「ビルトビルガー」を編集中

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{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::WILDWÜRGER]]<ref>[https://www.kotobukiya.co.jp/product/product-0000000074/ ビルトビルガー 重装型 | プラモデル | KOTOBUKIYA]、2023年4月2日閲覧。</ref>
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Wildwürger]]<br />[[外国語表記::Wilder Würger]]
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]])
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]])
 
*{{登場作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}
 
*{{登場作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}
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通常はジャケット・アーマーを装着したまま戦闘を行うが、これをパージすると収納されているウィングを展開し、高機動形態に移行できる。同形態では、テスラ・ドライブをフルドライブさせる事でウィングにエネルギーフィールドを発生させ、これを高速で相手にぶつけ切り裂く「ビクティム・ビーク」が使用できる。また、対となるPTX-016Rビルトファルケンとのコンビネーションアタック「ツイン・バード・ストライク(パターンTBS)」では、ビルトファルケンと動きを合わせる為、高機動形態へ移行する。
 
通常はジャケット・アーマーを装着したまま戦闘を行うが、これをパージすると収納されているウィングを展開し、高機動形態に移行できる。同形態では、テスラ・ドライブをフルドライブさせる事でウィングにエネルギーフィールドを発生させ、これを高速で相手にぶつけ切り裂く「ビクティム・ビーク」が使用できる。また、対となるPTX-016Rビルトファルケンとのコンビネーションアタック「ツイン・バード・ストライク(パターンTBS)」では、ビルトファルケンと動きを合わせる為、高機動形態へ移行する。
 
'''高機動形態こそ本来のビルトビルガーの姿'''であり<ref>コトブキヤ SRGS-019 1/144 RTX-015R ビルトビルガー高機動型 インスト</ref><ref name="高機動形態">[https://twitter.com/TakanobuTerada/status/1570044422582317057 寺田貴信の2022年9月14日のツイート]Twitter</ref>、アルトアイゼンの重装甲や兵器搭載量を引き換えに、機動性を重視したビルトファルケン同様純然たる高速・高機動戦闘用パーソナルトルーパーになるはずだったが、DC戦争やL5戦役での[[キョウスケ・ナンブ]]中尉の駆るアルトアイゼンの戦果にラドム博士が着目し、半ば強引に開発コンセプトを変えようとした結果カーク・ハミル博士が難色を示し、協議の結果、折半案としてジャケット・アーマーが開発された経歴がある<ref>コトブキヤ 1/100 RTX-015R ビルトビルガー インスト</ref>。
 
  
 
基本武装は実体系で統一されている。最も特徴的な大鋏「スタッグビートル・クラッシャー」は、アルトアイゼンの杭や角に並ぶ非常識な武器で、戦艦すら挟んで切断するデタラメな攻撃方法が非常に印象的。本機の外見的なイメージも決定づけており、兄弟機のアルトアイゼンを赤いカブトムシとするなら、ビルトビルガーは青いクワガタムシである。
 
基本武装は実体系で統一されている。最も特徴的な大鋏「スタッグビートル・クラッシャー」は、アルトアイゼンの杭や角に並ぶ非常識な武器で、戦艦すら挟んで切断するデタラメな攻撃方法が非常に印象的。本機の外見的なイメージも決定づけており、兄弟機のアルトアイゼンを赤いカブトムシとするなら、ビルトビルガーは青いクワガタムシである。
  
 
優れた運動性と強固な装甲を両立させ、火力も高い優秀な機体ではあるが、ラドム博士の開発機らしいピーキーな操縦性、基本武装の汎用性の低さ、開発コストの高さなど、ATX計画本来の目的であった「汎用性の高い量産機」となるには依然として課題が多い。
 
優れた運動性と強固な装甲を両立させ、火力も高い優秀な機体ではあるが、ラドム博士の開発機らしいピーキーな操縦性、基本武装の汎用性の低さ、開発コストの高さなど、ATX計画本来の目的であった「汎用性の高い量産機」となるには依然として課題が多い。
また、ジャケット・アーマーを装着している所謂ビルトビルガー重装型<ref>コトブキヤ SRGS-019 1/144 RTX-015R ビルトビルガー重装型 インスト</ref>形態では本来の空中戦闘能力を発揮できないという欠点があり、パイロットには効果的なアーマーパージのタイミングを要求される。
 
