「フレイ・アルスター」を編集中

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{{登場人物概要
+
== フレイ・アルスター(Flay Allster) ==
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED}}
 
| 声優 = {{声優|桑島法子|SRW=Y}}
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
| SRWでの分類 = [[サポートユニット]]<br />[[ユニットパーツ]]
 
}}
 
  
{{登場人物概要
+
*[[登場作品]][[機動戦士ガンダムSEED]]
| タイトル = プロフィール
+
*[[声優]]:桑島法子
| 種族 = [[種族::地球人]][[ナチュラル]]
+
*種族:地球人([[ナチュラル]]
| 性別 = [[性別::女]]
+
*性別:女
| 生年月日 = [[C.E.]]56年3月15日
+
*所属:[[アークエンジェル]]→[[ドミニオン]]
| 星座 = 魚座
+
*役職:雑用係(アークエンジェル)→オペレーター(ドミニオン)
| 年齢 = [[年齢::15]]歳
+
*年齢:15歳
| 没年月日 = C.E.71年9月27日
+
*生年月日:[[C.E.]]56年3月15日
| 身長 = [[身長::162 cm]]
+
*没年月日:C.E.71年9月27日
| 体重 = [[体重::53 kg]]
+
*星座:魚座
| スリーサイズ = B84・W56・H83
+
*身長:162cm
| 血液型 = [[血液型::A]]
+
*体重:53kg
| 所属 = {{所属 (人物)|アークエンジェル隊}} → [[ドミニオン]]
+
*血液型:A型
| 役職 =
 
;アークエンジェル隊
 
:[[役職::雑用係]]
 
;ドミニオン
 
:[[役職::オペレーター]]
 
| 軍階級 = 二等兵 → 曹長
 
}}
 
  
'''フレイ・アルスター'''は『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の登場人物。
+
大西洋連邦事務次官の娘で、[[キラ・ヤマト]]らの後輩。キラの友人[[サイ・アーガイル]]の婚約者でもあり、カレッジのマドンナ的存在。[[ナチュラル]]で、典型的お嬢様タイプ。母とは幼少時に死別しており、父とも仕事で滅多に会えない生活を送っていた。
  
== 概要 ==
+
育ちは良いのだが、父親に甘やかされて育ったのか世間知らずで一般常識や自制心に欠けている一面があり、尚且つ感情的に任せて発言することも多いため、それが原因で人間関係でのトラブルを起こすことも少なくなかった。
[[大西洋連邦]]事務次官ジョージ・アルスターの娘で、[[キラ・ヤマト]]達の後輩。キラの友人[[サイ・アーガイル]]の婚約者でもあり、カレッジのマドンナ的存在。[[ナチュラル]]で、典型的お嬢様タイプ。母とは幼少時に死別しており、父とも仕事で滅多に会えない生活を送っていた。
+
また、劇中では明かされていないが、父親は[[ブルーコスモス]]の幹部格であり、その影響で[[コーディネイター]]に強い偏見を抱く性格を形成してしまっている。カズイにブルーコスモスなのかと指摘された際には否定しても、彼らのコーディネイター排斥の主張は正しいと思っている。
  
育ちは良いのだが、父親に甘やかされて育ったのか、世間知らずで一般常識や自制心に欠けている一面が有り、尚且つ感情的に任せて発言する事も多い為、それが原因で人間関係でのトラブルを起こす事も少なくなかった。
+
[[ヘリオポリス]][[ザフト]]軍の襲撃を受けた際に救命ポッドで脱出するが、推進器の不調で難破状態になっていたところをキラの搭乗するストライクに回収された。以後、[[アークエンジェル]]と行動を共にするが、目の前で父親が乗った軍艦がザフト軍の攻撃を受けて撃沈。これがきっかけで元々のコーディネイターへの偏見が憎しみへと変貌し、[[地球連合軍]]に入隊を志願。さらに復讐の手段としてキラを誘惑し、自らの肉体を売って戦いを仕向ける。当然、サイとの婚約も、一方的に破棄してしまっている。
また、劇中では明かされていないが、父親は[[ブルーコスモス]]の幹部格(組織内では穏健派閥所属だとされる)であり、その影響で[[コーディネイター]]に強い偏見を抱く性格を形成してしまっている。[[カズイ・バスカーク]]に「フレイはブルーコスモスなのか?」と指摘された際には否定はしても、彼等のコーディネイター排斥の主張は「正しいとは明言こそしなかったが、'''同時に間違っていない'''」と思っている。
 
  
=== 経緯 ===
+
しかしキラとの関係は最終的に破局し、さらにキラのMIAにショックを受け、サイとよりを戻そうとするものの、キラへの想いを見透かされた上に、コーディネイターへの復讐のあまりサイを含めた周囲の人間への日頃の行いの悪さから信用を失い、あまりにも独り善がりである為に拒絶された。そのショックからか、[[ミリアリア・ハウ|ミリアリア]]と揉め事を起こしていた[[ディアッカ・エルスマン|ディアッカ]]を、怒りに任せて撃ち殺そうとしたが、ミリアリアによって阻止されている。
[[ヘリオポリス]]が[[ザフト]]の襲撃を受けた際に救命ポッドで脱出するが、推進器の不調で難破状態になっていたところをキラの搭乗する[[ストライクガンダム|ストライク]]に回収された。以後、[[アークエンジェル]]と行動を共にするが、目の前で父親が乗った艦がザフトの攻撃を受けて撃沈し、号泣/嗚咽。これがきっかけで元々のコーディネイターへの偏見が憎しみへと変貌してしまい、[[地球連合軍]]に入隊を志願。さらに復讐の手段として自らの身体を使ってキラを誘惑し、戦うように仕向ける。当然、サイとの婚約も一方的に破棄してしまっている。
 
  
しかし、キラとの[[三角関係|関係]]は最終的に破局し、さらにキラのMIAにショックを受け、サイとよりを戻そうとするものの、キラへの想いを見透かされた上に、コーディネイターへの復讐のあまりサイを含めた周囲の人間への日頃の行いの悪さが仇となって信用を失い、あまりにも独り善がりである為に拒絶された。そのショックからか、[[ミリアリア・ハウ]]と揉め事を起こしていた[[ディアッカ・エルスマン]]を、怒りに任せて撃ち殺そうとしたが、ミリアリアによって阻止されている。
+
その後、[[アラスカ基地]]でアークエンジェルを降りる事となるが、それを嫌がりムウが別れの挨拶をしようと移動の順番待ちから離れた際に同じく離れ、その際に基地に侵入していた[[ラウ・ル・クルーゼ]]に誘拐される。
  
その後、[[アラスカ基地]]でアークエンジェルを降りる事となるが、それを嫌がり[[ムウ・ラ・フラガ]]が別れの挨拶をしようと移動の順番待ちから離れた際に同じく離れ、その際に基地に侵入していた[[ラウ・ル・クルーゼ]]に誘拐される。
+
その後は、クルーゼの保護下であったが、メンデル戦で[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]のデータをクルーゼに持たされて解放されるが、フレイがその内容の危険性など知る由も無く、[[ドミニオン]]に回収されたことでニュートロンジャマーキャンセラーのデータがアズラエルの手に渡ってしまい、戦争は泥沼化してしまった。
  
その後は、クルーゼの保護下であったが、[[コロニー]][[メンデル]]戦で[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]のデータをクルーゼに持たされて解放されるが、フレイがその内容の危険性など知る由も無く、[[ドミニオン]]に回収された事でニュートロンジャマーキャンセラーのデータが[[ムルタ・アズラエル]]の手に渡ってしまい、戦争は泥沼化してしまった。
+
以後は本人の希望と[[ナタル・バジルール|ナタル]]の口利きでドミニオンのオペレーターとして配属される。小説版では、戦場の宙域に放り出された事でその恐怖を味わい、今までそれを知らずにキラ達を自分勝手な考えで振りまわしてしまった事を恥じ、結果的に自分が戦争を悪化させた事に深い衝撃を受け、自らの死を覚悟の上で贖罪のために、そして、再びキラに会うためにドミニオンに残る決意をした事が描写される。最期はアズラエルが暴走した際にナタルにアークエンジェルに行くよう言われて他のクルーと共にドミニオンから脱出したが、脱出艇がクルーゼの搭乗する[[プロヴィデンスガンダム|プロヴィデンス]]の攻撃を受け、キラとの一瞬の再会の後、父親と同じように彼の眼前で死亡。
  
以後は本人の希望と艦長[[ナタル・バジルール]]の口利きでドミニオンのオペレーターとして配属される<ref>小説版では、戦場の宙域に放り出された事でその恐怖を味わい、今までそれを知らずにキラ達を自分勝手な考えで振りまわしてしまった事を恥じ、結果的に自分が戦争を悪化させた事に深い衝撃を受けた模様で、'''「自らの死を覚悟の上で贖罪の為に、再びキラに会う為にドミニオンに残る決意をした」'''事が描写される。</ref>。最期は嘗ての自分とも言えるアズラエルが暴走した際にナタルから「アークエンジェルへ行け」と言われて他のクルーと共にドミニオンから脱出したが、脱出艇がクルーゼの搭乗する[[プロヴィデンスガンダム|プロヴィデンス]]の攻撃を受け、キラとの一瞬の再会の後、父親と同じように彼の眼前で死亡した。
+
死後は霊体となって、「自分の本当の想い」でキラを守る。クルーゼとの死闘後、ジェネシスの直撃を受けてフリーダムは大破したが、それでもキラが生きていたのはフレイのお陰かもしれない。<br/>
 +
番組序盤から中盤にかけては、自分の感情の赴くままに自分勝手な行動や我儘を繰り返し、視聴者からその行動を大いに問題視していたが、番組後半でキラを利用したことを悔い、その後悲惨な最期を遂げたことで、評価が序盤から大きく変わっていた。
  
