。
遠見真矢
親友。なお、真矢も一騎に想いを寄せていたが翔子の為に身を引いていた。
春日井甲洋
彼に好意を寄せられているが、まるで気付かない。
羽佐間容子
里親。甲洋と同じ環境だが、こちらは実の親のように愛してくれている。翔子はふとしたことから「本当の母親じゃないんだから」と口走ってしまうが、死に際にそのことを謝罪した。
カノン・メンフィス
本編では出会う事がないが、彼女が翔子の服を着ている事がある。Kではフラグを満たした場合、翔子と対面するので義理の姉妹になると思われる。ただ、関連イベントが特に無いのが残念なところ。一応、カノン側からの援護用台詞は用意されている。
将陵僚
スパロボに未参戦の前日談『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』の主人公で中学校の先輩。自分が彼と同じ遺伝性の肝臓病を患っている事から、自分が容子の本当の子ではないのではと思い始めてしまう(容子は遺伝性の肝臓病を患っていないので)。

他作品との人間関係

カイジ
Kではフラグを満たした場合、命の恩人に。
草薙剣児
Kでは合流早々、彼に口説かれる事に。

名台詞

「必ず戻ってきてね。約束だよ。私はあなたの帰ってくる場所を守っています」
出撃する一騎に対して。だが彼女は……。
「島のためじゃないわ。一騎くんのためよ!」
「島のためにあなたが危険を冒すことなんて」と戦地に行くことを制止しようとした母の容子に対してこう言い放った。
「私達、生まれた時から戦うことが決まってたんでしょ…自分の意思で戦いたいの。それくらい許されるでしょ……あなたの子供じゃないんだから」
上に続いて彼女は容子にこう告げた。その言葉でショックを受けた容子は放心状態に陥ってしまい、翔子に振り切られてしまった。
これが、親子の最後のやり取りになろうとは……。
「一騎君……あなたの島、私が守るから」
フェンリル発動時に言い放った台詞。この言葉と同時にフェストゥムと共に天へ飛んだ。戻ってきた一騎は空へ翔けていく翔子のファフナーを発見したが、時すでに遅く……。
「『あなたの子供じゃないんだから』…ごめんね…あんなこと言って……お母さん…」
「私…約束…守れたかな…一騎君……」
フェンリルの起爆により、年端もいかない一人の少女は命を散らせた……。死の間際に母への侘びと、一騎にあの時の事を呟きながら……。
その死は母の容子や一騎はもちろん、翔子の友人や彼女に思いを寄せている甲洋、そして視聴者に深い悲しみを与えたのであった……。

余談

  • 放送当時、彼女をメインヒロインと勘違いした視聴者が多かったようで、6話で自爆した事は衝撃を以て受け止められた。
  • 翔子役の松来未祐氏は舞台版「蒼穹のファフナー FACT AND RECOLLECTION」でも翔子を演じている。

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