インベル
2017年9月30日 (土) 00:11時点における122.20.63.62 (トーク)による版
インベル | |
---|---|
外国語表記 | Imber |
登場作品 | |
デザイン | 阿久津潤一 |
コードネーム | プロメテウス1 |
分類 |
|
全高 | 38.83m |
重量 | 232.27t |
開発 | モンデンキント |
所属 |
モンデンキントJP
|
主なパイロット | 天海春香 |
概要
ロスト・アルテミスによってもたらされた未知のシリコン構造体をコアとして復興暦70年に建造された隕石除去人型重機、すなわちiDOLの一機。プロメテウスシリーズのiDOLの1番機で、コードネームは「プロメテウス1(PROMETHEUS 1)」である。
本編が始まる16年前の復興暦91年に起きたトゥリアビータによるiDOL強奪事件「夜明けの紫月事件」以来、一切の起動・反応を見せずモンデンキントJP・アイドルマスター課の第7格納庫にて引き篭もっていた。
しかし、復興暦107年。アイドルオーディションを受けた春香をアイを通して観察し続け、上京してきた春香の「iDOLってちょっと、カッコいいね!」という声を切っ掛けに16年ぶりに起動。自力で格納庫の隔壁を突破し、春香との会合を果たす。その後、春香との交流を通じて正式にドロップ迎撃任務に復帰した。
第8話「コンペイトウ夜話」では、律子の配慮によって機体色の一部が春香の好きな色であるピンクに塗装される。[1]
なお、iDOL達の名前は月の海(月における平原部)から取られており、インベルは「雨の海」のラテン語名「Mare Imbrium」に由来する。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。2015年12月の期間限定イベント「ロボットとアイドル」の報酬ユニット。最初からファウストシュラーク装備&ピンク塗装の最終仕様となっている。
- レアリティSSRのディフェンダー。能力的には他のSSRユニットに比べて一歩劣るが、その分コストが低い為チーム編成時に融通を利かせやすい。
- 「春香の危機を察してモンデンキントの格納庫から自らの意思で飛び出し、ちょうどヱルトリウムから宇宙空間に放り出されていた彼女を救助する」という漢らしい活躍が見られる一方で、「サンタのコスプレ姿の春香を(彼女が出演した番組を録画する程)気に入っている」という一面までも見られる点は御愛嬌。2017年5月に必殺スキル「突撃」のVSモードにおける能力が同時期に実装されたユニコーンガンダム(結晶体ver.)の必殺スキルと同じ能力になっているというバグがあったため、プレイヤーからはこの時のインベルを「フルサイコフレーム搭載型インベル」とネタにされていた。
- 2017年9月のイベント「大決戦! きらりんロボVSキサラギVSインベル」にてSSRアタッカーが登場。こちらはレベル70解放のユニットクエストで大器型を入手可能。ガシャ産ということもあって能力は高く、ファウストシュラークの攻撃範囲もディフェンダーのそれに比べ一回り広い。
- アリーナでは特殊な防御アビリティを持たないので打たれ弱いが、撃破されることで味方が強化されるほか、暗闇無効に加え晴香の直感、命中補正が高く防御および分身無効で高威力のファウストシュラークにより命中率が高い。水着オルドリンや水着C.C.で命中をさらに強化すればVS征覇28-BのXAN-斬-軍団撃破のキーユニットとなり得る。
装備・機能
iDOLは基本的に火器は持たず、ドロップ迎撃から戦闘にいたるまで格闘によって行う。
武装・必殺武器
- サイドアーム
- 肘の位置に取り付けられた、第二の腕ともいえるパーツ。
- ガントレットのように装着して打撃に使用する他、盾としても使用される。
- トレークハイト・ブレッヒャー
- ドロップ破壊に使用される、慣性制御を用いた打撃。ドイツ語で意訳すれば、「慣性制御を利用した破砕機」といったところか。
- 打撃した部分を慣性制御によって強制的に静止させ、それ以外の慣性に従って進もうとする力との不均一によって「自壊」させる。
- ファウストシュラーク
- 第22話「鍵とバット」にてサイドアームに替わって取り付けられた、巨大な篭手状の「コラプサー」と呼ばれる強化パーツ。ドイツ語で「拳による打撃」…そのものズバリ「パンチ」を意味する。
- 慣性制御による超威力の打撃を叩き込む(と推測される)武装で、その威力は小型戦術核に匹敵するほど。
- 『X-Ω』では必殺スキルで実装。範囲は自機中心型で、後期OP映像での打ち上げモーションを再現している。
機能
- レイヤーフィールド
- 慣性制御によって機体全体を守るフィールド。「重力レイヤー」とも呼ばれる。
- その性能は極めて高く、iDOLとマスターが万全ならば追加装備無しでマグマ内での活動すら可能とする。
移動タイプ
サイズ
- L
人間関係
モンデンキント / アイドルマスター課
- 天海春香
- 自身のアイドルマスターとして選んだ人物。春香との出会いは、自身が16年ぶりに再起動する切っ掛けとなった。
- 春香を映した画像を収集する等、彼女に対して特別な感情を抱いている模様。
トゥリアビータ
- 如月千早
- インベルの初代マスター。
- 本編から16年前に起きた「夜明けの紫月事件」において愛情を抱いていたインベルの強奪を試みたが、彼に拒否されて失敗に終わる。
- しかし、それでもなお彼女のインベルに対する愛情…もとい執着心は止んでいない模様。春香に対する嫉妬心も考慮すると、いわば三角関係を形成していると言える。
スパロボシリーズの名台詞(?)
- 「………」
- 『X-Ω』イベント「ロボットとアイドル」より。厳密には台詞とは言えないが、どうにかして自分の意思を他者へ伝えようと試みている事が読み取れる。
余談
- 春香と直接出会う前から彼女の写真を記録し続けていた事や、第8話「コンペイトウ夜話」にて春香が水着姿を披露してくれた際に動画を撮影し始めた事から、一部では「盗撮ロボ」等と呼ばれてしまっている。
- もっとも、「iDOLにとっての『記録する』という行為は、人間にとっての『記憶する』事に相当する」と考えれば、極めて普通の行為であると解釈できなくもない。
- また、言語によるコミュニケーションを行わないiDOLにとっては、記録した画像・映像を見せる事はコミュニケーションの一種とも考えられる。事実、インベル以外の他のiDOLもまた、自身の記録をアイドルマスターに見せる事で、何らかの意思を伝えようとしている(と思われる)描写がある。
- なお、視聴者が保存しておきたい(お色気)シーンを意味する「●REC」という、インターネット上の俗語が存在するのだが、これの元ネタは一説によると「インベルが春香の水着姿を記録した際の画像左下に『●REC』と表示されていた事に起源を持つ」という。
- その意味で、インベルは「ラッキースケベ」の起源になった彼と双璧を為していると言える。
脚注
- ↑ 次話である第9話「鍵盤」以降、OP映像に出てくるインベルのカラーも変更されている。
商品情報