死後は霊体となって、「自分の本当の想い」でキラを守る。クルーゼとの死闘後、[[ジェネシス]]の直撃を受けて[[フリーダムガンダム|フリーダム]]は大破したが、それでもキラが生きていたのはフレイのお陰だったのかもしれない。しかし、その本当の想いをキラに伝えることだけは叶わず、フレイの死はキラの心に拭い難い傷を残すことになる。
+
'''アニメ製作の初期段階では当初[[MS]]パイロットになる予定であり、その際の搭乗機が[[ストライクルージュ]]であったことは有名'''。あの赤色はフレイが乗ることを想定して塗られた色である。なお、現在のところでは彼女がMSに乗って戦う作品はスパロボにはない(Gジェネシリーズでは何度かある)。
 
 
=== キャラクターの総評 ===
 
フレイ・アルスターは「番組序盤から中盤にかけて感情の赴くままに自己中心的な行動を繰り返す」等、アークエンジェル内のトラブルメーカー的な役回り故に視聴者からその行動を大いに問題視されていたが、番組後半でキラを利用した事を悔い、その後悲劇的な最期を遂げた事で、評価が序盤から大きく変わっていた。
 
 
 
また、『機動戦士ガンダムSEED』の監督である福田己津央氏は、講演会にてフレイ・アルスターというキャラクターについて'''「自分の居場所を求めていた不安な女」'''と語っている。また、「もしフレイが生きていたら、互いに罪悪感を抱えながらもキラは彼女と一緒に生きていっただろう」というコメントを残している。
 
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
『第3次α』と『J』では原作同様に悪女のような一面が描写され最後はクルーゼに命を奪われてしまうが、『W』では悪女の様な一面は一切描写されず無条件で生き残る。
+
第3次αとJでは原作同様に悪女のような一面が描写され最後はクルーゼに命を奪われてしまうが、Wでは悪女の様な一面は一切描写されず無条件で生き残る。
  
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
+
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
:初登場作品。[[DVE]]用の音声収録が行われている。大体、原作と似たようなポジションで、作中では原作と同様に感情的な発言が目立つ為、同世代の[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]に思惑を見透かされる場面もある等、[[αナンバーズ]]の面々からあまり快く思われていなかった。
+
:大体、原作と似たようなポジションで、作中では原作と同様に感情的な発言が目立つ為、同世代の[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]に思惑を見透かされる場面もある等、[[αナンバーズ]]の面々からあまり快く思われていなかった。
 
:また、αナンバーズに同行していた期間が短い為、死亡した際もキラ以外に彼女の死を悲しむ描写はなく、同じ声のナタルほどでないにせよ悪役に近い扱いを受けている感はあり、不遇と言える。
 
:また、αナンバーズに同行していた期間が短い為、死亡した際もキラ以外に彼女の死を悲しむ描写はなく、同じ声のナタルほどでないにせよ悪役に近い扱いを受けている感はあり、不遇と言える。
:名前のみだが、最終話で[[トール・ケーニヒ|トール]][[ナタル・バジルール|ナタル]]・他の登場作品の死亡したキャラ達と共にαナンバーズに力を貸した。
+
:最終話で[[トール・ケーニヒ|トール]][[ナタル・バジルール|ナタル]]と共に[[αナンバーズ]]に力を貸した(最終話は名前のみ)。
  
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
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:フレイ自身は『Z』以前に死亡している為本人は登場しないが、中盤のあるイベントにて、キラが彼女の名前を口にしており、今もなお、彼女の死が大きな悲しみとしてキラの心に刻み込まれている事がわかる。
 
:フレイ自身は『Z』以前に死亡している為本人は登場しないが、中盤のあるイベントにて、キラが彼女の名前を口にしており、今もなお、彼女の死が大きな悲しみとしてキラの心に刻み込まれている事がわかる。
 
:名前のみとはいえフレイについてはっきり触れられたのは、『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』が参戦しているスパロボ作品では初の事である(『SEED DESTINY』のアニメ本編や各媒体でも、『SEED DESTINY』設定で参戦した過去のスパロボ作品においても、キラが『SEED』での戦いで心に大きな傷を負った事に触れられた事はあっても、フレイについてはっきりと触れられた事は殆ど無かった)。
 
:名前のみとはいえフレイについてはっきり触れられたのは、『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』が参戦しているスパロボ作品では初の事である(『SEED DESTINY』のアニメ本編や各媒体でも、『SEED DESTINY』設定で参戦した過去のスパロボ作品においても、キラが『SEED』での戦いで心に大きな傷を負った事に触れられた事はあっても、フレイについてはっきりと触れられた事は殆ど無かった)。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
:直接名前こそ出てこないものの、第40話「レア・イグラー」のシナリオエンドにてキラが今でも彼女を失った瞬間の悪夢にうなされていることを[[アンディ・W・ホール|アンディ]]に話している。
 
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}}
+
;[[スーパーロボット大戦J]]
:やはり原作と似たようなポジション。しかし、不遇だった『[[第3次α]]』と比較すると、[[ミスマル・ユリカ|中の人繋がり]]で[[ナデシコ]]に乗りたがったり、[[オルファン]]の影響で大時化で着水しているアークエンジェルが大揺れしたため船酔いを起こしてグロッキーになるなど、コミカルな描写も多い。結果的に死亡してしまうのは避けられないとはいえ、原作死亡時の一枚絵があったり、クルーゼとの対決でフレイを殺害したことに激怒している台詞を言うキャラも何人かいる(両主人公、ボルテスチーム、[[獣戦機隊]])ので、ぞんざいと言うわけではない。
+
:やはり原作と似たようなポジション。[[ミスマル・ユリカ|中の人繋がり]]で[[ナデシコ]]に乗りたがる。結果的に死亡してしまうのは避けられないとはいえ、原作死亡時の一枚絵があったり、クルーゼとの対決でフレイを殺害したことに激怒している台詞を言うキャラも何人かいる(両主人公、ボルテスチーム、[[獣戦機隊]])ので、ぞんざいと言うわけではない。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}
+
;[[スーパーロボット大戦W]]
:別名'''[[スパロボ補正|綺麗なフレイ様]]'''。[[アークエンジェル]]に回収される場面が[[ヴァルストークファミリー]]に置き換わり、アークエンジェルに送られるまで[[カズマ・アーディガン|カズマ]]達と交流するため、後にキラが行方不明になった際、キラとサイを利用した事への苦悩をカズマに打ち明ける。
+
:別名'''「綺麗なフレイ様」'''。[[アークエンジェル]]に回収される場面が[[ヴァルストークファミリー]]に置き換わり、アークエンジェルに送られるまで[[カズマ・アーディガン|カズマ]]達と交流するため、後にキラが行方不明になった際、キラとサイを利用した事への苦悩をカズマに打ち明ける。
:そして、サイに謝罪しようとするがクルーゼに誘拐され、原作と同じ流れで[[ジン (SEED)|ジン]]に乗せられて(操縦はAIがやっており、[[ドミニオン]]に向けて勝手に動く)戦場に放り込まれる…が、ここで何とドミニオンではなくアークエンジェルが回収するというIF展開になる(ちなみに、このとき回収できずにドミニオンに隣接=原作通りの展開を辿ると'''ゲームオーバー''')。その際、キラとの関係を知ったクルーゼに撃ち落されそうになるがラクスに助けられ、生存する。
+
:そして、サイに謝罪しようとするがクルーゼに誘拐され、原作と同じ流れで[[ジン]]に乗せられて(操縦はAIがやっており、[[ドミニオン]]に向けて勝手に動く)戦場に放り込まれる…が、ここで何とドミニオンではなくアークエンジェルが回収するというIF展開になる(ちなみに、このとき回収できずにドミニオンに隣接=原作通りの展開を辿ると'''ゲームオーバー''')。その際、キラとの関係を知ったクルーゼに撃ち落されそうになるがラクスに助けられ、生存する。
 
:その後、自らの出生を知った上にラクスを誘拐されて引きこもったキラを支える。なお、ラクスの救出をキラに頼み込む上にEDで[[プラント]]に訪れる事から[[コーディネイター]]への差別意識も消えた模様。余談だが、同じ声を持つ[[ナタル・バジルール]]も無条件で生き残る一風変わったスパロボになっている。
 
:その後、自らの出生を知った上にラクスを誘拐されて引きこもったキラを支える。なお、ラクスの救出をキラに頼み込む上にEDで[[プラント]]に訪れる事から[[コーディネイター]]への差別意識も消えた模様。余談だが、同じ声を持つ[[ナタル・バジルール]]も無条件で生き残る一風変わったスパロボになっている。
 
