「弐神譲二」の版間の差分

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;「いやぁ~…貴方の歩く跡は人死にが多いですなあ…」
 
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:原作最終話でバーベムと対面した際、既に彼の前で[[一色真|一色]]・[[如月樹|樹]]・[[七森小夜子|小夜子]]らが絶命した事に対する皮肉を吐き棄てた。
 
:原作最終話でバーベムと対面した際、既に彼の前で[[一色真|一色]]・[[如月樹|樹]]・[[七森小夜子|小夜子]]らが絶命した事に対する皮肉を吐き棄てた。
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;「そうですか……じゃあさぞかし満足でしょう」
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:原作最終話で調律の瞬間を見て歓喜するバーベムにこの言葉を放ち、同時に射殺する。
 
<!-- 「迷台詞」「○○としての台詞」等、引用する台詞の種類によって項目名を適宜変更、ないし項目を新設して下さい。 -->
 
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2013年2月11日 (月) 22:53時点における版

弐神譲二(Jyoji Futagami)

  • 登場作品ラーゼフォン
  • 声優:堀勝之祐
  • 本名:十文字猛
  • 種族:地球人(日本人)
  • 性別:男
  • 年齢:36歳
  • 所属:天戸通信社(連合統括部六課)
  • 階級:中佐
  • 役職・称号など:新聞記者(自称)
  • キャラクターデザイン:山田章博(原案)、菅野宏紀

第6話からレギュラー入りを果たした、自称・「『天戸通信社』の新聞記者」。
続く第7話でTERRA亘理士郎長官から独占取材権を得、ニライカナイへと赴く。

情報収集と整理能力に優れており、独自にMU大戦の経緯や時の祠などを調査している。また、相手の行動心理や人間関係を様々な謎と結びつけ、キーパーソンに核心をつく質問をする。重要機密事項や極秘文書を手に入れられるほどの敏腕だが、ヘラヘラした軽い口調で話す裏の見えない人物。

ちなみにこの名前は偽名で、本名は『十文字猛』といい、連合統括部六課の中佐である。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦MX
ムトロポリスへの「取材」で初登場を果たし、以後は『多元世界補完計画』の真相を求めて奔走する。絡んでいる作品設定が複雑極まっているだけに、原作以上に動いているのが特徴である。終盤、加持リョウジと展開した長いディスカッションは、ほぼ同じポジション同士からかゲーム屈指の緊張感に包まれた白眉とも言える描写であった。ゲームや小説においてはダラダラと長い説明台詞は敬遠される傾向にあるが、こうして芝居や演劇に見立てることでユーザーの興味を引き、長い間謎だった部分の解消と、いずれ起こるであろう出来事の予測を同時にやってのけた。EDでは生還を果たした加持と再会し、後世の為に敢えて真実を隠蔽する事を、互いに示し合わせた。原作同様の胡散臭さと、ハードボイルド臭を漂わせた独特の存在感が光る。
スーパーロボット大戦MX PORTABLE

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd

人間関係

神名綾人
ニライカナイで独自調査に着手した際、彼からラムネの飲み方を教わり、以降は調査の過程で何度も顔を合わせる事となる。彼に対する第一印象は「良い少年」。
紫東遙
何度か極秘裏に情報交換を行う。落ち合う場所は『逆神隠しの祠』前。
一色真
彼の命令で『TOKYO JUPITER』から帰還後、消息を絶った綾人の確保に乗り出す。「野郎」呼ばわりするなど、内心では快く思っていない様子。
亘理士郎
彼からの許可を得て、ニライカナイへ同行する。物語終盤では彼の果たさんとしたバーベム抹殺という「やりのこした事」を、「汚い仕事は自分の管轄」とばかりに代行する。
エルンスト・フォン・バーベム
原作最終話で、「調律」の瞬間を目の当たりにして歓喜に打ち震える彼を、「射殺」という形で舞台から引き摺り下ろす。

