桐島カンナ

提供: スーパーロボット大戦Wiki
2024年4月18日 (木) 17:19時点における30XTWY (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動
桐島カンナ
読み きりしま かんな
外国語表記 Kanna Kirishima[1]
登場作品 サクラ大戦
声優 田中真弓
デザイン 藤島康介(原案)
松原秀典
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 パイロット
テンプレートを表示
プロフィール
種族 地球人(日本人)
性別
生年月日 1903年9月7日
年齢 19歳(『1』)
21歳(『2』)
22歳(『3』)
23歳(『4』)
出身 日本沖縄
身長 197 cm
体重 78 kg
スリーサイズ B93/W70/H98
髪色 赤色
瞳の色 紫色
血液型 B型
所属 帝国華撃団
役職 帝国華撃団・花組隊員
テンプレートを表示

桐島カンナは『サクラ大戦』のヒロインの一人。

概要

桐島琢磨と桐島アイカナとの間に産まれた一人娘。アイカナはカンナを産んで間もなく亡くなっている。琢磨から琉球空手桐島流を叩き込まれ、彼が果し合いの末に何者かに殺された後も、父の跡を継ぎ二十八代継承者として仇討ちの為に一人で修行に励んでいた。

太正八年に香港へ向かう客船の上で藤枝あやめより帝国華撃団への参加を呼びかけられ、これを快諾。あっさりと入隊が決まった。カンナはそのまま香港で行われる武術大会に出場、父の仇の弟子を見つけこれに勝利し、彼から来るべき時が来たらカンナと師匠とを合わせる約束を取り付ける。その後帝撃の初期メンバーとなるが、太正十二年三月に件の弟子から連絡が入った為、一時的に脱走。父の仇討ちを果たしに沖縄を経由し再び香港に向かった。ついに出会った父の仇は琢磨の命を奪った事を深く悔いて長年その罪滅ぼしをしており、来るべき時というのも罪滅ぼしが完了するまでの時間の事だった。最終的にカンナはこの人物を許し、帝撃に合流する為に日本に帰国した。

上記の経緯故に、帝撃の初期メンバーでありながら『1』での登場が最も遅い隊員のカンナだが、TV版では上海の空手大会に出場していたと説明しており、媒体によって扱いが微妙に異なる。

カンナが扱う桐島流空手は霊力によって肉体を強化する一種の霊体術であり、それ故かなり早い段階から賢人機関にマークされていた。その効果は、大神が両手でも支えきれなかった舞台の大道具を片手で軽くあしらったり、厚さ10cmの岩盤を素手で破壊したりと、超人的な威力を誇る。

性格は小さな事は気にせずさっぱりとしている。一言で言うと男らしいのだが、2m近い身長と見た目から来る周囲の反応も重なり、「女らしさがわかんない」と思い悩んだ事もある。頭に血が上る事も多いが、同時に花組最年長として大人らしい対応を取る事も多い。舞台ではマリアに次いで男役を務め、子供からの人気も高い。そして無類のメシ好き。空手の次にメシが好きと言っても過言ではなく、好き嫌いなく何でも食し、その量もやはり常人を凌駕している。ただし味音痴という訳ではなく、大神やさくらと共にとてもおいしくないカレーを食べた際には、誰よりも怒りを露わにした。また沖縄で幼い頃から一人で暮らしてきたという経緯から、ゴーヤチャンプルー、ミミガー、ラフテーといった郷土料理も心得ている。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2017年3月のイベント「流れよ我が涙」と「失われた時を求めて」期間限定参戦。
2019年3月の復刻ガシャの際にパイロットパーツが用意された。
スーパーロボット大戦30
大神及びさくら特殊戦闘台詞で名前が登場。

関連作品

PROJECT X ZONE
大神&さくらのペアユニットと『鉄拳』シリーズの三島平八のソロユニットを組ませると、戦闘時の台詞でカンナと彼女の父親の話題が出てくる。

パイロットステータス

精神コマンド

X-Ω
気合追風ド根性
パイロットパーツ装備時
気迫猛進

アビリティ

X-Ω
  • 光武二式 (カンナ機)(アタッカー)
アビリティ 効果〈通常〉 効果〈アリーナ〉 備考
徒手空拳 攻撃力大アップ、移動速度アップ 攻撃力、命中率、装甲、反撃確率100%アップ CRT率50%、行動力1500アップ
姉御肌 敵に1回攻撃を当てるごとに攻撃力、回避率アップ 自分と、後方1マスの味方ユニットの受けるダメージを30%軽減する
大食い 敵を撃破するごとに攻撃力、移動速度アップ 自分のターン開始時、HP50%回復
琉球空手桐島流二八代目 ボスWAVE時、攻撃力、クリティカル倍率、クリティカル率大アップ 通常攻撃がクリティカルのとき、 敵の防御無効、装甲100%無効、軽減20%無効、バリア貫通。さらにHP30%回復