=== 単独作品 ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
:レアリティSRのサポートユニット。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
:序章ワールド3から登場。キラを利用することしか考えていないからか、会話シーンではキラの個室に登場することが多い。そして食堂に登場することが少ないので他作品の登場人物との会話が殆どない。なお序章でのアークエンジェル隊は地球降下後にクルーゼ隊が追ってくるというオリジナル展開なので、「キラを利用しようとするフレイ」が主な原作再現要素になっている。
 
:アラスカ基地でアークエンジェルから降りた後は、2章Part1「終わらない明日へ」にてクルーゼの捕虜として再登場。原作通りの流れでドミニオンに回収され、脱出艇に乗る。だがジンに拿捕された上でクルーゼに撃たれる所を、トランザムを発動させた[[ガンダムエクシア]]によって助けられる。その後は戦闘から離れるよう促され、キラと直接対話をした上で地球へと降りて行った。
 
:2023年12月には[[ストライクフリーダムガンダム]]の参戦に合わせて支援ユニットパーツとして参戦。ボイスも本作に合わせた原作終了後設定のものが新規収録されている。
 
 
== ステータス ==
 
=== サポートアビリティ ===
 
;アルスター家のお嬢様
 
:SR。攻撃力大アップ、装甲大ダウン。
 
 
=== 支援効果 ===
 
{| class="wikitable"
 
|-
 
!パーツ!!メイン効果!!サブ効果!!精神コマンド!!専用演出対応
 
|-
 
!素直な想い
 
|運動性ダウンIII||タイプ強化IV・攻撃・照準値(攻撃&命中)(キラ・ヤマト)||[[ひらめき]]||[[ストライクフリーダムガンダム]]<br />([[キラ・ヤマト]])
 
|-
 
|}
 
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
=== 家族 ===
 
=== 家族 ===
母親は幼少時に他界しており、登場しない。母親の早い死がフレイのファザコン気質と差別意識の土壌を作ったとされる。
 
 
;ジョージ・アルスター
 
;ジョージ・アルスター
:SRW未登場。父親で[[大西洋連邦]]事務次官。世間知らずで自己中心的で、他人に依存しないと何も出来ないところは父娘そっくりである。娘の眼前で乗艦のモントゴメリを沈められ死亡した。
+
:父親で[[大西洋連邦]]事務次官。母親はフレイが幼い頃に病気で亡くなっており、たった一人の家族でもあるが、娘の眼前でモントゴメリごと沈められ死亡した。
:なお、フレイも最終話で[[キラ・ヤマト|自分を大事に思ってくれた人間]]の前で自分が乗っていた艦艇を、[[ザフト]]によって沈められるという父と同じ死に方をする事に。
+
:なお、娘のフレイも最終回で[[キラ・ヤマト|自分を大事に思ってくれた人間]]の前で自分が乗っていた艦艇を、[[ザフト]]によって沈められるという父と同じ死に方をする事に。
  
=== [[ヘリオポリス]]時代 ===
+
=== [[アークエンジェル]]===
;[[ミリアリア・ハウ]]
 
:同じサークルに所属している一期先輩で同性という事もあり、親しい仲だった。
 
 
;[[キラ・ヤマト]]
 
;[[キラ・ヤマト]]
:同じ工業カレッジに通う、一期先輩でミリアリアの友人。
+
:父を助ける事が出来なかったキラを恨み、自身の肉体を使ってまで(本編中では一瞬とはいえ彼との性行為を示唆する描写すらあった)、キラを死ぬまで自分の為に戦わせようとしていた。
:想いを寄せられていたが、父を助ける事が出来なかったキラを怨み、自身の肉体を使ってまでキラを死ぬまで自分の為に戦わせようとしていた。
+
:だが、図らずもそれにより自分が尤も彼の心に触れる存在となり、いつしか本気で好意を抱くようになる。そして、彼が一時行方不明になった際に自覚が芽生え、アラスカの連合軍本部にてその事に気付く事となった。この行方不明事件を最後にキラとフレイが直接対面することは二度と無かった。
:本編中では一瞬とはいえ彼との性行為を示唆する描写すらあった。
+
:キラを利用したことを何度も謝ろうと思っていたフレイだったがそれが叶ったのは皮肉にも自身が死亡した後だった。死後、霊体となったフレイはキラの力となるべく、彼を「自分の本当の想い」で守った。続編のSEED DESTINYではキラの回想シーンで本の一瞬しか登場しない。一方、Wでは生き残り、キラと和解する。
:だが、図らずもそれにより自分が最も彼の心に触れる存在となり、いつしか本気で好意を抱くようになる。
 
:そして彼が一時行方不明になった際に自覚することになったが、この後キラとフレイが直接対面することは二度と無かった。
 
:キラを利用したことを何度も謝ろうと思っていたフレイだったがそれが叶ったのは皮肉にも自身が死亡した後であり、キラに言葉を伝えること自体は叶わなかった。
 
:死後、霊体となったフレイはキラの力となるべく、彼を「自分の本当の想い」で守ったが、彼の方はフレイの死を[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|後の時代]]まで引きずるトラウマになってしまった……。
 
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』および『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』では無事に生存し和解している。
 
 
;[[サイ・アーガイル]]
 
;[[サイ・アーガイル]]
:親同士で決めた婚約者で恋人だったが、キラを利用するために解消。
+
:親同士で決めた婚約者で恋人だったが、キラを利用するために解消。その後、キラが行方不明になった事でよりを戻そうとするが、それまでにした彼の仕打ちから当然拒絶されてしまい、以後は別れたままとなった。Wでは和解する。
:その後キラが行方不明になった事でよりを戻そうとするが、それまでにした彼の仕打ちから当然拒絶されてしまい、結果的に破局した。
+
;[[ミリアリア・ハウ]]
:しかし、フレイが乗っていた脱出艇が撃墜され死亡した際には唖然とフレイの名を呟いていたことからサイ自身は心の奥底ではフレイの死に思うところがあったと思われる。
+
:同じサークルで同性という事もあり、親しい仲だった。
:一方、『W』では和解し無事によりを戻す。
 
;[[トール・ケーニヒ]]
 
:ヘリオポリスのカレッジのメンバーの仲では一番しっかりしていたため、自分の我儘を彼に諌められる事も少なくなかった。
 
:尤も劇中の様子から見ても、フレイはトールの忠告に聞き入れた様子はなかったが…。
 
 
;[[カズイ・バスカーク]]
 
;[[カズイ・バスカーク]]
:キラやサイ程繋がりは無いが、フレイの反コーディネイター感情を見てブルーコスモスではないのかと指摘する。実際、フレイの父親がブルーコスモスの幹部であった為に、「疑われても仕方が無かった」とも言える。
+
:キラやサイ程繋がりは無いが、フレイの反コーディネイター感情を見てブルーコスモスでは無いのかと指摘する。ただし、父親がブルーコスモスであったために、疑われても仕方が無かったとも言える。
 
 
=== [[アークエンジェル隊]] ===
 
;[[マリュー・ラミアス]]
 
:序盤で成り行きで彼女が艦長を務める事になった[[アークエンジェル]]に回収され、最初は民間人として搭乗するものの後に軍に志願した事でクルーとして配属。連合軍本部の[[アラスカ基地]]に着いて、転属命令を下されるまでは行動を共にしていた。
 
;[[ムウ・ラ・フラガ]]
 
:上官。連合軍本部の[[アラスカ基地]]で、彼や[[ナタル・バジルール|ナタル]]と共に転属命令を下された。
 
  
 
=== 地球連合軍 ===
 
=== 地球連合軍 ===
 
;[[ナタル・バジルール]]
 
;[[ナタル・バジルール]]
:彼女が艦長を務める[[ドミニオン]]に回収される。
+
:彼女が艦長を務める[[ドミニオン]]に回収される。その後、彼女に頼み込んでフレイはドミニオンのオペレーターに。ナタルの計らいでフレイは[[アークエンジェル]]へ向かう事は出来たのだが、不幸にも搭乗した脱出艇がキラとクルーゼの戦闘に巻き込まれてしまい、キラと再会することは叶わなかった。ちなみに、声まで同じ。
:その後、彼女に頼み込んでフレイはドミニオンのオペレーターになる。
 
:最後は、アズラエルに殺されそうになったフレイを庇って、ドミニオンのクルーと共にアークエンジェルへ逃げるように促したが、フレイもナタルの後を追うように戦死してしまった。
 
:『[[スーパーロボット大戦W|スパロボW]]』、『[[スーパーロボット大戦DD|スパロボDD]]』では、共に生存している。
 
 
;[[ムルタ・アズラエル]]
 
