「ボーダーブレイク」の版間の差分

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2022年1月8日 (土) 18:30時点における版

ボーダーブレイク
開発元 セガ・インタラクティブ[1]
発売元 セガ・インタラクティブ[2]
対応機種 アーケードゲーム
プレイステーション4
プロデューサー 下田紀之(初代)
青木盛治
キャラクターデザイン 風間雷太(アーケード版)
発売日
  • 2009年9月9日(アーケード)
  • 2018年8月2日(プレイステーション4)
最新バージョン ボーダーブレイク エックス ゼロ プラス
価格
  • 1クレジット100円(アーケード)
  • 基本プレイ無料/税込5,389円(PS4スターターパック)
CERO区分 C(15歳以上対象・PS4版)
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
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ボーダーブレイク』はセガより発売されたアーケードゲーム作品。

概要

「ブラスト・ランナー」と呼ばれるロボットの幅広いカスタマイズシステムと、10on10・最大20人によるネットワーク同時対戦を特徴としたアーケード向けTPS(サードパーソン・シューティングゲーム)。

2009年の稼働開始以降バージョンアップを重ねつつリリースが継続され、2019年に筐体の経年劣化や生産終了に伴い交換部品の調達が困難になったことなどを理由にサービスが終了。10年間という、アーケード向けのオリジナルロボットゲームとしては異例のロングランタイトルとなった。

2018年8月2日にはリリース9年目にして初となる家庭用移植としてプレイステーション4版が発売。基本プレイ無料のアイテム課金式ゲームであり、パッケージ版はスターターパックとして購入特典が盛り込まれている。ダウンロード版のみ、特典を倍にしたスペシャルパックが販売される。

登場人物

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

プレイヤーキャラクター

アーケード版ではゲームの性質上特定の主人公は存在せず、プレイヤーが名前や容姿を設定するアバター制を採用。PS4版のストーリーではハティ主人公となっている。

以下のキャラクターの名称・設定は公式ガイドブックやデモムービーにおけるもの。

男性

レオ・シキシマ
レイン
ゴードン
ティント
ジュダ
ゲルト
ユーリ

女性

リサ
シェスティン
ミリー
アスカ
ウルスラ
クユラ

サブキャラクター

オペレーター

フィオナ
ヒルダ・アイヒマン
GRF所属のオペレーター。
チヒロ
EUST所属のオペレーター。
オズ

メカニック

グラント
チェスカ

エイジェン

ゼラ
ジーナ
エーカム・アドリシュタ・ソーマ
サプタ・イフリット・マンガラ
ディオナ

PS4版オリジナルキャラクター

ハティ
PS4版ストーリーの主人公
アラン
イーリス
マーナガル

登場メカ

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

ブラスト・ランナー

プレイヤーの搭乗機体、各シリーズごとに3~4種類の機体が存在する。

機体は頭部・胴部・腕部・脚部の4つのパーツに分かれており、自由に組み合わせる事ができる[3]

