ゴーカイレッド

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ゴーカイレッド
登場作品

スーパー戦隊シリーズ

俳優 小澤亮太
福沢博文(スーツアクター)
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
本名 キャプテン・マーベラス
種族 宇宙人
性別
所属 海賊戦隊ゴーカイジャー
役職 船長
主な搭乗機 ゴーカイオー
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ゴーカイレッド / キャプテン・マーベラスは『海賊戦隊ゴーカイジャー』の主人公

概要

ゴーカイジャーのリーダーでゴーカイガレオンの船長キャプテン・マーベラスが豪快チェンジした姿。ザンギャックからかけられた懸賞金は150万ザギン→300万ザギン→500万ザギン→無制限。

アウトローらしく傲岸不遜で豪快な男で、仲間を振り回すことも多いが、冷静さも有しており、義侠心にも厚い。その一方、俺様キャラが災いして、出会ったレジェンド戦士に猜疑心を抱かれる事も少なくない。

かつては一人で宇宙を放浪していたが、ザンギャックの宝物庫に忍び込んだ際にレンジャーキーを手に入れ、アカレッドと出会う。以降、アカレッド、バスコと共に「赤き海賊団」を立ち上げるが、バスコの裏切りによって離散し、アカレッドの言葉に従って「宇宙最大のお宝」を探し求めるようになった。

食い意地も張っており、地球に来訪した際にカレーを食べようとしていたが、同時にザンギャックが襲撃し食事の邪魔をされた事が切欠でザンギャックと戦う事となった。

戦闘では右手にゴーカイサーベル、左手にゴーカイガンを持ち遠近戦に対応できる。全員同じカラーで統一する場合を除き、歴代のレッド戦士に変身する。追加戦士、番外戦士に変身する時もレッド戦士(仮面ライダーやメタルヒーローなど)に変身する。また、雑誌『テレビマガジン』の全員サービスDVDや『4週連続スペシャル スーパー戦隊最強バトル!!』の最終決戦ではゴーカイシルバー+ドラゴンレンジャー~ゴセイナイトの追加戦士の力を借りた強化形態「ゴーカイレッド ゴールドモード」、本編の10年後を書いたVシネマ「テン・ゴーカイジャー」では5人が各ゴーカイマシンの姿となった「クロスアーマーモード」と5人のクロスアーマーを1つにまとめゴーカイオーの姿となった強化形態「ガレオンアーマーモード」に変身する。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2019年4月のイベント「激突!宇宙海賊×地獄」から登場。ゴーカイオー及びカンゼンゴーカイオーのメインパイロット。

パイロットステータス

精神コマンド

X-Ω
奇襲直感
パイロットパーツ装着時
自信勇気+

人間関係

ゴーカイブルー / ジョー・ギブケン
ゴーカイガレオンの副船長。元はザンギャックの兵士だったが、脱走したところを助け、最初の仲間にした。
ゴーカイイエロー / ルカ・ミルフィ
ザンギャックの武器倉庫に侵入したところで出会い、仲間にした。
ゴーカイグリーン / ドン・ドッゴイヤー
ゴーカイガレオンの修理を依頼した際に気に入って仲間に引き入れた。
ゴーカイピンク / アイム・ド・ファミーユ
自ら志願した彼女を仲間に迎えた。
ゴーカイシルバー / 伊狩鎧
ゴーカイジャーに押しかけ参入した地球人。当初はその行動に戸惑うものの、彼の正義感の強さを気に入り、仲間にした。
ナビィ
ゴーカイジャーをサポートするオウム型ロボット。マーベラスと一部の周囲には「トリ」と呼ばれるが、ナビィ本人はこの呼び方を否定している。
炎神マッハルコン
両親があまりかまってくれなかったためグレていたが、マーベラスとの対決の末和解しゴーカイジャーの仲間となる。

宇宙帝国ザンギャック

皇帝アクドス・ギル
ザンギャックの最高支配者。宿敵。
司令官ワルズ・ギル
ザンギャックの皇太子。彼のことは完全に見下しており「皇帝の馬鹿息子」と呼んで馬鹿にしている。

宇宙海賊

バスコ・タ・ジョロキア
かつての仲間だったが裏切られ、今でも因縁がある。彼からは「マベちゃん」と呼ばれていた。
サリー
バスコのペットである宇宙猿。バスコはマーベラスを罠に陥れるため彼を捨て駒に使うが、サリー自身は途中で良心が芽生えたことでマーベラスを助け、バスコに引導を渡す逆転の一手を作った。

その他

アカレッド
赤き海賊団だった頃のリーダー。アカレンジャーのレンジャーキーを巡って争ったことが切っ掛けで知り合う。マーベラスの胸中には今でも彼の存在が大きく残っている。
初出はVシネマ『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』であり、ボウケンレッド(暁)とも見識がある。
少年(丹羽野将年[1]
第2話に登場。レジェンド大戦の際にザンギャックに祖父を殺された中学生の少年。当初はザンギャックへの復讐とゴーカイジャーへの不信感により、マーベラスからモバイレーツと『侍戦隊シンケンジャー』のシンケンレッドのレンジャーキーを奪い取った(マーベラスもすぐには奪い返さず一旦静観し、あえて変身させていた)。その後、終盤に再登場し、ゴーカイオー、豪獣神が倒され絶望的な状況でも諦めず、自分なりの戦いをしているところをマーベラスに助けられる。彼との再会によってマーベラスは「宇宙最大のお宝」の扱いに関してある決意をする。
骨のシタリ
『侍戦隊シンケンジャー』に登場する敵対組織「外道衆」の残党。『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕』において、諸般の理由で対峙するなりボコボコにする。
ガイソーグ
『騎士竜戦隊リュウソウジャー』からの先行出演で、TVスペシャル『スーパー戦隊最強バトル!!』におけるマーベラス因縁の相手。その正体は怨念を持った空の鎧でルカ(後に天晴とスティンガー)に乗り移っていた。
全てが終わった後に再び空の鎧に戻るが、それを何者かが手にするところで『最強バトル!!』は終わり、『リュウソウジャー』本編へと繋がる。
キアイドー
かつて赤き海賊団時代のマーベラスに、トラウマを植え付けた賞金稼ぎ。
巨獣ハンター バングレイ
『動物戦隊ジュウオウジャー』で大和が敵対していた狩人。右手で頭を触ると倒された人の記憶の個体を再生させることが可能で、マーベラスに触って6人の歴代スーパー戦隊の悪役を復活させた。

