アネックス・ザブーム
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アネックス・ザブーム(Annex The Boom)
シェーマ星系に属するザ・ブーム星の皇帝で、ザ・ブーム軍の頂点に立つ人物。
シェーマ星系の人口が減少しつつある傾向に対し、その原因を闘争本能の衰退と断じて他の星への侵略を開始する。アネックス皇帝は、行きすぎた科学が人口の減少であると考えていたラドリオVII世の治めるラドリオ星を征服し、ラドリオVII世を殺害して王妃のフランソワを捕虜とした。
そして、昔にザ・ブーム軍の侵略からラドリオ星を守った忍者を求めて地球へ向かったラドリオ星の王女であるロミナを部下のグラサンに追わせ、彼の戦死後は自ら地球へ向かい、地球の連邦政府を恫喝した。
その後はシャルムとイルボラに地球侵略を任せてシェーマ星系に戻ろうとしたが、乗艦のテラヘルツがエクセレントの爆発に巻き込まれて爆発し、自身も死亡した。
作中の最大の敵組織であるザ・ブーム軍の最高指導者で、皇帝としての威厳もあったのだが、番組自体が打ち切りになった影響からか、事実上のラスト手前のエピソードであっけない最期となり、ラスボスの座をハザードに奪われてしまう等不遇な人物。
登場作品と役柄
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 非戦闘員。本作では第3部冒頭のディラド星消滅に乗艦諸共巻き込まれて死亡する。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- 相変わらずの非戦闘員。最後はハザードにコントロールを奪ったバジュラをけしかけられて裏切られる。その後、忍者の超パワーを見ることになるが、その時にかねてから抱いていた違和感の正体に気づく。
- その真実とは、ラドリオ星とは未来の地球であり、今自分が関わっている戦いこそがザ・ブームとラドリオ星に伝わる「忍者伝説」そのものということである。即ち、わざわざ負けが確定していると言っていい戦争を挑んだということで、死の間際に自身のあまりに愚かしい行為に絶望していた。キルハシウムが異常な減少を起こしていたのは、空間転移ではなく宇宙の終焉すら超えるほどの時空転移を行ったため。
人間関係
搭乗機体
- エクセレント
- テラヘルツ