皇神楽耶

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皇神楽耶
外国語表記 Kaguya Sumeragi
登場作品
声優 かないみか
種族 地球人(日本人)
性別
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概要

エリア11の秘密結社キョウト六家が一、皇家の当主。

日和見主義の人間が多いキョウト六家の中では積極的な性格。本来六家の筆頭たる家柄の当主だが、若年であるためほかのメンバーから軽んじられ、実権もない。しかし、毅然とした態度に出るなど完全な傀儡ではなく、その面に関しては桐原泰三にも一目置かれている。

しかし、子供の頃は皇家の権威を笠に着て威張り散らしたり、家の関係から強制的に決められた将来や、習い事ばかりさせられて年相応に遊べない環境にうんざりしており、その不満から鬱憤を晴らすべく従兄弟で婚約者でもあるスザクに辛く当たる(スザクの脇腹に頭突きをする。木の上にお手玉が引っかかったので取りに行かせたスザクが木に登ると、お手玉だけでなく水風船や石を投げつける等)など、手の付けられない我儘な性格をした問題児だった。

そんな中、迷い込んだ枢木神社の森で出会った鬼(神楽耶からは逆光で顔が見えなかった)から自分が皇家を後ろ盾にしてやらかしてきた所業の数々を暴露された上に、「お前が偉いんじゃなくて、偉いのはお前の家だ」と叱られるなど、(事実ではあるが)かなりキツい事を言われて自分が空っぽの嫌な人間だった事を自覚し深く傷ついた所を、スザクが迎えに来てくれて仲直りをした。それからは心を入れ替えて上に立つ者としての意識を考えるようになり、皇家の若き当主としての道を歩み始め、誰かに歩かされているのではなく、自分が選んだ道として皇家当主の権威と責任を果たすことを誓った事がドラマCDのSound Episode6『皇神楽耶 鬼に会う』にて明かされている。

行政特区日本の日本人虐殺事件以降にわざわざキョウトを離れてまで黒の騎士団に参入、ゼロの妻を自称する。R2においてはブラックリベリオンの後、中華連邦に亡命していた。その際に中華連邦の天子と友人関係となる。その後、太平洋奇襲作戦中に黒の騎士団と合流。中華連邦において天子とゼロを引き合わせる仲介役ともなった。

ゼロレクイエムにおいては黒の騎士団の一人として、皇帝ルルーシュと対立するが、C.C.との会話においてルルーシュの真意を理解していることが示唆されている。

一方、『コードギアス』の漫画版では、扇要ではなく、神楽耶が黒の騎士団および超合集国からのゼロの排除を決定している。また、アニメ版では見せない冷酷な笑みを見せたり、漫画版では登場しないディートハルト・リートの言葉を発する等、腹黒く冷たい印象を受ける。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
NPC
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
『破界篇』と同じくNPCとして登場。

人間関係

桐原泰三
同じキョウト六家のメンバーで、実質的な後見人。
ゼロルルーシュ・ランペルージ
押し掛け女房的行動をとるが、同時に彼の本質も見極めている。ゼロがルルーシュとしてブリタニアの皇帝に即位し、独裁に出ようとした際にも、彼の真意について気付いていた模様で、彼の意思を尊重したが故なのかあえて敵対する態度に出た。
ルルーシュが会談で「民主主義を始めようか」と脅しをかけた際、その真意を気付いていたとするならば、神楽耶の流した涙は「彼に裏切られた絶望」では無く、「自分自身の存在を否定してまで世界を変えようとする彼の悲壮な覚悟への悲しみ」であったのだろうか…?
『第2次Z再世篇』では、彼の真意に気付いている事を表す台詞を言っている。
漫画ではなんと、扇に代わって神楽耶がゼロの排除を決定するという最悪な割を食ってしまう。
枢木スザク
親戚で元婚約者でもあったのだが、道を違えるばかりか日本への裏切りに等しい行動を取り続けた彼を、笑いながらも誰より強く蔑視している。「R2」ではキョウト六家がブリタニアに処刑されても、何ら反応を見せない事から、より強く軽蔑している。実際にスザクは過去に日本を裏切るに等しい行動をとっている為、こればかりは仕方の無い事である。
C.C.紅月カレン
育ちのせいか「夫」の女性関係には寛容なので目くじらをたてない。むしろ「私たち三人官女ですね」と共にゼロを支えようとする。
天子
亡命先で親交を結ぶ。
扇要
ゼロが「裏切り者」として追放処分にされた際、彼の本質を知っている為か、むしろ追放した扇の方を疑っていた模様。
上記の通り、漫画版では神楽耶が彼の役割を担い、彼女が割を食ってしまっている。漫画版では、扇とヴィレッタとの恋愛がないためであろう。
ディートハルト・リート
漫画版ではディートハルトが登場しないため、彼の言葉の一部を神楽耶が言う。

スパロボシリーズの名台詞

再世篇

神楽耶「ついでに申し上げるなら、私はゼロ様の婚約者でした」
シェリル「つまり、皇帝ルルーシュの…」
神楽耶「ですから、私は妻の務めとして、夫であるルルーシュ様の生きる様を見届けなくてはなりません。リリーナ様…。私はその旅にあなたをお連れしたいのです」
リリーナ「あなたはトレーズの考えを理解されているようですね」
神楽耶「そしてルルーシュ様の事も…」
リリーナ「ありがとうございます、神楽耶様…」
神楽耶「では…」
リリーナ「共に参りましょう、決戦の地…日本へ」
エリア11で決戦が巻き起こる中、中華連邦に滞在していた神楽耶が、トレーズによって保護されていたリリーナシェリルマリナの前で発した、独裁者となったルルーシュに対する想い。全てに気付いていた神楽耶は、彼に対する思慕の感情に一切の変化を見せる事もなければ、彼の覚悟から目を背けようともせず、リリーナと共に、その生き様を見届けるべく、日本へと向かった…。