九条美海

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九条美海 (Miu Kujou)

ペインキラーのファクター。両親を車の事故で亡くし、美海自身もそれが原因でJUDAの医療施設にいたことがあり、それが縁でファクターとなった。

いわゆる「世話好きな年上のお姉さん」で、初めて浩一がJUDAに来た際に出迎えたり案内したりと、何かと浩一を気にかけていた。その後の戦闘で浩一に助けてもらったことから彼に好意を抱くようになる。割と天然で、浩一の前で服を脱いでいた絵美を見て自分も服を脱ごうとしたり、浩一の良いところを特務室の面々に力説したりしている。 隠し芸大会ではサンバ衣装でナイフ投げを披露した(ちなみに的は浩一だったりする)。

ペインキラーの機体特性を考慮し積極的な近接戦闘は行わないが、支援役としての力量は十分に持ち合わせる。

なお、原作漫画版では本格的な出番はアニメ版より後ということもあって、彼女のキャラ設定は原作漫画版とアニメ版とで大幅に異なっている。PSPゲーム版は漫画とアニメの設定を折衷した形となっている。

原作漫画版

こちらではアニメ版の浩一に近いキャラクターであり、ファクターとなったのも浩一より後。こちらではアイドルグループ「スマッシュドール」の一員だが、イジメにあって飛び降り自殺しようとした所を浩一と道明寺に説得されて思いとどまる。直後に突風でバランスを崩し、落下した所をラインバレルに助けられ、それ以来浩一に過剰なまでの依存心を抱いている。ペインキラーが彼女をファクターとしたのは、精神的に追い詰められている美海を「生命の危機にある」と意図的に曲解したためだと推測されている。

JUDA所属後は浩一に対する依存心が病的な域に達しており、特務室のアキレス腱となりかねない存在である。戦闘スタイルはアニメ版とは正反対で、苛烈にして残酷なものである。特に初戦闘時には自分の故郷の町が壊滅するほど暴れまわり、我に返った後も口元にうっすらと笑みを浮かべていた…。

その後、ライブの最中に襲って来た加藤機関から人々を守るべくペインキラーを転送。そのため、現在では唯一、公に「マキナの操縦者」であることが知られている。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦L
初参戦作。宗美とは異なり漫画版の設定は取り入れられていない。第1話から登場し、優秀な援護役として序盤から活躍。なお、機体ボーナスや能力を考慮すると、浩一と組ませるのが最適だったりする。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

防御・命中に優れる。反面攻撃能力はさほど高くないため、支援がおもな役割となるだろう。何度も周回プレイをする場合は命中や射撃を育てておくと便利。第1話から数話、強制出撃が続くからだ。

精神コマンド

応援 集中 鉄壁 不屈 
サポート向けだが爆発力はそこそこ。貴重な『「応援」を覚えるが「祝福」は覚えない』(すなわち、どちらを使うか悩む必要がない)パイロットなのだが、「愛」+ペインキラーフルパワーの破壊力も捨てがたい。

特殊技能(特殊スキル)

ファクター 底力L6 援護攻撃L2 援護防御L2 コンボL2
序盤参入にしてはなかなかのラインナップ。Bセーブ・Eセーブにガード辺りがあれば耐久力が上がる。
ファクターは「特殊技能」でペインキラーの修理装置による自動回復は「特殊能力」と別物なので、回復が重複し物凄い再生能力を誇る。

パイロットBGM

「鬼帝の剣」
主題歌。

人間関係

早瀬浩一
ラインバレルのファクター。JUDAに来た当初から気にかけていたが、その後の戦闘で助けられてからは密かに好意を抱く。原作漫画版ではそれどころではないレベルなのだが……。
城崎絵美
もう一人のラインバレルのファクター。浩一を巡るライバルだが、彼女の事情を考慮してか彼女に対してはやや遠慮している部分がある。
新山理沙子
浩一を巡るライバルその2。絵美とは違い真っ向から張り合うことが多い。ただし浩一を抜きにすれば仲はそれほど悪くない。
中島宗美
加藤機関二番隊隊長。初交戦以来執拗に狙われる。彼も美海同様、原作漫画版とアニメ版で設定が大幅に異なっている。原作漫画版では同僚。
山下サトル
同僚。アニメ版では付き合いが古いせいか彼とコンビを組むことが多い。
道明寺誠
L』ではアイドルコンテストの際にナース服を貰い、それを着て参加。

