「スーパーロボット大戦J」を編集中

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{{ゲーム
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*発売日:2005年9月15日
| 読み = スーパーロボットたいせんジェイ
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*機種:[[ゲームボーイアドバンス]]
| 外国語表記 = Super Robot Wars J
+
*開発:エーアイ
| シリーズ = [[携帯機シリーズ]]
+
*発売:バンプレスト
| 開発元 = {{開発 (作品)|エーアイ}}
+
*定価:6,090円(税込)
| 運営元 =
+
*CERO区分:12歳以上対象
| 発売元 = バンプレスト
+
 
| 配信元 =
+
*前:[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]](PS2)
| 対応機種 = [[機種::ゲームボーイアドバンス]]
+
*次:[[スーパーロボット大戦MX PORTABLE]](PSP)
| プロデューサー = {{プロデューサー|菊池博}}<br />{{プロデューサー|寺田貴信}}<br />{{プロデューサー|じっぱひとからげ}}
+
 
| ディレクター = 赤羽仁
 
| シナリオ = 鏡俊也<br />國島宣弘
 
| キャラクターデザイン = [[スタッフ:糸井美帆|糸井美帆]]<br />[[スタッフ:歌津義明|歌津義明]]
 
| メカニックデザイン = [[スタッフ:大輪充|大輪充]]<br />[[スタッフ:谷口欣孝|谷口欣孝]]<br />[[スタッフ:柳瀬敬之|柳瀬敬之]]<br />[[スタッフ:山田耕司|山田耕司]]<br />[[スタッフ:露木篤史|露木篤史]]
 
| 音楽 = 平沢栄司<br />新井武<br />十一谷明広<br />荒川恵莉
 
| 発売日 = [[発売日::2005年9月15日]]
 
| 最新バージョン =
 
| 配信開始日 =
 
| 配信終了日 =
 
| 価格 = 6,090円(税込)
 
| CERO区分 = 12歳以上対象
 
| コンテンツアイコン =
 
| 初登場SRW =
 
| 初クレジットSRW =
 
}}
 
『'''スーパーロボット大戦J'''』は「[[スーパーロボット大戦シリーズ]]」のゲーム作品。「携帯機シリーズ」の1つ。
 
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
[[ゲームボーイアドバンス]]でリリースされた最後のスパロボ作品。
 
[[ゲームボーイアドバンス]]でリリースされた最後のスパロボ作品。
  
 
[[主人公]]機に3人の女性[[サブパイロット]]が存在し、パートナーごとに異なるイベントやパートナーの出撃回数に応じてエンディングが変化するなど、恋愛シミュレーション的な要素も加味されている。
 
[[主人公]]機に3人の女性[[サブパイロット]]が存在し、パートナーごとに異なるイベントやパートナーの出撃回数に応じてエンディングが変化するなど、恋愛シミュレーション的な要素も加味されている。
 +
 +
プロデューサーの寺田貴信氏が「いつかギャルゲーを作りたいと思っている」と語っているのは有名な噂だが、それが本作に反映されているかは不明。
  
 
== 新システム ==
 
== 新システム ==
 
今回は、他作品からのシステムの取り込みや演出面の強化に重点が置かれており、純粋な意味での新システムは少ない。
 
今回は、他作品からのシステムの取り込みや演出面の強化に重点が置かれており、純粋な意味での新システムは少ない。
 
;パートナーシステム
 
;パートナーシステム
:主人公機に3名の専属サブパイロットが存在し、その中から1人選び([[乗り換え]])させることができる。それぞれ[[精神コマンド]]が異なる他、機体に異なる[[能力]]ボーナスを与える。また各サブパイロットの出撃回数は後継機の最強武器の解禁フラグや、エンディングにまで影響を及ぼす。特定のパートナー無しというエンディングも存在するため、全EDを見るには最低8周が必要となる。
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:主人公機に3名の専属サブパイロットが存在し、1名だけ[[乗り換え]]させられる。それぞれ[[精神コマンド]]が異なる他、機体に異なる[[能力]]ボーナスを与える。また各サブパイロットの出撃回数は後継機の最強武器の解禁フラグや、エンディングにまで影響を及ぼす。特定のパートナー無しというエンディングも存在するため、全EDを見るには最低8周が必要となる。
 