人間関係

大神一郎
上司。若い男性という事もあって、よく空手の稽古に付き合ってもらっている。
真宮寺さくら李紅蘭ソレッタ・織姫レニ・ミルヒシュトラーセ
同僚。
神崎すみれ
同僚。犬猿の仲。すみれの事は「サボテン女」や「ヘビ女」と呼んだりしている。前者はすみれの性格がトゲトゲしているという意味で、後者はカンナが幼少期の経験からヘビが苦手な事が由来。
だが同時に、すみれの才能を誰よりも認めてもいる。
マリア・タチバナ
同僚。花組の同期であり同じ最年長者として仲が良い。
アイリス
同僚。子供好きのカンナの性格から仲が良い。ただし、彼女を大人として扱う事は少ない。
桐島琢磨
父。琉球空手桐島流の使い手でカンナを継承者として育てるべく、彼女に幼い頃から厳しい修行を課すが道半ばで亡くなる。『サクラ大戦オンライン』でのみその姿が描かれた。SRW未登場。
桐島アイカナ
母。カンナを産んで間もなく亡くなった為、小説等も含めてその姿が描かれた事は一度もない。SRW未登場。

他作品との人間関係

ドモン・カッシュ
帝都に迷い込んだ彼と拳で語り合う良きライバルに。後に再会した際も組手を楽しみにしていた。

名(迷)台詞

「いや、沖縄からの帰りの船が沈没してね。泳いできたんだよ。」
『1』にて、故郷・沖縄から帝劇に戻ってきた時の一言。どの程度の距離を泳いできたのかは不明だが、沈没した船から脱出している辺りなかなかのサバイバル能力の高さを伺わせる。
ちなみに、犬猿の仲のすみれの態度はゲームでは帰還を素直に喜ぶものとなっているが、『漫画版』では「そのまま海賊王になっていればよろしかったのに」と豪快な声優ネタをかましてくれる。
「へへ……ありがとよでもあたいはオ・ン・ナ……だぜ?」
『1』にて、初対面の紅蘭に「ええオトコ」と評され。まあこの時のカンナは大神が両手で支えていた大道具の柱を片手で支えており、一見すると女性の行為には見えなかったというのも大きいが…。
「どわぁ!!ヘ、ヘビだ~~っ!ヘビ、ヘビ、ヘビ~っ!うわ~~~っ!!うぉ~~~!!」
「うわ~~~っ!ぎゃ~~~~っ!!……へびぃ……」
『1』にて、深川の廃屋を大神とすみれと共に調査していた際、右腕に巻き付いてきたヘビを見ての反応。
直前に怖いものなんてないと豪語していたカンナだが、幼少期の経験からヘビだけは苦手。すみれのイベントと対になっており、普段いがみあっている2人が実は似たもの同士である事を伺わせる。
腕にヘビが巻き付いたら誰だってそれ相応の反応はするだろう、という判断からか、『漫画版』では茶碗程度の小さなヘビが部屋に現れカンナは天井の照明に飛びついて怯えているという描写に変更された(すみれはこのヘビを軽く追い払っている)。
「役者は、どんなツライときも笑顔でいなくちゃな!」
『2』にて、沖縄での修行を終えて帝劇に帰ってきた折に、ある事件によって花組の士気が低下、同時に夏公演の舞台を絶対に成功させなければならない状況である事を説明された際の台詞。
カンナ自身も事件については相当なショックを受けているはずなのだが、それをおくびにも出さずに大神を含めた仲間全体を引っ張ろうとする、彼女の強さが垣間見える。
「親父……あたい、ウナイ神になるよ……」
「親父のウナイ神にはなれなかったけど隊長の……」
「隊長のウナイ神になってみせる……」
『2』でカンナをヒロインに選んでいる場合の正月イベントにて。
大神と共に琢磨の墓参りに沖縄へ帰省するカンナ。その日の夜遅く、琢磨の墓の前での台詞。ウナイ神とは、沖縄の信仰にある大事な男を守ると言われている女の神様の事。
この台詞に続く一連の独白は、彼女の対外的なイメージを覆す名場面としてファンの間でも非常に評価が高い。
「ぽてと、いやさてと」
歌謡ショウ』での定番のアドリブの一つ。『漫画版』でも1度だけ呟いた事がある。
「ゴムゴムのぉ…」
「気円ざ…」
同じく『歌謡ショウ』にて、こちらも声優ネタ。流石に際ど過ぎたのか、周囲に止められていた。

搭乗機体

光武二式 (カンナ機)

余談

  • 巨女・筋肉娘・男声という、恋愛ゲームのメイン格ヒロインとしては珍しい属性の持ち主。しかし、信頼度が高い状態で見せるデレ時のギャップや驚いた際などに発する普段よりも高めの声などが受け、ファンからの人気は意外にも高め。また、担当声優である田中真弓氏の数少ない女性役・ヒロイン役の一つとしても知られ、公式で中の人ネタが多用されている。
  • 『歌謡ショウ』でもカンナを演じるのは当然田中真弓氏だが、カンナの身長が設定上は2m近くあるのに対し真弓氏の身長は150cmと帝都花組の声優の中で最も小さい。『歌謡ショウ』ではその身長のギャップを利用したネタが定番となっている。

脚注

  1. ソフトバンクパブリッシング『サクラ大戦4 ~恋せよ乙女~ 最終攻略&設定資料集』P13より。