「扇要」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
| タイトル = プロフィール | | タイトル = プロフィール | ||
− | | 種族 = | + | | 種族 = 地球人(日本人) |
− | | 性別 = | + | | 性別 = 男 |
| 生年月日 = 皇暦1991年3月18日 | | 生年月日 = 皇暦1991年3月18日 | ||
| 星座 = 魚座 | | 星座 = 魚座 | ||
| 年齢 = [[年齢::26]]歳 → [[年齢::27]]歳(R2) | | 年齢 = [[年齢::26]]歳 → [[年齢::27]]歳(R2) | ||
− | | 所属 = [[民間人]]→レジスタンス紅月グループ→レジスタンス扇グループ→ | + | | 所属 = [[民間人]]→レジスタンス紅月グループ→レジスタンス扇グループ→[[黒の騎士団]] |
| 役職 = 大学生→教師→副リーダー(紅月グループ)→リーダー(扇グループ)→副指令(黒の騎士団)→首席補佐官(黒の騎士団)→事務総長(黒の騎士団)→日本国首相→一般人 | | 役職 = 大学生→教師→副リーダー(紅月グループ)→リーダー(扇グループ)→副指令(黒の騎士団)→首席補佐官(黒の騎士団)→事務総長(黒の騎士団)→日本国首相→一般人 | ||
}} | }} | ||
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参謀格である[[ディートハルト・リート|ディートハルト]]からも、特別な物が無いと言う点に利用価値があると評価されているが、逆に[[指揮官]]としては価値が無いと見なされている。 | 参謀格である[[ディートハルト・リート|ディートハルト]]からも、特別な物が無いと言う点に利用価値があると評価されているが、逆に[[指揮官]]としては価値が無いと見なされている。 | ||
− | === | + | === 来歴 === |
当初は数々の戦果を挙げていた事から、ゼロを信頼していたが、秘密が多すぎる上に、非情な策に出る事も多いゼロの行動から、次第に不信感を募らせていく。 | 当初は数々の戦果を挙げていた事から、ゼロを信頼していたが、秘密が多すぎる上に、非情な策に出る事も多いゼロの行動から、次第に不信感を募らせていく。 | ||
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[[ブラックリベリオン]]の際に、彼女がブリタニア人としての記憶を取り戻してしまった事で銃撃を受けて負傷してしまい、終盤ではゼロの真意を確かめさせる為、カレンにゼロの後を追うよう言い渡す。 | [[ブラックリベリオン]]の際に、彼女がブリタニア人としての記憶を取り戻してしまった事で銃撃を受けて負傷してしまい、終盤ではゼロの真意を確かめさせる為、カレンにゼロの後を追うよう言い渡す。 | ||
− | + | R2ではブリタニアに捕らえられ処刑を待つ身となっていたが、ゼロとカレンの活躍によって助けられ、再び黒の騎士団に参加。黒の騎士団が大規模な組織になってからは、最高幹部の筆頭である「首席補佐官」へと任命され、複数の特務隊を率いて、騎士団の内務・立法を統括する。ただし、前作におけるゼロへの不信感は、未だに燻り続けていた。 | |
物語の中盤でディートハルトに拘束されたヴィレッタと再会するも、自分を銃撃しても尚、彼女への好意を捨て切る事は出来ずにいた。そして、彼女の話したゼロがブリタニアの第11皇子・[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア]]であった事実や[[ギアス]]に関する話を聞き、ゼロを引き渡す代わりに日本の返却させる裏取引を行って、ゼロを裏切る決意をする。しかし、[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]が、[[蜃気楼]]でルルーシュを連れ出した結果、目論見は失敗に終わった。 | 物語の中盤でディートハルトに拘束されたヴィレッタと再会するも、自分を銃撃しても尚、彼女への好意を捨て切る事は出来ずにいた。そして、彼女の話したゼロがブリタニアの第11皇子・[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア]]であった事実や[[ギアス]]に関する話を聞き、ゼロを引き渡す代わりに日本の返却させる裏取引を行って、ゼロを裏切る決意をする。しかし、[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]が、[[蜃気楼]]でルルーシュを連れ出した結果、目論見は失敗に終わった。 | ||
