ティラノレンジャー
2017年5月15日 (月) 11:41時点における220.152.69.174 (トーク)による版
ティラノレンジャー | |
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登場作品 |
スーパー戦隊シリーズ |
演者 |
望月祐多 前田浩(スーツアクター) |
デザイン | 篠原保 |
本名 | ゲキ |
種族 | 古代恐竜人 |
性別 | 男 |
年齢 | 24歳 |
所属 | ジュウレンジャー |
役職 | ヤマト族プリンス |
概要
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の主人公で、ジュウレンジャーのリーダー。剣術に優れたヤマト族の王子である青年。 真っ直ぐな性格を持った正義漢。守護獣を慕っているが、一方で彼等から時折理不尽な命令を下された際には反論するなど芯の強さも見せる。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品でイベント限定参戦。大獣神のメインパイロットとなる。
- 恐竜つながりか、恐竜帝国とのクロスオーバーが存在。
パイロットステータス
精神コマンド
人間関係
- マンモスレンジャー / ゴウシ
- 仲間の一人。シャーマ族ナイトにして「知恵の戦士」。正義感と人情で迷いがちなゲキをフォローする役回りが多く見られた。経験豊富で状況判断にも優れる、ジュウレンジャーのサブリーダー。
- トリケラレンジャー / ダン
- 仲間の一人。エトフ族ナイトにして「勇気の戦士」。
- タイガーレンジャー / ボーイ
- 仲間の一人。ダイム族ナイトにして「希望の戦士」。
- プテラレンジャー / メイ
- 仲間の一人。リシヤ族プリンセスにして「愛の戦士」。
- ドラゴンレンジャー / ブライ
- 実の兄にして「力の戦士」。当初は敵対していたが、和解してからは兄弟共に仲が良くなる。
- 「実は眠りの最中に落盤事故で死亡しており、究極大獣神復活のためにクロトによって一時的に蘇生された」という経緯がある。そのため「刻の停止した部屋」にいなければ、一日持たずに命が尽きるという弱点を抱えており、第42話では……。
- 不思議仙人バーザ
- ジュウレンジャーの父親代わりに当たる。
- アバレッド / 伯亜凌駕
キョウリュウレッド / 桐生ダイゴ - 後続の恐竜モチーフ戦隊のレッド達。映画『獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦! さらば永遠の友よ』にて共闘する。
- バンドーラ
- 1億7千万年前からの宿敵。
他作品との人間関係
名台詞
- 「みんな、変身だ!」
「ダイノ、バックラー!」 - 変身時。他の四人が「おう!」と応えるシーンが印象的。二段目は全員で叫ぶパターンも。
- 「ティラノレンジャー、ゲキ!」
- 変身後の名乗り口上。
- 「現れよ、守護獣たちよ! 今こそ合体の時が来た!」
- 第6話「立て! 大獣神」より。ダイノクリスタルを掲げて叫ぶその声に、5体の守護獣達がその真価を見せる。
- 「おのれ、ブライ! …俺は間違っていた。己の感情に惑わされ、一番大事なことを忘れていた!」
「みんな、俺はやる。ブライをもう兄とは思わない! 正義のために…この手で必ず倒す!」 - 第21話「守護獣大あばれ」より。突如街中に出現し、街を破壊するドラゴンシーザー。子供達の救出に奔走するゲキだが、ドラゴンシーザーの頭に立つ兄ブライの姿を見つける。
- ブライもゲキの姿を見つけると「今日からこの俺が地球の支配者だ!」と高らかに宣言し、それを受けたゲキは街を荒らしていたのがブライの仕業と悟る。
- 町を破壊し、多くの人の命を危険にさらしてきた兄の所業を前にゲキの怒りは頂点に達し、兄との決別を決意する。
- 「手を出すな! こんなことで負けてたまるか…! 俺には、地球を守る責任があるんだ!」
- 第22話「合体! 剛龍神」より。ブライに追い詰められ膝を突くゲキ。ゴウシ達が駆け寄るも、ゲキは上記の台詞で制止し、ブライに立ち向かって行く。
- 「ダメだ、大獣神…。俺にはやっぱり、兄の命を奪う事はできない!」
「兄さん! そんなに俺が憎ければ、斬るがいい! それで憎しみが消えるなら、俺は…。斬れ…! 斬れェェェッ!」 - 同上。死闘の末ゲキは遂にブライを追い詰め、大獣神はブライを殺すように命令する。だが、ゲキはブライを殺す事は出来ず、その温情で自らがブライに討たれることを選んだ。
- そんな懸命なゲキに遂にブライも心を打たれ、彼等は兄弟の絆を取り戻したのだった。
- 「待ってくれ、兄さん! どうして兄さんは俺達と暮らしてくれないんだ? 助けに来てくれては姿を消してしまう……どうしてなんだ!」
- 第29話「謎!? 襲う獣騎神」より。キングブラキオンの眠る沼地に向かう途中で。眠りの最中に落盤で死に、究極大獣神復活のためにかりそめの命で蘇ったブライには、一日に満たない制限時間が課せられていた。そんな事実を知らないゲキは、戦いの場にしか現れない兄の行動の意味が分からず問いかける。
