バイカンフー
2017年10月31日 (火) 00:50時点における240d:1a:265:7500:75c9:3516:4928:f7d0 (トーク)による版 (→単独作品: スパクロのアリーナにおける性能を追記)
バイカンフー | |
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漢字表記 | 倍功夫 |
外国語表記 | Baikanfu |
登場作品 | マシンロボ クロノスの大逆襲 |
全高 | 5.79m |
重量 | 55.0t |
エネルギー | 自然エネルギー |
内蔵機体 | ケンリュウ |
パイロット | ロム・ストール |
概要
「ロムの意思を受け剣狼が空中で光になった時、時を超え、次元を超え、パイルフォーメイションは完成する。バイカンフーは地上全てのエネルギーとシンクロし自然現象さえも変えるパワーを出す事が可能となるのである」
剣狼の意思でバイカンフーを呼び出し、「パイル・フォーメイション」でケンリュウと合身した姿。天空宙心拳を用いて悪党に裁きの鉄槌を下す。
『マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ』(SRW未登場)にも記録映像で登場。
登場作品と操縦者
ケンリュウ時にロムの気力130以上で使用可能になる『合身』コマンドを選択する事で、バイカンフーになる。合身後はマップクリアまでバイカンフーのまま。改造段階はケンリュウのものが反映される。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- 初登場作品。リアル系並みの運動性とスーパー系並みのHPと装甲と攻撃力を持つ。射程も長く、必殺技も有しており強力なユニット。最強武器:ゴッドハンドスマッシュはクリティカル率50%と破格の高さ。サンダースマッシュとライトニングスマッシュは反撃に持ってこいだが、特にライトニングスマッシュは消費EN30と大きく、計画的に使用しないとゴッドハンドスマッシュ分のENがなくなってしまうので注意。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 第2部から能力的な変化はない。ロムの攻撃力と相成って自軍のボスキラーとして活躍する。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- Mサイズで登場。単体での最終的な攻撃力は実は低めだが、ロム自身が強く、魂+統率を修得する上に合体攻撃もあるので、全く気にならない。ケンリュウの時は使えたシールドが無くなるので注意。
- なお、資料がもらえなかったのか、ロボット大図鑑での説明が異様に簡潔。更にこの説明文はメディアワークス発行の「スーパーロボット大鑑」シリーズに記載されているものと一言一句同じである。
単独作品
- スーパーロボット大戦MX
- 今回はLサイズ。今回からバイカンフーでもシールド防御が出来るようになった為、ゴッドハンドファイナル+シールド防御で更に堅牢になった。『運命両断剣・ツインブレード』が後半で追加されるが、追加前は射程2が穴となる点には注意が必要。先述の堅牢さに加え、運命両断剣の追加による単機の攻撃力の高さ、更にロム自身の強さ……と、合体攻撃無しでも全く穴の無い強さになった。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2016年5月の強敵イベント「三位一体!交えろ、その拳!」の特効ユニットとしてMX以来の登場。レアリティSSRのアタッカー。
- アビリティによりボスWAVEおよび対ボスユニット戦で攻撃力が爆発的に増加する。さらに初期から「熱血」を持ち、一瞬で5ヒットコンボを叩き込む必殺スキル「ゴッドハンドスマッシュ」を持つ対ボス特化型の決戦ユニット。全属性軽減バリア「ゴッドハンドファイナル」も持つので数値以上に打たれ強い。
- VSバトル(アリーナ)では「有象無象」の域を出ないユニットであったが、調整でアビリティ「剣狼の導き」「天空宙心拳」が、それぞれ「味方が撃破されるごとに、攻撃力、装甲、命中率、行動力アップ」「通常攻撃で敵の防御無効、分身無効。さらに通常攻撃成功時HP20%回復」という強力なアビリティに強化されたことで評価は一変。
- 現在は「逆境になればなるほど力を発揮する、アリーナ屈指の殿向きユニット」として再評価されている。
装備・機能
ケンリュウと比べると殆どの能力が上昇しており、特に攻撃力の上昇が顕著。一方、大型化したことで運動性や移動力は若干下がっている。全体的にスーパーロボット寄りの性能になる。
ケンリュウと同様に陸戦用の機体で、空は飛べない。
武装・必殺武器
- パンチ
- とりあえずパンチ。
- ロムの即興のセリフで「サンダーパンチ」「サンダーボルトパンチ」「バーニングファイヤー」のバリエーションがある。残念ながら、MXではキック共々削除された。