;[[ムルタ・アズラエル]]
:[[ブルーコスモス]]の盟主にして、コーディネイターへの憎しみに囚われた彼女が辿ったかもしれない成れの果て。
+
:父親も幹部として所属していた[[ブルーコスモス]]の総帥で、今回の戦争を起こした元凶の一人。
:ドミニオンに回収された後は、クルーゼから'''「戦争を終わらせるための鍵」'''として、中身を知らずに手渡された[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]のデータを彼に渡してしまい、戦争を激化させてしまう。
+
:ドミニオンに回収された後は、クルーゼから'''「戦争を終わらせるための鍵」'''と称して、中身を知らずに手渡された[[フリーダムガンダム|フリーダム]][[ジャスティスガンダム|ジャスティス]]に搭載されている[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]のデータを彼に渡してしまい、戦争を激化させてしまう。
:最後は狂気的な本性を現し暴走する彼に反旗を翻し、彼の怒りの矛先が自分に向いてしまい殺されかける。
+
:最後には、精神的に追い詰められ狂気的な本性を現し、意見が対立し怒り狂って味方である筈の艦長のナタルに拳銃を向けるなど暴走する彼の姿に、それまで父が所属していたという理由で絶対的な正義と信じていたブルーコスモスという組織の異常さ、そして彼と同じような仕打ちをキラにしてしまった醜悪な過去の自分の姿を重ね、遂に反旗を翻しインカムでアークエンジェルに逃げるように通信を送るものの、この行為が原因で彼の怒りの矛先が自分に向いてしまい、殴打された挙句危うく銃殺されかける。
;[[生体CPU]]3人組([[オルガ・サブナック]][[クロト・ブエル]]、[[シャニ・アンドラス]])
+
;ウィリアム・サザーランド
:[[ザフト]]から救命ポッドに入れられ宇宙空間に放り出されたところを彼らに回収される。後にドミニオンのオペレーターに就任した後は彼らと行動を共にした。
+
:地球連合軍の大佐で、父親も幹部として所属していたブルーコスモスのシンパでもあり、軍内におけるタカ派派閥の筆頭(SRW未登場)。
;[[ジェラード・ガルシア]]
+
:連合軍本部である[[アラスカ基地]]に辿り着いた際に行われたクルーへの査問会の後、彼から[[ムウ・ラ・フラガ|ムウ]]やナタルと共に転属命令を下される。その理由は志望動機も含め、軍内での客寄せパンダとしての利用価値ありと判断されたためであり、皮肉にもキラを利用する為に起こした行動が、今度は自分自身を連合軍の大人たちに利用される立場にさせてしまったのである。
:彼から言いがかりのような疑惑をかけられた[[ミリアリア・ハウ|ミリアリア]]を救うべくキラが名乗り出た際に、キラの立場がどうなるかも考えずにコーディネイターである事を彼の目の前で明かしてしまい、状況を悪化させてしまった。
 
  
 
=== [[ザフト]] ===
 
=== [[ザフト]] ===
 
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]
 
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]
:父親と声が似ているため安堵感を覚えていた。しかし結局フレイは彼に散々利用され、最期は用済みと見なされて命を奪われた。
+
:父親と声が似ているため安堵感を覚えていた。しかし、結局フレイは彼に散々利用され、最期は用済みと見なされて命を奪われた。
:なお殺されずに拉致されたのは、出会い頭に彼の事を思わず「パパ」と呼んでしまった事で、彼から自分がクルーゼ自身のルーツに繋がる血縁の者の可能性を疑われたためであるが、結局はクルーゼの思い違いであり他人の空似であった。
 
:実は父親が落命した時の戦場で、父の乗っていたモントゴメリを沈めた時にザフト側での作戦を指揮していたのは、他ならぬこのクルーゼであり、最後まで彼が父を殺した憎むべき本当の敵である事は知らなかった。
 
:『DD』では声に関する内容は省略されたので、アルスター家の子女なら利用価値があるという理由で拉致された。
 
;[[イザーク・ジュール]]
 
:ザフトで捕虜となっていた間、行動を共にしていたクルーゼの部下。[[クルーゼ隊]]の同期達が離散し唯一クルーゼの下に残った彼からも、上官に囲われている女とはいえナチュラル故に快く思われておらず、フレイ自身も彼がコーディネイターという事で終始怯えていた。
 
;[[ディアッカ・エルスマン]]
 
:中盤で[[アークエンジェル]]に投降し、捕虜となった彼がミリアリアといざこざを起こした際に、サイに拒絶されたショックもあって衝動に駆られ射殺しようとしたが、割って入ったミリアリアに止められ未遂に終わっている。
 
 
 
=== [[プラント]] ===
 
 
;[[ラクス・クライン]]
 
;[[ラクス・クライン]]
:絡んだのは序盤だけだが原作では[[コーディネイター]]である彼女に対しても激しく嫌悪感を示しており友好的に握手を求めた彼女の姿勢を一貫して拒絶していた。ちなみにフレイがキラと離れ離れとなった後は最終的にキラの恋人という立場は彼女に落ち着くことになる。
+
:原作では[[コーディネイター]]である彼女に対しても激しく嫌悪感を示していた。キラはフレイと離れ離れになっている間、ラクスと関係を深めていたのだが、フレイはその事を知ることなく戦死した為、彼女がこの事をどう思うかは不明。
:一方『W』では彼女によってクルーゼの攻撃から庇われ命を救われることになる。その後、キラに謝罪しつつ攫われてしまった彼女の救出を頼み込んでいることから、この事に関しては本気で恩を感じていたようである。
+
:[[W]]では彼女によって命を救われることになる。その後、キラに彼女の救出を頼み込んでいることから、この事に関しては本気で恩を感じていたようである。
  
=== [[オーブ連合首長国]] ===
+
== 他作品との人間関係 ==
;[[カガリ・ユラ・アスハ]]
 
:オーブに着くまでしばらくの間行動を共にしていたが、[[アンドリュー・バルトフェルド|バルトフェルド]]との戦いで心に傷を負ったキラを彼女が元気付けるところを見て無意識のうちに嫉妬する等、お互いにあまり快く思っていなかった。
 
:なお、どちらも世間知らずなところがあるが、[[バナディーヤ]]の街に買い出しに行った際に、どう考えても砂漠で手に入るはずのない「エリザリオの乳液」や「化粧水」といった代物を注文したのを彼女から呆れ果てられた事から、世界のあちこちを渡り歩いているカガリの方が若干マシなようである。
 
:余談であるが、[[ゲームボーイアドバンス]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『機動戦士ガンダムSEED 友と君と戦場で。』では、女の勘から「フレイが自分自身と同類のどこかの令嬢である」事に勘づくイベントが有る。
 
=== その他 ===
 
;[[エル]]
 
:アークエンジェルに収容されていたヘリオポリスの避難民の少女。
 
:アークエンジェルの通路でキラとぶつかってしまい転んだところをフレイに助けられるが、キラを自分の復讐に利用せんと企む彼女の本性に気付き、その場から逃げている。
 
:エルの死後、彼女がキラに贈った折り紙の花が、フレイがキラにトラウマを植え付けるために利用されている。
 
  
== 他作品との人間関係 ==
 
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
==== ガンダムSEEDシリーズ ====
 
;[[プレア・レヴェリー]]
 
:『W』では、体調を崩した彼を[[風花・アジャー|風花]]と一緒に献身的に看護する。
 
;[[風花・アジャー]]
 
:『W』では共にプレアを献身的に看護した。
 
  
 
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====
 
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====
 
;[[カミーユ・ビダン]]
 
;[[カミーユ・ビダン]]
:[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』序盤で父親を守れなかったキラに対するフレイの怒りが、むしろ憎悪に近い感情である事を敏感に感じ取る。
+
:[[第3次α]]序盤で父親を守れなかったキラに対するフレイの怒りが、むしろ憎悪に近い感情である事を敏感に感じ取る。その際には、彼も錯乱するあまり[[クワトロ・バジーナ|クワトロ大尉]][[エマ・シーン|エマ中尉]][[レコア・ロンド|レコア少尉]]に当り散らした経験があるため、カミーユだけはフレイの行動に一定の理解を示してくれていた。
:一方で原作において彼自身も親を亡くした際に<ref>αシリーズのカミーユは両親と死別していない。</ref>錯乱するあまり[[シャア・アズナブル|]][[エマ・シーン|]][[レコア・ロンド|]]当り散らしていたため、カミーユだけはフレイの行動に一定の理解を示していた。
+
:ちなみに、カミーユも原作では「(フレイとは違って不仲だったが)親を[[ティターンズ]]に殺され憎悪のあまりに戦いに参加した」という共通点がある。
 
;[[フォウ・ムラサメ]]
 
;[[フォウ・ムラサメ]]
:『第3次α』ではサイに拒絶されショックを受け、足を運んだ医務室でミリアリアとディアッカがいざこざを起こしていた時に、原作通りにディアッカを拳銃で射殺しようとしたところを、[[ファ・ユイリィ|ファ]]やジュドーと共にその場に居合わせた彼女に止めるように忠告されるも、耳を貸そうとしなかった。
+
:第3次αではサイに拒絶されショックを受け、足を運んだ医務室でミリアリアとディアッカがいざこざを起こしていた時に、原作通りに[[ディアッカ・エルスマン|ディアッカ]]を拳銃で射殺しようとしたところを、[[ファ・ユイリィ|ファ]]や[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]と共にその場に居合わせた彼女に辞めるように忠告されるも、耳を貸そうとしなかった。
 
;[[ジュドー・アーシタ]]、[[ルー・ルカ]]
 
