魔王ゴクアーク
ゴクアーク | |
---|---|
登場作品 | |
声優 | 佐藤正治 |
デザイン | 近藤高光 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦NEO |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
プロフィール | |
---|---|
所属 | 大魔界 |
称号 | 魔王 |
魔王ゴクアークは『元気爆発ガンバルガー』の登場キャラクター。
概要
大魔界の支配者たる魔王。四ツ目と口がある巨大な頭部の左右に一対の腕と翼、上下に無数の竜の首が生えた不気味な姿を持つ。狡猾な性格と猛々しい武人らしさがあり、格闘戦を得意とする。部下に対してはこまめなサポートを行っていた。
地球を大魔界に作り変えて支配する野望を抱いたため、エルドランに力を抑えられて青空町郊外の山中に封印されていたが、霧隠藤兵衛が霧隠虎太郎との親子喧嘩の最中に誤って封印の岩を破壊してしまい、巨大な拳となって月を粉砕して復活を果たす。即座にエルドランによって再封印されたが、わずかな隙をついて配下のヤミノリウスIII世に自身の再復活を命じて地上に送り込んだ。
しばらくして封印を解こうとしたヤミノリウスを止めに入った藤兵衛のミスで再復活を果たし、青空町を混乱に陥れたがエルドランによって再び封印され、動物魔界獣辞典と強化アイテムとなる自らの左手を残した。左手はリボルガーに取り憑いて流崎力哉ごと操ったこともあるが、追い出されてヤミノリウスの手元に戻っている。
白竜の姿のエルドランと大魔界で戦い続けていたが、イヌ化を解く手がかりを得ようと大魔界に迷い込んだガンバーチームに気を取られたエルドランを倒し、自ら封印を破って再復活する。大魔界を予言した霧隠家伝来の巻物には「ゴクアークが封印を破り、世界は終わり人間はこの世から消える」と記されていたが、これは「地球を大魔界にして全ての人間を動物化する」という意味であり、復活したゴクアークは青空町の住民を動物に変えて支配しようとした。
ガンバルガー・リボルガー・ゲキリュウガーの三体を相手に猛攻撃で追い詰めるが、余計な気を回して援護攻撃を試みたヤミノリウスの誤射を二度も喰らったことで、形勢逆転を許して敗れてしまう。敗北後はわずかな魔力だけの存在となっていたのをヤミノリウスに回収され、彼の一部になる形で再活動する。
終盤でヤミノリウスが復活させたレツアークとサイアークの二大魔王の魔力を受けて完全復活を果たすが、ゴクアークは地球の大魔界化から地球の破壊へと考えを変えており、特に自らを敗北させたヤミノリウスには怒り心頭で即座に切り捨てている。青空町の住民とヤミノリウスをエネルギーに変えて吸収しようとしたが、青空町民の応援を受けたガンバーチームによって二大魔王と共に敗れ去った。
しかし、二大魔王が倒れた後も生き残っていたゴクアークは、怒り狂って地球を粉砕する。宇宙を舞台に戦いを挑んだガンバーチームに、水星と金星を破壊したりイヌ化させたりしながら猛攻撃を加えるが、虎太郎の機転でギリギリまで近づいたグレートガンバルガーがガンバルガー・リボルガー・ゲキリュウガーに分離したことに怯み、体内への侵入を許した。
体内の心臓部には目と無数の触手がついており、三体を激しく攻撃してグレートガンバルガーへの再合体を阻止しようとしたが、藤兵衛に妨害を受けた隙に合体したグレートガンバルガーに心臓部を一刀両断される。最期はガンバーチームを道連れにしようとグレートガンバルガーごと太陽へと落下し、エルドランに太陽の奥深くへと引きずり込まれて消滅した。
ゴクアークの死に伴って発動したガンバルガーの修復機能で地球は元通りとなり、エルドランの介入によってかガンバーチームも無事救出されている。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦NEO
- 初登場作品。魔王レツアーク、魔王サイアークと比較すると武装の攻撃力が高い。しかし三大魔王はいずれも飛行状態である為、対空攻撃の格好の餌食となる。
装備・機能
武装・必殺武器
- 竜頭暗黒弾
- 腹部光線
- 直線型のマップ兵器。
- 魔界光線
- 対空特性付き。
特殊能力
- 不動、EN回復
移動タイプ
サイズ
- 8(NEO)
機体(パイロット)BGM
人間関係
- ヤミノリウスIII世
- 配下である魔導師。ガンバーチームとの決戦では最終的には見限る。
- 魔王レツアーク
- 大魔界を支配する同士。
- 魔王サイアーク
- 大魔界を支配する同士。
- エルドラン
- 宿敵。彼の力によって封印されている。
- ガンバーチーム
- 同じく宿敵。
名台詞
- 「愚か者め!貴様ら如きにこのワシが倒せると思うか!大魔界の大魔王である、このゴクアーク様が!」
- 第22話にて、封印から開放され、地上を大魔界にしガンバルガー、リボルガー、ゲキリュウガーの3体を圧倒。まさしく、大魔界の大魔王に相応しい威厳と強さを見せるが・・・。
- 「下がれ」
「忘れたとは言わせんぞ、お前の邪魔さえなければワシが復活したときに人間界を大魔界に変えることが出来た」 - 第46話にて、レツアーク、サイアークの復活に歓喜し、近寄るヤミノリウスに対して。全くもってその通りである。その場で抹殺はせずに、コアラに変えたが、その後人間と共に取り込もうとした。
迷台詞
- 「ぐぉぉ、やめんかヤミノリウス!!」
「ぐぅ、またヤミノリウスか!?」
「ぬぉぉ、ヤミノリウス、余計な真似をするな!」 - 同じく22話。ヤミノリウスの余計な援護攻撃により、反撃のチャンスを作らされてしまう。迷惑な味方に振り回される姿は、悪の大魔王ながら、ご愁傷様としか言いようがない。