レジェンド戦隊 

アカレンジャー / 海城剛
『秘密戦隊ゴレンジャー』のレッド。最終回に旅立つゴーカイジャーに感謝と激励を送り見送った。
『スーパー戦隊最強バトル!!』では、舞台に不穏なものを感じた彼から直接レンジャーキーを託されている。
ビッグワン / 番場壮吉
『ジャッカー電撃隊』の行動隊長で、アカレンジャーに並ぶスーパー戦隊の中心的人物。『199ヒーロー』にて彼から「ありがとう天装戦隊、そして海賊戦隊」と明確にスーパー戦隊の一員として数えられたため、あくまでアウトローだと思っていたマーベラスはかなり驚愕していた。
バルイーグル(2代目) / 飛羽高之
『太陽戦隊サンバルカン』の2代目レッド。最初バスコに大いなる力を奪われたが、マーベラスが奪還に成功する。その後マーベラスが力を使うべきかと悩んでいた時、幻影として現れ改めて大いなる力を渡す。
ブラックコンドル / 結城凱
『鳥人戦隊ジェットマン』のブラック。現在は故人だが、一時的に現世に舞い戻り、キアイドーに怖気ついていたマーベラスを叱咤させて戦う心を思い出させた。
デカマスター / ドギー・クルーガー
『特捜戦隊デカレンジャー』の番外戦士である宇宙警察地球署署長。最初マーベラスの逮捕(後にザンギャックの情報操作と判明)に踏み切るもひょんなことから行動を共にしてマーベラスの誇りを認め大いなる力を授ける。
後の『スーパー戦隊最強バトル!!』では、大会を調査していた所、偶然ガイゾ―グの攻撃でダメージを受けたマーベラスと再会し、肩を貸して以前の借りを返す。
ボウケンレッド / 明石暁
『轟轟戦隊ボウケンジャー』のレッドである冒険家。『199ヒーロー』で大いなる力を託し、その後本編21話に再登場。バスコの非道な行為を目撃して荒んでいたマーベラスの元に突然現れプレシャス(ボウケンジャーの重要アイテム)の回収を依頼。マーベラスと共に行動する中で冒険の大切さを教えてマーベラスがアカレッドと共に冒険していた初心を思い出させた。
ゴセイレッド / アラタ
『天装戦隊ゴセイジャー』のレッド。劇場版『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』にて共演する。当初はゴセイナイトのキーを巡り敵対するも、共闘を得て最後は一緒にゴーカイガレオンの船首に並ぶまで打ち解ける。
後に『ゴーカイジャー』第40話でゴセイジャーと『侍戦隊シンケンジャー』から大いなる力を授かった恩返しとして、人知れず彼らの手助けをする。
レッドバスター / 桜田ヒロム
『特命戦隊ゴーバスターズ』のレッド。映画『スーパーヒーロー大戦』及び『ゴーバスターズVSゴーカイジャー THE MOVIE』で共演。当初は諸事情から敵対し彼のことを半人前扱いするが最終的に認め合う。尚、前者の映画で共演した設定が反映され、後者の映画では当初から互いの存在を知っている。
トッキュウ5号 / カグラ(泉神楽)
『烈車戦隊トッキュウジャー』のピンクで、『スーパー戦隊最強バトル!!』の「変わり者チーム」のメンバーの一人。
アカニンジャー / 伊賀崎天晴(いがさき たかはる)
『手裏剣戦隊ニンニンジャー』のレッドで、『スーパー戦隊最強バトル!!』の「変わり者チーム」のメンバーの一人。相変わらずの熱血馬鹿さはあるが、本編時代と比べたら時期的には既に妻子持ちであろう事からかやや落ち着きがある。彼の一発ギャグにガイソーグの一件で荒れに荒れていたマーベラスも思わず苦笑してしまったほどである。
ジュウオウイーグル / ジュウオウゴリラ / ジュウオウホエール / 風切大和
『動物戦隊ジュウオウジャー』のレッド。ジュウオウジャーで彼らが必要としていた大王者の証を巡って戦う事になるが、豪快チェンジに対抗してフォームチェンジするも、マーベラスの変身の多さに面食らっていた。
その後、『スーパー戦隊最強バトル!!』で再び共演。大和自身をリーダーとした主人公チーム「変わり者チーム」として共闘する事になり、ガイソーグの件で頑ななマーベラスに対して『ジュウオウジャー』当時の事にも言及している。
サソリオレンジ / スティンガー
『宇宙戦隊キュウレンジャー』のオレンジで、『スーパー戦隊最強バトル!!』の「変わり者チーム」のメンバーの一人。
リュウソウグリーン / トワ、リュウソウブラック / バンバ
『騎士竜戦隊リュウソウジャー』のグリーンとブラックで、メンバーの中では兄弟に当たる(バンバが兄で、トワは弟)。『スーパー戦隊最強バトル!!』の最終回の終盤でガイソーグにガイソーチェンジしたリタとの戦いのピンチに駆けつけた。
ツーカイザー / ゾックス・ゴールドツイカー
機界戦隊ゼンカイジャー』の追加戦士であり、スーツのデザインをゴーカイジャーからパクっている[2]映画『機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー』、スピンオフ動画『ツーカイザー×ゴーカイジャー ~ジューンブライドはたぬき味~』にて共演。
ルパンレッド / 夜野魁利(やの かいり)
相容れない2組の戦隊が共通の敵と戦う『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の、快盗側のレッド。
『機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー』にて、マーベラス・ゾックスと共に、『魔進戦隊キラメイジャー』のキーアイテム・カナエマストーンの争奪戦を繰り広げる。後に『ゴーカイジャー』~『リュウソウジャー』までの他の戦隊レッドと合流し、「センパイジャー」としてゼンカイザー / 五色田介人達のピンチに駆けつけている[3]

