「コンピュータドール第8号」を編集中
ナビゲーションに移動
検索に移動
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
1行目: | 1行目: | ||
{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
− | | 登場作品 = {{登場作品 (人物 | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Computerdoll No.8]] |
− | | 声優 = {{声優|渡部猛 | + | | 登場作品 = {{登場作品 (人物)|無敵超人ザンボット3}} |
− | + | | 声優 = {{声優|渡部猛}} | |
− | + | | 分類 = コンピューター | |
− | }} | + | | 性別 = 男性人格 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | | 分類 = | ||
− | | 性別 = | ||
| 製作 = ガイゾック星人 | | 製作 = ガイゾック星人 | ||
− | | 所属 = {{所属 (人物 | + | | 所属 = {{所属 (人物)|ガイゾック}} |
}} | }} | ||
− | |||
− | |||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[ガイゾック]]の'''真の支配者''' | + | [[ガイゾック]]の'''真の支配者'''。その正体はガイゾック星人に造られた巨大な脳髄型のコンピュータドールで、[[地球]]を襲ったものは第8号。 |
ガイゾック星人によって、悪い考えに満ちた生き物を抹殺するようにプログラムされており、[[神ファミリー]]の祖先の故郷ビアル星を破壊した後、200年の眠りについていた。 | ガイゾック星人によって、悪い考えに満ちた生き物を抹殺するようにプログラムされており、[[神ファミリー]]の祖先の故郷ビアル星を破壊した後、200年の眠りについていた。 | ||
24行目: | 17行目: | ||
=== キャラクターの総評 === | === キャラクターの総評 === | ||
− | 確かに地球の人間が争いを繰り返しているのは否定しようの無い「事実」である為に、コンピュータドール第8号が地球人を「悪」と認識したのもあながち間違いでは無いとも取れる。とはいえ、やっている事は[[バグ (メカ)|機械による無作為の殺戮]]に他ならない<ref>そもそも、'''破壊や殺戮を「悪」と定義するならば、その化身である[[ガイゾック]]はまさに悪しき存在そのもの'''である。</ref>。「争いの無い星だった」というビアル星の伝承も考えると、何かしらの[[ガルファ皇帝|プログラム]][[Zマスター|エラー]] | + | 確かに地球の人間が争いを繰り返しているのは否定しようの無い「事実」である為に、コンピュータドール第8号が地球人を「悪」と認識したのもあながち間違いでは無いとも取れる。とはいえ、やっている事は[[バグ (メカ)|機械による無作為の殺戮]]に他ならない<ref>そもそも、'''破壊や殺戮を「悪」と定義するならば、その化身である[[ガイゾック]]はまさに悪しき存在そのもの'''である。</ref>。「争いの無い星だった」というビアル星の伝承も考えると、何かしらの[[ガルファ皇帝|プログラム]][[Zマスター|エラー]]が起きていた、あるいは'''そもそもガイゾック星人の善悪観が地球人(やビアル人)のそれと異なっていた'''可能性や、'''「悪しき生物の抹殺」という理念そのものがガイゾック星人達の破壊や殺戮を正当化するための方便'''であった可能性もある(作中、これらの可能性を否定証明できるだけの存在が登場しないため、可能性が皆無とは決して言い切れない)。 |
なお、「第8号」の名の通り、複数機が存在する可能性があり(少なくとも7機)、更にはコンピュータドールを造り出したガイゾック星人自体が現在存在しているかも不明である為に、『ザンボット3』本編とは別の形で、ガイゾックの戦いは続いているのかもしれない。 | なお、「第8号」の名の通り、複数機が存在する可能性があり(少なくとも7機)、更にはコンピュータドールを造り出したガイゾック星人自体が現在存在しているかも不明である為に、『ザンボット3』本編とは別の形で、ガイゾックの戦いは続いているのかもしれない。 | ||
36行目: | 29行目: | ||
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Z]] |
− | : | + | :音声初収録。 演じた渡部猛氏は『[[新スーパーロボット大戦|新]]』以来約12年振りの新録となる。 |
− | :今回もブッチャー死亡後に登場。しかし、全員[[気力]] | + | :今回もブッチャー死亡後に登場。しかし、全員[[気力]]MAXかつSPも全回復状態での戦闘になるため、それまでの苦戦を思うとあっけないほど簡単に倒せる。 |
− | : | + | :なお、[[赤騎士デスカイン]]と[[青騎士ヘルダイン]]を複数従えているが、それでもプレイヤーを苦戦させるには至らない。 |
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] |
:8号は既に『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で破壊済みだが、日本ルート第40話のイベントで亡者として登場する他に、別個体のコンピュータードール達が襲来する(渡部猛氏はライブラリ出演)。 | :8号は既に『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で破壊済みだが、日本ルート第40話のイベントで亡者として登場する他に、別個体のコンピュータードール達が襲来する(渡部猛氏はライブラリ出演)。 | ||
