ナイア

提供: スーパーロボット大戦Wiki
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ナイア(Nya)

  • 登場作品機神咆吼デモンベイン
  • 声優:折笠愛
  • 種族:邪神(外なる神々)
  • 性別:不明(「ナイア」としての外見は女)
  • 年齢:不明(「ナイア」としての外見年齢は20代)
  • 所属:なし
  • キャラクターデザイン:Niθ(原案)、橋本秀樹、桜井正明

アーカムシティにある古本屋の女主人。妖艶な雰囲気と上着の胸元を大きくはだけたセクシーな姿が印象的な美女。度々大十字九郎の前に現われては意味深な言葉を残して立ち去っていき、彼とブラックロッジの戦いを独自に観察する謎の人物で、マスターテリオンとも浅からぬ関係を持つ。

その正体はクトゥルフ神話に名高い邪神ナイアルラトホテップ(ニャルラトホテプ)の化身の一つであり、全ての事件の黒幕。
這い寄る混沌」、「千の無貌」など様々な異名を持ち、その化身があらゆる世界に偏在しているとされている。
表向きは掴みどころのない性格の女性を演じているが、その本性は性悪かつ邪悪そのもので、皮肉と嘲笑、悪意で満たされている。幾星霜も繰り返される九郎とマスターテリオンの戦いを楽しみつつ独自の計画を遂行させている。
本性を表すと顔が影がかかったように黒く染まり、三つの燃え上がるような目と嗤っているような形の亀裂のような口が浮かび上がる。なお、この姿は原典『The Haunter of the Dark』(邦題:闇をさまようもの)に言及があり、異名の1つにも「燃える三眼」がある。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦UX
初登場作品。立ち位置は原作アニメと原作ゲームに概ね準拠しているが、その原作での立ち位置故にナイアも本作の物語と世界観に深く関わる立場であり、UXの世界そのものと、そこで起こる戦いの真相に当初から気づいている……と言うより、彼女のやっていることが全ての元凶であり、簡単に言えば本作においても原作同様に「だいたいこいつのせい」である。
原作同様に本作でも全ての運命を弄ぶ黒幕として暗躍。この世界に生きる全ての者たちの生き様、正義、理想、勇気、誇り、野望など、それらの全てを盤上の駒と嘲笑いながら、逃れられぬ運命の罠を蜘蛛の巣の如く、そして完璧に張り巡らす。
しかし、その性質故か基本的には手出しをせず観察するだけに留まっており、その油断からヒーローマンをはじめとする数多の不確定要素への対応や自身がやらかしたミスのリカバリーができず、最後は九郎やアルは勿論、アルティメット・クロスの面々にも完全否定されて、結局UXでも彼女の計画は木端微塵に粉砕され、『ユガ』の向こう側に放逐される結末を迎えた(原作と同じく、今際の台詞では自身の計画さえもより大きなループに組み込まれていた事を仄めかしている)……が、エンディングでデモンベインの続編『機神飛翔』の「血の怪異」事件が起こっているため、別の並行世界でも依然として暗躍し、彼女の新たな陰謀は既に始まっているものと思われる。
なお『機神咆吼』の時点では自ら戦闘に参加していないため本作でも直接戦闘する機会はなく、音声も収録されていない。

