イムホフ・カーシャ

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イムホフ・カーシャ(Imphoff Karcha)

通称「つっぱりカーシャ」。
イデオンCメカのメインパイロットで、イデオン合体時はミサイルコントロールを担当する。勝ち気で男勝りな性格で、いつもコスモとケンカばかりしている。

英才教育を受けており、ロケット整備士免許を持っている。技術班スタッフとしてソロ星に移民した。幼少の頃両親と引き離され、夏と冬だけのA-92という植民星で育ったため、誰にも頼らない生き方を信念にしている。それ故、一人で突っ走る傾向が強く、クルーの反感を買うこともある。

こと恋愛に関しては否定的で、馴れ合い・騙し合いなどと言って嫌悪していたが、ベスカララを見てコスモに男を意識し始める。そして悲壮感漂う中、次第にコスモに心を許すようになる。

バッフ・クランとの最終決戦の中、カララの赤ちゃんを守ろうとイデオンを降り、林の守りに就く。しかし、爆風によって襲ってきた無数の破片によって、命を落とす。

登場作品と役柄

旧シリーズ

スーパーロボット大戦F
完結編の予告で、運が良ければ戦闘中の掛け合いに登場する。
スーパーロボット大戦F完結編
根性信頼みがわりを使ってHPやイデゲージを調整する。

αシリーズ

第3次スーパーロボット大戦α
鉄壁を覚えるので、イデオンのダメージ調整で重要となる。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

F完結編
根性信頼みがわり集中努力
第3次α
鉄壁集中必中熱血不屈激励

人間関係

ユウキ・コスモ
キッチ・キッチン
ギジェ・ザラル
かつての宿敵から仲間になった男。ギジェが準光速ミサイルで壊滅させたアジアン星に再び着いた時は皮肉を浴びせ、角が取れていないことが分かる。後に自らが陥ったピンチで、結果的に彼を死に追いやるという皮肉な展開を招いてしまう。

名台詞

「バッフクランなのよ! バッフ・クランのギジェ・ザラルよ! 死刑にすればいいのよ!」
「どうしたって言うの!? この人自分から言ってきたじゃない、私達と一番戦った人よ? 一番、強敵だった人よ!?」
「なのにおめおめと生き恥を晒して、敵に許してくれって言ってくる、破廉恥な男なのよ! 死刑にして当然でしょう!?」
30話にて、ギジェがソロシップに密航していたことが発覚し、言いよどむほかのメンバーを尻目に切り出した怨み節の極み。さらに「あんたなんか自分で死んじゃえ!!」と続く。言い分は必ずしも間違いではないが……
「少しは仲良くしようよね…ケガ、しないでね?」
発動篇の中盤、ベスとカララに影響されコスモにキスをねだったがヘルメットが邪魔で失敗する。その後この戦いが終わったら…と誓い合うのだが…。
F完結編では最終話で少し捻って再現されている(ただしポセイダルルート限定)。
「…そうよ、みんな星になってしまえ…!!」
「カララはお星様になって見ているから、メシアが産まれてもちゃんと分かる」とアーシュラに話した後、天に(或いはイデに?)向かって絶叫する。その言葉に呼応するかのように、イデオンガンにまた多くの敵艦が呑み込まれた…。
「じゃあ、あたし達は何故生きてきたの!?」
イデがメシアをカララの遺体の中で生かしていることを「イデが残る力で今の人類を滅ぼし、メシアを鍵として良き知的生命を復活させようとしている」とコスモと共に解釈し、絶望する。その後一言も発せられず死亡したので、ある意味で最期のセリフともなった。

スパロボシリーズの名台詞

「どう?自分と同じ星の人間を撃墜した感想は?」
第3次α中盤のワフト空域に於ける戦いで、イデオン重機動メカを撃墜した際に発生するギジェへの痛烈な皮肉。流石にこの直後シェリルに窘められる。
元となったのは37話の「どうギジェ? あなたが準光速ミサイルで壊滅状態にしたアジアンよ」だと思われる。