「グレムト・ゲール」の版間の差分

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:否が応にも[[フェイ・チェンカ|こ]][[ルーザ・ルフト|の]][[キャラ・スーン|人]][[ガリー・タン|達]]を連想させる台詞であり、見事にその[[死亡フラグ|仲間入り]]を果たしてしまった。
 
:否が応にも[[フェイ・チェンカ|こ]][[ルーザ・ルフト|の]][[キャラ・スーン|人]][[ガリー・タン|達]]を連想させる台詞であり、見事にその[[死亡フラグ|仲間入り]]を果たしてしまった。
 
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では被撃墜時の台詞として採用されている。
 
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では被撃墜時の台詞として採用されている。
== 余談 ==
 
*『2199』での旧作以上の傲慢さと無能さを発揮したその姿と声優に引っ掛けてか、視聴者から『'''[[声優ネタ|コスモ]][[カン・ユー]]'''』という渾名が付けられている。
 
  
 
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2017年4月26日 (水) 21:31時点における版

グレムト・ゲール
外国語表記 Gremmdt Goer
登場作品 宇宙戦艦ヤマト2199
声優 広瀬正志(原作)
稲葉実代役
種族 ガミラス人
性別
年齢 47歳相当
所属 大ガミラス帝星
役職 銀河方面作戦司令長官
銀河方面作戦副司令官(13話以降)
軍階級 少将
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概要

大ガミラス帝星の銀河方面作戦司令長官。銀河方面軍の攻略を担当している。

小さな口髭や曲がった口元が特徴。上司には媚び、部下には横暴な態度を取る典型的な中間管理職の人物。

性格は無能かつ卑劣で、ザルツ人等の二等臣民(二等ガミラス人)を「劣等人種」と呼ぶ等、その性格の悪さが表れている。実は作戦司令長官になれたのも、国家元帥であるヘルム・ゼーリックに取り入って貰った為であり、権力にすがる卑怯な男として描写されている。この事からガル・ディッツからは「ゼーリックの腰巾着」と呼ばれている。

品が無く卑屈な言動をする態度からデスラー総統からも嫌われているが、デスラーに対する忠誠心は本物で、総統の命令にはとことん忠実である。

第13話以降、総統直々の命令でヤマト討伐の指示を受けたドメル将軍が銀河方面作戦司令長官に着任し、これにより同軍の副司令に降格される。

無能だが悪運の強く、ヤマト討伐に幾度も失敗しても処断されること無く、最終盤まで活躍(?)する。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦V
初登場作品。担当声優の広瀬正志氏が病気で休業しているため、稲葉実氏が代役を担当している。
今作では(仲介者がいたとは言え)中盤でネオ・ジオンと手を組む事によって戦力と補給の問題を解決しており、決して無能とは言い難い一面を見せている。また、「地球艦隊・天駆のパラレルボソンジャンプに便乗して宇宙世紀世界から帰還する」という強運(悪運?)の強さも見せている。
原作同様しぶとく立ち回り、困難ルートでは最終話まで登場する。

パイロットステータス

精神コマンド

V
ド根性努力てかげん幸運不屈かく乱

特殊技能(特殊スキル)

V
指揮官L1、底力L5、援護攻撃L3、気力+(ATK)

固有エースボーナス

自分よりレベルの低い相手への与ダメージ1.3倍
V』で採用。と同類扱い(中でもうち一人とは原作での声も同じ)ということなのかもしれないが、その中では補正が低い方なのがまたなんともである(ゲームバランスの調整というのもあるのだろうが)。

人間関係

アベルト・デスラー
総統。デスラーからは煙たがられているが、ゲールの忠誠心は本物で人一倍厚く、もはや「信仰心」と言ってもいい。
ヘルム・ゼーリック
彼に取り入って作戦司令長官の座を得たが、あくまでゲールは権力を欲しただけで、本心では彼に対する忠誠心は皆無である。
彼がデスラー暗殺を目論んだことを知った際には即座に射殺している。
エルク・ドメル
彼が銀河方面作戦司令長官に着任した為に副司令に降格された。その為、ドメルのことを快く思っていない。
ただし、旧作のような対立関係になる事は無かった。
ヴァルケ・シュルツ
彼をはじめとする二等臣民(二等ガミラス人)を「劣等人種」と平気で侮辱している。
ヴァルス・ラング
次元断層から脱出した彼を「EX178」もろとも撃沈した。
パレン・ネルゲ
原作では接点は無いが、『V』では彼をラングもろとも撃ち落とし殺害する。

他作品との人間関係

ザビーネ・シャル
V』では、彼を機動兵器部隊の指揮官に据える。また、彼の仲介でネオ・ジオンと同盟を結ぶ。
ゲールは「テロン人」と見下しているが、一方のザビーネからは内心で「踏み台」と軽んじられており、最終的にその狂気に気圧されてタメ口まできかれてしまう。
フル・フロンタル
『V』では同盟相手だが、彼からは「俗物」と評される。一方、ガミラスの技術に興味を持たれる。
アンジェロ・ザウパー
『V』では、ザビーネに拾われた彼も配下に加えるが、内心で「俗物」と侮蔑される。

名台詞

「そうか。テロンの船はヤマトというのか」
「しかし、何とも醜い船だな。美しさの欠片も無い」
第5話「死角なき罠」より。ゲールはシュルツ達への通信を通じて、初めてヤマトを見たのだが、ヤマトの外観に対してこのように酷評した。
「逆賊め」
第18話「昏き光を越えて」より。デスラー暗殺を図ったゼーリックを背後から射殺して、忌々しげに吐き捨てる。
少し前まで、ゼーリックに揉み手をしながら歓迎していたとは思えない姿である。
「このゲール、3000の艦隊を率い昼夜の行軍を続けて参りましたが、途中裏切り者ディッツに尻尾を振った者共を打ち捨て、精鋭30余隻を選りすぐり、無限の大宇宙を彷徨いながらもこうして再びお目にかかれました事、無上の喜び…」
第25話「終わりなき戦い」より。ディッツの召還命令を無視して宇宙を放浪していた際に運良くデスラーと合流し、大仰な身振り手振りで自身の忠臣ぶりをアピールする。
感極まったのか最後にはドアップになり、うんざりしたタラン途中で通信を切られてしまった
実際はゲール自身が率いる艦隊の大半に離脱されてしまったわけだが、これを彼の人徳の無さと見るか、逆に30余隻も従ったのが凄いと見るべきか…。
「おのれぇ、痩せ犬の分際で…! 姿を見せろぉ! この卑怯者めがぁ~!!」
同上話。ゲールを逮捕(或いは粛清)しに現れたフラーケンのUX-01に攻撃を仕掛けるが、亜空間へ逃げられてしまう。
悔し紛れに罵るもこれまでの所業から、ハイニからは「アイツにだけは言われたくねーっつーの」と突っ込まれた。
「この俺を誰だと思ってるんだ! 俺はゲールだ…! グレムト・ゲールだぞおぉぉぉぉっ!!!」
最期の台詞。UX-01から放たれた2発の魚雷が迫る中、指揮棒をへし折り、汗と涙と涎と鼻水が入り混じった必死の形相で叫ぶ。直後ゲルガメッシュは轟沈、ゲールの悪運もここに尽きたのであった。
否が応にもを連想させる台詞であり、見事にその仲間入りを果たしてしまった。
V』では被撃墜時の台詞として採用されている。