その他のヒーロー

ギャバン / 一条寺烈
少年時代に命を救ってくれた恩人。『ゴーカイジャーVSギャバン THE MOVIE』で再会し、今度は彼を救うことになる。
仮面ライダーディケイド / 門矢士
『仮面ライダーディケイド』の主人公で、ゴーカイジャーと同じ様に歴代の仮面ライダーに変身する。『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』でスーパー戦隊の殲滅を目的とし、同じく仮面ライダーの殲滅を目的とするマーべラスと敵対するが、実際には戦隊とライダーの悪の二大組織の計画を阻止するための作戦で共闘していた。
仮面ライダーオーズ / 火野映司
『仮面ライダーオーズ』の主人公。『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』で敵の猛攻に危機下に陥った時、自らオーズの大いなる力を託した(レンジャーキーの形をしていたが変身解除はしていない)。

他作品との人間関係

海動剣
『X-Ω』のイベント「激突!宇宙海賊×地獄」にて共演。互いの性分故に初対面時にいきなり喧嘩の勃発寸前になるなど何度も衝突するが、ザンギャックとガイスターを相手にしての共闘を経て、最終的には打ち解け合う関係となった。
エクスカイザー
恩人であるギャバンと同じく宇宙警察のヒーロー。『X-Ω』にて度々共闘している。
ダイノガイスト
『X-Ω』ではバスコ同様にザンギャックに与する悪の宇宙海賊である彼やその配下のガイスター達と度々激突している。
クライン・サンドマン
『X-Ω』のイベント「受け継がれる牙」にて共演。マーベラス達が歴代スーパー戦隊から託された大いなる力が、彼の失われたG因子を復活させる力となった。
獅子王凱天空侍斗牙
『X-Ω』のイベント「受け継がれる牙」にて共演。三重連太陽系へ向かう彼らに代わり、改めてカイザーズや Gソルジャー隊達と共に地球の平和の守護を引き受けている。
神勝平
『X-Ω』のイベント「月と星が輝く時」にて共演。平行世界に転移したところ、心に深い傷を負い崖から足を踏み外した彼と邂逅し、以来親しくなる。兄貴分のように彼と接しながら、彼の窮地を救うと共に、自分の過去を踏まえた上での言葉で彼を諭すと共に激励し、彼を立ち直らせる大きな力となる。
神花江
『X-Ω』のイベント「月と星が輝く時」では彼女に衣食住の世話になる。彼女からも強い信頼を得ており、勝平を見守って欲しいと頼まれている。
戦部ワタル一行、勇者ラムネス一行
『X-Ω』のイベント「並行世界大冒険であります!」では彼らと行動を共にしている。
ケロロ軍曹
『X-Ω』のイベント「並行世界大冒険であります!」ではブルー共々「バイオレンスの臭いを感じる」と言われてしまった。