  
 
『第2次α』でも『OG2』でも、アラドが使用した青色のPTX-015R(タイプR)と、赤色のPTX-015L(タイプL)の2機がロールアウトされているが、PTX-015LはOG2でしか登場していない。この他、プラモやプライズ景品などの立体物でのみ緑色の森林迷彩バージョンが登場している。
 
『第2次α』でも『OG2』でも、アラドが使用した青色のPTX-015R(タイプR)と、赤色のPTX-015L(タイプL)の2機がロールアウトされているが、PTX-015LはOG2でしか登場していない。この他、プラモやプライズ景品などの立体物でのみ緑色の森林迷彩バージョンが登場している。
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=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}
:初登場作品。リアル系男性主人公[[アラド・バランガ]]専用の後期ユニット。登場イベントではレーツェルが乗り、トロンベ呼ばわりされる。戦闘もある。アラドが[[精神コマンド]][[魂]]を持つので、[[ビルトファルケン]]との[[合体攻撃]]による一撃の攻撃力は[[ダイゼンガー]]より上。しかし、[[全体攻撃]]が無いので雑魚戦には不向き。
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:初登場作品。リアル系男性主人公[[アラド・バランガ]]専用の後期ユニット。アラドが[[精神コマンド]][[魂]]を持つので、[[ビルトファルケン]]との[[合体攻撃]]による一撃の攻撃力は[[ダイゼンガー]]より上。しかし、[[全体攻撃]]が無いので雑魚戦には不向き。
 
:ちなみに主役4人の後継機のうち、本機のみ発売前にデザインが公表されていた。
 
:ちなみに主役4人の後継機のうち、本機のみ発売前にデザインが公表されていた。
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
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;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α}}
 
:[[クォヴレー・ゴードン]]ルート限定で登場。同ルートは『第2次α』のアラドEDを引き継いでいるので、初期はアラド共々行方不明になっているが、早々に復帰する。[[アラド・バランガ]]専用機。アラドが[[魂]]を持たなくなったので、前作と比べて破壊力は下がったが、合体攻撃の必要気力が下がったため、使い勝手は上がった。空が飛べて移動力が高くコストもそれなりで、アラドが[[加速]]を持つので、小隊員としては有用。合体攻撃も健在なので対ボス戦の小隊長を任せる事も可能だが、相変わらず全体攻撃が無い。
 
:[[クォヴレー・ゴードン]]ルート限定で登場。同ルートは『第2次α』のアラドEDを引き継いでいるので、初期はアラド共々行方不明になっているが、早々に復帰する。[[アラド・バランガ]]専用機。アラドが[[魂]]を持たなくなったので、前作と比べて破壊力は下がったが、合体攻撃の必要気力が下がったため、使い勝手は上がった。空が飛べて移動力が高くコストもそれなりで、アラドが[[加速]]を持つので、小隊員としては有用。合体攻撃も健在なので対ボス戦の小隊長を任せる事も可能だが、相変わらず全体攻撃が無い。
 
=== 単独作品 ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
:2019年6月のイベント「百舌と隼」にて、XΩスキル初搭載機体として[[ビルトファルケン]]と共に実装。大器型SSRディフェンダー。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}
 
:2022年6月開催の第11回制圧戦「撃墜され王の意地」の報酬機体として登場。攻撃&防御タイプ。機体タイプの関係かパイロットのアラドと共に回避関係のステータスが低く設定されており、メインアビリティにも回避関係を上昇させるものが無いため従来の作品と違い回避は困難。代わりに硬いので耐えて攻撃するいわゆるスーパー系に近い運用となるだろう。
 
:また、一定の確率で強力な効果が発動するメインアビリティを複数持っているため、強さが運に依存している機体と言える。本格的に運用するのであれば突破を重ねて少しでも発生確率を上げるなどしてフォローしたいところ。
 
  
 
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
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:なおタイプLが無条件で入手可能になったが、本作ではタイプRと比べて装甲と攻撃力が低く設定されている。
 