;再出撃
 
;再出撃
 
:[[ナデシコ]]と[[アークエンジェル]]にのみ、新しく「'''[[交代]]'''」の[[改造]]項目が登場。改造段階は3で固定。1マップにつき改造した回数だけ、未出撃のユニットを搭載したユニットと交代できるようになった。一度交代で離脱したユニットは、マップクリアまで再使用できない。
 
:[[ナデシコ]]と[[アークエンジェル]]にのみ、新しく「'''[[交代]]'''」の[[改造]]項目が登場。改造段階は3で固定。1マップにつき改造した回数だけ、未出撃のユニットを搭載したユニットと交代できるようになった。一度交代で離脱したユニットは、マップクリアまで再使用できない。
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全体的に味方ユニットやパイロット(特に単騎クリアも可能とされるゼオライマー)が強く、特定範囲に侵入されたら敗北が設定されるステージと、終盤の初見殺しステージを除けば難易度は抑えめ。[[熟練度]]も存在しないのと、ほとんどの敵が勝手に寄ってきてくれるためにゆっくりプレイできる。一部敵の撤退HPが分かる上、過去シリーズからは考えられないほど撤退基準が緩いので撃墜に困るケースも稀。だが[[増援]]での追加ザコ機数がゲーム全編を通して非常に多く、全ステージと言っていいほど増援自体が多く、中盤からは雑魚敵ですら援護防御完全装備で見た目以上のHPを誇るため、高い継戦能力と広範囲への攻撃手段が要求される。自軍・敵軍・第三軍の三つ巴の戦いになるマップが多いことも、敵数の多さに拍車をかけている。
 
全体的に味方ユニットやパイロット(特に単騎クリアも可能とされるゼオライマー)が強く、特定範囲に侵入されたら敗北が設定されるステージと、終盤の初見殺しステージを除けば難易度は抑えめ。[[熟練度]]も存在しないのと、ほとんどの敵が勝手に寄ってきてくれるためにゆっくりプレイできる。一部敵の撤退HPが分かる上、過去シリーズからは考えられないほど撤退基準が緩いので撃墜に困るケースも稀。だが[[増援]]での追加ザコ機数がゲーム全編を通して非常に多く、全ステージと言っていいほど増援自体が多く、中盤からは雑魚敵ですら援護防御完全装備で見た目以上のHPを誇るため、高い継戦能力と広範囲への攻撃手段が要求される。自軍・敵軍・第三軍の三つ巴の戦いになるマップが多いことも、敵数の多さに拍車をかけている。
  
