「立花亜衣子」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
80行目: 80行目:
 
;「もう、もう充分です。ありがとう……ありがとう、闇野さん」
 
;「もう、もう充分です。ありがとう……ありがとう、闇野さん」
 
;ヤミノリウス「亜衣子さん…」
 
;ヤミノリウス「亜衣子さん…」
:最終回で[[魔王ゴクアーク]]に壊された[[地球]]を繋ぎ止めようとして、ゴクアークに吹き飛ばされてもなお立ち上がろうとするヤミノリウスの手を握って言った台詞。この直後、ヤミノリウスに記憶喪失以来初めて名前を呼ばれ、事実上両想いとなった。
+
:最終回。[[魔王ゴクアーク]]に壊された[[地球]]を繋ぎ止めようとして、ゴクアークに吹き飛ばされてもなお立ち上がろうとするヤミノリウスの手を握って言った台詞。この直後、ヤミノリウスに記憶喪失以来初めて名前を呼ばれ、事実上両想いとなった。
 +
;「どこへ行くの?闇野さん」
 +
;「闇野さん! 行かないで、闇野さん! …待って闇野さんっ!行かないで! あっ…」
 +
;「闇野さんっ! 闇野さん…」
 +
:最終回。ゴクアークとの最終決戦後、どこかへ行こうとするヤミノリウスに気づいて必死に引き止めようとするが、途中で転んでしまい悲痛な表情を浮かべたまま見送ることになってしまう。
  
 
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==

2016年5月6日 (金) 23:23時点における版

立花亜衣子(Aiko Tachibana)

青空小学校の女性教師で、虎太郎達が在籍している4年1組の担任。劇中では、主にいたずら好きな虎太郎を始めとした生徒達には厳しい一面を覗かせるが、本来は生徒想いの優しい教師である。合気道の達人で、チンピラはもちろん魔界獣ですら投げ飛ばしてしまう。

終盤で記憶を失った闇野響史(ヤミノリウスIII世)を助け、自分の持つ不思議な力に戸惑う彼を慰めて心を通わせたのも束の間。記憶を取り戻して記憶喪失中の出来事を忘れてしまった彼はどこかへ走り去ってしまい、残された彼女は彼への想いを募らせるようになる。宝物だった彼とのツーショット写真を掃除機魔界獣スイトッターに奪われてしまった時は、想いを寄せる闇野本人とも知らずにヤミノリウスへの怒りに燃え、呆ける彼を数メートル先にまで投げ飛ばした。

その後、写真を見て記憶を取り戻したヤミノリウスに、正体を知らされた上で写真を破り捨てられてしまい激しくショックを受けるものの、ガンバーチームの奮戦に目の当たりにして『生まれついての悪人はいない』という持論の下に彼の説得を決意。そして、ヤミノリウスが出現したと聞きつけると24時間体制で彼を追いかけ、拡声器片手に改心を迫るのだった(その結果本業は疎かになり、授業中寝不足に苛まれてしまっていた)。

当のヤミノリウスからは疎まれていたが、彼女の決して諦めない姿勢にヤミノリウス自身も絆されつつあったようで、ゴクアークサイアークレツアークの三大魔王が復活した際には地面に頭が埋まって苦しがっていた所を魔法で助けられた。ゴクアークに見限られた後も頑なな態度を取るヤミノリウスを説得しながらガンバーチームを応援し、三大魔王敗北後は、青空町住民に糾弾されかけたヤミノリウスを庇って住民の説得に成功するが、プライドを傷つけられたヤミノリウスに逃げられてしまう。

ゴクアークに地球が破壊されてしまった際、流崎哲哉(SRW未登場)を庇って地表の裂け目から転落してしまうが、直後にヤミノリウスに抱えられ救出される。魔法で破壊された地球の修復を試み、ゴクアークに吹き飛ばされてもなお立ち上がろうとするヤミノリウスを制止し、死を覚悟した彼女は彼の手を握って涙ながらに感謝を告げる。ゴクアーク消滅後は、ガンバーチームらに別れを告げて去ろうとするヤミノリウスを追いかけるも虚しく、遥か彼方へと飛び去られてしまい深い悲しみに包まれるのだった。

EDのエピローグで、幾度も自分と闇野の姿に重ねていたウエディング人形の前でテープで補修した写真を見つめている時、闇野響史の姿で現れたヤミノリウスと再会。笑顔を浮かべる彼の元へ嬉しそうに駆け寄って行くのだった。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦NEO
初登場作品。当然ながらヤミノリウスIII世とのロマンスは再現されている。原作とは異なりいち早くガンバーチームの正体を知ると同時に、今作では生徒になっているラムネの秘密も知らされ、理解者として彼らを応援する。
また、クロスオーバーで同じエルドランシリーズの教師ポジションである篠田俊太郎先生、中島辰男先生と共にエンジン王によって人質に取られたりもしている。
スーパーロボット大戦Operation Extend
闇野さんとともに、コネクト・フォースに参加するガンバーチームの見送りに登場。