人間関係

大十字九郎
玩具。彼に限らず、ナイアにとって全ての人間はいいように弄ぶ玩具でしかない。故に侮り、倒されることになる。ある意味手塩にかけて育てた人材なだけにそれなりの思い入れ(本人曰く愛)はあるようだが、それも宇宙的悪意に満ちた悍ましいものである。
マスターテリオン
玩具その2。特に直接の手駒に近い立ち位置であり、因果を捻じ曲げる呪いをかけ、傀儡としている。
アル・アジフ
彼女には著者であるアブドゥル・アルハザードが識った限りの外なる神々や邪悪な怪異の知識が記されているが、ナイアおよびその本性たる無貌の神や、その計画の最終目的である輝くトラペゾヘドロンあたりの記述に関しては、予備知識を持たれては困るので彼女という本に神として検閲をかけ、アル自身にもその知識を閲覧できなくしている。
旧神
魔を断つ剣の行き着く可能性の1つであり、自ら生み出してしまった『愛しの怨敵』。愛/憎悪/憧憬などが入り混じった複雑な感情を抱く。幾億もの戦いを繰り広げ、負け続けている。
ドクター・ウェスト、リューガ・クルセイド
彼女にすら予測できなかったイレギュラー達。特にウェストの場合(機神飛翔デモンベイン)では彼女の構築したシナリオを序盤の段階で致命的なまでに捻じ曲げてしまい、想定外の事態として物語を強制的に終了させる、という特殊エンドが存在する(最後はおとぎ話の紡ぎ手だったエンネアが超展開に耐え切れなくなり、ぶっ倒れて終了する)。
エドガー
前日譚『斬魔大聖デモンベイン 軍神強襲』の主人公。怪事件に巻き込まれて地下で死に瀕していた彼を「自分にとって有利な展開になるかも」と救出、アル・アジフのマスターとするなど根回しを行う。
『二闘流』九朔、アナザーブラッド
続編『機神飛翔デモンベイン』の登場人物たち。自身の計画のために彼らの「家族への情、絆」を利用し弄ぶ。
アザトース
ナイアルラトホテップの産みの親にして主。
ヨグ=ソトース
同じくアザトースから産まれた邪神。

ナイアルラトホテップの化身

ナイ神父
ナイアルラトホテップの化身の一つ。アウグストゥスと同じ姿をしている。SRW未登場。
ニアーラ
前日譚『斬魔大聖デモンベイン 機神胎動』に登場した化身。本性を現すまでの間、後に瑠璃の母となるオーガスタ・エイダ・ダーレスにメイドとして仕えていた。外見は金髪に小麦色の肌をし、眼鏡をかけた人間の女性。その名は「ナイア」同様に「ナイアルラトホテップ」のアナグラムである。
続編『機神飛翔デモンベイン』においてもこの貌が現れ、『機神胎動』の登場人物をあざ笑っている。
前日譚『斬魔大聖デモンベイン 軍神強襲』に登場した化身。喋る鼠。
アウグストゥス
上記の通りナイ神父と同じ姿をした男性。その正体は無自覚なナイアルラトホテップの化身の一つである。
機械仕掛けの悪夢(クロックワーク・ファントム)
続編『機神飛翔デモンベイン』に登場した、鬼械神という形式で形成した化身。無限に増殖を続ける機械部品が組み合わさった超巨大機構であり、全てを自身に組み込もうと侵食し続ける混沌機械。その中央に中枢のロボット部分が存在する。
元ネタはおそらくスコット・デヴィッド・アニオロフスキの『I Dream of Wires』に登場するナイアルラトホテップの化身である、時計仕掛けの怪人。