本作では「'''回避力を上げすぎて敵機の攻撃が全て命中率0%になると、その敵からは狙われなくなる'''」という仕様がある(ただし特定のユニットを狙うと設定されているキャラのみ0%でも攻撃を仕掛けてくる)。これにより、リアル系は回避能力を上げ過ぎないようにしないと回避からの反撃ができなくなった。ただし素の命中率が1%以上あり、[[精神コマンド]]込みで命中率0%になる場合は通常通り狙われる。これも合わせ囮役は「'''[[バリア]]持ち、[[鉄壁]]が使える、バリアで減ったENを回復させる手段を持つ'''」の3つを持つ事が重要となり、それをすべて併せ持つ[[ナデシコ]]とゼオライマーの使いやすさが際立つこととなった。一方リアル系はコンボ武器が2機体除き未消費のMS勢&SPT勢&AS勢、消費するがEN回復持ちでカバーできる[[ブレンパワード (アンチボディ)|ブレンパワード]]、高威力の合体攻撃が毎ターンEN完全回復で使いたい放題の[[エステバリス]]、魂持ち+超威力の合体攻撃持ちで爆発力が際立つ[[テッカマンブレード]](withペガス)と、トドメに適した機体が非常に多い。この事から「'''援護防御の働かない[[エネミーフェイズ]]にてスーパー系を囮にして体力を大幅に削り、[[プレイヤーフェイズ]]ではリアル系のコンボで援護防御を無視して数を減らす'''」という今までとは変わったゲームバランスになっている。
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本作では「'''回避力を上げすぎて敵機の攻撃が全て命中率0%になると、その敵からは狙われなくなる'''」という仕様がある(ただし特定のユニットを狙うと設定されているキャラのみ0%でも攻撃を仕掛けてくる)。これにより、リアル系は回避能力を上げ過ぎないようにしないと回避からの反撃ができなくなった。ただし素の命中率が1%以上あり、[[精神コマンド]]込みで命中率0%になる場合は通常通り狙われる。これも合わせ囮役は「'''[[バリア]]持ち、[[鉄壁]]が使える、バリアで減ったENを回復させる手段を持つ'''」の3つを持つ事が重要となり、それをすべて併せ持つ[[ナデシコ]]とゼオライマーの使いやすさが際立つこととなった。一方リアル系はコンボ武器が2機体除き未消費のMS勢&SPT勢&AS勢、消費するがEN回復持ちでカバーできる[[ブレンパワード]]、高威力の合体攻撃が毎ターンEN完全回復で使いたい放題の[[エステバリス]]、魂持ち+超威力の合体攻撃持ちで爆発力が際立つ[[テッカマンブレード]](withベガス)と、トドメに適した機体が非常に多い。この事から「'''援護防御の働かない[[エネミーフェイズ]]にてスーパー系を囮にして体力を大幅に削り、[[プレイヤーフェイズ]]ではリアル系のコンボで援護防御を無視して数を減らす'''」という今までとは変わったゲームバランスになっている。
  
 
また[[ナデシコ]]のような強力な多人数乗りユニットと、指定したユニットのパイロット全員の[[精神ポイント]]を回復する[[精神コマンド]]「[[献身]]」の組み合わせが猛威を振るい、他の強力な精神コマンドと併せて使うことで最強武器の連発を容易としている。
 
また[[ナデシコ]]のような強力な多人数乗りユニットと、指定したユニットのパイロット全員の[[精神ポイント]]を回復する[[精神コマンド]]「[[献身]]」の組み合わせが猛威を振るい、他の強力な精神コマンドと併せて使うことで最強武器の連発を容易としている。
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== 演出面 ==
 
== 演出面 ==
GBA最終作ということもあって、全体的に演出面の劇的な強化が行われている。グラフィックはほぼ全て『D』から一新された。『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2|OG2]]』から更にアニメパターンが増加し、ダメージモーションや回避モーションも新規に作成された。
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GBA最終作ということもあって、全体的に演出面の劇的な強化が行われている。グラフィックはほぼ全てDから一新された。『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2|OG2]]』から更にアニメパターンが増加し、ダメージモーションや回避モーションも新規に作成された。
  
 
主人公やサブパイロットの[[カットイン]]はアニメーションするようになり、前期と後期で別々に用意されている。女性パイロットは、任天堂携帯機では初めて[[乳揺れ]]の演出まで入るようになった。
 
主人公やサブパイロットの[[カットイン]]はアニメーションするようになり、前期と後期で別々に用意されている。女性パイロットは、任天堂携帯機では初めて[[乳揺れ]]の演出まで入るようになった。
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先述の通り戦闘アニメーションのクオリティは非常に高く、ハード性能の限界に迫るものとして高評価を受けている。
 