他作品との人間関係

ひびき一郎
MXでは『ラ・ムーの星』の在処を求め、何度か彼に接触する。
加持リョウジ
MX中盤で「雑誌編集者」を騙る彼と情報交換を行い、終盤では『多元世界補完計画』に関わる勢力が主導権を握ろうとする様を「芝居」に見立て、かなり長めの推論を展開し合った。「裏方」仕事に徹する者同士の親近感ゆえか、彼に先走った行動を自重するよう忠告も送っている。

名台詞

「さてさて、パンドラの箱に希望は…残っているかな?」
原作第6話でのTERRAの釈明会見で、ラーゼフォンの存在を秘匿しつつ退席する亘理長官功刀司令を見据えながら呟いた台詞。
「しっかりしろおッ!!」
原作第19話ラスト、浩子の亡骸の傍らで茫然自失状態の綾人へ、彼の心中を察しつつも一喝する。
「へっへっへ…『猟犬』は、追われるのには慣れていないんだ」
同・ラストでヘレナ率いるバーベム財団の捜索隊に周囲を包囲され、自分が撒き餌として利用されていた事を悟り、自嘲気味に洩らした独白。
「用が済めばポイ、か……失敬!これは貴方の専売特許でしたな」
拘束された一色に『十文字猛』として面会した際、バーベム財団に『一色真』なる人物は存在しない事を告げた上で、冷淡に言い放つ。
「いやぁ~…貴方の歩く跡は人死にが多いですなあ…」
原作最終話でバーベムと対面した際、既に彼の前で一色小夜子らが絶命した事に対する皮肉を吐き棄てた。
「そうですか……じゃあさぞかし満足でしょう」
原作最終話で調律の瞬間を見て歓喜するバーベムにこの言葉を放ち、同時に射殺する。

スパロボシリーズの名台詞

「こりゃ手厳しい。世界が滅ぶかも知れないってのに、のんきな話ですなぁ」
MX終盤、ひびき博士からの意思が時を見極めない限り、『ラ・ムーの星』は発動しない事を告げられ発した皮肉。弐神は直前に「息子さんムトロポリスに呼び戻せば?」、「何とかならないもんですかねぇ?」などとしきりに急かし付けている事から、相当焦っている様子が窺える。
「ネルフ、連邦、バーベム財団…その三つに対して演じ方を変えるなんざ…俺みたいな大根役者にゃ、とてもとても」
MX終盤での加持との対話で、「同業者」としての彼の手腕に脱帽する。
「確かに、俺たちゃ裏方だ。だが、裏方には芝居の行く末を見届けるという役目が残されている」
「それに…たまには猟犬も、自分の手で獲物を仕留めたっていいだろう?」
多元世界補完計画』に関する長い考察を終え、加持が生命の危険を伴う行動を起こそうとしている事を看破し、彼に送った忠告。加持に死亡フラグが立ったと思われたが無事に生還している。
「世界が終わろうってんです。やれる事は全てやっておいた方がいいんじゃないですかねぇ…」
「無謀な賭けって奴も含めて。マグネイト・テンがそうであるように」
亘理へ「代役」としてバーベムを討つ見返りに、『ドゥーリットル作戦』に秘められた「万が一の手段」を、TERRA長官の権限で行使するよう求める。
「その先を言っちゃあいけませんぜ、如月博士?」
「さ、早くムトロポリスへ戻ってください。まだやることがあるんでしょうが」
「遙か久遠の彼方」IMにて、ヘレナ(バーベム)に何か口走ろうとした樹を制して。銃撃戦になる前に樹の死亡フラグを粉砕した。
「さて……そろそろ舞台からご退場願いましょうか、バーベム卿」
「…フィナーレにしちゃ、ちょいと無粋な音ですがね」
『ラ・ムーの星』を発動させたライディーンの介入により「調律」が想定外の結末を迎えた事で動揺するバーベムへ、鉛の弾丸を送って舞台からの退場を願う。

余談

本名・偽名ともに元ネタは特撮番組『仮面ライダー』からと思われる(本名は2号+1号、偽名は5号+4号)。

話題まとめ

資料リンク

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