名台詞

本編

「派手にいくぜ!!」
キャッチコピーにも使われた決め台詞。
『4週連続スペシャル スーパー戦隊最強バトル!!』では上記の大和が主役であり、マーベラスは準主役だったのだが、PVではジュウオウイーグルをバックに上記の台詞で締めくくられている。
尚、テレビ放送当時は小澤亮太氏の演技力がまだ発展途上だった為爽やかな言い方だが、後年の客演の際には演技力の向上によりかなりドスの聞いた叫び声になっている。必聴
「ゴーカイレッド!」
「海賊戦隊!」
「「「「「「ゴーカイジャー!」」」」」」 
個人及び戦隊の名乗り。当時としては珍しく個人、戦隊名ともにキャッチフレーズが存在しない非常にシンプルなもの。そのためか全員で言うのは「ゴーカイジャー」部分だけとなっている。
「ジャマするぜ地球人ども!俺たちは海賊戦隊ゴーカイジャー。俺はキャプテン・マーベラスだ。この星には宇宙最大のお宝があるよな。おとなしく、在り処を教えな!!」
第1話。地球に降り立ったマーベラス達は拡声器片手に堂々と自分たちの目的を告げる。
この時点でゴーカイジャーの興味は「宇宙最大のお宝」であって地球ではなかった。
「おい、この星に守る価値はあるか?」
第2話。出会った中学生の少年からレンジャーキーとモバイレーツを奪われるも、あえて静観しゴーカイチェンジも承諾。ゴーミンには立ち向かえたものの敵怪人ボンガンには敗北。「自分なりの戦いを見つけろ」と声を送ったあと、改めて地球の価値を問い「宇宙海賊なら自分で見つけろ!」と先ほど自分がかけた言葉を返される。
そして終盤である第50話において、互いの言葉は帰結する事となる。
「知った事か。俺達は俺達の誇りをもってこの宇宙を旅してきたんだ。その誇りを守る為なら徹底的に戦う。たとえ海賊と呼ばれようと…たとえ、全宇宙を敵に回そうがな」
ドギー「俺を助けたのは、その誇りの為か?」
「どうだかな」
第5話。大いなる力を求めて警察署まで来たが、あっさりとデカイエロー/礼紋茉莉花に手錠を掛けられ、さらにドギー・クルーガーも現れる。混戦の中でザンギャックの作戦を知ったマーベラスたちは互いに庇い合い、ザンギャックと宇宙警察の両方を相手にして逃げ切れるはずが無いと言われ、こう答える。
「そうだな…決めるのは、俺だ」
第16話、バスコとの戦いで4人が捕まってしまい、全てのレンジャーキーとゴーカイガレオン、ナビィを引き換えに。アカレッドと出会った時の出来事を思い返し、ガレオン船内を見渡した後、アカレッドがかつて言った言葉「君が諦めたのなら手に入らない。後は君の決断だけだ」に応えるかのように決意する。
「知った事か。欲しい物は何をしても掴み取る。それが海賊ってもんだろ?」
同話、バスコとの交渉に赴くもレンジャーキーも渡さず仲間も救うと宣言。直後、レンジャーキーを空中へ放り投げ、ジョーとハカセが落ちてきたモバイレーツとシンケングリーンのレンジャーキーを口で掴み変身。無事、窮地を脱する。
「…ありがとな」
同話ラスト。戻ってきた4人に対して面倒ごとに巻き込んですまなかったと謝るも、4人とナビィは何を今更とにこやかに答える。そして感謝するように小さく呟くのだった。
「俺たち海賊を仲間にいれるってのか……」
「俺たちに、力をくれぇ!」
劇場版『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』にてレンジャーキーを通して、歴代のレジェンド戦士から35番目のスーパー戦隊と認められ、激励を受けて。
この言葉に答えるように、その時共闘していたゴセイジャーを除いた33戦隊のレンジャーキーが奇跡を引き起こし実体化。スーパー戦隊バズーカを授けるのだった。
「トドメだ!……ん?」
アカレンジャー「…………」
「よし、来い!」
「「「「「レッツ・ゴー!!」」」」」
「名付けて、ゴレンゴーカイオー!!
同上、歴代ロボと共闘し黒十字城にトドメを刺そうとした時、レンジャーキーを通して頷くアカレンジャーの意思を受け、玩具が具現化したバリブルーンと合体し、ゴレンジャーの大いなる力、ゴレンゴーカイオーが完成した。
ゴセイレッド「頼むぞ、ゴーカイジャー!」
「あぁ、ド派手にいくぜぇ!!!」
同上、ゴレンゴーカイオーに合体した直後、ゴセイレッドに応える形で叫んだ決め台詞の派生。気に入ったのか、最終回や後年の客演でもここぞという時に使用している。
直後に「ゴーカイハリケーン・カシオペア」を発動させ、見事黒十字王との戦いに勝利するのだった。
「…ハハッ、面白い! 気に入った、鎧! お前はゴーカイジャー6人目の仲間だ!」
第18話。「ザンギャックを倒し宇宙全体を平和にする」という鎧の問いを聞き、彼をゴーカイジャー6人目の仲間として認める。
「今日は特別だからなぁ!」
ハリケンレッド「ああ! いつもより…」
「「シュシュッと行くぜ!!」」