他作品との人間関係

上述の通り、どの作品の人物相手でも基本的に態度は同じである。しかし、一部のキャラに対してはそれなりに警戒する姿勢を見せた。

ジョセフ・カーター・ジョーンズヒーローマン
UXでは初めて現れたナイアにとっての「イレギュラー」であり、使い手のジョーイも含めその存在に興味を抱くが、然程の問題とは考えなかったのか、その他のイレギュラーも含め本格的な対策を施すことはなかった。しかし、ヒーローマンこそ彼女の罠を破壊するために到来した本物のヒーローであり、実際に彼女のシナリオはヒーローマンの登場を皮切りに徐々に崩壊していった。
曹操ガンダム司馬懿サザビー
UXでは異世界・三璃紗より転移してきた彼らの前に現れ彼らの素性を知っていることを突きつけると共に、彼らの思惑を見抜き、「G記」の黙示録の一節などを投げかけて彼らを惑わす。
しかし、曹操はそんなナイアの挑発に一切動じる事などなく、むしろ彼女の言葉は曹操のUXへの参加の意思を固めさせることとなり、それは彼女のシナリオの破綻の一歩に繋がる。
シェリル・ノームグレイス・オコナー
UXでは第2部中盤に「銀河の妖精のファン」を名乗り接触し、彼女たちにV型感染症を治療する手段を伝えた。
ランカ・リー
UXでは彼女とシェリルの歌も「所詮自身の描いたシナリオのクライマックスの前座」と嘲笑う。しかし、その彼女たちの歌の力も、ナイアのシナリオを打ち砕く力の一端となる。
デウスエクスマキナ
UXではナイアの正体を知る数少ない版権他作品の登場人物。
フェイ・イェンHD(ファイユーヴ、初音ミク
UXでのナイアのシナリオにおいて、UXの世界の「外側」からこの世界へと現れた彼女「たち」は、まさに決定的と言えるほどの最大の不確定要素だった。
この「外側」には初音ミクがいた“どこかの世界”が含まれるが、ボーカロイドという音楽作成ソフトが存在する世界、つまりは我々「プレイヤ-の世界」であると仮定できる。彼女が『スーパーロボット大戦UX』という作品に登場したことでプレイヤーの世界とUX世界がつながり、ゲームという形でプレイヤーがUX世界に干渉できるようになったのかもしれない。
サヤ・クルーガー
UXでは序盤の初対面時、ナイアの禍々しい正体の一端に勘付くようなそぶりを見せていた。
ノーヴル・ディラン
UXの世界において、ナイアの「領域」に踏み込んでいる数少ない人間。ナイアの紡ぐ悪しき輪廻を打破し、ユガの終焉を乗り越えるために、彼女もまた、ナイアに弄ばれるままに幾度も繰り返される世界の中で足掻き続けている。
アユル・ディラン
彼女をこれまで繰り返された輪廻の中で一番の「出来損ない」のように評し、侮蔑・嘲笑する。
カリ・ユガ
UXのラスボスであり、全ての可能性を閉じる力を持つ「神にして悪魔」。ナイアの悪意によって繰り返され続け、可能性を生みすぎた世界を完全に閉ざすべく、UXの前に姿を現す。