先述の通り戦闘アニメーションのクオリティは非常に高く、ハード性能の限界に迫るものとして高評価を受けている。
  
他方、シナリオの評価は芳しくない。オリジナル勢力であるフューリーに関して説明不足、テキスト上で口調に統一感がない(カティアのカルヴィナに対しての呼び方等)、エンディングの後日譚に[[バンプレストオリジナル]]、『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』、『[[フルメタル・パニック!]]』、[[ミスマル・ユリカ]]、[[マリュー・ラミアス]]以外の面々が登場しない、[[誤字]]も多いなど練り込みの甘さが目立っている。特に誤字は歴代最多で、単なる誤変換の数よりもむしろ根本的な設定の間違いの方が多い。これらについては、当初のメインライターであった鏡俊也氏の途中降板と、それに伴う後任ライターへの設定やプロットの引き継ぎが上手く行われなかったことに起因するという見方が有力であったが、後に寺田プロデューサーもその事実を認めている<ref>[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]第766回より。</ref>。後任ライターはメカデザインと兼任(恐らくデザイナーが本業)であり、制作における混乱ぶりが窺える。
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他方、シナリオの評価は芳しくない。オリジナル勢力であるフューリーに関して説明不足、テキスト上で口調に統一感がない(カティアのカルヴィナに対しての呼び方等)、エンディングの後日譚に[[バンプレストオリジナル]]、『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』、『[[フルメタル・パニック!]]』、[[ミスマル・ユリカ]]、[[マリュー・ラミアス]]以外の面々が登場しない、[[誤字]]も多いなど練り込みの甘さが目立っている。特に誤字は歴代最多で、単なる誤変換の数よりもむしろ根本的な設定の間違いの方が多い。これらについては、当初のメインライターであった鏡俊也氏の途中降板と、それに伴う後任ライターへの設定やプロットの引き継ぎが上手く行われなかったことに起因するという見方が有力である。後任ライターはメカデザインと兼任(恐らくデザイナーが本業)であり、制作における混乱ぶりが窺える。
  
 
ゲームバランス面も、独自の敵思考ルーチン(0%スルー)によりリアル系のユニットをあまり活躍させられないとしてしばしば不満点に挙げられている。
 
ゲームバランス面も、独自の敵思考ルーチン(0%スルー)によりリアル系のユニットをあまり活躍させられないとしてしばしば不満点に挙げられている。
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*取扱説明書のデータリストには精神コマンドの名称がついた強化パーツ類がリストアップされているが、これらは実際のゲームには登場しない、いわゆる「没システム」である。開発納期の関係で説明書を修正できなかったものとみられ、ここにも制作状況の慌ただしさが垣間見える。
 
*取扱説明書のデータリストには精神コマンドの名称がついた強化パーツ類がリストアップされているが、これらは実際のゲームには登場しない、いわゆる「没システム」である。開発納期の関係で説明書を修正できなかったものとみられ、ここにも制作状況の慌ただしさが垣間見える。
 
*隠し要素として、『[[冥王計画ゼオライマー]]』から幻の[[グレートゼオライマー]]が登場した。
 
*隠し要素として、『[[冥王計画ゼオライマー]]』から幻の[[グレートゼオライマー]]が登場した。
*開発は『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]』と同時期で<ref>[https://www.famitsu.com/game/news/2005/08/22/103,1124675996,42370,0,0.html "キャラホビ2005"で『スパロボJ』の新情報が!] 2020年6月2日閲覧。</ref>、発表の時点で既に開発度100%(=マスターアップ済)だった<ref>[http://blog.spalog.jp/?p=4412 続いて「J」!]</ref>。延期がつきもののスパロボシリーズの中にあって異例のスピードリリースであったが、それ故開発を急いだためか多くの[[バグ (ゲーム)|バグ]]も残している。
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*発表の時点で既に開発度100%(=マスターアップ済)だった<ref>http://blog.spalog.jp/?eid=28736</ref>。延期がつきもののスパロボシリーズの中にあって異例のスピードリリースであったが、それ故開発を急いだためか多くの[[バグ (ゲーム)|バグ]]も残している。
 
*[[主人公]]機の扱いにおいて、[[スーパーロボット|スーパー系]]・[[リアルロボット|リアル系]]の分類が公式で行われた最後の作品である。
 
*[[主人公]]機の扱いにおいて、[[スーパーロボット|スーパー系]]・[[リアルロボット|リアル系]]の分類が公式で行われた最後の作品である。
 
*『[[スーパーロボット大戦W]]』や『[[スーパーロボット大戦K]]』で採用されている、[[Wスロットシステム]]対応作品のひとつ。資金の他、[[強化パーツ]]として『W』では「SRW-Jの魂」、『K』では「[[オルゴン・クラウド]]」が入手可能。
 
