「斯波繁男」の版間の差分

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;「俺だってそうだよっ!!」
 
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:実写版TNG第0話。かつての特車二課栄光の日々の郷愁に始まり、レイバー運用が衰退した世知辛さを熱弁。
 
:実写版TNG第0話。かつての特車二課栄光の日々の郷愁に始まり、レイバー運用が衰退した世知辛さを熱弁。
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;「あんたも先代の隊長とおんなじだ!!」<br/>後藤田「後藤先輩と俺が?」<br/>「ああ、生まれついての悪党…先代より、詰めが甘いけどな…?」
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:実写版TNG第3話。冒頭のテストで無茶な動作テストをさせた結果、第二小隊の[[AV-98イングラム|98式]]2機は稼働不能になってしまい、そこを特車二課潰しを目論む警備部上層部に付け込まれ、装備総点検への参加を命じられてしまう。後藤田は必ず参加すると大見得を切り、特車二課整備班を総動員してなんとか稼働状態に持ち込むものの、警視総監が特車二課直々に来訪するという思いがけぬ事態になってしまう。後藤田は先輩である[[後藤喜一|後藤]]から常々言われていた「おまえは最後の一言が、余計な奴だ」という言葉を思い出して己を内省しつつも、それならば98式が最悪倒れた場合には警備部を抱き込んで心中するという真意を打ち明けた後のやり取り。斯波は震えあがり後藤田を後藤と同じ悪党と称し、さらに詰めが甘いと付け加えた。
 
=== 番外編 ===
 
=== 番外編 ===
 
;「[[モビルスーツ]]だの[[アーマード・トルーパー]]だの、みんな人間が操縦するおんなじ巨大ロボットのことじゃねぇかとおっしゃるアナタ!そこのアナタ!!そう!アナタのことだよお客さぁーん!!同じじゃないんだよコレがっ!!いや、同じであっちゃあいけなかったんだよ…?ロボットアニメの歴史は、とっかえひっかえオモチャやプラモデルを売るための歴史でもあった…いかに新たな商品を開発するか、いかに類似商品との差別化を図るか…ロボットアニメの企画開発の要諦はただこの一点に集約されているといっても過言ではない!そのためにありとあらゆる設定が世界観が仮想テクノロジーが導入され、ロボットの形態や機能に様々なバリエーションをもたらした…」
 
;「[[モビルスーツ]]だの[[アーマード・トルーパー]]だの、みんな人間が操縦するおんなじ巨大ロボットのことじゃねぇかとおっしゃるアナタ!そこのアナタ!!そう!アナタのことだよお客さぁーん!!同じじゃないんだよコレがっ!!いや、同じであっちゃあいけなかったんだよ…?ロボットアニメの歴史は、とっかえひっかえオモチャやプラモデルを売るための歴史でもあった…いかに新たな商品を開発するか、いかに類似商品との差別化を図るか…ロボットアニメの企画開発の要諦はただこの一点に集約されているといっても過言ではない!そのためにありとあらゆる設定が世界観が仮想テクノロジーが導入され、ロボットの形態や機能に様々なバリエーションをもたらした…」

2021年4月3日 (土) 22:16時点における版

斯波繁男
読み シバ シゲオ
外国語表記 Shigeo Shiba
登場作品
声優 千葉繁
デザイン ゆうきまさみ(原案)
高田明美(アニメ版)
初登場SRW スーパーロボット大戦Operation Extend
SRWでの分類 サポートユニット
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プロフィール
種族 地球人日本人
性別
出身 千葉県松戸市
所属組織

警視庁

所属部隊 第二小隊
役職 整備班主任
テンプレートを表示

斯波繁男は『機動警察パトレイバー』の登場人物。

概要

通称「シゲさん」。警視庁特車二課整備班主任の「若頭」[1]的存在である。陽気な性格で、整備の腕は一級品。どちらかというとソフトウェア関係の方が得意なようで、劇場版では篠原HOSには何らかの細工がされている疑惑を持ち、起動画面だけを従来のOSに貼り付けて書き換えを行ったように見せかけていたことからもその腕前がうかがえる。