- 「違う…違う! 俺の幸せはそんなことじゃない! 俺の幸せは…バンドーラを倒し、自分のこの手で…兄さんを救うことだ!!」
- 第32話「ゲキよ涙を斬れ」にて、謎の戦士とつばぜり合いを繰り広げながら。直後、跳ね上げた剣の一撃で相手の甲冑を両断するが、そこにいたのは……。
- ブライ「ゲキ…。俺は、幸せだった…。永い眠りから目を覚まし、短い時間だったが、弟のお前や、ジュウレンジャーの仲間たちと、一緒に戦えた事を…」
「そんな事言わないでくれ、兄さん! 今にもゴウシとダンが水を持って来る! だから…!」
メイ「そうよ! 諦めないで…!」
ブライ「いや、良いんだ…。それより、その水が来たら、あの子に…、耕太君に、飲ませてやってくれ…」 - 第43話「ブライ死す…!」より。クロトによって与えられた時間が尽きたブライに必死に呼びかける。だが……。
- ブライ「ありがとう、ゲキ…。皆…」
ブライ「ゲキ…。最後まで、地球を守り、子どもたちを守ってくれ…。頼む…!」
「兄さん! 兄さぁぁぁぁぁんっ!!」 - 直後、ブライは己の使命を全うし最期を迎える。ゲキはただただ彼の死を受け入れられず叫ぶしかなかった…。
- この出来事はゲキの心に深い影を落とし、次のエピソードでもゲキはブライの死を引きずる事となる。
- 「これからは、この俺と一緒だ。兄さんの事なんか、もう忘れるんだ…!」
- 第44話「甦れ! 獣奏剣」より。兄に代わり獣奏剣を演奏し、その音色で現れたドラゴンシーザーに対する一言。
- あんまりな台詞だが、ゲキもまた上記の通り兄ブライの死を引きずっている為、自分自身に言い聞かせたものだったのかもしれない。
- 「シーザー、頑張れ! 確かに兄さんはもういない。だが、兄さんは決して死んではいないはずだ! お前の心の中に、そして俺の心の中に、兄さんは今でも生きている! そして、悪を倒せと叫んでいる!」
「だから、俺は戦う! 全てを忘れて、平和な時が来る日まで戦う!」 - 同上。ドーラアンタイオスの心臓に取り込まれながらも、獣奏剣の音色を通じて、ブライの死で意気消沈したドラゴンシーザーに呼びかける。「ブライはいなくとも、その意思と使命はまだ死んでいないのだ」と。そして……。
- 「俺は負けない! 兄さん……俺に力を貸してくれ!」
- ベルトのダイノバックラーがドラゴンバックラーに変化し、ブライが遺したドラゴンアーマーが出現。アームドティラノレンジャーとなったゲキは龍撃剣と獣奏剣を一閃し、復活したドラゴンシーザーと共に反撃を開始する。
- 「大サタン! ドーラタロス! よくも今まで地球の平和を踏みにじってくれたな! これで貴様もおしまいだ!」
- 最終話「恐竜万歳!」より、バンドーラの罠から脱出した究極大獣神に乗り込んで。我が物顔で地上を破壊し続けた大サタンと最強のドーラモンスターに、必殺のグランバニッシャーを叩き込み、長きにわたる戦いに決着を付けた…。
- しかしながら、とても正義の味方であるとは思えない台詞である。しかも更に追い打ちと言わんばかりに、この後敗北したカイとそれを見て絶望し泣きじゃくる彼の母親であるバンドーラ。そこへ乗り込んでくるジュウレンジャー等々、どっちが悪役だかわからないシーンが立て続けに流れる。
迷台詞
- 「い、いくら正義のためとはいえ、限界はある……」
- 第7話「恐怖! 瞬間食い」より。ドーラキルケを倒す鍵となる薬草モーリュを求め、バーザの知人であるノームを尋ねたところ提示された「出された料理を5人で全部食べ切れ」という試練の最中に。
- ちなみにゲキは5人のうち3番目に音を上げていた。さすがに懲りたらしく、この話のエピローグでは……。
- 「た、大変ありがたいんですが、お気持ちだけいただきます」
- 同上。助けた親子に料理を振る舞われてのリアクションがこれ。相当辛かったようだ。
- 「無益な殺生は、なりませんぞ?」
- 第38話「メイ姫七変化!」より。ラミィに追い詰められたメイの元に仲間と共に現れていわく。…なのだが、この回でメイが披露した数々の衣装チェンジに合わせてか、なぜか他のメンバー共々編笠の巡礼僧姿だった。
搭乗・関連機体
- 守護獣ティラノザウルス
- ヤマト族の守護獣。当時考えられていたティラノサウルスの姿勢に倣ったゴジラに似た姿が特徴。
- 守護獣ドラゴンシーザー
- ヤマト族のもう一つの守護獣。本来はドラゴンレンジャーである兄・ブライの守護獣だったが、彼の遺志により獣奏剣と共にパートナーの立場を継承した。
- 獣騎神キングブラキオン
- 大獣神
- メイン操縦を担当。
余談
- ゲキ役の望月祐多氏は『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の一つ前のスーパー戦隊作品『鳥人戦隊ジェットマン』において、第40話・第41話ゲストのネオジェットマンのJ1を演じた。
- また、望月氏は本作から2年後に制作された『仮面ライダーJ』において、瀬川耕司 / 仮面ライダーJを演じた事で、スーパー戦隊と仮面ライダーの両方に変身した役者の一人となった。