:なおタイプLが無条件で入手可能になったが、本作ではタイプRと比べて装甲と攻撃力が低く設定されている。
 
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦OG}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦OG}}
:他の飛行可能な機体にも言える事だが、本作では空適応が'''B'''に弱体化し、地を這う百舌となってしまった。このため空Aのままであるビルトファルケンとのツインユニットは、合体攻撃は有用だがコンビでは一緒に進軍させ辛い。そもそもビルトファルケンとは武器があまりにも噛み合わないので、素直に別の機体と組んだ方が扱いやすい。
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:ジャケット・アーマー装着時は機動性が落ちるというのを再現させたのか、空適応が'''B'''になった。このため空Aのままであるビルトファルケンとのツインユニットは、合体攻撃は有用だがコンビでは一緒に進軍させ辛い。他の機体とコンビを組むか[[A-アダプター]]を装備させるのがおすすめ。
 
:なお、スタン系の特殊効果が排除された影響か、タイプLは登場しない。
 
:なお、スタン系の特殊効果が排除された影響か、タイプLは登場しない。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}
 
:地上ルート第4話から登場。[[ビルトファルケン]]同様前作よりも等身が変更され、少し高等身となった。
 
:地上ルート第4話から登場。[[ビルトファルケン]]同様前作よりも等身が変更され、少し高等身となった。
 
:本作から強化パーツスロットが3つになり、Wゲージも第2次OGから30増加して140になっため、カスタマイズ性が上がった。
 
:本作から強化パーツスロットが3つになり、Wゲージも第2次OGから30増加して140になっため、カスタマイズ性が上がった。
:前作に引き続き地形適応は空Bのまま。これについては上記ジャケット・アーマーの設定により、「重装型のビルガーは本来の空中戦闘能力を発揮できていない」という解釈のもとで設定づけられたことが寺田氏によって明かされている<ref name="高機動形態"/>。カスタムボーナスで補う事は可能だが事実上'''フル改造が必須'''と言う事でもある為余程愛が無ければ厳しいか。大人しくパーツでの補強で対応する方がいいだろう。
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:前作に引き続き地形適応は空Bのまま。カスタムボーナスで補う事は可能だが事実上'''フル改造が必須'''と言う事でもある為余程愛が無ければ厳しいか。大人しくパーツでの補強で対応する方がいいだろう。
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=== 単独作品 ===
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
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:2019年6月のイベント「百舌と隼」にて、XΩスキル初搭載機体として[[ビルトファルケン]]と共に実装。大器型SSRディフェンダー。
  
=== 関連作品 ===
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=== その他 ===
 
;[[アイドルマスター シンデレラガールズ]]
 
;[[アイドルマスター シンデレラガールズ]]
 
:OGシリーズとのコラボイベント「スーパーロボット大戦CG-奏鳴の銀河へ-」にて登場。
 
:OGシリーズとのコラボイベント「スーパーロボット大戦CG-奏鳴の銀河へ-」にて登場。
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==== 固定武器 ====
 
==== 固定武器 ====
 
;3連ガトリング砲
 
;3連ガトリング砲
:左腕に装備された連装機関砲。3つの砲身から同時に弾を撃つ。
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:左腕に装備された射撃武器。ユニット化されており着脱が容易。「コールドメタルソード」のホルダーでもある。ちなみにこの武器は「銃身を三つ束ねたガトリング」ではなく、「ガトリング砲が三つ束ねてある」武器である。前者だと単装ガトリングになってしまう。
:砲身の合間はコールドメタルソードのホルダーとなっている他、武装ユニットは丸ごと取り外せるようになっており、交換・点検を容易にしている。
 
:『αシリーズ』ではジャケットアーマーをパージする際はガトリング砲も同時に取り外しているが、『OGS』以降はパージしてもそのまま残している。
 
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』では実弾属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「ブレイクアタックI」で、サブアビリティは「HPアップ I」。
 
 
;コールドメタルソード
 
;コールドメタルソード
:3連ガトリング砲から引き抜いて使用する手持ち式の片刃剣。
+
:左腕のガトリングユニットに装着された実体剣。R-1の例を考えると[[ゾル・オリハルコニウム]]製であると考えるのが妥当だが、特に明言されていない。
:R-1のコールドメタルナイフを大型化した物と解説<ref>コトブキヤ「S.R.G-S PTX-015R ビルトビルガー 高機動型」取扱説明書</ref>されており、同様に[[ゾル・オリハルコニウム]]製であると考えるのが妥当だが、特に言及はされていない。
 