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その後フレイヤ弾頭を大量装備した[[シュナイゼル・エル・ブリタニア]]と同盟を結んでブリタニアと決戦を迎える。最終決戦は黒の騎士団・シュナイゼル連合軍の敗北という結果に終わり処刑を待つ身となったが、[[ゼロレクイエム]]によって解放される事となり、後に日本国首相を務める事になる。 | その後フレイヤ弾頭を大量装備した[[シュナイゼル・エル・ブリタニア]]と同盟を結んでブリタニアと決戦を迎える。最終決戦は黒の騎士団・シュナイゼル連合軍の敗北という結果に終わり処刑を待つ身となったが、[[ゼロレクイエム]]によって解放される事となり、後に日本国首相を務める事になる。 | ||
− | + | この行動がお互い様なのだろうが扇に関してはさすがに制作側も思うところがあったのか、2018年に公開された[[コードギアス 反逆のルルーシュ 劇場版|劇場版]]の第三作ではシュナイゼルの言葉を信じつつもそれを完全に信じることはせず、それだけが全てじゃないと思ったのか真実を聞こうとしたりルルーシュが銃撃されそうになるのを止めようとする等、玉城と共にゼロを最後まで信じようとしており、彼なりに冷静に行動する形となっている。 | |
− | |||
− | + | 戦後処理が済んでからは自ら首相の座を退いたが、ジルクスタン王国での戦いでは死んだはずのゼロことルルーシュが現地にいることを知りナナリー救出チームに志願する。作戦前夜にはルルーシュに対し、先のシュナイゼルに踊らされた件を命をもって詫びようとしたが許された。 | |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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:今回は[[NPC]]。漫画版のラストを反映してか中学教師となり、[[碇シンジ|シンジ]]他『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|エヴァンゲリオン]]』関係者のクラスの副担任になる。また、ヴィレッタとの間に子供を設けたようで第57話「BEYOND THE TIME」ではもうすぐ生まれると叫ぶ場面がある。 | :今回は[[NPC]]。漫画版のラストを反映してか中学教師となり、[[碇シンジ|シンジ]]他『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|エヴァンゲリオン]]』関係者のクラスの副担任になる。また、ヴィレッタとの間に子供を設けたようで第57話「BEYOND THE TIME」ではもうすぐ生まれると叫ぶ場面がある。 | ||
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}} | ;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}} | ||
− | :時獄篇同様にNPC。新日本義勇軍として再編された[[黒の騎士団]]に参加している。『時獄篇』の時点では『再世篇』の選択肢でゼロを信じなかったのか、と取りざたされたが、中盤のミスリルルートで、『再世篇』で[[シャーリー・フェネット|シャーリー]] | + | :時獄篇同様にNPC。新日本義勇軍として再編された[[黒の騎士団]]に参加している。『時獄篇』の時点では『再世篇』の選択肢でゼロを信じなかったのか、と取りざたされたが、中盤のミスリルルートで、『再世篇』で[[シャーリー・フェネット|シャーリー]]が死亡している(=ルート選択のフラグが成立していなかった)ことが確定した。 |
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
79行目: | 78行目: | ||
:序章ワールド3から登場するNPC。 | :序章ワールド3から登場するNPC。 | ||
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}} | ||
− | : | + | :『復活のルルーシュ』設定。サポーター要員。 |
− | + | :本作では『[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY]]』が参戦しているため、首相は[[弓弦之助|弓首相]]であり、扇は副首相となっていた。ただし、本編に出てくる際にはすでに辞任している。 | |
− | :本作では『[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY]] | ||
== パイロットステータス == | == パイロットステータス == | ||
=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