第26話。一時的に力を取り戻したハリケンジャーの協力もあり、サタラクラJr.の罠から脱出。ゴーカイジャーを見直したハリケンジャーに向けて「今度は9人でやらねぇか?」と共闘を持ちかける。
「自分に勝つ力! 自分の壁を打ち破る力! 死をも乗り越える…意思の力!!」
第28話。キアイドーの襲撃により、かつての恐怖心が蘇ったマーベラスだったが、友のために尚も戦い続けるブラックコンドル / 結城凱の姿を見て遂に勇気を振り絞る。そして、ジェットマンの大いなる力を受け継ぐのだった。
「わりぃが、あんたからは貰う気はしねぇ。俺達は海賊だ。欲しいものはこの手で掴み取る」
第31話。バスコと一人対峙するため、オーレッド / 星野吾郎はオーピンク / 丸尾桃に大いなる力をゴーカイジャーに託すように命令。ゴーカイジャーを足止めした桃は大いなる力を託そうとするも、マーベラスはそれを拒否。バスコと戦うために吾郎の元へ駆けつける。
「鎧…俺が間違ってたみたいだ。お前らやお前らの夢は俺に守られるほど柔じゃねぇもんな」
38話。グレートワルズに敗北した後、他のメンバーを強制的に脱出させ気を失った際、夢の中でアカレッドから「お前が選んだ仲間達は本当にお前に守って欲しかったのか?」と指摘を受け、本当に守るべきものは仲間たちとの絆であった事に気付く。そして、仲間たちと合流した際にこの台詞を述べた。
ワルズ・ギル「忌々しき海賊ども、死を迎え入れる覚悟はできたか?」
シルバー「そんな覚悟なんていらない!」
イエロー「この程度で私達が怯むとでも思ってんの?」
ブルー「打つ手が無くても絶対に逃げたりしない!」
グリーン「なんてったって、僕達海賊だもんね!」
ピンク「わたくし達、6人の気持ちは一つです!」
「あぁ!夢をこの手で掴むまで…俺達は突き進むだけだ!!」
同話。前話で敗北したグレートワルズに対して、劣勢となりながらも前話と違い屈せず、決して諦めない想いを見せる。直後、ゴーカイジャーのレンジャーキーが光り出し…。
マッハルコン「なんだよ、ないとか言ってあるじゃねえか!これがお前らゴーカイジャーの大いなる力なんだろ!」
「俺たちの大いなる力……夢を掴む力か!」
マッハルコン「そのカンゼンソウルを俺様にぶっ刺せ!バリバリ~!」
「「「「「「カンゼンソウル、セット!海賊合体!」」」」」」
マッハルコン「海賊合体!」
「「「「「「完成!カンゼンゴーカイオー!!」」」」」」
同話。6人とマッハルコンの諦めない想いから、前話でマッハルコンに存在を聞かれ、答えられなかったゴーカイジャー自身の大いなる力「夢を掴む力」が生み出され、6人と一体の炎神の心が一つとなった時ついに完全な豪快の王が誕生した。
「あんた、俺たちに見せたかったんだろ? 学校って良い所だと。確かにな…生徒たちの夢が詰まったところだ。ここは俺達が守ってやる」
第39話、メガレンジャーの大いなる力を求めて諸星学園高校へと訪れたゴーカイジャーだが、母校で教師となっていたメガレッド / 伊達健太の薦めにより一日体験入学をする事になる。初めは意図が解らなかったゴーカイジャーたちだが、生徒たちとの触れ合いを通じて学校には生徒たちの夢が詰まっている事を知り、バスコの工作から彼らの夢が詰まった学校を守る決意をする。
「正直…最初は何もできないお姫様だった。銃を持たせりゃ、反動でひっくり返る…」
ジョー「剣を持たせりゃ、重さで振り回される…およそ戦いには向いていなかった」
ハカセ「家事をさせても滅茶苦茶だったし…」
ルカ「なーんかマイペース過ぎてタイミングが合わないし…」
「だが、アイムには俺達にはないものがあった」
第41話。再び変身してザツリグと戦うマーベラス達は、アイムが海賊になりたての頃を思い出す。最初は足手まといだったアイムだが、確実に自分たちのかけがえのない仲間になっていった事が伺える場面。
「あの猿がバスコに裏切られたのが芝居だとしても、あの猿はどうせこれからバスコに裏切られるんだろうなって…心配すんな…別に仲間に入れようって訳じゃない。怪我が治ればすぐに放り出すさ…」
第47話。バスコに襲われたサリーを匿った後、ジョーから罠だと忠告されての返し。事実、サリーの潜入は芝居であった上、更なる驚愕の展開が待ち受けていたため、マーベラスの見立ては極めて正解だった。
「中身は何でもいいのかもしんねぇ…。」
「この宇宙を旅する海賊たち、誰もが欲しいと望みながら誰も手にした事のない伝説の宝物。それを手にした者は宇宙の全てを手にしたのと同じ。そんなものが存在するなら手に入れるしかねぇじゃねぇか。」
「夢は手に入れられないと思った時に、無くなっちまうんだから…」
第48話、バスコとの戦いに敗走した際、仲間と宇宙最高のお宝の中身が何なのか考察した際の彼なりの価値観。マーベラスとしては己なりにロマンを追い求めていただけであり、その宝の中身が何であろうと手に入れようとしていた。そう、たった一つの自分だけの宝物を欲し、誰とも同じではない宝物を命がけでその手で掴もうとしているだけなのだ。