:射程は短めだが強化パーツ等での延長に対応し、無消費かつ個別改造システムの際は改造効率の良さから進軍時のメインウェポンとなる主力武装。
 
:『OG2nd』からは[[連続攻撃]]に対応。
 
:『DD』では斬撃属性のSR必殺技。メインアビリティは「アタッカーII」で、サブアビリティは「攻撃力アップII」。
 
 
;スタッグビートル・クラッシャー
 
;スタッグビートル・クラッシャー
:右腕に装備された大鋏。敵を挟み込んで拘束・切断したり、閉じたまま先端や側面での打突を行う等の使われ方がされている。
+
:右腕に装備された大鋏で敵を挟み込み、そのまま切断する。また大鋏自体の強度も高いため、閉じたままで突く攻撃も行える。[[αシリーズ]]では挟み込み、持ち上げて砕く。[[OGシリーズ]]では演出が大幅に強化され、地面に叩きつけて激しく引きずり、ギリギリと締め上げたあげく砕き千切る。そのカットインはまるで[[鋼鉄ジーグ|ジーグブリーカー]]の如き。タイプRの合体攻撃の威力に影響する重要武器。OGs以後、[[バリア貫通]]属性が追加された。[[リュウセイ・ダテ]]や[[タスク・シングウジ]]を乗せた時の馬鹿げたセリフは必聴もの。ちなみに初出の『第2次α』では、何がどういうわけか6発限定の弾数制。αシリーズでは「試作機」のコンセプトを受け継いだらしいが、この機体以前の武器で、6発限定の右腕格闘武器と言えば……[[アルトアイゼン|?]]
:試作機のコンセプトを受け継いだ武装と解説されており、装備部位からもアルトアイゼンのリボルビング・ステークに相応する武装と思われる。
 
:その特異性から、[[リュウセイ・ダテ]][[タスク・シングウジ]]を乗せた時はかなりのネタセリフを口走ってくれる。
 
:『第2次α』では挟み込んだ敵を頭上に持ち上げ、挟み潰すシンプルな動作。『第3次α』では連続打撃から挟み込んだ後に3連ガトリング砲で接射を行ってから持ち上げる。『OGs』以降は挟み込んだ敵を地面に叩きつけ、そのままブースターを噴射して勢いのままに引きずり、最後にクラッシャーで引き千切ると大幅に演出が強化。その荒々しさはさながら[[鋼鉄ジーグ|ジーグブリーカー]]の如し。ちなみに『OG外伝』までは空中の敵に使用した場合、よく見ると空中を引きずっていたのだが、『OG2nd』以降はキチンと空中の敵機も地上に叩きつけて引きずるようになった。なお宇宙で使用した場合、小惑星、もしくは大型隕石らしき岩盤に叩きつけて引きずる。
 
:性能面では気力不要だが射程1固定の単独準最強武装。『第2次α』では弾数制、以降のタイトルではかなり低消費のEN制。使い勝手はコールドメタルソードに劣るものの、アルトと同様合体攻撃はビクティム・ビークではなくこちらを参照するため個別改造システムの場合はこちらにも手をつけないと戦いにくい。『OGS』以後は[[バリア貫通]]属性が追加された。
 
:『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。演出は閉じた状態で敵に突き刺して空中に上げた後に3連ガトリング砲で追撃してから『OGS』以降の演出に繋げる物になっている。メインアビリティは「TC-OS(ビルガー)」で、攻撃力・防御力・照準値が増加する。戦闘回数に応じて攻撃力・防御力・照準値が増加する。一定の確率で全ての攻撃の与ダメージが増加し、一定の確率で攻撃を完全に回避する。サブアビリティは「攻撃力アップIII」。
 
 
;スタンショック
 
;スタンショック
:タイプLが固定装備する特殊武器。敵を行動不能にする[[特殊効果]]がある。対ボス戦で[[必中]]、[[直撃]]をかけて使用する事で、大幅に難易度が下がる。弾数は1なので複数回使用したい時は[[補給]]が必須。
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:PTX-015Lにのみ装備された特殊武器。敵を行動不能にする[[特殊効果]]がある。対ボス戦で[[必中]]、[[直撃]]をかけて使用する事で、大幅に難易度が下がる。弾数は一発限り。固定武装なので取り外しはできない。
  