原作から10数年後の特車2課を描いた小説『番狂わせ』と実写作品『THE NEXT GENERATION -PATLABOR-』(どちらも押井守の作品)では、整備班長として本編の登場人物の中で特車2課に残っているただ1人の人物[2]となっている。

当初はテレビアニメ版オリジナルのキャラクターであったが、やがて漫画版にも登場。その後もいくつかのゆうきまさみ作品にモブのような形で登場している。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦Operation Extend
初登場作品。AV-98イングラムの掛け合い要員として音声が収録されている。
スーパーロボット大戦X-Ω
2018年11月のイベント「二課とソリスの長い一日」にて期間限定参戦。SRサポートユニットとして登場。本作では「シバ・シゲオ」表記。

ステータス

サポートアビリティ

特車二課整備班
SSR。WAVEが進むごとにHP回復。

人間関係

榊清太郎
整備班に入りたてのころは敬っていなかったが、現在は崇拝といっていいほどの敬意と信頼を寄せている。

名(迷)台詞

「はっきり言って、第2関節のポリシーが無いんだよなぁ。あや取りははっきり言って哲学だよ?」
第6話「ザ・タワーSOS」にてモーショントレースによってイングラムにあや取りをさせようとするも、苦戦する野明への苦言。千葉氏はアドリブで有名だが、この作品においてもアドリブは健在である。
「いつまで踏ん張ってんのよー!?後ろが突っかえてんだからさ、両親家帰って、猫でも抱いてなさいって!ねーっ?整備長ーっ!?」
新OVA版第8話「火の七日間」にて上海亭にて榊班長と斯波の会話の中の回想における斯波の台詞。特車二課に配備されたばかりの彼は、榊を煙たがる整備班の連中の口車に乗せられたとはいえ、榊に対して不遜極まりない態度を取っていた。この時期の彼を斯波は思い出す度に「一端の口の利き放題」「井の中の蛙のなんとやら」「穴があったら入りたい」等と漏らしていた。
その後斯波は榊のバイクを勝手に整備して大破させてしまい、警察を追われるかと思っていたが、彼の腕を惜しんだ榊によって救われ、以後榊を生涯の師と思い定めるまでに至る。
「はっ、昨日、特車二科整備班人民民主戦線事務局派かっこ左派のかっことじの急進派分班何を言ってるんでしょうか?もとい!「鉄目の団」に買収された「ツナギの会」の戦闘員と思しき数名に襲撃を受けて善戦むなしく袋叩きにあい負傷して…」
同じく新OVA版第8話「火の七日間」にて、榊に「渡辺と杉田はどうしたんだ!?」と問われて回答した時の台詞。あまりにも長くわけのわからない台詞故か途中で息切れしてしまっている。
この後榊には「手前らには私生活はねえ!従って、怪我も病気もねえ!!おめえ行って起こして来い!!」という、現在だったらブラック企業さながらの台詞を吐かれる。
「書き換え?」
野明「そう!」
「九八式の?」
遊馬「OSの!」
「え?」
遊馬「何考えてんだよ!HOSを積んだままじゃやばいじゃない!だから俺は死ぬ思いで頑張って!謹慎までくらって!」
「俺、HOSへの書き換えやってないよ?」
遊馬「そんな?だって、本庁の指示で…」
「だから、書き換えるフリして起動画面のダミー放り込んで、ディスケットをそのまま送り返しちゃった訳。中身は昔のまんまの標準装備だけど、全然不都合なかったでしょ?ん?」
「いやぁ、向こうでHOSがやばいって分かった時は『やったぁー!』と思ったねぇ!これもオヤジさんの日頃の教育の賜よ!いくら便利なモンでも、素性の知れないOSを乗っける気になれなくてさぁ。万一の時は…俺一人が罪を被ればと、その秘密を腹にしまって単身渡米!いやぁ、我ながら大正解!へ?ホントに誰も聞いてないの?おっかしいなぁ…後藤さんからの国際電話が来た時に話しといたんだけどなぁ?」
劇場版第一弾。劇中にて一連の暴走事故が篠原HOSによるものだと判明した際、同様にHOSを搭載した九八式も暴走の危険を孕んでいるから、OSの書き換えを申請された時の真相。
実はHOSに見せかけた起動画面があっただけで、九八式は安全その物であった。これを聞いた遊馬は自分がいいように使われていたと悟った。
「二足歩行ロボットという存在自体が、純粋な工学技術の成果というよりある種の願望やフェティッシュの産物だったんだ!!要するに…」
淵山「でも…自分は嫌いじゃないスけど]
「俺だってそうだよっ!!」
実写版TNG第0話。かつての特車二課栄光の日々の郷愁に始まり、レイバー運用が衰退した世知辛さを熱弁。
「あんたも先代の隊長とおんなじだ!!」
後藤田「後藤先輩と俺が?」
「ああ、生まれついての悪党…先代より、詰めが甘いけどな…?」
実写版TNG第3話。冒頭のテストで無茶な動作テストをさせた結果、第二小隊の98式2機は稼働不能になってしまい、そこを特車二課潰しを目論む警備部上層部に付け込まれ、装備総点検への参加を命じられてしまう。後藤田は必ず参加すると大見得を切り、特車二課整備班を総動員してなんとか稼働状態に持ち込むものの、警視総監が特車二課直々に来訪するという思いがけぬ事態になってしまう。後藤田は先輩である後藤から常々言われていた「おまえは最後の一言が、余計な奴だ」という言葉を思い出して己を内省しつつも、それならば98式が最悪倒れた場合には警備部を抱き込んで心中するという真意を打ち明けた後のやり取り。斯波は震えあがり後藤田を後藤と同じ悪党と称し、さらに詰めが甘いと付け加えた。