人間関係

ヤミノリウスIII世(闇野響史)
人間の姿で記憶喪失になった彼を助けて以来想いを寄せている。亜衣子先生の説得が、最終的に彼の心を動かすことになる。
霧隠虎太郎流崎力哉風祭鷹介結城千夏小牧百合香武田桂
受け持ちの生徒。特に、いたずらばかりしている虎太郎には手を焼いている。
荒木純
力哉が所属する『青空ゲンキーズ』の監督を務める浪人生。チンピラを撃退する姿を見られて以来想いを寄せられており、ヤミノリウスIII世と魔界獣に襲われた所を『ホワイトガンバー』に変装した彼に救われた事もあった。途中までは本人も満更でもない様子だったが(EDとアイキャッチでは彼とセットで描かれている事から、当初は彼と結ばれる予定だったと思われる)、最終的な展開を見る限りでは片想いに終わったようである。SRW未登場。

他作品との人間関係

篠田俊太郎中島辰男
同じエルドランシリーズの担任教師。NEOでは一緒にエンジン王に拉致されてしまい、同じ境遇を共有する仲である。
馬場ラムネ
NEOでは受け持ちの生徒。会話から察するに、彼にもかなり手を焼いているようである。
稲葉天音
NEOでは受け持ちの生徒。
エンジン王
NEOでは彼に拉致され、人質に取られてしまう。しかし、最後は人間の心を理解して地球とイオニア一行を助け散っていった彼の姿に心を打たれる。そして、敵だった人物と和解できた事をきっかけにヤミノリウスIII世を必ず説得させる決意を固める。
ギルターボ
NEOでは彼に「心とは何なのか」と問われる事になる。