− | [[玉城真一郎|玉城]] | + | [[玉城真一郎|玉城]]よりは全能力が上だが、それでも低い。『再世篇』ではゼロを一回り弱くしたような感じになった。 |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]] | ||
:'''[[根性]]、[[信頼]]、[[努力]]、[[不屈]]、[[友情]]、[[激励]]''' | :'''[[根性]]、[[信頼]]、[[努力]]、[[不屈]]、[[友情]]、[[激励]]''' | ||
− | : | + | :実に彼らしい精神だが、激励以外有用なものはない。せめて[[応援]]でもあれば良かったのだが。 |
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]] | ||
:'''[[根性]]、[[努力]]、[[不屈]]、[[友情]]、[[激励]]、[[愛]]''' | :'''[[根性]]、[[努力]]、[[不屈]]、[[友情]]、[[激励]]、[[愛]]''' | ||
− | : | + | :メイン化することを考慮してか愛が追加されたが、差し替えられたのがよりによって'''信頼'''とは…。友情の下位互換なので、仕方ないといえばそれまでだが、どうしても『R2』での展開を意識してしまうのが何とも…。 |
;[[X-Ω]] | ;[[X-Ω]] | ||
:'''[[根性]]、[[不屈]]、[[激励]]''' | :'''[[根性]]、[[不屈]]、[[激励]]''' | ||
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;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]] | ||
:'''[[ガード]]、[[援護防御]]L2、[[Bセーブ]]''' | :'''[[ガード]]、[[援護防御]]L2、[[Bセーブ]]''' | ||
− | : | + | :持久戦向きでエースボーナスを活かせるスキルだが、機体がついてこない。 |
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]] | ||
:'''[[指揮官]]L3、[[援護防御]]L2、[[パーツ供給]]''' | :'''[[指揮官]]L3、[[援護防御]]L2、[[パーツ供給]]''' | ||
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=== [[エースボーナス]] === | === [[エースボーナス]] === | ||
− | ;'''援護防御の被ダメージ0.5倍。''' | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]] |
− | : | + | :'''援護防御の被ダメージ0.5倍。''' |
− | + | :機体を強化しないと安心して援護防御出来ない。 | |
− | : | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]] |
+ | :'''扇、玉城、ラクシャータの最大SP+20''' | ||
+ | :玉城は貴重な「脱力」「期待」持ちなので、これは素直にありがたい。どちらかというとサブパイロット時に真価を発揮。前述の通り、ゼロの撃墜数が引き継がれる都合上、全く扇を使わなくても2周目以降は習得している事が多い。 | ||
=== 艦長スキル === | === 艦長スキル === | ||
117行目: | 117行目: | ||
=== サポートユニット === | === サポートユニット === | ||
;人望 | ;人望 | ||
− | :UC。HP2/ | + | :UC。HP2/3以下で装甲アップ。 |
=== サポーターコマンド === | === サポーターコマンド === | ||
131行目: | 131行目: | ||
! ゼロの作戦 | ! ゼロの作戦 | ||
| style="text-align: center;" | [[スーパーロボット大戦30|30]] | | style="text-align: center;" | [[スーパーロボット大戦30|30]] | ||
− | | | + | | 扇&[[玉城真一郎|玉城]] |
| style="text-align: center;" | 20 | | style="text-align: center;" | 20 | ||
− | | | + | | 全敵の[[援護防御]]回数を0にする |
− | + | | 自軍フェイズ開始時に気力+2 | |
|- | |- | ||
|} | |} | ||