番外編 

モビルスーツだのアーマード・トルーパーだの、みんな人間が操縦するおんなじ巨大ロボットのことじゃねぇかとおっしゃるアナタ!そこのアナタ!!そう!アナタのことだよお客さぁーん!!同じじゃないんだよコレがっ!!いや、同じであっちゃあいけなかったんだよ…?ロボットアニメの歴史は、とっかえひっかえオモチャやプラモデルを売るための歴史でもあった…いかに新たな商品を開発するか、いかに類似商品との差別化を図るか…ロボットアニメの企画開発の要諦はただこの一点に集約されているといっても過言ではない!そのためにありとあらゆる設定が世界観が仮想テクノロジーが導入され、ロボットの形態や機能に様々なバリエーションをもたらした…」
劇場版3公開時に制作されたミニアニメ「ミニパト」第二弾「あヽ栄光の98式AV!」における陳述。ここでも押井節が全開され、彼によってロボットアニメというものが事細かく解説される。
尚、千葉繁氏は熱演のあまり、本作の収録中に口の中を4箇所切ったという逸話がある。

余談

  • 名前の漢字表記は漫画版でのみ使用されている。他媒体では「シバシゲオ」とカタカナ表記。
  • 名前と顔のモデルは担当声優の千葉繁氏から。千葉氏は制作陣の一人押井守監督の制作作品の常連であり、そこからこのように本人に酷似したキャラ造形になっている。実写版では千葉氏本人が俳優として演じている。また名前についてはOVA及び劇場版で音響監督を務めた斯波重治氏も由来とされており、斯波氏も千葉・押井両氏と縁の深いスタッフである。

脚注

  1. 年齢は漫画・各種アニメでは明らかにされていないが「若頭」と言われておかしくない年齢、つまり遊馬など第二小隊の面々とさほど年齢が離れているようには描かれていない。これに対し実写版は、演者の千葉と同じ1954年生まれという設定になっている。
  2. 一応もう一人、斯波の右腕としてTV版と劇場版2で登場する整備班員「ぶち山」こと淵山義勝が登場しているが、彼はTV版と劇場版で名前以外のキャラクターが根本的に異なる。実写版は押井が手がけた劇場版に準拠したキャラクターで配役されている。