 
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
 
;ビクティム・ビーク
 
;ビクティム・ビーク
:ジャケット・アーマーをパージして高機動モードとなり、高速での連続攻撃を仕掛ける。『αシリーズ』ではクラッシャーによる打撃、『OGS』以降はコールドメタルソードを使用する。
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:ジャケット・アーマーをパージし、両翼にエネルギーを帯びて敵機を切り裂く、本機の単独での最強技。なおパージは演出のみで、攻撃後は元のアーマー装着状態に戻っており、使用のたびにパージしまくる。アニメ『OGIN』ではさすがに描写に無理があるのか、パージ後は整備されるまで軽装状態のまま戦い続けた。初期は3連ガトリングなどの武装も一緒にパージしていたが、『OGMD』などでは武装は残るようになっている。また、同作ではウイングでの連続攻撃後にコールドメタルソードでの突撃という構成。
:[[ブラックサレナ|パージは演出のみで、攻撃後は元のアーマー装着状態に戻る]]。アニメ『OGIN』や漫画『OGクロニクル』『RoA』ではさすがに描写に無理があるのか、パージ後は整備されるまでそのまま戦い続けた。
 
:本機の単独最強武装。アルトアイゼンの「切り札」と異なり移動後使用可能かつ射程もそれなりに長く、EN消費も軽めの部類と威力こそ劣るが使いやすさは遥かに上。しかし合体攻撃で威力を参照しない点も同様で、改造が個別の『OG2』『OGS』時代ではあまり使う機会は無いかもしれない。
 
:『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「高機動モード」で、攻撃力・防御力・照準値が増加する。気力130以上のとき、攻撃力が増加する。戦闘回数に応じて防御力・照準値が増加、一定の確率で全ての攻撃の与ダメージが増加する。サブアビリティは「攻撃力・運動性アップIII」。
 
:OGシリーズでのアラドの特殊技能である[[ラッキー]]を連想させる運要素が強いながら強力なアビリティとなっている。
 
  
 
==== [[換装武器]] ====
 
==== [[換装武器]] ====
 
;M90アサルトマシンガン
 
;M90アサルトマシンガン
:アンダーバレルにAPTGM(対PT誘導ミサイル)を搭載する手持ち式のマシンガン。
+
:メインの射撃武器。OGシリーズでは[[換装武器]]扱いだが、PTX-015Lは固定武装として使用。改造費は取り外しできない後者の方が安価。アンダーバレルにAPTGM(対PT誘導ミサイル)を1発装備。αシリーズでは連射しながら接近し、近距離からミサイルをぶち込む。OGシリーズでもビルガーだけの特別演出が組まれている。
:『αシリーズ』では連射しながら接近し、敵の目前でAPTGMを打ち込む。
 
:『OGシリーズ』では[[換装武器]]扱いで、APTGMはビルトビルガーに装備させた時の特殊演出で使用する。
 
:射程は長めだが威力はコールドメタルソード以下と、扱いが難しいポジション。EN節約時のサブウェポン扱いが無難。
 
:タイプLは固定武装になっており、換装武器よりも安く改造できる。
 
:『DD』では実弾属性のR必殺技。メインアビリティは「重装甲I」で、サブアビリティは「防御力アップI」。
 
  
 
=== [[合体攻撃]] ===
 
=== [[合体攻撃]] ===
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::PS2リメイクからアニメーションを一新。初弾はアラドの突撃。大きく体勢を崩した敵機に肉迫したゼオラが零距離射撃となる2撃目を叩き込んだ後、アラドのいる方向へ蹴り飛ばす。三撃目となる大鋏の斬り返しを決めたアラドはそのまま「ビクティムビーク」に移行。愛機の「ブレイクフィールド」を展開したゼオラと交差。2機の間に挟み込んだ対象を、鋏で断ち切るように引き裂く。
 
::PS2リメイクからアニメーションを一新。初弾はアラドの突撃。大きく体勢を崩した敵機に肉迫したゼオラが零距離射撃となる2撃目を叩き込んだ後、アラドのいる方向へ蹴り飛ばす。三撃目となる大鋏の斬り返しを決めたアラドはそのまま「ビクティムビーク」に移行。愛機の「ブレイクフィールド」を展開したゼオラと交差。2機の間に挟み込んだ対象を、鋏で断ち切るように引き裂く。
 
