エリカ・フォンティーヌ

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エリカ・フォンティーヌ
外国語表記 Erica Fontaine
登場作品 サクラ大戦
声優 日高のり子
デザイン 藤島康介(原案)
松原秀典
種族 地球人(フランス人)
性別
生年月日 1909年8月15日
年齢 16歳(3)
17歳(4)
出身 フランス
身長 156 cm
体重 45 kg
髪色 茶色
瞳の色 茶色
血液型 A型
所属 巴里華撃団
役職 巴里華撃団・花組隊員
見習いシスター
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概要

『サクラ大戦』シリーズのヒロインの1人。『3』のメインヒロイン。

エリカはセーヌ川の橋の下に捨てられていた赤子だった。彼女はフォンティーヌ夫妻に拾われ実の娘のように育てられるが、自分が捨て子である事を知っていた。エリカは幼い頃から霊力の素質を発現させており、周囲の人間に恐れられていた。彼女自身もその特殊な力がフォンティーヌ夫妻に災いをもたらす事を恐れ、また養育の負担をこれ以上かけたくないという思いから1924年に修道院に入りシスター見習いとなる。同年11月にグラン・マと出会いスカウトを受け、エリカは巴里華撃団・花組の最初の隊員となった。入隊後も、シスターとしての奉仕活動を掛け持ちしている。

普段の言動からは想像もつかない出自を持つエリカだが、性格は底抜けに明るく何事にも一生懸命に取り組む頑張り屋。その代わりにおっちょこちょいな一面もあり、失敗の規模は真宮寺さくらのそれとは比べ物にならないくらいに凄まじい。あまり表には出さないが、内心では自分の不甲斐なさに落ち込んだりしている。

単銃身タイプの「ラファエル」と二連タイプの「ガブリエル」、2種類の機関銃を所持しており白兵戦も心得ている。ただし、マリア・タチバナのような正確無比な射撃は不得手であり、周囲に大損害を与える場合もしばしば。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。

関連作品

PROJECT X ZONE
今作ではジェミニ・サンライズとコンビを組む。
PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD
今作では大神とコンビを組む。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

X-Ω
天然直感
天然直感慈愛(パイロットパーツ版)
「天然」と「慈愛」は『X-Ω』独自の精神コマンド。

アビリティ

X-Ω
  • 光武F2 (エリカ機)(シューター)
アビリティ 効果〈通常〉 効果〈アリーナ〉 備考
ドジでおっちょこちょい 味方全体の受ける全ての攻撃のダメージを軽減 自分と隣接する味方が攻撃したユニットに対して、80%で支援攻撃を行う
2丁のサブマシンガン 精神スキルを最大2回使用できる 自分が通常攻撃したユニットに対して、さらに1回通常攻撃を行う
おはようボンジュール 味方全体に状態異常耐性を付与 通常攻撃で、敵の分身無効、装甲100%無効
見習いシスター 必殺スキルの効果時間延長 自分と、その隣接する味方ユニットの命中率、回避率50%アップ。さらに受けるダメージを20%軽減

キャラクターBGM

「御旗のもとに」
『PXZ』および『PXZ2』でのバトルBGM。『サクラ大戦3』のテーマソング。『PXZ2』の限定版ではエリカ本人が歌う1番と間奏まで聞ける。

人間関係

大神一郎
上司。最初に出会った際には、互いに上司と部下の関係だとは気付かなかった。エリカの特殊な性格から、さくら等とは違った意味で、大神を翻弄する事になる。
グリシーヌ・ブルーメール
同僚。同じく巴里花組の初期メンバーであり、仲が良い。
コクリコ
同僚。コクリコの方が年下だが、外出先などではエリカの方がお世話になる事も。
ロベリア・カルリーニ
同僚。「ロベリアは犯罪者である」という事は流石に理解しているが、それでも根は良い人であると心から信じており、人懐っこく接する。
北大路花火
同僚。
真宮寺さくら
帝国華撃団・花組隊員。エリカ本人に悪意はないが、大神に纏わる言動の数々でさくらをやきもきさせている。
ジェミニ・サンライズ
紐育華撃団・星組隊員。『PXZ』ではペアを組む。共に日本文化について誤解がある。SRW未登場。
フォンティーヌ夫妻
育ての親。『3』のOPにて、車の事故が原因でエリカが霊力を発現しその際に大怪我を負ったかのようなカットがあるが、本編中ではその件については語られなかった。SRW未登場。
ルネ・レノ
エリカがシスターとして働くモンマルトルの教会の神父。エリカの熱意とその純粋な心を認めているが、彼女の奉仕活動がもたらす悲惨な結果には困り果てており、押しの弱い性格からそれを本人に上手く伝えられずにいる。
ミカエル
『1』の終盤に登場し、帝撃に「奇跡」を起こした天使。エリカの必殺技の演出などで度々その姿を見せているが、エリカ本人との直接的な関係は不明。SRW未登場。