147行目: | 147行目: | ||
;[[紅月カレン]] | ;[[紅月カレン]] | ||
:親友の妹であり、扇グループ時代からの仲間。その為、仲もそれなりに良かったが、さすがにゼロを一方的に追放した事は咎められている。が、ヴィレッタを守る事しか頭に無かった扇には、カレンの主張は聞く耳持たずな状態だった。劇場版第三作ではゼロを最後まで信じようとしていたため、直接的に言ってたわけではないがゼロ追放後にカレンと「ゼロは本当に利用しただけなのか」、「シュナイゼルの策に嵌ってしまったんじゃないか」と言っている。 | :親友の妹であり、扇グループ時代からの仲間。その為、仲もそれなりに良かったが、さすがにゼロを一方的に追放した事は咎められている。が、ヴィレッタを守る事しか頭に無かった扇には、カレンの主張は聞く耳持たずな状態だった。劇場版第三作ではゼロを最後まで信じようとしていたため、直接的に言ってたわけではないがゼロ追放後にカレンと「ゼロは本当に利用しただけなのか」、「シュナイゼルの策に嵌ってしまったんじゃないか」と言っている。 | ||
− | ;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]] | + | ;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]] |
:突然現れ勧誘するゼロの実績を信じチームを託す。ブリタニアの皇子である事や[[ギアス]]を持っていたという理由で、追放処分に追い込んでいる<ref>ただ、ギアスによって起こされたユーフェミアの日本人虐殺の件やそもそも信頼関係が希薄だったことを考えると、この展開はある種当然だったとも言える。</ref>。 | :突然現れ勧誘するゼロの実績を信じチームを託す。ブリタニアの皇子である事や[[ギアス]]を持っていたという理由で、追放処分に追い込んでいる<ref>ただ、ギアスによって起こされたユーフェミアの日本人虐殺の件やそもそも信頼関係が希薄だったことを考えると、この展開はある種当然だったとも言える。</ref>。 | ||
− | : | + | :劇場版第三作では追放するシーンが大幅に変更されており、躊躇いもなく追放した本編とは違い、ゼロを呼び出して真意を問い、開き直ったルルーシュに本当のことを言ってほしいと言ったり、銃撃されそうになった際には玉城と一緒に止めようとしたりと、再世篇の黒の騎士団ルートの様な感じになっている。だが、それでも追放してしまう場合があるゲームと違い'''映画では最後までゼロを信じようとしていた'''。ゼロ追放後も上記のカレンとの台詞やダモクレス戦での独白から、状況に流されて追放してしまった事を深く後悔している。そして、実際に『復活』でも後悔していた事が確定になっている。 |
− | |||
:『第2次Z再世篇』黒の騎士団ルートにおいてはスメラギやジェフリーに説得され、ゼロの真意を問うことを決意する。 | :『第2次Z再世篇』黒の騎士団ルートにおいてはスメラギやジェフリーに説得され、ゼロの真意を問うことを決意する。 | ||
:ゼロレクイエムルートが正史となった『[[第3次Z天獄篇]]』では、シュナイゼルの口車に乗せられて彼を追放したことを深く後悔していた事を口にしている。 | :ゼロレクイエムルートが正史となった『[[第3次Z天獄篇]]』では、シュナイゼルの口車に乗せられて彼を追放したことを深く後悔していた事を口にしている。 | ||
:実は何気に第一期に素顔の彼と学園祭の時に直接会っている。 | :実は何気に第一期に素顔の彼と学園祭の時に直接会っている。 | ||
+ | ;[[南佳高]] | ||
+ | :仲間の一人で、扇グループ時代からの付き合い。黒の騎士団拡大後は、[[斑鳩]]の艦長として直属の部下となっている。 | ||
+ | ;[[杉山賢人]] | ||
+ | :仲間の一人で、扇グループ時代からの付き合い。黒の騎士団拡大後は、第一特務隊長として直属の部下となっている。 | ||
;[[玉城真一郎]] | ;[[玉城真一郎]] | ||
− | : | + | :仲間の一人で、扇グループ時代からの付き合い。黒の騎士団拡大後は、第二特務隊長として、直属の部下となっている。 |
− | |||
− | |||
;[[ヴィレッタ・ヌゥ]] | ;[[ヴィレッタ・ヌゥ]] | ||
:第一期にて記憶喪失の彼女を拾い、「千草」の名を与えて同棲生活を送る事に。これが『R2』において因縁となる。 | :第一期にて記憶喪失の彼女を拾い、「千草」の名を与えて同棲生活を送る事に。これが『R2』において因縁となる。 | ||