*『[[スーパーロボット大戦W]]』や『[[スーパーロボット大戦K]]』で採用されている、[[Wスロットシステム]]対応作品のひとつ。資金の他、[[強化パーツ]]として『W』では「SRW-Jの魂」、『K』では「[[オルゴン・クラウド]]」が入手可能。
*『[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]]』に本作のキャラ達が参戦した際には音声の収録がある都合上、統夜・カルヴィナともに3人娘との掛け合いがあるため収録が非常に多くなってしまい<ref>統夜役の島崎信長氏はスパロボの収録史上最も長く収録に時間がかかったと言われ、カルヴィナ役の浅野真澄氏は島崎氏よりは収録が短かったが、それでも5日間かかったとの事。</ref>、寺田プロデューサーも「(あまりの収録量の多さに)'''誰だよこんな設定考えたの、と思った'''」と[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|公式ラジオ]]第493回で言及している。
 
  
 
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
 
新規参戦は★の4作品。
 
新規参戦は★の4作品。
 +
 +
『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』から『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』まで、[[バンプレストオリジナル|オリジナル]]関連の要素は、独立した参戦作品として扱われていたが、本作以降の公式サイトなど、参戦作品とは別「(バンプレスト)オリジナル」として紹介されているため、参戦作品として扱わない(例外として『[[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]]』、『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]』の2作のみ、オリジナルは参戦作品として扱われている)。
  
 
*[[機動武闘伝Gガンダム]]
 
*[[機動武闘伝Gガンダム]]
 
*[[機動戦士ガンダムSEED]]
 
*[[機動戦士ガンダムSEED]]
 
*[[蒼き流星SPTレイズナー]]
 
*[[蒼き流星SPTレイズナー]]
*[[ブレンパワード (TV)|ブレンパワード]]
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*[[ブレンパワード]]
 
*[[機動戦艦ナデシコ]]
 
*[[機動戦艦ナデシコ]]
 
*★[[宇宙の騎士テッカマンブレード]]
 
*★[[宇宙の騎士テッカマンブレード]]
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*[[冥王計画ゼオライマー]]
 
*[[冥王計画ゼオライマー]]
  
[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』から『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』まで「[[バンプレストオリジナル]]」は参戦作品の1つに数えられていたが、本作以降は参戦作品扱いされなくなった(『[[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]]』、『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]』を除く)。
+
シリーズとしては初めてゲッターが不登場となり、所謂[[御三家]](マジンガー、ゲッター、ガンダム)が揃わない形となった(ただし本作以前に発売された、3部構成の『[[スーパーロボット大戦COMPACT2]]』では、第2部にゲッターが登場していない)。[[ガンダムシリーズ]]においても[[宇宙世紀]]系作品が不登場となり、本作以降携帯機シリーズのガンダム作品の軸は[[コズミック・イラ]]系作品へとシフトされている。前作(D)からの続投は一作品もない(ただしマジンガー系のキャラ・機体は別出展名義で参加している)。
  
シリーズとしては初めて「[[ゲッターロボシリーズ]]」が不登場となり、[[御三家]](マジンガー、ゲッター、ガンダム)が揃わない形となった(ただし本作以前に発売された、3部構成の『[[スーパーロボット大戦COMPACT2]]』では、第2部にゲッターが登場していない)。[[ガンダムシリーズ]]においても[[宇宙世紀]]系作品が不登場となり、本作以降携帯機シリーズのガンダム作品の軸は[[コズミック・イラ]]系作品へとシフトされている。前作『[[スーパーロボット大戦D|D]]』からの続投は一作品もない。
+
新規枠ではロボットアニメではないテッカマンブレードが参戦した。また『[[フルメタル・パニック?ふもっふ]]』もロボットアクションを主題としない所謂日常系コメディ作品である。
  
新規枠ではロボットアニメではない『テッカマンブレード』が参戦した。また『[[フルメタル・パニック?ふもっふ]]』もロボットアクションを主題としない所謂日常系コメディ作品である。
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== 世界観 ==
  
== 世界観 ==
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[[世界観/J]]』を参照。
[[世界観/J]]」を参照。
 
  
 
