戦術指揮

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戦術指揮(Tactical Command)

Zシリーズ

着弾点指定型マップ兵器と同様に、指定した位置を中心とした範囲内の味方のステータスを次回の自軍フェイズ開始時まで一時的に変化させる技能。戦術指揮によるステータス上昇は本来のステータスの上限値を無視する。

攻撃指揮 格闘・射撃+15、命中+15
防御指揮 防御+15、回避+15
特攻指揮 格闘・射撃+30、防御-40、回避-40

再動などで使用者を複数回動かすことが可能なら、別々の内容の指揮ならば重複させて使用することも可能。

スーパーロボット大戦UX

Zシリーズの物とは全く異なり、インターミッション画面で任意の指揮官を指定することでその指揮官が持っている特殊能力を全ユニットに付加することができるというシステム。

各キャラクターの能力はシナリオが進むにつれて追加され、最終的に3種類の指揮効果を得られる。なお、指揮官自体もシナリオが進むにつれて必然的に増えていくが、途中からどう見ても指揮官じゃないキャラも増える(それに対応して表記も「戦術指揮/応援」に変わる)。

また、戦闘開始時などに指示の台詞を発するキャラクターがその指揮官になる、という作用もある。

なお、UXにおける隠し要素の中には特定のシナリオで関係する人物が戦術指揮を行うことが必要なものもあるため、優秀な指揮官だけに頼り切りというのも考え物である。

使用者

Zシリーズ

ゼロ
第2次スーパーロボット大戦Z破界篇』で登場した同キャラの専用技能。移動後使用可能で広範囲、さらに破界篇に限りエースボーナスで効果範囲が拡大する。ただ、これのせいでゼロの特殊技能枠が一つ潰れてしまっており、付けたい特殊技能が多い彼の育成の大きな妨げになってしまっている。
再世篇以降はスキル枠自体が増えたため、ある程度融通が利くようになった。しかし、戦術指揮では経験値やPPが入らないため、育成の為には戦闘とのバランス取りを考える必要がある。
時獄篇ではゼロのエースボーナスによって戦術指揮でPPが獲得出来るようになるため、育成との両立が楽になった。
なお、再世篇での敵対時では代わって天才を所持している。
ちなみに戦術指揮そのものが採用されていないOEでも天才を所持するが、戦術指揮の代替にあたるのはむしろMAP兵器のドルイドシステムだろうか。

携帯機シリーズ

☆付きは非パイロットの指揮専任キャラ。なお、UXでは各参戦作品に最低1人は指揮官が選出されている
また、応援枠のキャラはシナリオ開始冒頭の会話では「他のキャラが作戦を指示→応援担当が応援」となるパターンがある(指揮枠のキャラでも偶に他のキャラが会話に混ざる事がある)。

森次玲二
石神邦生
加藤久嵩
覇道瑠璃
宴会において酔った勢いでどう考えても戦闘要員ではない人物さえも新たな戦術指揮官に任命してしまう事に……
エレボスフェイ・イェンHDチャム・ファウエイーダ・ロッサリナ・デイヴィス
酔った瑠璃によって、戦術指揮官に任命された面々。民間人の協力者が多い『HEROMAN』枠のリナは、シナリオ中はサイデントンホリーらが何らかのリアクションを示した後にリナがUXを応援するという体制になる事が多い。
その他、エレボス、フェイ、チャムはかなり大雑把な指示を飛ばして応援する事が多いが、エイーダだけは元々R-ダイガンのパイロットで荒事慣れしているということもあり、普通に作戦を指揮している。
皆城総士
日野道生
アマルガン・ルドル
サコミズ・シンジロウ
イルボラ・サロ
離脱後、条件次第で復帰するにも関わらず、戦術指揮要員としては復活しない。
ロミナ・ラドリオ
スメラギ・李・ノリエガ
グラハム・エーカー
孔明リ・ガズィ
非常に優秀な戦術指揮効果を持っているのでクリアだけが目的ならば固定したままでも良いと言ってしまってもいいほどの存在であるが、そのせいで隠しフラグを軒並みへし折られたプレイヤーが続出した。
司馬懿サザビー
周瑜ヒャクシキ
途中で離脱し、陸遜に引き継ぐ。
陸遜ゼータプラス
スカーレット・ヒビキ
原作では死亡してしまうのだが、各作品に一人は戦術指揮キャラが必要というメタ的な事情で生存したと思われる。
ジェフリー・ワイルダー
オズマ・リー
ランカ・リーシェリル・ノーム
民間人かつ何の説明もなく戦術指揮に任命されてしまっている(恐らくチャム達と同じ理由で)。この二人は歌で応援しているという扱い(残念ながらBGMは変わらない)
アスラン・ザラ
リチャード・クルーガー
序盤でパイロットとしては離脱し指揮専任に、更に後半に永久離脱しアニエスに引き継ぐ。
アニエス・ベルジュ
アーニーはサヤと共に周瑜から指揮を学んでいるため、第2部においては会話上ではアーニーとサヤの二人で指揮を執る形になる(第3部ではアーニー一人が指揮する形になる)。
バーン・バニングス