;[[ジュドー・アーシタ]]、[[ルー・ルカ]]
:『第3次α』の序盤に身勝手且つ空気の読めていない発言を繰り返したが為に、彼らにも不快感を抱かれる。
+
:第3次αの序盤に身勝手且つ空気の読めていない発言を繰り返したが為に、彼らにも不快感を抱かれる。また、ジュドーもカミーユ同様にフレイが発する負の感情に気付いていた。
:また、ジュドーもカミーユ同様にフレイが発する負の感情に気付いていた。
 
 
;[[サウス・バニング]]
 
;[[サウス・バニング]]
:『第3次α』では、地球の砂漠に降下して間もなく、自分の謀略でキラとサイがもめ事を起こした際に、彼から自分を含めた3人を'''「まだ娑婆っ気が抜け切れていない野戦任官の小僧達」'''と皮肉と哀れみを込めて評された。
+
:第3次αでは、地球の砂漠に降下して間もなく、自分の謀略でキラとサイがもめ事を起こした際に、彼から自分を含めた3人を'''「まだ娑婆っ気が抜け切れていない野戦任官の小僧達」'''と皮肉と哀れみを込めて評された。
  
====アナザーガンダムシリーズ====
+
==== ガンダムSEEDシリーズ ====
;[[刹那・F・セイエイ]]
+
;[[プレア・レヴェリー]]
:[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』では彼によりクルーゼの魔の手から救助される。
+
:Wでは、体調を崩した彼を[[風花・アジャー|風花]]と一緒に献身的に看護する。
 +
;[[風花・アジャー]]
 +
:Wでは共にプレアを献身的に看護した。
 +
 
 +
=== [[富野作品]] ===
 +
;[[ひびき洸]]
 +
:[[第3次α]]では、直接ではないが彼が[[碇シンジ|シンジ]]からキラと自分が離れ離れになった事を話したとき、彼からわがまま放題という言葉で評されてしまう。日頃の行いからして仕方がない上に、彼からもあまり良い印象を受けてはいなかったようである。
 +
;[[ユウキ・コスモ]]
 +
:第3次αにて危機感の無いフレイ達の態度を嘲笑した。
  
 
=== リアル系 ===
 
=== リアル系 ===
 
;[[テンカワ・アキト]]
 
;[[テンカワ・アキト]]
:[[スーパーロボット大戦J|J]]』では、上記の台詞でラクスを拒絶した態度や物言いを、彼から注意される。
+
:[[J]]では、上記の台詞でラクスを拒絶した態度や物言いを、彼から注意される。
:意外にもフレイは素直に反省しており、『J』のフレイは『第三次α』及び原作よりは温厚な印象である。
 
  
 
=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
;[[兜甲児]]
+
==== [[長浜作品|長浜ロマンロボシリーズ]] ====
:『J』では、原作通り避難していた救命ポッドがキラの[[ストライクガンダム|ストライク]]によって回収され、[[アークエンジェル]]に収容された際に、初めて会った彼から「カワイイ」と評される。
 
;[[弓さやか]]
 
:『J』では、上記の台詞でラクスを拒絶した際に、カズイに代わって「ブルーコスモスなのか?」と彼女に問い詰められる。
 
 
;[[三輪防人]]
 
;[[三輪防人]]
:『第3次α』では(スパロボに登場しない)原作のウィリアム・サザーランドに代わり、ザフトに父を殺されて連邦軍に在籍するフレイを連邦軍のプロパガンダに利用しようと考えていた。
+
:第3次αでは原作のウィリアム・サザーランドに代わり、ザフトに父を殺されて連邦軍に在籍するフレイを連邦軍のプロパガンダに利用しようと考えていた。
;[[ユウキ・コスモ]]
+
 
:『第3次α』にて危機感の無いフレイ達の態度を嘲笑した。
+
==== ガイナックス系 ====
 
;[[惣流・アスカ・ラングレー]]
 
;[[惣流・アスカ・ラングレー]]
:『第3次α』では思い上がった考えを彼女に看破され、激しく非難を受けて動揺する。
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:第3次αでは思い上がった考えを彼女に看破され、激しく非難される。容姿や性格も一部似たところもあるが、アスカは[[α]]での戦いを経て成長しているので、完全に彼女に負かされた形となる。
:アスカとのイベントに代表されるように、『第3次α』におけるフレイは途中離脱もあったとはいえ、他作品のキャラと良好な関係を築くことが出来ず、後述のNJCデータ受け渡しの際の台詞を彼女からは「助けて欲しいが故のハッタリ」だと思われてしまっている。
+
:アスカとのイベントに代表されるように、第3次αにおけるフレイは途中離脱もあったとはいえ、他作品のキャラと良好な関係を築くことが出来ず、後述のNJCデータ受け渡しの際の台詞を彼女からは「助けて欲しいが故のハッタリ」だと思われてしまっている。
 
;[[葛城ミサト]]
 
;[[葛城ミサト]]
:『第3次α』ではミサトにいち早く自身の悪女的な本質を見抜かれている。
+
:第3次αでは彼女にいち早く自身の悪女的な本質を見抜かれている。
:ミサトにも似た様な経験が有ったため、ある意味では「同類」とも言うべき存在。
 
  
 
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
;[[クォヴレー・ゴードン]]
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では、始まりこそ綺麗なものではなかったがフレイの存在がキラの戦いに対する重要な意味となっていたことを語っている。
 
 
;[[カズマ・アーディガン]]
 
;[[カズマ・アーディガン]]
:[[スーパーロボット大戦W|W]]』では[[ヘリオポリス]]壊滅後に[[ヴァルストーク]]に回収されたことから彼と出会って親しくなる。
+
:[[W]]では[[ヘリオポリス]]壊滅後に[[ヴァルストーク]]に回収されたことから彼と出会って親しくなり、キラとサイを利用してしまったことの対する苦悩を彼に打ち明けるなど良き相談相手になるなど、同作のフレイの行動に大きく関わる。ある意味、カズマとの出会い無くしてフレイも救われる事は無かっただろう。
:キラとサイを利用してしまった事の対する苦悩を彼に打ち明ける等、良き相談相手になり、同作のフレイの行動に大きく関わった。'''ある意味、カズマとの出会い無くしてフレイも[[スパロボ補正|救われる事]]は無かっただろう'''。
 
;[[ディド]]
 