== バンプレストオリジナル ==
 
== バンプレストオリジナル ==
  
=== 登場人物 ===
+
=== 登場メカ(オリジナル) ===
==== 主人公及び関連人物 ====
+
;主人公機
統夜かカルヴィナのうち、いずれか1人を選択。パートナー3人はいずれの場合でも登場する。
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:下記3機のうち、いずれか1機を選択。
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:{| class="wikitable"
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|-
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! 機体名 !! 初登場 !! 備考
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|-
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| '''[[ベルゼルート]]''' || 本作 ||  
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|-
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| [[ベルゼルート・ブリガンディ]] || 本作 || ベルゼルートの後継機<br />ゲーム中では「B・ブリガンディ」
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|-
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| '''[[クストウェル]]''' || 本作 ||  
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| [[クストウェル・ブラキウム]] || 本作 || クストウェルの後継機
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| '''[[グランティード]]''' || 本作 ||  
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|-
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| [[グランティード・ドラコデウス]] || 本作 || グランティードの後継機<br />ゲーム中では「G・ドラコデウス」
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|}
 +
:また、条件を満たすと、下記の機体が第4の主人公機として使用可能になる。
 +
:{| class="wikitable"
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|-
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! 機体名 !! 初登場 !! 備考
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|-
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| '''[[ヴォルレント]]''' || 本作 ||  
 +
|-
 +
| [[ラフトクランズ]](主人公用) || 本作 || ヴォルレントの後継機<br />サブパイロットにより最強武器が異なる
 +
|}
 +
;敵勢力機(フューリー)
 +
:{| class="wikitable"
 +
|-
 +
! 機体名 !! 初登場 !! 備考
 +
|-
 +
| [[リュンピー]] || 本作 ||  
 +
|-
 +
| [[ドナ・リュンピー]] || 本作 ||  
 +
|-
 +
| [[ガンジャール]] || 本作 ||  
 +
|-
 +
| [[ヴォルレント]] || 本作 ||  
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|-
 +
| [[ラフトクランズ]](アル=ヴァン用) || 本作 || 最終話のみ味方機として運用可能
 +
|-
 +
| [[ラフトクランズ]](ジュア=ム用) || 本作 ||  
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|-
 +
| [[ラフトクランズ]](フー=ルー用) || 本作 ||  
 +
|-
 +
| [[ズィー=ガディン]] || 本作 ||  
 +
|-
 +
| [[ズィー=ガディン]](最終) || 本作 ||  
 +
|-
 +
| [[オルゴンエクストラクター]] || 本作 || 最終話で4基登場する装置。<br />全て破壊しないとズィー=ガディン最終形態を倒せない
 +
|}
  
統夜・カルヴィナはパートナー3人のうち1人をサブパイロットとして同乗させて戦闘する。この'''サブパイロットとして同乗させた回数'''がゲーム内容に若干影響する。詳しくは[[隠し要素/J]]参照。
+
=== 登場人物(オリジナル) ===
 
+
;主人公及び関連人物
;[[紫雲統夜]]
+
:統夜かカルヴィナのうち、いずれか1人を選択。パートナー3人はいずれの場合でも登場する。
:男主人公。
+
:{| class="wikitable"
;[[カルヴィナ・クーランジュ]]
+
|-
:女主人公。
+
! 人物名 !! 初登場 !! 備考
;[[カティア・グリニャール]]
+
|-
:主人公パートナー1人目。
+
| [[紫雲統夜]] || 本作 || 男主人公
;[[フェステニア・ミューズ]]
+
|-
:主人公パートナー2人目。
+
| [[カルヴィナ・クーランジュ]] || 本作 || 女主人公
;[[メルア・メルナ・メイア]]
+
|-
:主人公パートナー3人目。
+
| [[カティア・グリニャール]] || 本作 || 主人公パートナー1人目
;[[フランツ・ツェッペリン]]
+
|-
:主人公機の設計者。
+
| [[フェステニア・ミューズ]] || 本作 || 主人公パートナー2人目
;[[シャナ=ミア・エテルナ・フューラ]]
+
|-
:フューリーの皇女。非戦派。
+
| [[メルア・メルナ・メイア]] || 本作 || 主人公パートナー3人目
 