他作品との人間関係

NAMCO x CAPCOM

有栖零児小牟沙夜
PXZ』で共闘。

無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ

ハーケン・ブロウニング楠舞神夜
『PXZ』で共闘。

バンプレストオリジナル

ゼンガー・ゾンボルト
『PXZ』で共闘。ジェミニと共に、ゼンガーの事を日本人だと勘違いした(普段の言動からユーザーも忘れがちだが、ゼンガーはドイツ人である)。

名(迷)台詞

「ロベリアさん…私は今、幸せです」
ロベリア「はぁ?」
「私は髪に仕えるシスター。貴女のような極悪人を救うことこそ最高の喜び…」
ロベリア「黙りな!心臓を一突きにするよ!」
「…神は申されました。左の頬を打たれたら右の頬も差し出せと…ですから私も、左の心臓を貫かれたら喜んで右の心臓も差し出しましょう!」
ロベリア「お前、アタシをナメてるな…心臓は左にしかないだろうが!」
「そういう考え方もありますね」
ロベリアとの初対面時、拘束具姿にも関わらずエリカを人質にしたロベリアに対し彼女が行った説得。
あまりのマイペースぶりに、大神達もただ呆気にとられるばかり。そして…
「ロベリアさん、あなたは極悪人ではありません。本当は優しい真人間なんです…」
ロベリア「バカな事を言うな!アタシのどこを見てそんな寝ぼけた事を…」
「あ、話は変わりますが…」
ロベリア「勝手に変えるな!」
「ロベリアさんのどこが真人間かと言いますと…」
ロベリア「って、話が変わってないだろ!!」
すっかりエリカにペースを崩され、この後ロベリアは一同に捕らえられる。
余談だが、この一連のやり取りは別撮りで行われたにも関わらずまるでその場で会話をしているかのような臨場感に溢れている。
「おっはよ~ おっはよ~ ボンジュール♪おっはよ~ おっはよ~ ボンジュール♪」
大神と共に一夜を過ごした後、朝からマラカスを振って上記の歌詞と共に元気な踊り(通称「おはようダンス」)を披露した。
本人曰く「さわやかな朝を演出してみました」との事だが、当の大神はエリカが歌っている間目の下に隈を作りいかにも寝不足と言う表情だった。
なぜエリカがこのような行動に出たかはOVA『エコール・ド・巴里』でのエピソードに書かれており、
「ベッドの中で男女がする楽しい事とは何か」とエリカに聞かれたルネ・レノ神父が苦し紛れに「ダンスです」と答えてしまった為という理由付けがされている。
余談だが、このダンスはエリカの代名詞となりつつあり、『PROJECT X ZONE』でもアクションの一つに入れられている他、
DSソフト『サクラ大戦 君あるがため』(未参戦)でも武器と盾としてそれぞれマラカス(右)(左)が用意されている。
「ではさくらさん、お先にどうぞ。大神さんをお貸しします。でも、すぐに返してくださいね。大神さんは、わたしたちの大切な隊長なんですから」
『3』にて、はるばる帝都からアイリスすみれと共に来たにも関わらず、それぞれコクリコグリシーヌとの大喧嘩を始めてしまい、
さくらと共に止めに来た際に、「いっぺんに言われても困る」と大神に言われて。
エリカとしては何の悪意もなく言ったつもりの一言だったが、さくらに「大神さんをお貸ししたのはあたしたち、帝国華撃団です。いずれは帝都に戻るんです」と返され、
何とここでも「大神は帝都と巴里どちらの隊長か」と言う事で揉めてしまう。そして…
「あの夜……大神さんはベットの中で、優しく約束してくれたじゃないですか。『ずっと君のそばにいるよ』って言ってくれたこと、忘れちゃったんですか?」
その後に告げた衝撃的な一言。さくらに問い詰められ、慌てて否定する大神だが何とエリカも泣き出してしまい更に自体は悪化。
一旦一同が落ち着いた後改めて真偽を問い直すが…
「はい…たしかに一緒でした…夢で」
まさかの夢オチ。これにはさくらも「ゆ、夢…!?」と力の抜けた声で返すしかなかった。

搭乗機体

光武F2 (エリカ機)

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