「デスザウラー」の版間の差分
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == |
2013年12月14日 (土) 20:39時点における版
EPZ-06/EZ-021 デスザウラー(DEATH SAURER)
- 登場作品:ゾイドシリーズ
- 分類:肉食恐竜型ゾイド
- 型式番号:EPZ-06/EZ-021
- 全長:32.4m
- 全高:21.0m
- 全幅:11.5m
- 重量:400t
- 最高速度:90km/h
- 動力:ゾイドコア
- 所属:ゼネバス帝国/ガイロス帝国
- 設計者:ドン・ホバート
- 主なパイロット:トビー・ダンカン、ゼネバス・ムーロア、ガイロス皇帝、ギュンター・プロイツェン、ヒルツ
ゼネバス帝国が持てる技術の全てを投入して開発した、超大型ゾイド。登場当時は劣勢だったヘリック共和国との軍事バランスを一気に優勢にするほどの性能を誇り、共和国軍から「死を呼ぶ恐竜」と呼ばれ恐れられた。
最大の武器は口腔部に装備された荷電粒子砲で、あらゆるゾイドを一撃で消滅させるほどの威力を発揮。それ以外にも多数の重火器を全身に装備している他、格闘戦だけでゴジュラスクラスの大型ゾイドを粉砕するなど、桁違いのパワーを有する。
巨体故に寒冷地や山岳地帯などの局地戦には弱いものの、「マッドサンダー」が登場するまでは正面対決で対抗できる共和国ゾイドは存在しなかった。
アニメ『ゾイド -ZOIDS-』では設定が大幅に変更され、戦乱を終わらせる為に古代ゾイド人が作り上げたものの、強大な力は古代ゾイド人にも牙を剥いて文明を壊滅状態にした為、ゾイドコアとボディの2つに分断されて封印された。
なお、アニメ版では設定上の全長よりも遥かに巨大な姿で描かれており、荷電粒子砲の威力も大幅に強化されている。また、非常に高い知性を持っているが人間以上に悪辣で冷徹な一面を持ち、自分の意思で破壊と殺戮を楽しんでいるなど悪魔のような怪物であるが、最期は自身が見下していた人間とゾイドに倒される。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 初登場作品。第2章でその存在が示唆され、第3章メイン13話-2「帝都炎上」にて戦うことになる。通常攻撃はビームガンのみだが他3つの武器はマップ兵器(扇形、着弾指定型、直線型)で中には「押出」特性付きやEN消費なしの厄介なものまである(その為、Kにおける同じゾイドシリーズのラスボスであるバイオティラノのようにEN切れを簡単には狙えない)。また、とにかく堅い(しかもイベントで何度もHPが回復する)ので、ガウェインのドルイドシステムで防御と回避を下げるのが有効。このミッションでは強制出撃ユニットが多く(ガウェインとランスロットは未改造)、自由出撃枠が2枠しかないので、どのユニットを出撃させるか迷いどころ。
- 8章メイン30話-3「破滅の魔獣デスザウラー」に登場するものはオリジナルデスザウラー名義の別ユニット扱いとなっている。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- 荷電粒子砲
- デスザウラーの象徴ともいうべき最強武装。背部の荷電粒子吸入ファンから大気中の荷電粒子を吸収し、体内でエネルギーに変換した後に首の粒子加速器で光速まで加速して口腔部から発射、あらゆる物質を原子レベルまで分解・消滅させる。なお、荷電粒子吸入ファンが破壊されると使用不能になる上に各部のパワーも大幅にダウンする為、ほぼ唯一の弱点となっている(荷電粒子砲が装備された口腔部や装甲の隙間も一応の弱点)。
- ハイパーキラーバイトファング
- 口腔部に装備された牙で、大型ゾイドをも易々と噛み砕く破壊力を持つ。
- ハイパーキラークロー
- 両手に装備された格闘用クロー。
- 加重力衝撃テイル
- 巨体を支える尻尾は、それだけで強力な格闘武器となる。OEではマップ兵器。
- 各種レーザー・ミサイル類
- 頭部や尻尾など全身の至る所にレーザーやミサイルが装備されており、中・小型ゾイド部隊はこれだけで殲滅可能。
移動タイプ
対決・名場面など
関連機体
その高性能故に数多くの改造機やバリエーション機体が存在する他、対抗機や後継機も多数存在する。
- ジェノザウラー
- ガイロス帝国が、デスザウラー復活計画の副産物として開発したT-REX型ゾイド。