+
|-
==== フューリー ====
+
| フランツ・ツェッペリン || 本作 || 主人公機の設計者 
;[[アル=ヴァン・ランクス]]
+
|}
:最終話で味方となる。
+
:{| class="wikitable"
;[[ジュア=ム・ダルービ]]
+
|-
:
+
! 人物名 !! 初登場 !! 備考
;[[フー=ルー・ムールー]]
+
|-
:
+
| [[シャナ=ミア・エテルナ・フューラ]] || 本作 || フューリーの皇女、非戦派
;[[グ=ランドン・ゴーツ]]
+
|}
:フューリーの実質的指導者。
+
:統夜・カルヴィナはパートナー3人のうち1人をサブパイロットとして同乗させて戦闘するわけだが、この'''サブパイロットとして同乗させた回数'''がゲーム内容に若干影響する。詳しくは[[隠し要素/J]]参照。
;[[従士]]
+
;敵勢力(フューリー)
:
+
:{| class="wikitable"
;[[準騎士]]
+
|-
:
+
! 人物名 !! 初登場 !! 備考
 
+
|-
=== 登場メカ ===
+
| [[アル=ヴァン・ランクス]] || 本作 || 最終話で味方となる
==== 主人公機 ====
+
|-
ベルゼルート、クストウェル、グランティードの3機のうち、いずれか1機を選択。条件を満たすと、ヴォルレントが第4の主人公機として使用可能になる。
+
| [[ジュア=ム・ダルービ]] || 本作 ||  
;[[ベルゼルート]]
+
|-
:
+
| [[フー=ルー・ムールー]] || 本作 ||  
:;[[ベルゼルート・ブリガンディ]]
+
|-
::ベルゼルートの後継機。ゲーム中では「B・ブリガンディ」表記。
+
| [[グ=ランドン・ゴーツ]] || 本作 || フューリーの実質的指導者 
:
+
|}
;[[クストウェル]]
 
:
 
:;[[クストウェル・ブラキウム]]
 
::クストウェルの後継機。
 
;[[グランティード]]
 
:
 
:;[[グランティード・ドラコデウス]]
 
::グランティードの後継機。ゲーム中では「G・ドラコデウス」表記。
 
;[[ヴォルレント]]
 
:
 
;[[ラフトクランズ]](主人公用)
 
:ヴォルレントの後継機。サブパイロットにより最強武器が異なる。
 
 
 
==== フューリー ====
 
;[[リュンピー]]
 
:
 
;[[ドナ・リュンピー]]
 
:
 
;[[ガンジャール]]
 
:
 
;[[ヴォルレント]]
 
:
 
;[[ラフトクランズ]]
 
:
 
:;アル=ヴァン用
 
::最終話のみ味方機として運用可能。
 
:;ジュア=ム用
 
::
 
:;フー=ルー用
 
::
 
:
 
;[[ズィー=ガディン]]
 
:
 
:;ズィー=ガディン(最終)
 
::
 
;[[オルゴンエクストラクター]]
 
:最終話で4基登場する装置。全て破壊しないとズィー=ガディン最終形態を倒せない。
 
  
== 用語 ==
+
== 関連記事 ==
<!-- 専用記事がなければ紹介が多少詳細でも可。専用記事が出来たら紹介削除または一行程度に簡略化。 -->
 
  
;[[フューリー]]
+
=== ゲーム中データ ===
:おおよそ46億年前、まだ出来たばかりの地球に訪れた流浪の異星人達。地球を生命あふれる星にしたのは移住を目指した彼らの手に寄るところ。
 
;[[オルゴン・クラウド]]
 
:フューリー系の機体に搭載されている動力を利用した転移装置兼バリアフィールド発生装置。
 
;[[サイトロン]]
 
:フューリーが使用するテクノロジーの根幹を為すと思われる物質。動力として使われているオルゴンとはまた別物。
 
;[[ラースエイレム]]
 