武装は「強襲兵装」「重火力兵装」「遊撃兵装[4]」「支援兵装」のカテゴリーにセットされている。

TSUMOIインダストリ

クーガー・シリーズ
クーガーI型
エンフォーサー・シリーズ
スペクター・シリーズ
セイバー・シリーズ
X・シリーズ
X-IIIcg

エアロン・エアハート

ヘヴィガード・シリーズ
ランドバルク・シリーズ
アイアンフォート・シリーズ
シュライク・シリーズ
フォーミュラ・シリーズ

ベンノ

ツェーブラ・シリーズ
ネレイド・シリーズ
グライフ・シリーズ
ケーファー・シリーズ
ヤーデ・シリーズ
ガルム・シリーズ

ナクシャトラ

E.D.G.(エッジ)・シリーズ
ディスカス・シリーズ
ヤクシャ・シリーズ
B.U.Z.(バズ)・シリーズ
アスラ・シリーズ
ヤマ・シリーズ

四条重工

迅牙・シリーズ
雷花・シリーズ
月影・シリーズ

Ze-MACH

ロージー・シリーズ

甲龍電駆

ザオレン・シリーズ
ジーシェン・シリーズ

エイジェンの運用兵器

Drone
ツィタデル
エイジェンが運用する大型空中要塞。
アルド・シャウラ
エイジェンが運用する大型4足歩行要塞戦車。

その他

ワフトローダー
ワフトローダーS

PS4版オリジナルメカ

輝星・シリーズ
輝星・空式
輝星・破式

用語

共通

ニュード
西暦2083年に発生した、軌道ステーション「エイオース」の爆発事故によって地球全域に降り注がれた未知の物質。
強力なエネルギー源となる一方、地球環境に甚大な環境汚染を引き起こす程の強い毒性を持っており[5]、耐性を持たない者はニュードの毒性放射を浴びただけで即死する。
ブラスト・ランナー
ニュードを動力源とした機動兵器。元々はニュード採掘に使われていた作業用二足歩行マシン「ブラスト・ウォーカー」を戦闘用に改良したもの。理由は不明ではあるが水に対して非常に脆弱であり、脚部が用水路に浸かるだけでも機体がダメージを受け続ける
ボーダー
ニュードの毒性に対する耐性を持つ人類の総称で、大半は先天的に耐性を有しているが、一部はニュード汚染から生存して後天的に会得したもの、人体改造によって会得したものもいる。一部のボーダーは体内にニュードを内包し、細胞と強く結合している。

AC版

マグメル
GRFとEUSTに傭兵を派遣する組織。
GRF
ニュードの独占と軍事力による利権拡大を目論む国際機関。
EUST
GRFの野望を阻止しニュード汚染からの復興を目指す環境保護組織。
エイジェン
各地のニュード採掘所やEUST、GRFの拠点を無差別に攻撃し、「地球環境の改変とニュード耐性を持たない生命体の根絶」を掲げる武装組織

PS4版

フェニエ
ガロア
S.N.C.A.
ハティが所属する小規模の傭兵組織。
クレアシオン


登場作と扱われ方

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初参戦作品。アーケード版、PS4版双方の設定で参戦している。
アーケード版は2016年10月開催のイベント「ボーダーなき戦場」で初登場。X-IIIcgクーガーI型が参戦し、グラフィックは原作のデザインチームが制作している[6]。各機体のパイロットはプレイヤーキャラクターではなくオペレーターが担当しているのも特徴。2019年2月にリバイバルガシャとして復刻された。
PS4版は2020年4月開催のイベント「パーティやろうか、ガンヘッド」にて参戦。輝星・空式輝星・破式がユニットとして登場する。名義の区別がないため復刻参戦扱いとなり、アーケード版のユニットがイベント報酬で再入手できた。

商品情報

リンク

余談

  • 共に『X-Ω』において参戦を果たした同じくセガグループの『サクラ大戦』とは『X-Ω』に先駆けてコラボレーションを行っており、本作の世界観をベースにしたアレンジによる帝国華撃団のメンバーのキャラクターコスチュームが新規に描き起こされている[7]
    • PS4版『ボーダーブレイク』でも、『サクラ』のナンバリングタイトル最新作『新サクラ大戦』とのコラボレーションが実現し、新生帝国華撃団の面々がボーダーとして登場した[8]

脚注

  1. 稼働開始から2015年3月まではSEGA-AM2。なおセガ・インタラクティブも2020年4月にセガ(旧:セガゲームス)へ吸収合併され解散している。
  2. PS4版の発売元は2020年4月にセガへ移行。
  3. 各パーツや武装には「重量」の値が設定されており、総重量が脚部パーツの「重量耐性」の値を超過した場合は機動力低下のペナルティが課せられる。また同一シリーズのパーツを統一する場合は性能にボーナスを得る。そのため実際は組み合わせは十分吟味する必要がある。
  4. 4.X以前狙撃兵装だったが、5.0より現行の遊撃兵装へリニューアルした。
  5. 地球上の動植物はこれが原因でほぼ絶滅状態に陥っており、ニュード汚染を遮断する人工施設で養殖されたものしか既に存在しない。
  6. http://xomg.sega-net.com/apps/info/detail/028268.html
  7. https://www.4gamer.net/games/109/G010902/20110916010/
  8. https://twitter.com/SEGABB_PS4/status/1194088494634852352