:『DD』では彼のせいで並行世界に跳ばされた(せいで父親の仇が討てなくなった)ことに文句を言っている。
 
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
;「コーディネイターの癖に、なれなれしくしないで!」
 
;「コーディネイターの癖に、なれなれしくしないで!」
 
:初対面した[[ラクス・クライン|ラクス]]に対して、コーディネイターへの偏見を露わにする。
 
:初対面した[[ラクス・クライン|ラクス]]に対して、コーディネイターへの偏見を露わにする。
:小説版ではキラが場にいたことに思い当たり、彼には慌ててフォローを入れている。
+
:もっとも、SEEDの作品世界においては[[コーディネイター]]に偏見を抱く[[ナチュラル]](あるいはナチュラルを蔑視するコーディネイター)は、彼女だけでなく多数存在しているのだが。
;「この子を殺すわ!」<br />「パパの艦を撃ったら、この子を殺すって、『あいつら』に言って!!」<br />「そう言ってぇぇぇっ!!!」
+
;「この子を殺すわ!」<br />「パパの船を撃ったら、この子を殺すって、『あいつら』に言って!!」<br />「そう言ってぇぇぇっ!!!」
:第9話。父の乗る地球軍のネルソン級宇宙戦艦「モントゴメリ」が危機に晒されている事に居ても立ってもいられず、再びブリッジに入ってきた際にラクスを連れ込んでクルーに訴えた台詞。
+
:第10話で、父の乗るモントゴメリが危機に晒されている事に居ても立ってもいられず、遂には[[民間人]]として保護しているラクスの腕を引っ張って連れ出し、再度ブリッジに駆けこみ、目を病的にぎらつかせた蒼白な顔をしながら割れた声でクルーに訴えた台詞。
:最初にブリッジに飛び込んだ際には[[ドレイク級宇宙護衛艦]]「ロー」が爆散する姿を直に見てしまったため、焦燥してしまったのは仕方がないだろう。
+
:当然、フレイの言葉を聞いた艦長の[[マリュー・ラミアス|マリュー]]をはじめ、ブリッジにいた者たちは頭を金槌で殴られたかのように凍り付き、追いかけてきた[[サイ・アーガイル|サイ]]でさえ言葉を失って立ち尽くした。その直後…。
:しかし、直後にヴェサリウスの主砲がモンドゴメリの胴体を貫通。目の前で爆散してしまった。
+
:なお、[[第3次α]]でもほぼ同じやり取りがあるが、違うところは最初にブリッジに入ってきた時に、この事を思いついたので現場にラクスはいない点。そのため、台詞も「あの子を殺すわ!」といった具合に変更されている。
:なお、[[第3次α]]でもほぼ同じやり取りがあるが、違うところは最初にブリッジに入ってきた時に、この事を思いついたので現場にラクスはいない点。
+
:さらに、[[J]]では[[クルーゼ隊]]に追い詰められた事態を打破すべく、[[ナタル・バジルール|ナタル]]が独断でラクスを人質にしたという流れであるため、フレイはこの件には全く関与していないだけでなく、直接父の死も目の当たりにしていない。
:そのため、台詞も「あの子を殺すわ!」といった具合に変更されている。
+
;「嘘つき!!」<br />「大丈夫って言ったじゃない! 僕達も行くから大丈夫だって!」<br />「何でパパの艦を守ってくれなかったの!?」<br />「何であいつらをやっつけてくれなかったのよ!?」<br />ミリアリア「フレイ…キラだって必死に…」<br />「あんた…自分もコーディネイターだからって、本気で戦ってないんでしょう!!」<br />「パパを…パパを返してよ…!」<br />サイ「フレイ…」
;「''…パパの船は?…パパの船は…どうしたの?…ねえ!…いやぁぁー…!…''」<br />「''嘘よ!そんなの嘘よ!…嘘ぉぉ!!''」<br />「''…うっ…うっ…''」<br />「''嘘つき!!''」<br />「''大丈夫って言ったじゃない! 僕達も行くから大丈夫だって!''」<br />「''何でパパの艦を守ってくれなかったの!?''」<br />「''何であいつらをやっつけてくれなかったのよぉっっ!?''」<br />「''あんた…自分もコーディネイターだからって、本気で戦ってないんでしょう!!''」<br />「''パパを…パパを返してよ…!''」
+
:10話で、唯一の肉親である父を目の前を殺害されブリッジでショックのあまり意識を失い、メディカル・ルームに搬送され意識を取り戻した後も[[サイ・アーガイル|サイ]]に取り押さえられつつも錯乱しながら暴れ、間の悪い事に偶然メディカル・ルームのそばを通りかかり、騒ぎを聞いて何事かと顔を出したキラが目に入り、感情的になって理不尽な怒りを放った台詞。途中で、[[ミリアリア・ハウ|ミリアリア]]がキラを庇うべくと宥めようとフォローも入れるが、全く聞く耳を持たない。しかし、キラ自身も敵対する陣営である[[ザフト]]に幼馴染の[[アスラン・ザラ|アスラン]]がいるので、本気で戦っていなかった事は事実であり、ある意味では的を得た真実とも言える。結果、キラに心に影を落としてしまう。
:第10話でキラに対して泣きながら訴えるフレイの台詞。目の前で父親を殺されてしまった以上、感情的になってしまい、号泣/嗚咽してしまうのは仕方がないが、キラ自身も相手がアスランが搭乗していたイージスだった事もあり、「本気で戦ってないんでしょう!!」の言葉は何よりもキラの心に突き刺さってしまっていた。
+
:[[第3次α]]でも、桑島氏・豊口氏・白鳥氏の三者による[[DVE]]で収録されているが、若干シチュエーションが異なっており、場所がアークエンジェルの格納庫であり、戦闘が終わって帰投して[[ストライクガンダム|ストライク]]から降りてきたキラに、怒りのあまり格納庫に自分から走ってきて罵詈雑言を浴びせ、後を追いかけてきたミリアリアとサイが止めさせるべくフォローするというものに変更されている。この後、ショックのあまりキラが格納庫から走り去った後も、キラだけでは飽き足らず、その場にいた[[αナンバーズ]]のメンバーである[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]、[[ムウ・ラ・フラガ|ムウ]]らにも怒りをぶちまけている。
:[[第3次α]]でも[[DVE]]で収録されているが、若干シチュエーションが異なっており、その場にいた[[αナンバーズ]]のメンバーである[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]、[[ムウ・ラ・フラガ|ムウ]]らにも怒りをぶちまけている(後述)。
 
 
;「このままには、しないわ…!」
 
;「このままには、しないわ…!」
:第10話でベッドでぼそりとつぶやいた独白。
+
:第10話で、キラが独断で人質にしたラクスを[[エールストライクガンダム|ストライク]]で出撃し、指定の場所に来た[[イージスガンダム|イージス]]に乗るアスランに返していた頃、ベッドでぼそりとつぶやいた独白。以前から父が[[ブルーコスモス]]だった関係上コーディネイターに偏見を持っていたが、父を殺された事でそれが憎悪に変わった決定的な瞬間である。
:以前からコーディネイターに偏見を持っていたが、父を殺された事でそれが憎悪に変わってしまった決定的な瞬間である。
+
:この事で頭のタガが外れた彼女の心の内にはどす黒い情念が燻り出しており、そしてその憎むべきコーディネイターの対象は、自分たちを守るために戦ってくれてるキラも例外ではなかった。そして、理性を失った彼女の暴走劇が幕を開けたのである…。
;「そうよ…みんな、やっつけてもらわなくっちゃ…」
+
:余談ではあるが、父を殺され復讐一辺倒に走り、味方さえ利用するあたりは『[[機動戦士ガンダム]]』の[[シャア・アズナブル]]を彷彿させる。
:第11話で、アークエンジェルの廊下でキラにぶつかって転んだ[[エル]]を「また戦争だけど大丈夫。このお兄ちゃんが戦って、守ってくれるから」と宥めた後、格納庫へ向かったキラの姿を見つめながら呟いた台詞。
 
:この時、フレイはキラとぶつかったエルの左手を強く握っており、左手を折られそうになったエルはその場から逃げている。
 
 
;「なら…私の想いが…あなたを護るわ」
 
;「なら…私の想いが…あなたを護るわ」
:第13話にてキラがフレイの元に戻ってきた際の台詞。この時はキラを自身の復讐に利用しようとしていたが…。
+
:第13話にてキラがフレイの元に戻ってきた際の台詞。この時はキラを利用しようとしていたが…。
;「キラは…戦って、戦って、戦って、死ぬの…でなきゃ許さない…!」
 
:第15話にてフレイが口にした、キラに対する強い憎悪に満ちた台詞。
 
 
;「関係なくないわよ! 私、夕べはキラの部屋にいたんだから!」
 
;「関係なくないわよ! 私、夕べはキラの部屋にいたんだから!」
:一方的に別れ話を持ち出され、問い詰めようとしたサイに対する爆弾発言。
+
:一方的に別れ話を持ち出され、問い詰めようとしたサイに対する爆弾発言。ある意味『ガンダムSEED』を代表するシーン。
:ある意味『ガンダムSEED』を代表するシーン。
+
;(馬鹿…!)<br />「サイ…馬鹿よね…あなたに叶うはず無いのに…」
;(馬鹿…!)<br />「サイ…馬鹿よね…あなたに敵うはず無いのに…」
+
:前者は第19話のラスト、後者は第20話でキラに吐露した台詞。サイに対しての思いが垣間見える。
:前者は第19話のラスト、後者は第20話でキラに吐露した台詞。
 
:サイに対しての思いが垣間見える。
 
:後者の台詞がきっかけで、キラはフレイがサイを思い続けていることと自分への強い偏見を感じ取り、フレイと距離を置くようになった。
 
;「キラも家族来てるんでしょ? 何で会いに行かないの?」<br />「嘘、嘘よ! 何よ! 同情してんの!? あんたが…私に…?」<br />「私には誰も会いに来ないから…だから、かわいそうって…そういうこと!?」<br />「冗談じゃないわ! やめてよね、そんなの…! 何で私があんたなんかに同情されなきゃなんないのよ!?」<br />「つらいのはあんたの方でしょ! かわいそうなのはあんたの方でしょ! かわいそうなキラ…独りぼっちのキラ…戦ってつらくて…守れなくてつらくて…すぐ泣いて…だから! なのに…なのに、何で私があんたに同情されなきゃなんないのよ…!?」
 
:第28話。同級生たちが両親と再会する中、キラだけが親に会わずにM1アストレイの技術協力を行っていた。
 
:その姿を見たフレイは同情されたのだと思い癇癪を起こし、結果的に二人は破局を迎えた。
 
:台詞自体をよく見てみると、最後の台詞は完全にキラへの理解が表れているが、この時は抱えていた内心を素直に出せずの破局だったのが悲しい。
 
:尚、この時のキラには両親と会いたくない理由があったのだが、フレイはそれを吐露出来る相手ではなかった。
 
 
;「あなた、わかってたじゃない! 本当はキラの事なんか…」
 
;「あなた、わかってたじゃない! 本当はキラの事なんか…」
:キラのMIA報告を聞いた後、サイとよりを戻そうとし、キラはただ利用していただけと語るが、自分でも気が付かないままキラの事を好きになっていたことを見透かされ、直後に冷たく拒絶される。
+
:キラのMIA報告を聞いた後、サイとよりを戻そうとし、キラはただ利用していただけと語るが、自分でも気が付かないままキラの事を好きになっていたことを見透かされ、直後に冷たく拒絶される。それでもフレイは「違う」と必死で言い続ける始末。
:それでもフレイは「違う」と必死で言い続ける始末。
 
:小説版ではフレイの心情が細かく描写されており、上記でのキラに対する癇癪を後悔。
 
:戦闘からキラが戻ってきたら謝罪して、もしキラが許してくれるなら関係を最初から見直してもう一度彼を支えたいと覚悟をしていたが、その矢先にキラはMIAとなってしまう。
 
:当初の自分が望んだ結末の達成でもあったのだが、フレイは「自分がキラを死に追いやった」という事実にただ愕然とする事となった。
 
:結局はこの時のサイの指摘はフレイの心情を的確に言い当てており、フレイも自分がキラを死なせたという罪悪感から逃れるための行動だったため、それ故にフレイも感情的な反論に終始してしまった。
 