:騎士機[[ラフトクランズ]]に搭載が確認されている機構。元々はコールドスリープ用の機能らしい。対象の時間経過を止める装置。
 
;ラースエイレムキャンセラー
 
:上記のラースエイレムの効果をキャンセルする機構。主人公機にのみ搭載されており、これ無しでフューリーの襲撃を受けてしまったグラドスは一方的にやられ、月面の戦力は壊滅。月面からの撤退を余儀なくされる。
 
;[[ガウ・ラ=フューリア]]
 
:大昔に地球圏に逃れたフューリーの一派が乗ってきた、巨大な宇宙船。皇帝機ズィー=ガディンを中枢とする。最低でも120万人以上が収容されていたことからして、[[ヱルトリウム]]並みかそれ以上の大きさと思われる。
 
;ステイシス・ベッド
 
:ガウ・ラ=フューリア内の冬眠エリア。時間停止技術によりコールドスリープしたフューリーの民が眠っており、目覚めの時を待っている。
 
;フューリア聖騎士団
 
:フューリーを守護する軍隊。劇中での描写では、階級は「従士→準騎士→騎士→総代騎士」の順に高くなるようである。
 
;[[ワシントン基地]]
 
:
 
 
 
== ゲーム中データ ==
 
 
<!-- 各作品共通の基本情報記事 -->
 
<!-- 各作品共通の基本情報記事 -->
  
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*[[補給装置]]
 
*[[補給装置]]
 
<!-- *[[裏技]] -->
 
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*[[バグ (ゲーム)|バグ]]
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*[[バグ]]
 
*[[信頼補正]]
 
*[[信頼補正]]
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<!-- 本作独自のシステムに関する記事、或いは本作専用の攻略記事 -->
 
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*[[コンボ]]
 
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*[[ツメスパロボ]]
 
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<!--  / [[ツメスパロボ/J]] -->
 
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=== 関連用語 ===
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;[[フューリー]]
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:おおよそ46億年前、まだ出来たばかりの地球に訪れた流浪の異星人達。地球を生命あふれる星にしたのは移住を目指した彼らの手に寄るところ。しかしその後に、長いコールドスリープを経て移住しようと目覚めたところ、既にして地球とその周辺宙域には地球人が溢れていた……
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;[[オルゴン・クラウド]]
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:フューリー系の機体に搭載されている動力を利用した転移装置兼バリアフィールド発生装置。機体能力としては見あたらないが、劇中の台詞からするとヴォルレント以外の前半主人公機にもちゃんと搭載されている。
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;[[サイトロン]]
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:フューリーが使用するテクノロジーの根幹を為すと思われる物質。動力として使われているオルゴンとはまた別物。
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;[[ラースエイレム]]
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:騎士機[[ラフトクランズ]]に搭載が確認されている機構。元々はコールドスリープ用の機能らしい。対象の時間経過を止める装置で、航空機であるはずのスカイグラスパーまでもが空中で静止していたという台詞からすると、周辺の空間もろとも動きを止めている可能性がある。言うまでもないが、時間を止められた側はその間やられっぱなしとなる。歴代敵組織の保有技術の中でも極めて危険なものの1つ。こんなものを持っている彼らが46億年前の戦争に敗れたのは、シャナ=ミア曰く「フューリーがいくつもの星団に分かれて争った」内輪もめだったからである。
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;ラースエイレムキャンセラー
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:上記のラースエイレムの効果をキャンセルする機構。主人公機にのみ搭載されており、これ無しでフューリーの襲撃を受けてしまったグラドスは一方的にやられ、月面の戦力は壊滅。月面からの撤退を余儀なくされる。
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;ガウ・ラ=フューリア
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:大昔に地球圏に逃れたフューリーの一派が乗ってきた、巨大な宇宙船。皇帝機ズィー=ガディンを中枢とする。最低でも120万人以上が収容されていたことからして、[[ヱルトリウム]]並みかそれ以上の大きさと思われる。
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;ステイシス・ベッド
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:ガウ・ラ=フューリア内の冬眠エリア。時間停止技術によりコールドスリープしたフューリーの民が眠っており、目覚めの時を待っている。
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;フューリア聖騎士団
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:フューリーを守護する軍隊。劇中での描写では、階級は「従士→準騎士→騎士→総代騎士」の順に高くなるようである。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

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