名台詞

「そうつれなくするなよ、九郎君。たしかに僕にとって君は手駒だったけどね。」
「君のことを気に入っていたのは事実。」
「僕は君を愛しているのさ。ただ僕にはこんな愛し方しか出来ないだけで」
「全ては終わったんだ……後はただ、君のことを愛し続けよう」
原作ゲームより。悪夢の世界の入り口にて。トラペゾヘドロンを今まさに解き放たんとする勇者を捕らえ、邪神は囁く。これは愛なのだと。真実の悪は愛にも似て英雄を堕落へ導く―――。
大十字九郎が彼女の誘惑を破れるかは、直前の選択肢にかかっている。汝、三位一体の英雄。汝の片翼に真実の愛を示すべし―――!
「真逆(まさか)―――君も同じだったのか?」
「だとしたら……僕は知らずに、自ら巨大な運命の輪に囚われていたのか―――」
原作ゲームアルルート最終決戦にて。邪神の計略はここに崩れ去った。かくして、かくも壮大な狂騒劇は、されど誰にも知られることなく静かに幕を下ろす。後は大団円を待つだけだ。
「真逆」は「まさか」と読み、「まぎゃく」という単語を現す言葉ではない
「然らば、私も苛烈なる憎悪を以って、お前たちを愛し抜こう!」
「魅せてみよ!この、盲目にして痴愚なる神の夢―――」
「泡沫の宇宙で何処まで生き足掻く事が出来るか……この私に魅せてみよ!」
「神のシナリオすら超える窮極の破壊者! 神殺しの刃!」
「そう、お前達はヒトが創りし神!」
「最も新しき神―――『旧神』よ!」
原作ゲームアルルートノーマルエンドより「ナイ神父」の台詞。邪神が紡いだ物語は終わった。残るは最も新しき旧き神と、曠野の混沌の永劫の争いのみ。かくて、神話は大団円―――最も陳腐な大団円(デウス・エクス・マキナ)を迎える―――
「……どうやら完全に僕の負けのようだね。真逆、こんな奇蹟が起こるなんて。僕ですら予測もつかなかった」
「だけどね。輪廻が砕ければ、今までの世界もまた砕け散る。結局、君達の世界は、僕の輪廻の上に在ったんだ」
「総てはなかったことになる。アル。九朗君。瑠璃お嬢ちゃん。君達の戦いも苦しみも勇気も絶望も、出会いも別れも喜びも悲しみも全部。ただの幻なのさ」
「君達も所詮は狂った因果の産物さ。さあ……総ては正しく因果に還る。君たちも還るが良い。僕はまた、宇宙の外から、生き足掻くちっぽけな君たちを嘲笑い続けよう」
原作瑠璃ルートトゥルーエンディングより。概ね、この邪神の失敗は敵を侮りまくった末の「予想外・予測不能」である。自業自得といえるが、この周回はただの少女にループを粉砕されてしまったというクトゥグアにマイフィールドを焼きつくされた時並の大黒星となってしまった。
そしてこの無貌の邪神は、今回のように永劫に敗れ続ける運命であるといえる。なぜなら、そのちっぽけなヒトの意思を幻と嘲笑することしか出来ないのだから。
「いやいや、私は元来、混沌に奉仕する者だからね。君の振る賽の目がどう出るか、私の興味はそこにある。君にはちょっとした仕事をしてもらうつもりだが、それとて強制されるものではない。……さあ、どうかね? 君は定められた運命におとなしく従うか、それとも新たな力を手に入れて、自らの運命を切り開くか――ただし、その新たな運命の行く先は、今より悲惨なものかもしれないがね」
前日譚『斬魔大聖デモンベイン 軍神強襲』で鼠の姿の化身が、死の淵にある主人公のエドガーの救出を提案した時の台詞。
一見寛大な提案を持ちかけているようで、上記の通り人間は玩具に過ぎず、エドガーにしても実験の使い捨ての手駒としか見なしていない。
エドガー「……ははあ、さては貴様、死神じゃなくて、悪魔か」
「ああ、それは当たっているかもしれない」
「私のことをそう呼ぶ人間もいるよ。まあ、呼び名などはどうでもいいことだがね」
前日譚『軍神強襲』で、エドガーに悪魔と呼ばれたのを肯定しながら。実際、クトゥルフ神話のナイアルラトホテップは、キリスト教の悪魔のイメージが多分に入っている。

迷台詞

「想定外の事態が発生したため、これ以降の展開は用意されておりません」
「『納得いかない!』とお怒りのお客様につきましては、次の中からお好みのエンディングをご自由にお選びください」
続編『機神飛翔デモンベイン』特殊EDにて。上記の通りドクター・ウェストによって予定が全部覆されてしまい、話を強制終了せざるを得なかったことについてのアナウンス。こころなしか事務口調のため邪神様のSAN値がヤバイとか言われることもある。げに恐ろしきは○○○○である。
急遽用意したエンディングの内容も投げやりにもほどがあるものばかり。地球皇帝の幻影が語りかけてきたり、往年の格ゲーのエンディングをパロってみたり、往年の名推理小説の犯人当てのセリフ(UXでは寺生まれのDさんが述べた)言ってみたり、果ては前作のエンディングすらパロった挙句、その神話の紡ぎ手であったエンネアが倒れて終わりを告げた。どうしてこうなった。