:視聴者から見れば、扇がヴィレッタに入れ込み過ぎていたのは明らかで、ディートハルトが恐れていた通り、彼女の存在自体が扇の行動に悪い意味での影響を与え、遂には言いくるめられてしまうに等しい形でゼロを裏切るにまで至ってしまった。 | :視聴者から見れば、扇がヴィレッタに入れ込み過ぎていたのは明らかで、ディートハルトが恐れていた通り、彼女の存在自体が扇の行動に悪い意味での影響を与え、遂には言いくるめられてしまうに等しい形でゼロを裏切るにまで至ってしまった。 | ||
− | : | + | :劇場版第三作でも流れはほぼ一緒だが、躊躇いもなしに追放したTV版とは違い、ゼロから真実を聞こうとしたり、銃撃を止めに入ったりしているので完全に言いくるめられた感じではなくなっている。 |
;[[ディートハルト・リート]] | ;[[ディートハルト・リート]] | ||
:ヴィレッタとの内通を知られ、彼女を人質にされる事になる。もっとも、これは騎士団への裏切りに近い行為を行っていた扇の方に、明らかに非があるのだが…。 | :ヴィレッタとの内通を知られ、彼女を人質にされる事になる。もっとも、これは騎士団への裏切りに近い行為を行っていた扇の方に、明らかに非があるのだが…。 | ||
:ディートハルトの方は、扇の本来の人柄が黒の騎士団のメンバーの信頼を集める要素になると評価していたが、彼がゼロを追放して実権を掌握した際には、「守る」事こそが本質で指揮官としての価値は無いと、内心で手厳しく評価している。この事が黒の騎士団から離反してシュナイゼルについた所以になった。 | :ディートハルトの方は、扇の本来の人柄が黒の騎士団のメンバーの信頼を集める要素になると評価していたが、彼がゼロを追放して実権を掌握した際には、「守る」事こそが本質で指揮官としての価値は無いと、内心で手厳しく評価している。この事が黒の騎士団から離反してシュナイゼルについた所以になった。 | ||
:尚、ヴィレッタの解放後、後ろ盾を失ったのを良い事に、扇から暴行を受けたかの様な痕がある。上述の通り悪いのは100%扇の方であるのでそれは逆恨みと言える。テレビ放送版では直接暴行描写はされず、河口Pのメールマガジンで初めて発覚した。 | :尚、ヴィレッタの解放後、後ろ盾を失ったのを良い事に、扇から暴行を受けたかの様な痕がある。上述の通り悪いのは100%扇の方であるのでそれは逆恨みと言える。テレビ放送版では直接暴行描写はされず、河口Pのメールマガジンで初めて発覚した。 | ||
− | : | + | :劇場版第三作ではこの扇の暴行が明確に描写されているが、同作では扇自身は'''ゼロを追放する気なんて全く無かった'''為、ゼロを済し崩し的に追放してしまった事も含まれているであろう事から逆恨みとは言えない。 |
;[[ラクシャータ・チャウラー]] | ;[[ラクシャータ・チャウラー]] | ||
:裏切ったのは自分達の方であるのを、ゼロの方が裏切ったと偽られていた様である。もっともラクシャータは頭がいい上、胡散臭そうな表情をしていることからも、扇に都合の良すぎる主張を全て信じてはいない様子だった。 | :裏切ったのは自分達の方であるのを、ゼロの方が裏切ったと偽られていた様である。もっともラクシャータは頭がいい上、胡散臭そうな表情をしていることからも、扇に都合の良すぎる主張を全て信じてはいない様子だった。 | ||
177行目: | 178行目: | ||
:第二次トウキョウ決戦後の会談で、彼の荒唐無稽に等しい告発を「真実」であると認め、それが黒の騎士団によるゼロ追放の決定的原因となった。 | :第二次トウキョウ決戦後の会談で、彼の荒唐無稽に等しい告発を「真実」であると認め、それが黒の騎士団によるゼロ追放の決定的原因となった。 | ||
:扇達はゼロの駒になるのが嫌でゼロを切り捨てたものの、後に事実上のシュナイゼルの駒になってしまったのは皮肉である。 | :扇達はゼロの駒になるのが嫌でゼロを切り捨てたものの、後に事実上のシュナイゼルの駒になってしまったのは皮肉である。 | ||
− | : | + | :劇場版第三作では、シュナイゼルの言っている事が本当だとある程度は肯定しつつも完全に嵌められたと言う形では無くなっている。 |
;[[ロロ・ランペルージ]] | ;[[ロロ・ランペルージ]] | ||
:彼にルルーシュの身柄を確保されたため、シュナイゼルとの取引は不成立に終わった。<br />『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』でゼロを信じる選択を選ぶとロロは生き残るため、(間接的にではあるが)扇はロロを救ったと言える。 | :彼にルルーシュの身柄を確保されたため、シュナイゼルとの取引は不成立に終わった。<br />『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』でゼロを信じる選択を選ぶとロロは生き残るため、(間接的にではあるが)扇はロロを救ったと言える。 | ||
