アール博士

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アール博士(Dr.Earl)

元老院議員を務めたエリオスの旧臣。

ダルタニアスを開発した科学者でもあり、ザールの攻撃によるエリオスの滅亡の際、幼いハーリン皇子を連れて地球に逃亡。50年間催眠装置で眠った後、行方不明となっていたハーリン皇子を探していたが、ハーリン皇子の息子である楯剣人と出会う事になる。

剣人がハーリン皇子の息子であると分かった後は彼にエリオス再興を託すこととなり、将来の皇帝陛下として様々な教育を施すこととなるが、剣人自身は全く皇帝になる気はなかったりする。

偏屈な性格であり、当初は剣人以外の地球人を見下していたりと扱いの差が顕著だったものの、地球人との触れ合いにより次第に態度は軟化していった。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦D
初登場作品。劇中ではやたらと周囲そっちのけでエリオス王家再興を剣人に迫るシーンが多く、また、単一国家の王家の人間であるデューク・フリードを見下した言動をして周囲を怒らせるなど、剣人だけでなく周りの面々からもやや厄介者扱いされている節もある。だが後半では紆余曲折の後、エリオス再興よりも地球防衛を優先するようになり、部隊の頭脳労働役としてそこそこ活躍する。終盤ではハーリンの補佐のためにギシンに残ってしまうため、剣人がアール博士の不在を嘆く場面もある。

単独作品

スーパーロボット大戦GCXO
今回はヤーマン王朝やエドン王家がエリオスと同盟していた設定のため、エルガイムを見て懐かしがったりダバの素性に気づいたりする。最初にペンタゴナに来たときにはカモン家を頼ろうとしてキャオから顰蹙を買ったりもしている。
最後までハーリンが登場しないので剣人を皇帝になるよう言い続けるが、例によって聞き入れてもらえない。しかし、EDでは「皇帝になる気はないが、エリオスの再興に力を注ぎ、外宇宙に平等な世界を作る」という剣人の言葉に感激し、今まで通り忠誠を誓う。

人間関係

楯剣人
エリオス王家の末裔であり、彼に王家の再興を願うものの聞き入れてもらえない。
軽井まなぶ
助手。
楯隼人(ハーリン)
当初は彼を引き連れて逃亡していたが、睡眠装置の故障により、博士が目覚めるよりも50年早く目覚めることとなり、離れ離れとなった。後に紆余曲折の末に再会する。
クロッペン
物語後半で彼がエリオス星人であることが発覚した際には「これまでの自分の行いは無駄だった」と苦悩するものの、地球の子供たちとの触れ合いにより最終的に彼は自ら反逆者となることを選ぶ。

他作品との人間関係

デューク・フリード
Dにて共演。ギシン星に滅ぼされた者同士彼の助太刀に喜ぶものの、同時にエリオスよりも規模の小さいフリード星を見下すような発言もした。だが、後にクロッペンの正体を聞かされ消沈していたところを叱咤激励したのもデュークであった。
ダバ・マイロード
GC・XOにて共演。カモン王家の人間であった彼の正体に薄々感づいていた。