スパロボシリーズの名台詞

「『見よ、かの輝きはすぐに来る。災いなるかな、呪われし大地』」
「そう…G記の最終章、『黙示録』の一文だったよねぇ?」
「実はこの世界にも、似たような書物があるんだ。世界の終末を描いた、預言書がさ…」
「気になるじゃないか。このあまりにも似た、それでいて微妙に異なるふたつの歴史…」
「森羅万象、表裏一体。けれど、僕たちはその片側からしか視ることができない…」
「ああ、僕たちは何を為すべきか!? 何に成ればいいんだろう!? そうだよ、きっと…」
「天は、すべてを熾っている…!」
UXアメリカルート第14話にて、曹操と司馬懿の前に姿を現し、二人の正体や素性を知っている事を突きつけると共に、続けざまに放った台詞。異世界である三璃紗も知り得ている事を突きつけ、更にG記の中でも特に謎が多い『黙示録』すらも知り尽くしている事を仄めかし、司馬懿に更なる衝撃を与える。「森羅万象~」から「天は~」までのくだりの一部は赤壁の戦いにて曹操が劉備や孫権たちとの対決時に言い放った台詞であり、最後の一言に対し一瞬僅かに動揺する曹操に対し、曹操の事も全てお見通しだ、とでも言わんばかりに嘲笑を響かせたところで、彼らの前から姿を消す。その禍々しきナイアの存在と突きつけられた言葉に司馬懿は動揺を隠せなかったが、ナイアの挑発に揺らぐような曹操ではなく、彼はすぐに、この世界で為すべきことを決意する。
「お前なのか…? 決定的な不確定要素は! 可能性の集約が生んだ異世界からの介入は!」
UX第51話にて、今更になってフェイ・イェンHDが自身のシナリオにおいて最大級のイレギュラーだった事を確信する。だが時既に遅し、外の世界からの介入者となった一人のバーチャロイドと一人の電脳の歌姫は、この世界で出会った仲間達と共に、邪神の仕掛けた宿命の罠を既に瓦解させていた。邪神のシナリオはもうボロボロだ、彼女たちはそう突きつける。
「君は本来この場所にいない存在!運命にそう定められていたはずなのに!」
同話にて、ナイアのシナリオでは登場しないはずのドクター・ウェストがこの場にいたことに驚愕と動揺を露わにする。実際原作ゲームのアルルート及びそれを下地にしたTV版ではウェストは最終決戦の場には居合わせない。しかし、当のウェストは己の血と汗と涙と、天才的頭脳の前には、邪神のシナリオなど越えて然るべき事象に過ぎないと一蹴――そもそもウェストは『機神飛翔』において邪神の計略を捻じ曲げたので、その点は致し方ないが。

余談

ナイアルラトホテップに関してはクトゥルフ神話を参照。

  • クトゥルフ神話においては、火の邪神クトゥグアのことだけは一貫して苦手としており、『デモンベイン』原作でも初めて九郎がクトゥグアの力を使った際に「気に入らない」と零していた。
  • スパロボ初登場作品となった『スーパーロボット大戦UX』では版権作品出身のキャラクターでありながら物語全ての黒幕としての暗躍を見せた。この立ち位置は、Kにおけるダイモンと共通している。「全ての黒幕」という立ち位置はバンプレストオリジナルのラスボス・黒幕ポジションの登場人物の中ではユーゼス・ゴッツォらとも共通しているが、ナイアの無尽蔵の悪意に満ちた性質や愉快犯じみたやり口を顧みれば、スパロボ登場キャラの中では先述のダイモンやジ・エーデル・ベルナルが特にナイアと共通点の多いキャラと言える。ジ・エーデルとは「わざわざ下位の存在に身を落としてまで自らの快楽を優先する」という点でも似ているが、メンタリティはどちらかといえばややダイモンに近いとも言える。強いて言うなら、足して二乗した存在とでもいうべきか。
  • 作家ごとに設定が違う上にそれぞれが真実であるため一概には言えないが、基本的に「クトゥルフ」と呼ばれる存在は「旧支配者(グレートオールドワン=超強力な宇宙人)」にすぎない為、『デモンベイン』シリーズにおいて唯一主人公と対決する「外なる神(アウターゴッド=邪神)」はナイアルラトホテップだけである。なお、同じ外なる神であるヨグ=ソトースは登場するが、戦うことはない(一応、続編である『機神飛翔デモンベイン』では戦闘中に現れることはあるが、出現した時点でプレイヤーが負けるため戦うことは出来ない)。