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:なお、日本解放については直後に[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]の乱入によりうやむやとなってしまうものの、皇帝[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]即位時に全エリアが解放されたために、なし崩し的に日本は元の名前を取り戻すこととなった。 | :なお、日本解放については直後に[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]の乱入によりうやむやとなってしまうものの、皇帝[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]即位時に全エリアが解放されたために、なし崩し的に日本は元の名前を取り戻すこととなった。 | ||
;「黒の騎士団に、もうゼロは必要ない!」 | ;「黒の騎士団に、もうゼロは必要ない!」 | ||
− | : | + | :ゼロのこれまでの所業に怒っての発言。しかしゼロが居なければシンジュク事変で扇自身の命は無く、ゼロがいたからこそブリタニアに対抗する事が出来ていたという事実を理解していない事が分かる。そしてゼロとは個人ではなく記号である、ということをまるで理解できていないことがうかがえる(事態が事態であると言っても、正体不明のゼロという存在は世界そのものに多大な影響を及ぼす存在であるので、無闇に切り捨てれば勝手にゼロを名乗るテロリストが現れて混乱を巻き起こす可能性がある等、どうなるかもわかっていない)。黒の騎士団が超合集国所属の軍隊という巨大な軍事組織になった事からもうゼロがいなくてもやっていけると考えていた節すら見られるが、当然ゼロあってこその組織なので扇に使いこなせるはずも無い。 |
− | |||
;「皆を使い棄てたのはゼロの方だ! 彼は皆を騙していたんだ…ギアスなんて卑劣な力で!」 | ;「皆を使い棄てたのはゼロの方だ! 彼は皆を騙していたんだ…ギアスなんて卑劣な力で!」 | ||
− | :第20話「皇帝 失格」より。ゼロを使い捨てにしようとした事を[[紅月カレン|カレン]]が咎めた際に言った台詞。黒の騎士団がギアスをかけられたかもしれないと疑う=''' | + | :第20話「皇帝 失格」より。ゼロを使い捨てにしようとした事を[[紅月カレン|カレン]]が咎めた際に言った台詞。黒の騎士団がギアスをかけられたかもしれないと疑う='''ギアスをかけられていないという証左であるということには、最後の最後でも気づかなった。''' |
:あくまでも自分の決定を半ば強引に正当化しているが、ブリタニアの軍人であるヴィレッタと内通している事を棚上げしてゼロを責め続けるあたり、TVシリーズでの彼がどういう人物なのかが分かる場面である。 | :あくまでも自分の決定を半ば強引に正当化しているが、ブリタニアの軍人であるヴィレッタと内通している事を棚上げしてゼロを責め続けるあたり、TVシリーズでの彼がどういう人物なのかが分かる場面である。 | ||
;「そうだ、人は…皆は…ゲームの駒じゃないんだ、生きているんだよ!」 | ;「そうだ、人は…皆は…ゲームの駒じゃないんだ、生きているんだよ!」 | ||
253行目: | 253行目: | ||
:第23話「シュナイゼル の 仮面」より。いわゆる「正義の味方」が「悪」を倒す時に言う台詞だが、以前に裏切って騙し討ちまでした扇が言うには、滑稽と言える。 | :第23話「シュナイゼル の 仮面」より。いわゆる「正義の味方」が「悪」を倒す時に言う台詞だが、以前に裏切って騙し討ちまでした扇が言うには、滑稽と言える。 | ||
:しかも、既に戦いに勝った気になって完全に油断しており、今までルルーシュの傍にいながら彼の基本戦術を全く読めていない事から、[[指揮官]]としても無能である事を証明してしまっている。 | :しかも、既に戦いに勝った気になって完全に油断しており、今までルルーシュの傍にいながら彼の基本戦術を全く読めていない事から、[[指揮官]]としても無能である事を証明してしまっている。 | ||
− | : | + | :再世篇ではゼロとの戦闘台詞に採用。 |
;「まさか、このタイミングで!」<br />「……ゼロッ!」 | ;「まさか、このタイミングで!」<br />「……ゼロッ!」 | ||
:同話。黒の騎士団の猛攻でブリタニア軍が戦線を下げており、勝てると思った矢先にサクラダイトを利用してのフジサンの噴火という形でしっぺ返しを食らった際に。 | :同話。黒の騎士団の猛攻でブリタニア軍が戦線を下げており、勝てると思った矢先にサクラダイトを利用してのフジサンの噴火という形でしっぺ返しを食らった際に。 | ||
263行目: | 263行目: | ||
=== 劇場版 === | === 劇場版 === | ||