:[[バンドック]]のパイロットとして登場し最初に確認されるのは日本ルート第36話に出てくるガバール星を制圧した第21号で、名義は「ガイゾック」。真ゲッタードラゴンルート第52話では第3号、第10号、第17号、第22号、第29号、第36号が登場。 | :[[バンドック]]のパイロットとして登場し最初に確認されるのは日本ルート第36話に出てくるガバール星を制圧した第21号で、名義は「ガイゾック」。真ゲッタードラゴンルート第52話では第3号、第10号、第17号、第22号、第29号、第36号が登場。 | ||
:『Z』と同様の理屈で襲撃してくるが、出会いと戦いを経て成長した[[神勝平|勝平]]に逆に'''「人間の悪い所だけ見て勝手な事を言ってるだけ」'''と切り捨てられる等、『Z』での威厳と貫禄はもはや感じられない。 | :『Z』と同様の理屈で襲撃してくるが、出会いと戦いを経て成長した[[神勝平|勝平]]に逆に'''「人間の悪い所だけ見て勝手な事を言ってるだけ」'''と切り捨てられる等、『Z』での威厳と貫禄はもはや感じられない。 | ||
− | : | + | :キャラクター図鑑では「コンピュータドール」となっており、第8号と明記されていない。その為、ある種の[[オリジナル設定]]と言える。 |
− | |||
=== COMPACTシリーズ === | === COMPACTシリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]] |
:初登場作品。「ガイゾック」表記。ブッチャー死亡後の、シーン2ラスト「燃える宇宙」に登場。コイツ自身の能力も中々だが、それ以上に後に控えている[[アインストレジセイア]]が厄介。 | :初登場作品。「ガイゾック」表記。ブッチャー死亡後の、シーン2ラスト「燃える宇宙」に登場。コイツ自身の能力も中々だが、それ以上に後に控えている[[アインストレジセイア]]が厄介。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] |
− | : | + | :「ガイゾック」表記。終盤でユニットとしても登場。通常版・[[マップ兵器]]版と2種類ある破壊波は、いずれも燃費が悪いので運動性の高いユニットを何機か囮にすれば、たちまちEN切れとなる。ENおよびHP回復等の特殊能力も無い為、比較的撃破し易い。 |
:なお、ガイゾック星の滅亡に[[アインスト]]が関与していた事を仄めかす台詞が有る。 | :なお、ガイゾック星の滅亡に[[アインスト]]が関与していた事を仄めかす台詞が有る。 | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦A]] |
:最終話で勝平とヴィンデルの戦闘前会話に名前が登場するのみ。 | :最終話で勝平とヴィンデルの戦闘前会話に名前が登場するのみ。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦R]] |
:「ガイゾック」表記。シナリオ「ブッチャー最期の日」で[[バンドック]]に乗る。本来の歴史では破壊されずブッチャーを蘇らせていたが、[[ラウル・グレーデン|ラウル]](or[[フィオナ・グレーデン|フィオナ]])の機転により発見され、[[ラウンドナイツ]]に破壊された。 | :「ガイゾック」表記。シナリオ「ブッチャー最期の日」で[[バンドック]]に乗る。本来の歴史では破壊されずブッチャーを蘇らせていたが、[[ラウル・グレーデン|ラウル]](or[[フィオナ・グレーデン|フィオナ]])の機転により発見され、[[ラウンドナイツ]]に破壊された。 | ||
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] |
− | : | + | : |
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
77行目: | 69行目: | ||
: | : | ||
− | == | + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
− | |||
− | |||
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]] | ;[[スーパーロボット大戦Z|Z]] | ||
93行目: | 83行目: | ||
:'''[[底力]]L8、[[援護攻撃]]L1''' | :'''[[底力]]L8、[[援護攻撃]]L1''' | ||
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]] | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]] | ||
− | :'''[[底力]] | + | :'''[[底力|底力L5]] [[指揮官|指揮官L3]] [[プレッシャー|プレッシャーL2]] [[戦闘プログラム]] [[ガード]] [[マルチターゲット]] [[戦意高揚]] [[気力+ (ダメージ)]]''' |
− | === [[小隊長能力 | + | === [[小隊長能力]](隊長効果) === |
; 命中率+30%/クリティカル率+20% | ; 命中率+30%/クリティカル率+20% | ||
: 『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。 | : 『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[キラー・ザ・ブッチャー]] | ;[[キラー・ザ・ブッチャー]] | ||
− | : | + | :部下。おそらく意図的に彼のような非道な存在が選ばれている。 |
;[[ギッザー]]、[[バレター]]、ズブター、[[ガイゾック兵]] | ;[[ギッザー]]、[[バレター]]、ズブター、[[ガイゾック兵]] | ||
