月影剛士

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月影剛士(Takeshi Tukikage)

ブルーフィクサー(BFS)の司令長官。冷静沈着だが理想主義的人格の持ち主でありマリン達のよき理解者。それゆえ世界連盟軍や連盟長官モーガンなどと対立することが多かった。

「地球洪水作戦」により北極南極にそれぞれ向かったアルデバロン軍人工太陽を陽動と考え、攻撃せずに監視にとどめた。これが裏目に出て人工太陽を止めることができず、海面上昇と津波・豪雨の発生によって地球全土で30億人が死亡する大惨事となる。しかもアルデバロンに対する戦力を温存するため人命救助は一切行われなかった。なお、月影には日本に妻子を残していたがその生存は絶望視されている。

その後、海中で潜水艦によるゲリラ戦を展開していた世界連盟軍基地でアルデバロンの攻撃により核燃料漏出事故が発生。月影はクインシュタインが開発した人類唯一の亜空間飛行可能な機体「ミニ・パルサバーン(ミニバーン)」によって核燃料を回収すると核燃料もろともスピリットガットラー特攻し死亡した。彼なりの人類への贖罪の意味も込められていたのだろう。

劇場版では人工太陽作戦までの流れは同じ。その後ブルーフィクサー基地による土星での決戦でジェミーやクインシュタインらをバルディオスに託し、基地で亜空間要塞アルゴルに特攻して最期を遂げた。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦Z

人間関係

マリン・レーガン
当初はアルデバロン軍のスパイと疑うが、やがて彼を信用し特別隊員と認める。
エラ・クインシュタイン
上司と部下の関係だが、コバルト文庫の小説版でのみ、「妻を愛しながらも彼女に心を惹かれている」という設定になっていた。
モーガン
世界連盟の代表。温厚な人物だが、アルデバロンとの戦いにおいては意見を対立させる事も少なくなかった。スパロボ未登場。
ハーマン
世界連盟軍の将校で、月影を「長官としてすこぶる適任」と評価する。後に連盟軍残存部隊の総司令となり、BFSの指揮下に入る。スパロボ未登場。

名台詞

「なんてことだ…気がつかなかった、私の作戦ミスだ…!あのメカが亜空間にいる内に攻撃していれば、こんなことには…!」
TV版最終回で人工太陽を攻撃しなかったために前代未聞の事態を招いてしまい、嘆く月影長官の台詞。といっても今更嘆いても仕方が無いことなのだが…

関連機体

人工太陽

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