アクエリオンゲパルト

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アクエリオンゲパルト(Aquarion Gepard)

ベクターイクスを上半身として合体する、アクエリオンEVOLの第2の形態。 3形態のうち最も防御力が高く、馬力も高い。兵装テレポートシステムにより銃火器を召喚、その大火力による一対多の掃討戦を得意とする。 重武装で固めたその姿は、かつての強攻型アクエリオンを彷彿とさせる。

パイロットへの負担が少なく、戦闘力がエレメント能力の強弱によらないため、万人の使用に適している。アクエリオンが封印されている時のアクエリアM型、F型も、この形態に準じた形で運用されていた。

劇中では活躍する機会にあまり恵まれず、EVOLスパーダの二形態に割を食った感がある。

物語中盤、ジン・ムソウユノハ・スルールの恋愛感情に呼応して、アクエリオンオメガのアーマゲドン形態に似た四脚形態に変形可能になるなどのパワーアップを果たした。

ゲパルトとはドイツ語でチーターを意味しており、ロシアとドイツの兵器の名前としても使われている。また、ベクターマシンの名前のイクスはXを意味する。

登場作品と操縦者

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
初参戦作品。パイロットは本編同様カイエンが搭乗する他、合体前のベクターイクスに搭乗したミコノアンディ、本編未搭乗のモロイの4名となっている。
終盤のイベント以降はカグラ、IFルート限定だがジンも選択可能になる。カグラの方は高い格闘が全く生かせないのが問題だが、「逆さまの力」+カウンター+エースボーナスでバタバタ敵を撃ち落せるのが強み。
原作通り、他の2形態と違い純粋な重戦車射撃タイプとなっている。射程が長いので援護攻撃を活かしやすく、3形態の中ではサブもこなせる。

装備・機能

武装・必殺武器

ガンポッド
右手に装備。長身で銃身の先端がガトリングになっている。第16話では2丁装備していた。
ホーミングミサイル
肩部に多連装ミサイルポッドを召喚してミサイルを発射する。
小口径連装ビーム砲
両耳の部分に取り付けられるビーム砲。スパロボでは未使用。
中口径連装ビーム砲
肩部に設置されているビーム砲。スパロボでは未使用。
大口径連装ビーム砲
両腕部に内蔵されるビーム砲。四脚形態では主砲となる。
第3次Z時獄篇では、「次元隧道弾」やアクエリオンスパーダの「奏聖葬送曲」の戦闘アニメで使用している。

エレメントの必殺技

平身低頭覇(どげざ / orz)
第3話のシミュレーションで使用。アマタの能力「重力干渉」によりゲパルトが飛翔し、そのまま勢いよく落下。地面に手を付き、頭を垂れる。
スオミ・コネピは、この姿勢を全方位からの攻撃に対する防御の体勢だと勘違いしたが、これは、ミコノを怒らせてしまったアマタが謝罪の意を示すための、単なる土下座であった。
必殺技のロゴは「orz」のアスキーアート入り。ゲパルト初の必殺技(?)である。想定外の行動を取ったためにシミュレーターに異常が発生、プログラムが強制終了されてしまった。
ネット上でも結構な頻度でネタにされる上、公式グッズで「平身低頭覇饅頭」なる商品が発売された。
第3次Z時獄篇では、ボーナスシナリオ「誠意のカタチ」のイベントで使用される。実戦の最中、アクエリオンEVOLの形態で使用された(数少ない見せ場すら奪われるとは…)。この意味不明な行動に混乱したロー・グニスのAIはオーバーヒートを起こし、機体ごと爆散してしまった。
倍々増殖誘導弾(バイバイ・ミサイル / BYE-BYE MISSILES)
18基まで増殖させたミサイルポッドから200発を超えるミサイルを一斉発射する。
第3次Z時獄篇では中盤に追加されるゲパルト念願の必殺技。弾数は少なめだが全体攻撃
原作ではカイエン、モロイ、サザンカの3人で合体している時に使用された技だが、ゲパルトのパイロットが誰であってもその時のパイロットの台詞になる。ゲパルトの乗り手を選ばないという特性の再現なのだろうか?
空間断絶砲(くうかんだんぜつほう / DIMENSION SHUTTING CANNON)
四脚形態に変形、ジンのエレメント能力である空間を断絶するエネルギーを照射する。
第3次Z時獄篇では方向指定型のMAP兵器。範囲が広く使い勝手もいいが、ジンの参入が遅い上にIFルート限定。
次元隧道弾(じげんすいどうだん / TUNNEL BULLET)
四脚形態に変形、アンディのエレメント能力により発生したナノブラックホールを、アンディが思い描いたMIXのビッグバンを目掛けて放つ。これによって虚空に穴を開け、アルテア界に続く擬似次元ゲートを作り出した。
第3次Z時獄篇では、弾数1発のみの武装。相手を異次元に送り込みダメージを与える。

未登場の必殺技

超捻転(ちょうねんてん / CONTRARY TWISTER)
ゼシカのエレメント能力「衝撃力」と「捻れの力」による超能力の竜巻をアクエリオンで放つ。モロイの「脆弱力」で相手の防御力を下げながらの攻撃であったが、アフラ・グニスには通用しなかった。

特殊能力

エレメントシステム
気力130以上で、3人のパイロットの格闘、射撃、防御、技量、回避、命中を、最も高いキャラクターの数値に統一する。
変形
分離・再合体を行い、アクエリオンEVOL、もしくはアクエリオンスパーダへと変形する。
エレメントチェンジ
出撃時に固定されているヘッドを、登録されている他のエレメントを自由に交代できる。ゲパルトとスパーダの搭乗パイロットは、各グループ内で経験値と気力、精神ポイント、効果中の精神コマンドを共有する。

移動タイプ

中盤から、アマタのエレメント能力により飛行可能となるが、空適応はBなので地上に降ろした方がいい。

機体BGM

「君の神話~アクエリオン第二章」

対決・名場面など

誠心合体
砲炎合体

関連機体

強攻型アクエリオン
前述の通り系列となる機体。ゲパルトは強攻型の色が強めである他、形態の相当に当たるアクエリオンオメガと頭部の形状が非常に似通っている。
アクエリアM型、アクエリアF型
「アクエリオン」の名前が封じられていた際の形態。男子が乗る水色のM型、女子が乗る桃色のF型の2体が存在する。スパロボではユニットアイコンのみの登場。
アクエリオンゲパーダ
ベクターシロンに搭乗したカイエンによる「神友合体」のコールを受けて誕生したゲパルトとスパーダの複合形態。スパーダをベースに、バックパックのベクターイクスもゲパルトの上半身に変形する。
第3次Zではスパーダの奏聖葬送曲の演出として登場。

資料リンク