;「ゼロ、君らしくないぞ、開き直るなんて! 本当のことを言ってくれ!」<br />「待ってください、まだ彼の言い分を…!」<br />「ゼロ…何か言ってくれ!」 | ;「ゼロ、君らしくないぞ、開き直るなんて! 本当のことを言ってくれ!」<br />「待ってください、まだ彼の言い分を…!」<br />「ゼロ…何か言ってくれ!」 | ||
− | : | + | :劇場版第三作でのゼロ追放時の台詞。シュナイゼルの話が本当だと肯定しつつも完全にそれを完全に信用している訳では無く、完全な私情で行動している訳でも無い。映画での扇自身はゼロを仲間として信用している為、玉城と共に話し合いで真実を聞こうとしたり銃撃を止めようとする等'''ゼロを最後まで信じようとしていた'''。何気に銃撃時に涙目になっている。追放後も「ゼロは本当に利用していただけなのか」といった会話をカレンとしているあたりあの状況を止められなかったことを彼なりに後悔していることが伺える。 |
− | + | :ある意味再世篇の黒の騎士団ルートの信じたい状態と混ざっている感じではある。 | |
− | |||
− | : | ||
;「お前が勝手にやっていたことは千草から聞いた! ここに残るなら、それなりの覚悟をしてもらおう!」 | ;「お前が勝手にやっていたことは千草から聞いた! ここに残るなら、それなりの覚悟をしてもらおう!」 | ||
− | : | + | :劇場版第三作でのディートハルトとの会話。TVシリーズで示唆された行為が明確に描かれたが、劇場版のディートハルトはヴィレッタを銃撃していたりゼロ追放の要因にもなっている為扇の行為にも情状酌量の余地があると思われる。 |
− | |||
;(ゼロ…残念だよ。こんな事になって…) | ;(ゼロ…残念だよ。こんな事になって…) | ||
− | : | + | :最終決戦においての独白。最終的に敵対した事も後悔している様子。 |
− | + | :このように、これらの台詞や行動で扇への株が大分マシになったと思うファンも居るのではないだろうか。また、「最初からこうだったら違和感なかったのに」と残念がるファンも。 | |
− | |||
− | : | ||
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 == | == スパロボシリーズの名(迷)台詞 == | ||
296行目: | 291行目: | ||
==== 黒の騎士団ルート ==== | ==== 黒の騎士団ルート ==== | ||
;「俺は……」<br />「俺はゼロを……ゼロを信じ……たい……」<br />「最初にゼロにリーダーを頼んだ時から、俺はずっと彼を信じて来たんだ……」<br />「それでもだ……! ゼロと戦って来た日々の全てが嘘だったなんて俺は認めない!」<br />「馬鹿だ、お人よしだ、風見鶏だと言いたければ言え! だが、俺は納得がいくまでゼロと話をする!」<br />「それでもゼロが許せないなら、俺がこの手でゼロを倒す! それが副司令の……ゼロを最初に信じた俺の務めだ!」 | ;「俺は……」<br />「俺はゼロを……ゼロを信じ……たい……」<br />「最初にゼロにリーダーを頼んだ時から、俺はずっと彼を信じて来たんだ……」<br />「それでもだ……! ゼロと戦って来た日々の全てが嘘だったなんて俺は認めない!」<br />「馬鹿だ、お人よしだ、風見鶏だと言いたければ言え! だが、俺は納得がいくまでゼロと話をする!」<br />「それでもゼロが許せないなら、俺がこの手でゼロを倒す! それが副司令の……ゼロを最初に信じた俺の務めだ!」 | ||
− | :第49話「ゼロとルルーシュ」にて黒の騎士団ルートに進んだ場合。原作では真っ先に糾弾していた扇だが、こちらの展開では周囲からの[[説得]] | + | :第49話「ゼロとルルーシュ」にて黒の騎士団ルートに進んだ場合。原作では真っ先に糾弾していた扇だが、こちらの展開では周囲からの[[説得]]に応じ反発心を抑えつけ、ゼロの真意を問うことを選ぶ。この選択により、その後の彼らの運命は大きく変転することになる……。 |
:なお、本作でも分岐前の共通パートでは、原作通りにルルーシュを「ペテン師」と糾弾している。こちらのルートで「風見鶏」という単語を使っているのは、それを自覚しての事なのかも知れない。 | :なお、本作でも分岐前の共通パートでは、原作通りにルルーシュを「ペテン師」と糾弾している。こちらのルートで「風見鶏」という単語を使っているのは、それを自覚しての事なのかも知れない。 | ||
;「玉城、お前の言いたいこともわかる」<br />「だが、ブリタニアによって世界が握られようとしている今、俺達にはゼロの力も必要なんだ」 | ;「玉城、お前の言いたいこともわかる」<br />「だが、ブリタニアによって世界が握られようとしている今、俺達にはゼロの力も必要なんだ」 |