:;OG2nd・OGMD
 
:;OG2nd・OGMD
::流れはそのままアニメーションがリニューアルされ、TBSモード移行時に片方の機体のコックピット内からもう片方の機体が映り込んだり、カメラワークがよりスピード感溢れるものに変わり、敵が爆発した時の爆炎がハートの形になっているなど、更なるアレンジが加えられた。また、トドメ演出で、テスラ・ドライブをエンストさせて墜落しかけたビルガーを救いにファルケンが急遽駆けつけ、脚を掴んで離脱。淡々と連携攻撃を決めていく二人の猛々しい雰囲気を一変とさせる微笑ましさが満ちている。総じて、歴代最速にして最高のツイン・バード・ストライクといっても過言ではないだろう。
+
::アニメーションがリニューアルされ、敵が爆発した時の爆炎が地味にハートの形になっている。また、トドメ演出で、テスラ・ドライブをエンストさせて墜落しかけたビルガーを救いにファルケンが急遽駆けつけ、脚を掴んで離脱。淡々と連携攻撃を決めていく二人の猛々しい雰囲気を一変とさせる微笑ましさが満ちている。
:;XΩ
 
::[[合体攻撃/X-Ω|XΩスキル]]として実装。OG2nd・OGMDの戦闘アニメをベースに3Dで再現しているが、ソーシャルゲームゆえテンポよくアニメーションを行うために「アインス!ツヴァイ!ドライ!」の掛け声は発さずに連携攻撃は3Dユニットのまま速やかに行い、トドメ~二人で離脱までの流れは3Dアニメーションで丁寧に描かれている。
 
 
;ビルビルスタッグトルネード
 
;ビルビルスタッグトルネード
 
:OGクロニクルのみ。機体のデータを反映して変化するアインストを撃破する際に放った[[アンジュルグ]]との即席合体攻撃。「イリュージョン・アロー」と「ビクティム・ビーク」の合わせ技で、出力を弱めたアローを身に受け、加速したビルガーが高速回転しながら敵を粉砕する。ネーミングは当然アラド。
 
:OGクロニクルのみ。機体のデータを反映して変化するアインストを撃破する際に放った[[アンジュルグ]]との即席合体攻撃。「イリュージョン・アロー」と「ビクティム・ビーク」の合わせ技で、出力を弱めたアローを身に受け、加速したビルガーが高速回転しながら敵を粉砕する。ネーミングは当然アラド。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*一度雑誌に「'''動力源が[[トロニウム]]エンジン'''」と掲載された事があるが、[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]プロデューサー自らミスであると謝罪した<ref>[https://blog.spalog.jp/?p=4777 もう1ヶ月……] 2021年5月8日閲覧。</ref>。
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*一度雑誌に「'''動力源が[[トロニウム]]エンジン'''」と掲載された事があるが、寺田プロデューサー自らミスであると謝罪した。
 
*「ビルガー」は「百舌」を意味する[[ドイツ語]]で、本来は「ヴュルガー」と発音するが、カトキハジメ氏の提案により、読みやすさや語呂を優先して「ビルガー」と読まれることになった<ref>『[[電撃スパロボ!]] Vol.3』122頁。</ref>。
 
*「ビルガー」は「百舌」を意味する[[ドイツ語]]で、本来は「ヴュルガー」と発音するが、カトキハジメ氏の提案により、読みやすさや語呂を優先して「ビルガー」と読まれることになった<ref>『[[電撃スパロボ!]] Vol.3』122頁。</ref>。
*OGシリーズ途中から本機の空適正がBに落ちたのは概要に記述した通り「重装型では本来の空中戦闘能力を発揮できない」という設定を拾ったためであると寺田貴信氏がTwitterで説明している。<ref>[https://twitter.com/TakanobuTerada/status/1570048710259933184 寺田貴信の2022年9月14日のツイート]Twitter</ref>
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**これについては「改悪である」「そういう設定再現はいらない」と多数の意見が届いたとの事で、寺田氏自身も「私個人と致しましては反省しております」とコメントしている。
 
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
 
<references />
 
<references />

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