名台詞

アニメ版

「浩一君がそういう御褒美がいいなら…」
偶然部屋に行き、絵美が裸で浩一の前にいたので勘違いして自分も脱ぐ。九条さん、そこ違います。
(絵美ちゃんには…負けない…!)
第18話で戦闘の際に発した絵美への対抗心。
「大丈夫!誰が何と言おうと浩一君はカッコイイもの。どうしてみんな浩一君の事をダメ人間みたいに言うかな?浩一君はすごいよ!前よりずっと強くなってちゃんとみんなを守って、立派な正義の味方だよ!私、本当に…あ…わ…私…。また来週~!」
第20話、皆から散々バカにされる浩一を見かねて思わず彼の魅力を力説してしまう。ちなみに第20話は彼女にスポットが当たる話なので、「また来週」となったら彼女の最大の見せ場が失われてしまうのだが…。
「私も正義の味方になりたかったな…」
第20話で浩一に発した弱気な台詞。直後に浩一から「もう一度目指せばいいんじゃないかな」と励まされ、彼にキスをする。
「させないっ!!」
「浩一君は…私が守る!!」
(浩一君…私の代わりに正義の味方になって…)
(大好きだよ…浩一君…)
戦闘中、窮地に追い込まれた浩一を助けるためペインキラーをフルパワー稼動。タリスマンに向かって突撃し、死も覚悟するが…。
「私…もう一度正義の味方を目指そうかな?」
戦闘が終わった後、前述の言葉に対する返答をし、浩一にもう一度キスをする。
私の全て、浩一君にあげる…!!
ファイナルフェイズ時の台詞。自らの命を削ってまで、愛する浩一が正義の味方であることを望んだ。

原作漫画版

「これがペインキラーの…私の本当の姿」
原作でわざと増加装甲を破損させ、本来の凶悪な姿を現したペインキラー。頭部の増加装甲を脱ぎ、演技じみた動きと口調で言い放った。ファクターになったばかりで攻撃的になっていたとはいえ、数々の苦境に傷ついた彼女の中には何か凶悪なものが眠っていたのだと思わざるを得ないような台詞である。
「これは演出よ」
蛇腹剣でアルマの首を絞め切った時のセリフ。随伴機、本来の姿と2度も加藤機関を欺いたことへの二番隊隊長・真田の毒づきへの反論。「騙したなんて人聞きが悪い」とも発言している。あまりに凄惨な戦いを「演出」と言い切る美海の姿に真田や浩一、さらには普段感情を表に出さないマサキでさえもただ戦慄するしかなかった。
「皆さんは……私が守ります!」
ライブの最中に襲撃してきた加藤機関に対処すべく、ペインキラーを転送した際の台詞。これがきっかけで、世間にファクターとして認知されることに。

スパロボシリーズの名台詞

(道明寺君がくれたナース服…。ちょっと恥ずかしいけど、気に入ってくれるかな?)
道明時に勧められてナース服を着てアイドルコンテストに参加。浩一は錯乱し、鼻血を吹きだした。
これはラインバレルのラジオCD「鉄のラジオバレル」において、パーソナリティーの浩一の中の人が、同じくパーソナリティーの城崎の中の人に執拗にナース服を着せようとしていた事にちなんだネタ(このときに「ナイスな展開だぜ」をもじった「ナースな変態だぜ」と言う迷言が飛び出ており、L作中でも浩一は鼻血を噴きながらこのセリフを口にした)。ちなみにナース服は公開録音の時に加藤の中の人が実際に着た
また、この直後に美海は歌まで歌っているが、これは原作漫画版でアイドル活動をしていた影響だと思われる(中の人が歌手活動もしているためとも考えられるが)。

搭乗機体

ペインキラー
本機のファクター。


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