:組織の構成員たち。 | :組織の構成員たち。 | ||
119行目: | 105行目: | ||
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』にて共同戦線を張る。彼もコンピュータドール第8号も似たような存在である。 | :『[[スーパーロボット大戦R|R]]』にて共同戦線を張る。彼もコンピュータドール第8号も似たような存在である。 | ||
;[[風見博士]]、[[シリウス・ド・アリシア]] | ;[[風見博士]]、[[シリウス・ド・アリシア]] | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦Z|Z]] | + | :『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では勝平に対して「地球人が悪である」と語った際に、その理由として彼等の所業も挙げている。 |
;[[破嵐万丈]] | ;[[破嵐万丈]] | ||
:『Z』では[[ガイゾック]]の思想を[[メガノイド]]と重ね、独善であるとして容赦無く非難した。 | :『Z』では[[ガイゾック]]の思想を[[メガノイド]]と重ね、独善であるとして容赦無く非難した。 | ||
;[[クライン・サンドマン]] | ;[[クライン・サンドマン]] | ||
− | : | + | :『Z』において彼もまた、ガイゾックを「[[ジェノサイドロンシステム]]と同じである」とした。 |
;[[ロージェノム]] | ;[[ロージェノム]] | ||
:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』において、手を組む。 | :『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』において、手を組む。 | ||
;[[ガバール帝国|マザーコンピュータ・シグマ]] | ;[[ガバール帝国|マザーコンピュータ・シグマ]] | ||
− | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]] | + | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』で'''「コンピュータドール21号により乗っ取られてしまい、人間の文明を破壊するための手駒に変えられた」'''事が判明する。 |
=== [[ガンダムシリーズ]] === | === [[ガンダムシリーズ]] === | ||
139行目: | 125行目: | ||
:『R』では最期は彼(彼女)に発見され、倒される。 | :『R』では最期は彼(彼女)に発見され、倒される。 | ||
;[[御使い]] | ;[[御使い]] | ||
− | :[[Zシリーズ]] | + | :[[Zシリーズ]]では'''「文明の発展が彼等の到来を招く」として非常に恐れており、ガイゾックが地球人を滅ぼそうとしたのはそれが理由だった'''。 |
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
160行目: | 146行目: | ||
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ;「何故、[[ナチュラル]]は[[コーディネイター]]を憎む?」<br />「何故、[[シャギア・フロスト]]と[[オルバ・フロスト]]は世界を呪う?」<br />「何故、[[シリウス・ド・アリシア]]は[[堕天翅族|堕天翅]]に目覚めた?」<br />「何故、[[風見博士]]は[[ZEUTH|お前達]]を裏切った?」<br /> | + | ;「何故、[[ナチュラル]]は[[コーディネイター]]を憎む?」<br />「何故、[[シャギア・フロスト]]と[[オルバ・フロスト]]は世界を呪う?」<br />「何故、[[シリウス・ド・アリシア]]は[[堕天翅族|堕天翅]]に目覚めた?」<br />「何故、[[風見博士]]は[[ZEUTH|お前達]]を裏切った?」<br />「人が人を兵器とし、人が人の命をボタン一つで奪う事が、何故、何のためらいもなく行われる?」<br />「何故、[[血のバレンタイン]]は起きた? 何故、[[レクイエム]]は発射された? 何故、[[黒歴史]]が生まれた?」<br />「全ては地球という星に住む生き物が起こしたものだ」 |
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』第55話「永遠に輝け、僕らの星よ」より。 | :『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』第55話「永遠に輝け、僕らの星よ」より。 | ||
:[[地球]]の人間を信じようとする勝平に対しコンピュータドール第8号は、地球の身勝手な人間達とそれによって行われた事実を突きつけながら詰問。この数々の事実に勝平も段々自信を無くし始めている。 | :[[地球]]の人間を信じようとする勝平に対しコンピュータドール第8号は、地球の身勝手な人間達とそれによって行われた事実を突きつけながら詰問。この数々の事実に勝平も段々自信を無くし始めている。 | ||
180行目: | 166行目: | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
*コンピュータドール第8号を演じた渡部猛氏は、第9話にてゲストキャラの大滝社長(SRW未登場)を演じたが、そちらは[[神ファミリー]]の最初の理解者として描かれた。 | *コンピュータドール第8号を演じた渡部猛氏は、第9話にてゲストキャラの大滝社長(SRW未登場)を演じたが、そちらは[[神ファミリー]]の最初の理解者として描かれた。 | ||
− | |||
== 脚注 == | == 脚注 == |