「俺はあいつにも助けられたって事か…」
同話、前回でバスコの罠により爆弾を受けた事で重傷を負い一人悔しがる中、サリーが身に着けていた首飾りを見て、サリーは爆弾が爆発する直前に咄嗟に腹部のハッチに収納していた事に気付く。それを見た事でマーベラスの決意はより固い物へと変わる。
「言いたいことはそれだけか? 今の俺は赤き海賊団じゃない。この星に宇宙最大のお宝があり、それを手に入れる為の物が揃ってる。それだけで十分だ。俺達ゴーカイジャーの夢を邪魔するもんは誰であろうとぶっ潰す!」
「てめぇだろうが、ザンギャックだろうが、アカレッドだろうがな!!」
その後、バスコとの最終決戦時にバスコにアカレッドの真意を知らされた際の切り返し。もはや彼に迷いなど一切ない。あるのは長らく追い求めたお宝をその手で掴むことのみ。それを聞いたバスコも「じゃあ、決着つけようかマベちゃん…いや、マーベラス!」と返し、2人の最後の戦いが始まる。
「…バーカ…今…くたばるわけねぇだろ…いよいよ宇宙最大のお宝が拝めるってのに…」
同話ラスト、バスコとの一騎打ちに辛くも勝利し駆け寄ってきた5人の仲間たちへ向けて。
「ああ、デカい物を見つけた。お前の言う通り、どこにでもあった。ここにもな」
第50話。ザンギャック艦隊に敗走した後、第2話の少年と再会。地球に守るものはあったのかと尋ねられ、こう答える。海賊たちが見つけた守るもの、それは…。
「あるさ。俺達の手でザンギャックをぶっ潰すって決まってるだろ」
アイム「わたくし達は知りました…スーパー戦隊の方々の熱い想いと戦いの歴史…それがこの星の人達を強くしたんです」
ハカセ「だからこんな状況でも、みんな希望を捨てずに、力を合わせて最後まで戦おうとしてるんだ」
ルカ「アタシ達がその支えを消すなんて、出来る訳ないじゃない」
ジョー「この星には、スーパー戦隊が必要だ」
ルカ「あの時は過去が変わればいいと思ったけど…アタシ達、その過去を受け入れて生きてきたんだよね」
ジョー「どんなに辛い過去でも、それを否定してしまえば今の自分を否定することになる」
「過去を変えれば、平和な未来が約束される。だがな…決められた未来なんてつまらねぇじゃねぇか」
同話。ザンギャックを倒すため「宇宙最大のお宝」を使うべきだと主張する鎧に向けて、使わない事を宣言する。
「宇宙最大のお宝」を使えばザンギャックだけでなくスーパー戦隊の存在も消滅し、自分たちが経験した過去もまた改変される。過去を変える事は今の自分たちも否定してしまうという事でもあり、さらにスーパー戦隊と触れ合った人々の想いも否定する行為でもあった。
地球での戦いを通じてスーパー戦隊の存在が必要である事を学んだ海賊たちは自分たちの手で決着を付ける事を決めるのだった。
「死ぬ気は無ぇな。だが…命を賭けてこの星を守る! それが…スーパー戦隊ってもんだろ!!
同話。ダイランドー率いる部隊に向けての啖呵。この啖呵を聞いた人々も湧き立ちゴーカイジャーを応援する。
「俺達は35番目のスーパー戦隊だが、海賊だからな…」
鎧「お前みたいな気に入らない奴は!!」
「「「「「「力の限りぶっ潰す!!!!!!」」」」」」
「最後だからな、ド派手に行くぜェ!!」
最終回、アクドス・ギルとの最終決戦時にメンバー全員で切った啖呵。最初は宇宙最高のお宝を得るためだけの戦いだったが、いつしか地球は彼等ゴーカイジャーにとってかけがえのないものになっていた。それに応えゴーカイジャー達は35番目のスーパー戦隊として、地球の命運をかけた最後の決戦を開始する!
「ああ~…ヤベェ~~~…すっげぇ気持ちいい……」
同話、アクドスとの戦いが終わった直後、身体を大の字にして勝利の余韻を味わう。
ナビィ「マーベラス、本当にいいの?」
「ああ!こいつはこの星の奴らが持つべきもんだ!」
鎧「はい」
ジョー「ああ」
ナビィ「そっか」
「あばよ!」
アクドス・ギルとの最終決戦の数ヶ月後、修理が終わったゴーカイガレオンの甲板上にて。この直後に、マーベラスは宝箱を天に掲げ、レンジャーキーは元の持ち主の下に帰っていった。
「じゃあな…アカレッド」
ゴーカイガレオンの船首に立っていたアカレッドの幻影に向けての最後の挨拶。この直後に、ゴーカイガレオンは宇宙に飛び立つ。
レジェンド戦隊の戦士たちはレンジャーキーを片手にガレオンを見送り、最初の戦隊である『秘密戦隊ゴレンジャー』のアカレンジャー / 海城剛は労いの言葉をかける。「ゴーカイジャー…よくやってくれた。掴み取れよ! 今度は君たちの夢を!」
「さぁて、目指すはザンギャック本星だ!」
鎧「はい!」
ナビィ「さぁ!」
「全速前進!!」
劇中最後の台詞。この言葉を最後にゴーカイジャーの物語は幕を閉じる。
なお、ザンギャック本星へ向かった後の話は『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』で描かれる事となる。

