連続行動
連続行動(Consecutive actions)
『第2次スーパーロボット大戦Z破界篇』に登場した特殊スキル(特殊技能)。
このスキルを所持したパイロットは、敵機を撃墜した際に気力120以上の状態であった場合、もう一度だけ行動する事が出来る。ただし、1ターンに発動できるのは1ユニットにつき1回のみで、1度発動に成功した後にメインパイロットを連続行動を持つ他のパイロットに変更しても権利は復活しない。マップ兵器による撃墜でも発動可能。なお、精神コマンド、プラチナエンブレムと重なった場合、この能力が先に発動される。
続く『第2次スーパーロボット大戦Z再世篇』でも登場し、ほぼ前作同様に使っていける。
主な運用法
主な運用法としては「雑魚の殲滅」だろう。今作はSRポイントの獲得が結構難しく、エースボーナスの獲得に必要な撃墜数50から70と、少し多めになったのでこれらのために活用する事も出来る。
- 2回目の行動を利用して離れた敵を狙う。
- 敵の密集地帯に接近し2回目の行動でマップ兵器を用い、この時パイロットに努力・幸運をかけておけば更にお得。
- 援護攻撃の位置調整にも利用できるほか、進軍ルートの途中にいる敵を撃墜することで、一気に長距離を移動する、などという使い方も可能。
一度気力を120以上にしてしまえば、敵機を撃墜することで毎ターン発動させることも可能なため、効果的に使うには速やかな気力上昇が求められる。中でも今作では効果が二倍になった闘争心との相性は良く、気合やエースボーナスなどと併用すると1ターン目から発動させることもできる。
唯一の欠点は「必要気力」と「敵機の撃墜」。習得PPが全技能中最大のPP300を消費する。ちなみに1回の戦闘で2回攻撃できる再攻撃は今作ではPP200だが、今作では全体的に敵の技量がやや高めな傾向にあり、特に次元獣は下位のザコでもそこらの名有りパイロット以上の技量を持っているため、低周回時や技量の養成を重視しない場合、連続行動を取得させたほうがどちらかと言えば効率が良い。
主なパイロット
強力な技能だけあってデフォルトで習得しているパイロットは破界篇に限ると僅か2名。再世篇ではデフォルトで習得しているパイロットが無い。なお、スポット参戦等のパイロットは含まない。
- 刹那・F・セイエイ
- 原作で見せた高い格闘能力を表しているのだろう。このスキルのお陰でエースボーナスの獲得も容易くPPもガンガン増える。稼いだPPで再攻撃を習得させれば掃討も可能。
- オズマ・リー
- マクロス系で唯一の習得者。バルキリーは運動性・移動力が共に高く発動させやすい。彼は指揮官も所持しているので効果範囲の位置取りにも利用できる。
養成による習得を推奨するパイロット
基本的にどのパイロットにも有用。特にマップ兵器持ちに習得させればより高い戦果を挙げる。
- ゼロ
- 『第2次スーパーロボット大戦Z破界篇』の中盤から搭乗するガウェインはMAP兵器版のハドロン砲を持っているのでスラッシュハーケンで敵の密集地帯に突っ込んでC.C.の愛かゼロの魂をかけた強力な一撃を喰らわせてやろう。MAP兵器版のハドロン砲にはサイズ差補正無視の効果が付加されているのでサイズ差によるダメージ低下も気にする必要がない。また、ゼロの固有スキルである戦術指揮をより多くの味方機にかけるために1回目で攻撃→2回目で戦術指揮といった活用も良いだろう。ただし、ゼロは他に欲しい技能が多く、技能枠も戦術指揮のために圧迫されているのが難点。
続編の『第2次Z再世篇』では技能枠の上限が6つから8つに増えたため、だいぶ圧迫も軽減されている。
- カミナ
- 彼が離脱するまでのグレンラガンはラガンとグレンに分離可能で、連続行動のカウントがそれぞれ別にされる。グレンで連続行動、再合体してグレンラガンで連続行動できるので計4回行動。ただでさえ厳しいグレンラガンのEN消費がさらに増えること、行動の際の位置取り、カミナの離脱により使用不能になってしまう点に注意。