 
;「コーディネイターなんて…みんな、死んじゃえばいいのよ!」
 
;「コーディネイターなんて…みんな、死んじゃえばいいのよ!」
:[[ディアッカ・エルスマン|ディアッカ]]を殺そうとした[[ミリアリア・ハウ|ミリアリア]]に同調する形で彼を殺そうとする。
+
:[[ディアッカ・エルスマン|ディアッカ]]を殺そうとした[[ミリアリア・ハウ|ミリアリア]]に同調する形で彼を殺そうとする。しかし、直後にミリアリアに止められた。
:しかしその時彼女の脳裏にあったのは、短い間に育んだキラとの思い出の数々だった。
+
;「あんただって、私と同じなんじゃない!」
:「種」としてのコーディネイターを憎悪しながらも、そのコーディネイターであるキラを上記の通り愛してしまった矛盾が爆発したシーンと言える。
+
:ディアッカを銃撃しようとしたのをミリアリアに止められて。確かに怒りに任せて殺そうとしたという共通点はあるものの、ミリアリアの怒りはあくまでもディアッカ個人に対してのものであり、コーディネイター全体に対しての怒りではない。
:小説版では、フレイがこの凶行を犯そうとした理由について、ミリアリアが「キラの死によるショックが強過ぎたから」と分析した描写がされている。
 
;「あんただって憎いんでしょ、こいつが! トールを殺したコーディネイターが!」<br />「何よ…あんただって、同じじゃない! あんただって、私と同じなんじゃない!」
 
:ディアッカを銃撃しようとしたのをミリアリアに止められて。コーディネイターはみんな死ねばいい発言で「キラの件があってもコーディネイターに対する差別意識を持っている」と非難される事もあるが、このセリフからこの時のフレイはあくまで「'''キラを奪ったコーディネイターが憎い'''」と考えて行動した事が窺える。
 
:もっともミリアリアも怒りに任せて殺そうとしたという共通点はあるものの、ミリアリアの怒りはあくまでもディアッカ個人に対してのものであり、コーディネイター全体に対しての怒りではない。
 
:一連の台詞は『第3次α』において[[DVE]]となった。
 
 
;「嫌よ! 嫌です私! ぇ…離して! うっ…ぅ…艦長!なんで私だけ…」
 
;「嫌よ! 嫌です私! ぇ…離して! うっ…ぅ…艦長!なんで私だけ…」
:転属を拒否し駄々を捏ねる台詞。その直後、泣き崩れるフレイはナタルに咎められる。
+
:転属を拒否し駄々を捏ねる台詞。直後、ナタルに咎められる。フレイとナタルを演じた桑島氏は'''「(声優が同じ両者の)共演シーンは別録ではなく同時収録」'''とラジオで語っていた。自分から軍隊入りを志願したのだが、この台詞を見る限りどうにも兵士としての自覚には欠けている。
:自分から軍隊入りを志願したのだが、この台詞を見る限りどうにも兵士としての自覚には欠けている。
+
:彼女の連合軍入りはコーディネイターであるキラを復讐に利用するためだけの口実に過ぎず、復讐を遂げた後の軍での身の振り方までは考えていなかったようである。
:ちなみにアラスカ基地が戦闘状態に突入した際も脱出の潜水艦の列から離れてアークエンジェルに戻ろうとしたが、小説版では誰かに泣き付けば押し通せる程度にしか考えておらず、命令違反をしているとの意識は全くないとの事。
 
:余談だが、フレイとナタルを演じた桑島氏は'''「(声優が同じ両者の)共演シーンは別録ではなく同時収録」'''とラジオで語っていた。
 
 
;「パパ?」
 
;「パパ?」
 
:[[アラスカ基地]]内部で[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]と初めて会ったシーンより。この後、クルーゼに拉致されて[[ザフト]]の捕虜となってしまう。
 
:[[アラスカ基地]]内部で[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]と初めて会ったシーンより。この後、クルーゼに拉致されて[[ザフト]]の捕虜となってしまう。
 
:余談だが、この台詞の直後にクルーゼはフレイを殴って気絶させたため'''「そこまで歳は取っていない」'''事で怒ったと、視聴者の間でネタにされた事も。
 
:余談だが、この台詞の直後にクルーゼはフレイを殴って気絶させたため'''「そこまで歳は取っていない」'''事で怒ったと、視聴者の間でネタにされた事も。
 
;「私、持ってるわ! この戦争を終わらせる『鍵』を!」
 
;「私、持ってるわ! この戦争を終わらせる『鍵』を!」
:第46話より。『鍵』とはクルーゼに持たされた[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]のデータのこと。
+
:『鍵』とはクルーゼに持たされた[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]のデータのこと。クルーゼの狙い通り、フレイはデータと共に連合軍に保護された。この時、フレイは皮肉にもキラが戦っていた戦場の怖さというものをわが身に嫌というほど思い知らされたのである。
:クルーゼの狙い通り、フレイはデータと共に連合軍に保護された。
 
:この時、フレイは皮肉にもキラが命懸けで戦っていた戦場の怖さというものをわが身に嫌というほど思い知らされたのである。
 
;「でも、私…どうしても会いたいんです。」<br/>「キラ、生きてた……!だから、あって今度こそちゃんと話っ、私…みんなとも。」<br/>「怖いけど!私、何も分かってなかった!…ずっと!」
 
:第47話より。
 
:ナタルに頼み込んで前線へ出るドミニオンのクルーになることを望んだのは敵同士でも最もアークエンジェルに会える可能性が高いから。ブリッジを選んだのも戦闘中、ただ部屋で震えているだけのアークエンジェル時代の自分を恥じたから。
 
:父を失った時もキラだけでなくサイやミリアリアも本当は怖かったはずだと実感した。
 
:みんなが心の何処かで抱いた戦場の怖さを自分も味わわなければという、自分自身の罪への戒め。
 
:同じお嬢様でもラクスやカガリと違い、ただの我が儘なお嬢様から大きく成長したことをうかがわせる。
 
:ちなみに小説版ではナタルはフレイを心配し、当初は除隊を勧めており、次には後方勤務など安全な部署に配属させようとしたが、フレイの強い意志によりドミニオン配属になった事が語られている。
 
:本編でもフレイに「月基地に残っていた方が良かったのではないか?」と語っており、本心から身を案じられていた事が分かる。
 
:もっとも月面プトレマイオス基地に残留した場合は後に[[ジェネシス]]の第二射に巻き込まれて本編以上に凄惨な死に方をしてしまっただろう。
 
 
;「駄目! もうやめて! アークエンジェル、逃げて!!」
 
;「駄目! もうやめて! アークエンジェル、逃げて!!」
:第49話の[[アークエンジェル]]と[[ドミニオン]]の最終決戦において、[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]が「(一時的に無防備状態になっていた)アークエンジェルをローエングリンで沈めろ!」と命じる光景を見かね、アークエンジェルの仲間たちに通信を送った台詞。
+
:第49話の[[アークエンジェル]]と[[ドミニオン]]の最終決戦において戦力的に追い詰められたことが原因で暴走した[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]が味方である艦長のナタルに拳銃を向けながら「(一時的に無防備状態になっていた)アークエンジェルをローエングリンで沈めろ!」と命じる光景を見かね、散々迷惑をかけてしまったかつてのアークエンジェルの仲間たちに、今すぐにこの場から逃げるようインカムで叫んで通信を送った台詞。
;キラ「''うっ…うっ…うぅ…''」<br />「''キラ…''」<br />キラ「''そんな…フレイ…そんな…!''」<br />「''ありがとう…ごめんね…''」<br />キラ「''…どうして……''」<br />「''…ずっと…あやまりたかった…''」<br />キラ「''くっ…どうして…君が…フレイ!''」<br />「''苦しかった…怖くて、ずっと…。知らなかったから…私…何もわかってなかったから…''」<br />キラ「''フレイ!''」<br />「''でも、今…やっと自由だわ。とても素直に…あなたが見える''」<br />キラ「''僕は…くっ…!''」<br />「''だから、泣かないで…''」<br />キラ「''ちくしょお…僕は…!''」<br />「''あなたはもう泣かないで…''」<br />キラ「''君に何も…!''」<br />「''…護るから…私の本当の想いが、あなたを護るから…''」<br />キラ「''…!''」
+
:これまで自分の事しか考えて行動しなかった彼女が、自分には何の見返りもないのに初めて他人のために尽くしたこの行動であるが、皮肉にもこれがキラ以外のアークエンジェルの仲間たちに対してやった最初で最後の善行となってしまったのである。
:死亡直後にキラに答え彼の力となるべく霊体となった際の台詞。
+
;「…護るから…私の本当の想いが、あなたを護るから…」
:第13話での台詞の対比となっている。
+
:死亡直後にキラに答え彼の力となるべく霊体となった際の台詞。第13話での台詞の対比となっている。この言葉通り、クルーゼの激しい猛攻を機体に喰らっても、[[フリーダムガンダム|フリーダム]]は耐え抜き、見事クルーゼを倒す事に成功する。直後、[[ジェネシス]]の一撃には巻き込まれフリーダムは大破するが、キラは無事生還した。
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』でも、桑島氏と保志氏の[[DVE]]で収録されている。
 