- キック
- 宙に舞い、相手目掛けて雷を纏った蹴りを喰らわせる。
- ロムの即興の台詞で「バーストキック」「サイクロンキック」「サンダーサイクロン」「サンダーボルトスクリュー」「サンライズボンバー」「ストームキック」「バイカンフーボンバー」「ライジングスマッシュ」のバリエーションがある。原作でもこれらの蹴り技を使用しているが、どれも見た目は大差ない。
- IMPACTでは射程P5・超低燃費と使い勝手のいい武器だった。本作以降はゴッドハンドスマッシュの演出でも使われる。MXではキックは登場しないが、演出だけは残っている。
武装
- 剣狼
- 剣技中心のケンリュウと異なり、格闘戦中心のバイカンフーでは使用機会はやや少ない。SRWでは単独版は無く各種必殺技で使用される。
- 正義の盾
- 基本的にはケンリュウ用の盾だがMXではバイカンフーも使用可能。余談だが放送当時発売されていた玩具ではバイカンフー用の装備とされ、サイズはかなり大きめになっていた。
- 流星
- 兄ガルディ・ストールの剣。運命両断剣・ツインブレードで使用。
必殺技
- サンダースマッシュ
- 剣狼から雷を放つ。
- IMPACTでは「天空宙心拳・招雷」を剣狼に受けてから放つ技で、サンダーブレイクなどに近い派手めの電撃であったが、MXではその演出が無くなり刀身から雷の弾を放つ簡易化されたものになった。
- サンダークロー
- 「天空宙心拳・招雷」を右腕に受け、雷を纏った右腕で相手にダメージを与える。
- ちなみにIMPACTではサンダークローとサンダースマッシュで「天空宙心拳・招雷」のカットインが微妙に異なる。
- サンダースイング
- 相手を振り回し、雷を纏いて宙に上げ、サイクロンドライバーで真下へ叩きつける。ロムのセリフがサンダースイングではなくショルダースイングとなる事がある。
- ゴッドハンドスマッシュ
- 「天空宙心拳奥義」。宙に舞い、相手目掛けて蹴りを喰らわせ、(IMPACTではさらにアッパー→膝蹴りで敵を吹き飛ばして)拳の連打から右腕で相手を砕く。決め台詞は「成敗!」(この台詞は原作ではほとんど使われていない、スパロボ限定の決め台詞)。本来は右腕のみでも相手を砕く。なお、MXから「成敗!」はトドメ演出となった。
- 運命両断剣・ツインブレード
- 兄ガルディ・ストールの流星(ながせ)と剣狼の柄を繋げ合わせる「天空真剣極意・二刀一刃」を用いた必殺技。決め台詞は「これぞすべてを断つ一刀なり…成敗!」。
- 本来はロム本人が使う技でバイカンフーが使うという演出はスパロボオリジナル。更にスパロボでは連続回転斬りからキックに繋げ、突きとトドメの縦斬りとなるが、原作では2回しか斬っていない。MXで追加され、同作のPVでも披露していた。
- 使う形態が違う、複数の技や別の戦いでの演出を組み合わせる等のオリジナル演出はスパロボでは散見されるが、使う形態が違ううえに技の大半がオリジナル演出でしかもド派手な技と化すというのは当時としてはかなり珍しかった。
合体攻撃
- 天空真剣奥義・重ね鎌鼬(かまいたち)
- ブルー・ジェットとの合体剣技で、相手を前後から鎌鼬で切りつける技。決め台詞はジェットの「斬り捨て御免!」。IMPACTではケンリュウ時も使えたが、MXではバイカンフー時のみ使用可能となった。元々がジェットの技なので、バイカンフー単体では鎌鼬を使わない。射程があり、MXではP属性を持つので扱いやすい。但し、名称は完全な誤植である。
- 稲妻サイクロン岩盤割り
- ロッド・ドリルとの合体技で、ロムがサイクロンドライバーで相手を地面に叩きつけるところに、岩盤を割って出現したドリルによる渾身の拳が打ち込まれる技。威力は重ね鎌鼬より高いが、射程が1固定なので使いづらい。この技はゲームオリジナルであり原作には無い。
特殊能力
- 剣装備
- 切り払いを発動する。
- 盾装備
- シールド防御を発動する。MXで使用可能になった。軽減効果になったゴッドハンドファイナルとも効果が重なる為、防御能力が非常に高い。
- ゴッドハンドファイナル
- バイカンフーの自然エネルギーが実体化し、身を守るバリアとなる。IMPACTでは全属性ダメージを1500まで無効化するのに対し、MXでは同値だが軽減効果となり、パワーアップした。
移動タイプ
サイズ
- M
- COMPACTシリーズでのサイズ設定。
- L
- MXでのサイズ設定。
機体BGM
- 「マシンロボ・炎」
- IMPACTで採用。
- 「勝利のマシンロボ」
- MXで採用。
余談
- 全高設定は5.79mが正確であるが、57.9m、12mと各雑誌ごとに違っており、SRWでは57.9m設定を採用しているが、大きすぎる。その原因は作画スタッフの誇張によるものである(実際にOPからして巨大なバイカンフーとその足元にいるロム達といる)。他のマシンロボやギャンドラー側も最大全高は5.0m前後である。
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