名台詞

「理想の人?そうね~… 正義を守る強い心と、弱い人たちを助ける優しさを持った人ね。例えば、ジャーナリストなんて良いわよねっ」
第38話。純監督の頼みで理想の異性のタイプを鷹介に聞かれた時の返事で、これが後のフラグに繋がる。この時、前日見た闇野響史似のシルエットの男性と結婚する夢が気になってショーウインドーに飾られたウエディング人形を見つめていた。
「私、この世の中に生まれながらの悪い人なんていないと信じておりますの」
第38話。記憶を失い闇野響史の姿でさまようヤミノリウスIII世を助けて自宅に招いた際、自分のポリシーを語る。
「たとえ不思議な力を持っていたとしても、怖くはありません。だってあなたは、いい人ですもの…」
第38話。自分の不思議な力を知られて怖がられるのを承知で、魔法を使って魔界獣から亜衣子先生を救ったヤミノリウスにかけた言葉。
「ヤミノリウス!覚悟ぉーっ!」
第41話。掃除機魔界獣スイトッター(SRW未登場)に大切な闇野響史とのツーショット写真を吸い取られ、柔道着姿でヤミノリウスに怒りの突撃。呆けるヤミノリウスを数メートル先の遠くまで背負い投げる。
「愛していたのに……闇野さんを愛していたのに…」
第41話。記憶を失っていた間の出来事を思い出したヤミノリウスに愛する人の正体を知らされ、絶望のどん底へと突き落される。傷つけるつもり満々だったはずのヤミノリウスだが、予想以上にショックを受けて泣き崩れる彼女にうろたえていた。
「闇野さん!!」
ヤミノリウス「な、何の真似だ」
「私は決心しました! 今日から私、あなたを説得します!!」
ヤミノリウス「な、なんですかぁ?」
「私は今でも、あなたを良い人だと信じています! 命あるものはすべて良い心を持って生まれて来ているのです! ミミズだって、オケラだって、アメンボだって…。命あるものはすべて良い心を持って生まれて来ているのです! ですから、きっとあなたも清らかな心を持っているに違いありませんわ!!」
ヤミノリウス「そんなもんある訳ないだろう! 私は大魔界の魔法使いなんだぞぉ!」
「まーずーはっ! 私の話を聞きなさい!」
ヤミノリウス「普通に喋れんのか!」
「待ちなさい闇野さーん!!」「……私は、負けない…!」
第41話。一時は打ちひしがれる亜衣子先生だが、亜衣子先生を泣かせた事に激怒するガンバーチームの活躍を目の当たりにして立ち上がる。魔界獣スイトッター撃破後、メガホン片手にヤミノリウスを追いかけ回して説得を宣言。以来、ヤミノリウスが出現したと聞きつけると必ず柔道着とメガホンを持って駆けつけ、昼夜問わずの説得活動に駆け回るのであった。……たとえ本業が疎かになったとしても。
「今日こそは私の話を聞いてもらいます!」
「あなたは本当はいい人です!」
「私の話をお聞きなさい!」
ヤミノリウスを説得する時の台詞。何度も否定され逃げられようが亜衣子先生はくじけない諦めない。
「さあ。こんな薄暗い所にいないで、一緒に外へ出ましょう! 抜けるような青空が、あなたを待っているわ~!」
第45話。魔王復活の呪文を唱える最中のヤミノリウスを発見し、改心して外へ出るように促して手を差し出す。するとヤミノリウスがその手をつかんだ…かのように見えたその瞬間、魔法で池の中にテレポートさせられ追い払われてしまったのだった。何気に生徒の父親の屋敷を薄暗い場所呼ばわりしている。
「ガンバーチームは魔王に勝ちますわ!絶対に勝ちます!」
第46話。
「闇野さん。それは彼が町の人達を、そしてこの町を愛しているからですわ。その大事なものを守ろうと思うからこそ、あんなにも頑張れるのです」
第46話。単身三大魔王に立ち向かおうとするイエローガンバーを「なぜあんなにも頑張れるのか」と不思議がるヤミノリウスに告げた台詞。
「待って下さい! …戦いは終わりました。もう敵はいません。この人は、魔王に命令されてやっただけで…。この人が、この人が悪い訳ではありません! この人はいい人です! …いい人です」
第46話。三大魔王が倒された後、青空町民に糾弾されるヤミノリウスを背に庇って人々を説得する。彼女のひたむきな想いにヤミノリウスも少なからず衝撃を受けたようだったが、人々に「魔王の命令でやっただけ」と許された事に反発されて逃げられてしまった。ちなみに散々ヤミノリウスを「闇野さん」と呼びまくったせいか、町の人々からも「ヤミノ」と認識されてしまっている。
「もう、もう充分です。ありがとう……ありがとう、闇野さん」
ヤミノリウス「亜衣子さん…」
最終回。魔王ゴクアークに壊された地球を繋ぎ止めようとして、ゴクアークに吹き飛ばされてもなお立ち上がろうとするヤミノリウスの手を握って言った台詞。この直後、ヤミノリウスに記憶喪失以来初めて名前を呼ばれ、事実上両想いとなった。
「どこへ行くの?闇野さん」
「闇野さん! 行かないで、闇野さん! …待って闇野さんっ!行かないで! あっ…」
「闇野さんっ! 闇野さん…」
最終回。ゴクアークとの最終決戦後、どこかへ行こうとするヤミノリウスに気づいて必死に引き止めようとするが、途中で転んでしまい悲痛な表情を浮かべたまま見送ることになってしまう。

迷台詞

「アハハハハ! アタイの教室で勝手なマネは許さないよ! 授業を始めるから教科書を開いてBaby!」
第11話より。鷹介にビリビリをうつされてしまいビリビリ人間になってしまった時の台詞。
「この一輪の花に、私の恋の運命を賭けるわ! …勝負! スキ、キライ、スキ、キライ、スキ… !!!!」br/>「今度こそこの一輪の花に、私の恋の運命を賭けるわ! スキ、キライ、スキ、キライ、スキ…! キ、キ、キ…ッ」
「ああ…やっぱり私とあなたは愛し合う運命なのですね…闇野さん…」
「私とあなたの小指を結ぶ赤い糸は見えないけれど、今度あなたに会えたなら、私の気持ちを伝えたい…! ああん、やだ!亜衣子恥ずかしい!イヤッ、イヤ!」
41話。大量の花を買い込んで花占いをするのだが、何度やっても「嫌い」で終わり、最後の一輪でようやく成功。上機嫌でスキップしながら去っていく。どの花も種類が同じ為「好き」から数えるとどうしても「嫌い」で終わってしまうので、見間違えたかズルしたか花びらが一枚多かったのかのいずれかである。ちなみに、大量に残された花びらはこの後虎太郎が遊んだ。

スパロボシリーズの名台詞

「虎太郎君! 鷹介君! 力哉君!」
「あなた達が秘密のヒーローとしてみんなのために戦ってくれたのを先生はとても感謝しています!」
「これからはあなた達だけじゃなく私も一緒に戦うわ! だから頑張って!!」
『NEO』第34話 「心の力で立ち向かえ!」より。エンジン王ギルターボグレートガンバルガーを破壊寸前にまで追い詰められたガンバーチームを叱咤激励した台詞。作中では、厳しいところが前面に出ていたが、やはり彼女はちゃんと生徒たちの事を思っていたのである。