- デッドボーダー
- ガイロス帝国のタルボサウルス型ゾイド。背部に装備する強力な重力砲(G-カノン)でデスザウラーを倒したことがある。
- マッドサンダー
- 対デスザウラー用に開発された共和国のトリケラトプス型ゾイド。当初は圧倒的な戦力差があり、デスザウラーは通常機はおろか改造機ですら全く歯が立たなかった。しかし数十年後に復活を果たした時はデスザウラーが大幅に強化された上、マッドサンダーがわずかに弱体化したこともあり互角に勝負できるまでになっていた。
- ゴジュラスギガ
- 格闘戦に特化したギガノトサウルス型ゾイド。格闘戦ではデスザウラーは成す術が無かった。
- セイスモサウルス
- ゴジュラスギガに対抗する為に開発された超長距離砲撃戦用の竜脚類型ゾイド。搭載された荷電粒子砲は、デスザウラー用のものを強化・発展させたタイプである。
- デスザウラー高機動タイプ
- 「バトルストーリー」2巻でトビー・ダンカンが使用した試作1号機。通常のデスザウラーと異なり、背部にアイアンコングMk-Ⅱ用の高機動ブースターを装備している。荷電粒子砲の一撃で共和国の飛行ゾイド部隊を壊滅させると、その勢いで十数機のゴジュラス部隊を殲滅、遂にはウルトラザウルスをも撃破して共和国首都を事実上単機で陥落せしめるなど圧倒的なまでの強さを見せ付けた。
- デスバード
- 爆撃機に改造したデスザウラー。3万mの高度を超音速で飛行し、爆撃を行う。空対地ミサイル、四連ミサイルポッド、可変翼など装備は豊富で可変翼の形状はB-1爆撃機に酷似している。
- デスシャドー
- デスザウラーの改造バリエーションの一つ。「バトルストーリー」4巻で登場し、ショルダーアーマーは1/60ザクのものを流用。
- デスファイター
- マイケル・ホバート少佐が制作した改造デスザウラーの最終タイプ。大型のライフル銃や電磁剣「エクスカリバー」、マニューバスラスターを装備している。
- デスウイング
- 巨大な翼を装備したデスザウラー。後のギルベイダーやギルザウラーの開発に繋がることになった。
- デスエイリアン
- ガイロス帝国が造り上げたデスザウラー。巨大な角が特徴でその角から暗黒粒子を吸収し、それを口から暗黒粒子砲を放ち、攻撃する。
- ブラッディデスザウラー
- デスザウラーの亜種。名前の通り血のような真紅のカラーリングを持つ、プロイツェン専用機。
- ギル・ザウラー
- 「バトルストーリー」終盤に登場したガイロス皇帝専用の改造デスザウラー。ギルベイダーの主翼などを装備し、大量の武装と巨体に見合わない俊敏性を有している。ガイロス帝国首都でヘリック大統領のキングゴジュラスと激闘を繰り広げた。
- ブラッディデーモン
- デスザウラーの改造バリエーションの一つ。新シリーズの「バトルストーリー」中盤に登場した「デスザウラー復活計画」の実験機。両腕はアイアンコングでその両肩にダークホーンのガトリング砲を装備している。名前の由来は「ブラッディ」+「デーモン(西洋文化やソロモン72柱などにおける悪魔)」と思われる。ちなみにゾイドコアはジェノザウラーのものを使用しているため稼働時間が短いという欠点がある。
- デス・メテオ
- 攻撃力を強化したデスザウラー。ゲームに登場する。
- メガデスザウラー
- 軍事企業「Zi-ARMS」によって作られた強化型。アイアンコングMk-Ⅱ用の高機動ブースターとパルスレーザーガン、さらに強化された荷電粒子吸入ファンを追加しており理論上は無限に荷電粒子砲を撃てるというまさに悪魔のようなゾイド。
- メガザウラー
- キメラテクノロジーを使用して強化されたデスザウラー。体内各所にキメラコアと呼ばれる人工ゾイドコアを埋め込まれており、そのコアとゾイド自身の拒絶反応をエネルギーとする。…があまりにも強力すぎるため尻尾の付け根部分に拘束具を兼ねた荷電粒子エネルギー発生装置を取り付けられている。さらに起動したら最後、新陳代謝として歩くたびに荷電粒子ビームを吐き続けなければならないという危険極まりないゾイドである。ゲーム「ゾイドバーサスⅢ」に登場する。
話題まとめ
- ラスボスの定番
- 「バトルストーリー」2巻での圧倒的な強さから、ゾイド系ゲームの大半でラスボスとなっており、ギル・ベイダーやセイスモサウルスなどデスザウラー以上のゾイドが現われてもその地位は揺るがなかった(単機で一国の首都を陥落させたのはデスザウラーだけである)。