客演 

「通りすがりの海賊ってやつだ」
映画『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕』の先行登場シーンでの第一声。
「冥土の土産だ、面白いもの見せてやるよ」
同上。『侍戦隊シンケンジャー』の戦闘員ナナシを一掃した後、骨のシタリに対して。この台詞の後、ゴーカイジャー全員で『特捜戦隊デカレンジャー』から『炎神戦隊ゴーオンジャー』までのレッドに一斉に豪快チェンジを行う。

迷台詞

本編

シリーズでも珍しい俺様系キャラという事もあってか、意外とズレた言動が多い。

「おい、お前の子に会わせろ」
第7話。ナビィの大いなる力の情報である「虎の子を訪ねるとよいぞよ」を聞いて、動物園の虎の柵の中に入り込んで虎に直接聞き出した。言うまでもなく飼育員から大慌てで止められた挙句「今、虎に子供はいませんよ!」と突っ込まれる。
「虎猫だ」
で、「虎の子じゃなく虎猫だったんじゃないのか」と思い虎猫を捕まえてきた。当然関係無かったうえにナビィからは「バッカじゃないの!?」と怒られる。
「盗み聞きとはいい趣味じゃねぇか。聞かれたからには、ただで返すわけにはいかねえな」
第8話。船内に紛れ込んだスニーク・ブラザーズの兄エルダーに大いなる力の情報を聞かれた事で、追いかけた先にいた兄弟たちを前にしての啖呵。言っている事が悪役寄りである。
「派手に…」
グリーン「い、いけない…」
第14話。ジェラシットとインサーンの痴話喧嘩に巻き込まれた恭介を見て変身し加勢しようとした矢先に早速一行を見失った際の一幕。直後に別の場所に移動していた事を知る。
「楽だぜ」
恭介「こらっ!二人乗りは禁止!」
同話、激走戦隊カーレンジャーへゴーカイチェンジした後、ゴーカイクルマジックアタックでジェラシットに攻撃。この時ピンクが一輪車、イエローがローラースケート、ブルーがスケボー、グリーンは自転車でレッドは二人乗りしていた。ギャグシーンにしか見えない光景だが、これがカーレンジャーというものと言うべきか、キチンと攻撃として成立していた。
ちなみに原典のカーレンジャー・クルマジックアタックは5人が車型の光になって突撃する真っ当にかっこいい技だったため、凄まじいギャグ補正が働いてしまっている。
「マジで訳わからん…」
同話、倒してもいないのに巨大化したジェラシットの「パターン破り」に対するツッコミだが、あまりにも既存のシリーズとはテイストが違い過ぎる『カーレンジャー』独特の「ノリ」を初めて目の当たりにした新規視聴者の心情を代弁した台詞とも受け取れる。
「みんな、やめよう!俺達の敵は、交通違反だ。俺達は…」
「戦う交通安全! 激走戦隊カ~~~~レンジャー!!」
同話ラスト、恭介の指導の下で交通安全指導の演劇をやらされる羽目になり、半ばヤケクソ気味に普段は絶対口にしない「優等生発言」を咬ましつつカーレンジャーのポーズを決めて見せた。
この回はもはや完全にカーレンジャーが主役の回である。
「まぁいい。俺達は真犯人を倒すまでだ」
第40話。過去の世界で骨のシタリたち外道衆の残党を倒した後にマトリンティス帝国のメカ怪人であるショットのザンKT0が寝隠神社を襲った真犯人であった事を知って。敵とはいえ、全くの勘違いで倒されたシタリが哀れである(しかも「見られなければいい」と行動したらしっかりとダイゴヨウに見られていたというオチが付いていた[4])。さらにザンKT0も倒したら倒したで、完成機であるシールドのザンKTが防御力重視の機体となり図らずもゴセイジャーが苦戦する切欠を作ってしまう事に…。
「いつもより豪快に回っております!」
第45話、ニンジャマンのご機嫌を取ろうと鎧から教わった和傘でナビィを回す芸を披露して。この時の恰好はチョンマゲのカツラに晴れ着と芸の内容共に海老一染之助・染太郎兄弟を意識したものである。
「いや、今のは鳥が悪い」
で、ナビィを回している最中に手元が狂いジョーが作った和菓子の更に突っ込んでしまい、ルカに怒られた矢先にナビィに責任転嫁した。
「お゛れ゛の゛にぃくぅぅ!!」
第46話、ニンジャマンを含めた7人で食事中、ジュジュの能力の影響で豹変したハカセに皿の肉を奪い取られて。鬼の形相でハカセの腕を掴みながらこの発言のため、食い意地が張っている事がよくわかる。海賊、船長、肉、食い意地ときたため漫画『ONE PIECE』の主人公、モンキー・D・ルフィを彷彿とさせるとも。
そのままハカセ同様豹変した鎧と戦闘するために二人がガレオンから出ていくのをアイム以外無視して食事を再開したため、ニンジャマンから失望されてしまうが……?
「知らなかったのかよ!」
同話、カクレンジャーの大いなる力がニンジャマンであった事を知るが、ニンジャマン本人もその事を知らなかったために他の面々共々ズッコケた。

客演

「映画らしいからな。いつもより派手にいくぜ!!」
映画『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕』の先行登場シーンで言ったメタ台詞。なお、後に同シーンが描かれた『ゴーカイジャー』第40話では「せっかく過去に来たんだ。」と言い換えられている。
「いや…ならいるが…金はいねぇな…」
Vシネクスト『機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー』にて、キラメイジャーたちから「金色の海賊」と間違われての返し。「金色の海賊」は『ゼンカイジャー』に登場するツーカイザーの事であり、マーベラスからすればデザインをパクられた上にそのパクった相手と間違われた形になっている。いい迷惑である。
「マジかよ」
同作にて、ゾックスがツーカイザーへ変身する際に踊り出した様子を見ての呟き[5]

その他

「君達! シアターGロッソで、僕と握手!」
東京ドームシティアトラクションズ内の劇場「シアターGロッソ」におけるヒーローショー公演のCMにおいて、『ゴーカイジャー』の代で〆に使われた台詞。
…実は彼に限らず、公演CM開始後のスーパー戦隊シリーズの戦隊レッドで一人称が「僕」のキャラクターは、2023年の第47作『王様戦隊キングオージャー』(SRW未登場)の主人公・ギラが初めてで、それ以前は誰も使っていなかったのだが、彼に関してはキャラクター性もあって歴代の中でも特に似合っていない。

