ニルヴァーシュ

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ニルヴァーシュ
外国語表記 Nirvash
登場作品
声優 玉川紗己子(TV版のspec3、劇場版)
種族 アーキタイプ(TV版)
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概要

語源はサンスクリット語で「悟りを得た状態」を意味する仏教用語「ニルヴァーナ」。漢訳した場合は涅槃(ねはん)と表記される(また、アメリカのロックバンド「ニルヴァーナ」からも取ってきているが、こちらには「生け贄」や「犠牲」という意味も込められていたらしい。一見物騒な話だが、TV版と劇場版共にニルヴァーシュの最期を思い浮かべれば合点がいく)。

エウレカセブンの世界では主にメカのほうを指すが、劇場版では個体の生物として扱われる。

劇場版の生物としてのニルヴァーシュ

幼少時にレントン・サーストンエウレカ・ズィータが育てていた幼生。アーキタイプの原型たる生物であり、レントンとエウレカとの出会いがニルヴァーシュを進化させる。

メカニックとしてのニルヴァーシュ

TVでは単にニルヴァーシュといった場合、「ニルヴァーシュ type ZERO」の方を指す。

TV版ではLFOで、劇場版ではKLF、『AO』ではIFO

ニルヴァーシュ type ZERO
世界で最初のLFO。当初はエウレカが乗っていたが途中でレントンとの二人乗りになる。劇場版ではレントンの単独操縦。
ニルヴァーシュ type ZERO spec2
上の改修版。飛行機形態になれるようになっており、更にコクピット周りが大幅に改修されている。劇場版ではホーミングレーザーを装備。なお、ACE3にあったビームライフルはスパロボZでは見送り。
ニルヴァーシュ type ZERO spec3
完全体。全身が銀色になり、凄まじい火力を持つ。リフボードには乗らない。操縦方法が大幅に変わり、レントンの動きと連動するようになっている。TV版の最終進化。
ニルヴァーシュ type ZERO spec-V
劇場版における最終進化。幼生ニルヴァーシュと幼生ジ・エンドが合体した姿である。すなわち、type ZEROとthe ENDの合体系。
ニルヴァーシュ type the END
type ZEROをベースに開発された機体。一般的にニルヴァーシュと呼ばれる事はなく「ジ・エンド」と呼ばれる。原作漫画ではドミニクも搭乗。アニメであった白銀化はスパロボZでも一応再現はされているが、戦闘シーンなどは用意されていない。
RA272 ニルヴァーシュ
エウレカセブンAO』に登場する機動兵器IFOの起源となった機体で、通称「Mark1」。
ニルヴァーシュ specV3
『エウレカセブンAO』でのレントンの搭乗機。spec3とspec-Vを混ぜた様な機体。

登場作品と役柄

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
TV版と同様に最終進化を果たし、レントンに協力する。その後、別れていた。
スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク
前作ではスカブコーラルと共に別宇宙に旅立っておらず、エグゼクター起動事件中にレントンの前に姿を現す。未だ堕天翅族頭翅)に根を持つアポロシリウスを是非を正す。
第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
PV第3弾に登場。「モキュ」と愛らしい鳴き声を出している。
なお、シナリオライターと戦闘アニメーション担当の間での意見統一が不十分だったのか、鳴き声の表記がインターミッション等の会話イベントやキャラクター事典では「もきゅう」と平仮名表記に、戦闘時では「モキュー!」と片仮名表記になっている。
中断メッセージでは、プレイヤーに対して「早く戻って来ないと食べちゃうぞ」と脅してはレントンに制止させられる一幕がある。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
鳴き声の表記が統一されていないのは相変わらず。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

第2次Z
加速集中根性友情脱力

人間関係

レントン・サーストン
エウレカ(エウレカ・ズィータ)
ハップストナー
劇場版では彼らの所業に激怒し、パージした装甲の下敷きにして殺害する

名台詞

劇場版

「もきゅう」
鳴き声。幼生時だけでなく、他の形態の時でも鳴いている。

スパロボシリーズの名台詞

「出会いが生んだ奇跡を、貴方達は忘れてしまったのですか?」
ZSPD釧路平原に出現した際、月光号の危機を他所に頭翅との不毛な小競り合いへと没頭しているアポロシリウスらの愚かしさを戒める。