:[[アムロ・レイ|アムロ]][[ララァ・スン|ララァ]]を彷彿とさせるシーンだが、'''キラは[[ニュータイプ]]でも霊能者でもないので、実際にはこの時のフレイとは会話していない'''。
 
:微妙に通じていない会話の内容がそれを物語っており、後の時代のキラは涙すら枯れ果てたように感情を出せなくなってしまった…。
 
:なお、監督の福田己津央氏は'''「霊体となった際のフレイのモデルはララァではなく、[[カイ・シデン|カイ]]に語り掛ける[[ミハル・ラトキエ|ミハル]]がモデル」'''だと語っている。
 
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』では無事に生還しキラと再会した際に、4行目~8行目の台詞を直接交わしている。
 
:フレイが本当に自分の想いをキラに伝えられた瞬間となり、キラへの精神的なトドメと成り果てた原作とは逆に、二人にとっての最大の救いとなった。
 
  
 
== スパロボシリーズでの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズでの名台詞 ==
=== [[αシリーズ]] ===
+
 
'''[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]'''
+
=== αシリーズ ===
;「でも、あなた達は好きで戦っているんでしょう?」<br />「私には好きこのんで戦っているようにしか見えないわ」<br />「だって、そうでしょう? 戦争は大人の軍人に任せておけばいいのに」
+
;「あなた達、ここには病人がいるのよ! 言い争うなら、外でして!」
:(リアル系男主人公ルート)第8話「誘う声」のシナリオデモにて[[アークエンジェル]]に保護されて、[[αナンバーズ]]のメンバーからには自分と同年代から年下の子までいる事を聞かされて、子供を戦わせている異常さを感じて呟いた感想。
+
:[[第3次α]]の第20話「強襲、砂漠の虎」より。原作通りにキラが単独で大気圏に突入して意識を失った後の場面にて、コーディネイターの事で言い争っていた[[カミーユ・ビダン|カミーユ]][[カツ・コバヤシ|カツ]]にキツイ言葉をぶつけた時の台詞。
;「あなた達がザフトを追い払ってくれなかったから、パパが…パパの艦が…!」
+
:正論ではあるが、コーディネイターであるキラを差別的な目で見ていたカツをカミーユがきつくたしなめつつもキラを擁護していた最中での発言であったためか、言っている事がほとんど場違いとしか言いようがなく、結果的にフレイは周囲から白い目で見られることになってしまう。
:(リアル系男主人公ルート)第10話「消えていく光」のシナリオエンドデモにて。
+
 
;「…そういうのって理屈で割り切れるものじゃないわよ。コーディネイターと同じでね」<br />「もちろん、キラは別よ。私達のために戦ってくれているんだから。ねえ、キラ?」
 
:第24話「戦神の星で」より。[[ユウキ・コスモ|コスモ]]とカズイが[[バーム星人|バーム]]の火星移住計画に難色を示していた場面にて、「不幸な誤解から始まった事件」とバームを擁護したトールへの台詞。
 
:2行目は一応キラをフォローしているようであるが、よりにもよって本人の目の前で上記の口にしている時点でかなり説得力がない。
 
 
;「私達が平和ボケしてるですって? 冗談じゃないわ。私のパパはコーディネイターに殺されたのよ…!」<br />「自分達だけが被害者のような顔をしないで欲しいわ…!」
 
;「私達が平和ボケしてるですって? 冗談じゃないわ。私のパパはコーディネイターに殺されたのよ…!」<br />「自分達だけが被害者のような顔をしないで欲しいわ…!」
:同話にて、[[ユウキ・コスモ|コスモ]]からの皮肉に激昂した際の台詞。彼の被害者意識が強いのは確かだが、'''女である事'''を最大限に活用しているフレイの行動理念も、被害者感情に裏打ちされたものであろう。
+
:[[第3次α]]中盤、[[ユウキ・コスモ|コスモ]]からの皮肉に激昂した際の台詞。彼の被害者意識が強いのは確かだが、'''女である事'''を最大限に活用しているフレイの行動理念も、被害者感情に裏打ちされたものであろう。
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
'''[[スーパーロボット大戦W|W]]'''
 
 
;「キラ…今度は私があなたの力になるわ…」
 
;「キラ…今度は私があなたの力になるわ…」
:AAに救出された後、キラが引きこもってしまった事を聞いて。
+
:WにてAAに救出された後、キラが引きこもってしまった事を聞いて。
 +
 
 
;「…キラ…ごめんなさい…。私…あなたにひどい事をした…」<br />「こんな事…私が言うのもおかしいし…本当なら、あの子にも謝らなくちゃいけないけど…」<br />「ラクスって子…助けてあげて…。あの子…私を守ってくれた…。だから…」<br />「ごめんなさい…。それだけ…言いたかったの…」<br />「食事…持ってきたから…。よかったら、食べてね…」
 
;「…キラ…ごめんなさい…。私…あなたにひどい事をした…」<br />「こんな事…私が言うのもおかしいし…本当なら、あの子にも謝らなくちゃいけないけど…」<br />「ラクスって子…助けてあげて…。あの子…私を守ってくれた…。だから…」<br />「ごめんなさい…。それだけ…言いたかったの…」<br />「食事…持ってきたから…。よかったら、食べてね…」
:キラへの謝罪。フレイの謝罪と献身によりキラは立ち直ることが出来たため、そういう点でも今作のフレイは本当に綺麗な存在になっている。
+
:Wにおけるキラへの謝罪。フレイの謝罪と献身によりキラは立ち直ることが出来たため、そういう点でも今作のフレイは本当に綺麗な存在になっている。
 
 
=== 単独作品 ===
 
'''[[スーパーロボット大戦DD|DD]]'''
 
;「ミリアリア、カズイ…サイ…みんな、ごめんなさい」<br />ミリアリア「ごめんだなんて…水臭いわよ」<br />カズイ「いいんだよ、もう…」<br />サイ「フレイ…お帰り」<br />「ありがとう、みんな…。今なら、とても素直な…素直な気持ちで話せる」
 
:第2章Part1「終わらない明日へ」より。上述の死亡後の幻影の台詞の一部を、生きてキラと直接交わす事が出来た後の続き。仲間達とも生きて言葉を交わし、憎しみに駆られて酷い扱いをしてしまったサイにも謝ることができ…『W』とはまた別の形で、綺麗にわかりあうことができた。
 
;「''キラ、こんな風にあなたと話せるなんて''」
 
:支援ユニット「素直な想い」のキラ(ストライクフリーダムガンダム)専用演出の台詞。原作では叶わなかったシチュエーション。
 
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*続編『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』のヒロインの1人、[[ステラ・ルーシェ]]もフレイと同じ[[声優:桑島法子|桑島法子]]氏が演じており、フレイと同様に悲劇的な最期を迎えてしまう。しかし、自分を守る事が出来なかった自責の念に苛まれていた[[シン・アスカ|シン]]の心を救ったのが、フレイとの大きな違いである。
+
*[[機動戦士ガンダムSEED]]』の監督である福田己津央氏は、「もしフレイが生きていたら、互いに罪悪感を抱えながらもキラは彼女と一緒に生きていっただろう」というコメントを残している。
*対戦アーケードゲーム『ガンダムエクストリームバーサス』の家庭移植版にて「[[フリーダムガンダム|フリーダム]]に搭乗する[[キラ・ヤマト|キラ]]の[[カットイン]]には、霊体となったフレイが登場する」というサプライズが有る。フレイのファンならば、感涙ものである。
+
*対戦アーケードゲーム『ガンダムエクストリームバーサス』の家庭移植版にてフリーダムに搭乗するキラのカットインには霊体となったフレイが登場するというサプライズがある。ファンなら感涙ものである。
*アニメ製作の初期段階では、当初フレイが[[MS]]パイロットになる予定であり、その際の搭乗機が[[ストライクルージュ]]であった。あの赤色はフレイが乗る事を想定して塗られた色である。なお、現在のところフレイがMSに乗って戦う作品は、スパロボには無い(Gジェネシリーズでは何度か有るが)。
 
*[[人間爆弾]]となってアークエンジェルへと送り返され、[[サイ・アーガイル|サイ]]と共に死亡するという案もあったようだ。
 
*サウンドトラック『機動戦士ガンダムSEED ORIGINAL SOUNDTRACK III』(2003年9月21日発売)には、'''「フレイの死」'''というタイトルの曲が収録されている。
 
**なお、上記のサントラの発売日の前日に放送された第49話の[[次回予告]]では、次話(最終話。2003年9月27日放送)においてフレイが[[死亡フラグ|戦死する]]事が一切触れられていなかった為、結果的にネタバレになってしまった。
 
*『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の監督である福田己津央氏は、「フレイのモデルは、1983年に放送されたテレビドラマ『スチュワーデス物語』に登場する、女優の片平なぎさ氏が演じる新藤真理子である」とインタビューで発言している。
 
 
 
== 脚注 ==
 
<references />
 
  
 
== 商品情報 ==
 
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== 資料リンク ==
 
*[[GUNDAM:フレイ・アルスター]]
 
  
 
{{ガンダムシリーズ}}
 
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