スパロボシリーズの名台詞

「食える時に食うのが俺たちの流儀だからな」
「飯を食わせてもらった恩は、必ず返すぜ」
花江「何を言ってるんだい。山で足を挫いたうちの息子を、助けてもらっただけで充分だよ」
『X-Ω』の期間限定参戦イベント「月と星が輝く時」第4話「嵐の前の静けさ」にて。息子の勝平を助けてくれたお礼にと、料理を振舞ってくれた神花江に対して。飯の恩義には律儀な彼らしい台詞であり、後述するように本当に恩義を返している。
なお、スーパー戦隊シリーズ参戦にあたる肖像権の都合上だろうが、今回もグラフィックは常時変身状態。食べるときは、或いは実際の場面では変身を解除していたのか、そうでないならどう食べていたのだろうか?
…という疑問も出るのだが、『X-Ω』のサービス終了後にマーベラスが客演した『ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー』においても別キャラクターで似たような事態が発生。そちらは登場人物に突っ込まれながらもいつの間にやら完食していたため、シリーズ内でもSRWでも食事シーンの謎は深まるばかり。
「…別に逃げたっていいだろうさ。お前は母親を支えようと必死に頑張ってる。それもひとつの戦いだろ」
「何より戦いは…自分の意思で決めてするべきだ」
「だが、お前自身が逃げていると思ってるなら話は別だ。坊主…これだけは覚えておけ」
「逃げた先にも、戦いは待っているぞ」
「それがどんな戦いなのかは知らねえ。だけどな…生きてる限り、戦いから逃がれられることなんてねえんだ」
「俺たちにできるのは、どの戦いを選ぶのかってだけだ」
同イベント第7話「浮かび上がる月」。本心を吐露した勝平に対して、勝平の行動・意思を肯定、尊重しつつも、マーベラスなりの論法で先の道を示す。
「俺はこれからも俺の戦いを続ける。迷っているなら、お前も決めろ。自分が何と戦うのかをな」
「腹が決まったんなら…生命を懸けて、欲しいモノをその手で掴みとれ」
「…じゃあな」
その後、自らの身の上話をした後、勝平に自らの心意気を示してその場を去っていく。同イベントでマーベラスは別世界から来ており、この時勝平はマーベラスが自分の世界に帰っていったとばかり思っていたが…。
「フ…よく言った!!」
「最後まで諦めない奴のところに集まってくる…それが仲間ってもんだ」
「ゴーカイレッド…!」
同イベント第9話「復活のザンボット3」の最後から、第10話「集う仲間たち」にかけて。再びザンボット3に乗り込んだものの、あしゅら男爵地獄王ゴードンや、暗黒大将軍を筆頭とした大軍団に追い詰められ、それでも諦めない勝平の前に、彼は再び現れた。それどころか、彼に続いて名乗りを上げる5人の仲間達…「海賊戦隊! ゴーカイジャー!!」
そして、ゴーカイジャー集結を機に仲間たちが次々と勝平の前に集まっていく。命を懸ける勝平達に応えるように…。
「よかったじゃねえか、『坊主』」
勝平「坊主じゃないっての。俺の名前は勝平…神勝平さ!」
「フ…」
「いい名前じゃねえか」
同イベント第10話。救援に現れたばかりか、勝平が戦っていることを花江に伝えており、再起を喜ぶ花江に勝平が抱き着かれていた際の一言。同イベントではこの局面に至るまで、勝平が自分の名前すら名乗れない状態にあったが、ここで遂に勝平が自分から名乗ることができ、満足そうに一言。

搭乗機体

ゴーカイガレオン
ゴーカイオーのコアユニットとなる海賊たちの母船。
ゴーカイオー
5台のゴーカイマシンが合体した巨大ロボット。
カンゼンゴーカイオー
ゴーカイジャーの大いなる力である「カンゼンソウル」を炎神マッハルコンにセットすることでゴーカイオー、豪獣神、マッハルコンが海賊合体して誕生する巨大ロボット。
フリージョーカー
バスコが所持する私掠船。彼の死後放置されていた所をナビィが回収し、ゴーカイガレオンを失ったマーベラスと鎧を乗せて、ザンギャックの旗艦ギガントホースに突貫した。
LT-06 タテガミライオー
『特命戦隊ゴーバスターズ』のバスターマシン6号機。『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』で搭乗。
ダイボウケン
『轟轟戦隊ボウケンジャー』の1号ロボ。『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』でメガゾードキーの力でゴーカイオーが豪快チェンジする形で搭乗。
ワイルドトウサイキング
『動物戦隊ジュウオウジャー』の強化合体ロボ。ジュウオウジャーと一緒に乗り込み、ゴーカイジャー本編で使用していない大いなる力を発動させている。

余談

  • 『動物戦隊ジュウオウジャー』では大和の強化形態「ジュウオウホエール」の登場に立ち会うという重要な場面で共闘したためか、DVDのVOL.8のパッケージにはゲスト戦隊の立場にもかかわらず、マーベラスとゴーカイレッドが大和、ジュウオウホエールと共に描かれている。
  • 『スーパー戦隊最強バトル』ではOPの紹介順でも並びでも扱いとしては大和が主人公でマーベラスが準主人公だが、客演した作品の中では唯一複数の人物が客演、スーパー戦隊のメカでは唯一ゴーカイガレオンが登場、究極大サタンを倒した必殺技「スーパー戦隊スペシャルストーム」ではトップバッターを担当(大和は4番目)、最後の5人同時攻撃では大和ではなくマーベラスがセンター(必殺技音声もゴーカイレッドの物)、エンディングでも最終的にはマーベラスがセンターに立っているなど破格の扱いを受けている。

脚注

  1. フルネームはVシネマ『テン・ゴーカイジャー』で判明。
  2. 正確には、主犯はスーツの製作者である妹のフリント・ゴールドツイカー。フリントも本編外でツーカイザーとほぼ同様のデザインをした「ツーカイフリント」に変身している。
  3. ゴーカイレッドおよびルパンレッド以外は代役スーツアクターとライブラリ出演での登場。
  4. 映画『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕』参照。
  5. 『ゼンカイジャー』と相互コラボレーションを行った『仮面ライダーセイバー』特別章にて、仮面ライダーブレイズ / 新堂倫太郎の「何故踊るんですか?」「どうしても踊らなきゃいけないんですか?」という台詞があったため、それを連想した視聴者多数。