「ドルメン大帝」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
(→名台詞) タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
|||
36行目: | 36行目: | ||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[クロッペン]] | ;[[クロッペン]] | ||
− | : | + | :部下。プロミオン皇帝の後継者と偽って育てていた[[クローン]]で、遺伝子上では息子。クローンと知られると突き放した末に殺害命令を下し、反逆される。 |
;[[ネシア将軍]]、[[カブト将軍]]、[[ボイダー将軍]]、ミズカ将軍、プロザルス将軍 | ;[[ネシア将軍]]、[[カブト将軍]]、[[ボイダー将軍]]、ミズカ将軍、プロザルス将軍 | ||
:部下。クロッペン解任後、ネシア将軍を司令官に任命する。 | :部下。クロッペン解任後、ネシア将軍を司令官に任命する。 | ||
+ | ;[[パルミオン皇帝]] | ||
+ | :彼の影武者兼生体部品用に生み出された。憎悪の対象。 | ||
;[[楯隼人]] | ;[[楯隼人]] | ||
− | : | + | :プロミオン皇帝の後継者であり憎悪の対象。ドルメンの死後エリオスの愚行を悔やみ、第二のドルメンを出さないためにも王位継承権を捨てて銀河連邦共和国を興すことに。 |
;[[楯剣人]] | ;[[楯剣人]] | ||
:隼人同様憎悪の対象。クローン迫害に一石を投じた存在だが、彼個人の人格には興味を持っていないと思われる。 | :隼人同様憎悪の対象。クローン迫害に一石を投じた存在だが、彼個人の人格には興味を持っていないと思われる。 | ||
56行目: | 58行目: | ||
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
;「あの憎むべきエリオス王家…!誰が思い付いたかは知らぬ、だがエリオス帝国では、王位継承者が生まれるたびに、その細胞から影武者としてクローンが作られていた!エリオス皇帝の血筋を絶やさず、その王座を守るためだ!」<br />「そして成長すれば、けだもののように飼い殺しの生活を強いられたのだ…万が一王位継承者が負傷でもすれば、クローンは情け容赦なくその身を切り刻まれる…!」<br />「そして皇帝が死ねば、王座を守るため、賢臣達に操られねばならない…」<br />「だがそれも次期皇帝が決まるまでの事。皇帝が変われば、もはや前皇帝のクローンなど、無用の長物!」<br />「分かったかハーリン!これが帝国繁栄のカラクリだ!」 | ;「あの憎むべきエリオス王家…!誰が思い付いたかは知らぬ、だがエリオス帝国では、王位継承者が生まれるたびに、その細胞から影武者としてクローンが作られていた!エリオス皇帝の血筋を絶やさず、その王座を守るためだ!」<br />「そして成長すれば、けだもののように飼い殺しの生活を強いられたのだ…万が一王位継承者が負傷でもすれば、クローンは情け容赦なくその身を切り刻まれる…!」<br />「そして皇帝が死ねば、王座を守るため、賢臣達に操られねばならない…」<br />「だがそれも次期皇帝が決まるまでの事。皇帝が変われば、もはや前皇帝のクローンなど、無用の長物!」<br />「分かったかハーリン!これが帝国繁栄のカラクリだ!」 | ||
− | :最終話、圧倒的な[[ベムボーグ]] | + | :最終話、圧倒的な[[ベムボーグ]]の力でダルタニアスを叩き伏せながらエリオスの歴史を明かす。最終決戦の土壇場で明かされた真実は、諸悪の根源であるドルメンが実はエリオス側の被害者だったという衝撃的なものだった。血を吐くような言葉と共に回想される少年時代のドルメンはクローンとして非人道的な虐待を受け続け、目を背けたくなるような残酷さを訴えていた。 |
− | : | + | :作中にはザール・エリオス双方にクローンを迫害する人物が多数登場し、ドルメンの怒りは決して間違っていないが、決して多くの命を奪った罪を肯定する理由にならず、ドルメン自身もクローンであるクロッペンを最も嫌悪するエリオス帝国同様に道具として使い捨てている。<ref>『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』における戦闘前会話では、光珠に「あなたがやってる事はあなたの言うエリオスの人と同じ」と非難されている。</ref><ref>あえてドルメンを擁護すると、この時点で彼はクローン差別が蔓延る世界に絶望し、クローンを差別する部下達には諦観を感じていた。ドルメンに限りなく近い存在でありながらパルミオン皇帝の後継者として養育したクロッペンがクローンを差別する姿に内心穏やかではなかったとしてもおかしくはない。</ref> |
;「よいか楯剣人…!このわしを討ち取ったからとて、それで全てが終わったとは思うな!」<br />剣人「なっ…何だとっ!?」<br />「この世界に我々クローンがいる限り…いや、クローンを必要とする世界が存在する限り、我々の憎しみと悲しみが消え去ることは無いッ!! いつかまた、反逆の炎が燃え上がる時がくる!」<br />「ぐああああ…あ…はは…アーハハハハハハハハ…!!」 | ;「よいか楯剣人…!このわしを討ち取ったからとて、それで全てが終わったとは思うな!」<br />剣人「なっ…何だとっ!?」<br />「この世界に我々クローンがいる限り…いや、クローンを必要とする世界が存在する限り、我々の憎しみと悲しみが消え去ることは無いッ!! いつかまた、反逆の炎が燃え上がる時がくる!」<br />「ぐああああ…あ…はは…アーハハハハハハハハ…!!」 | ||
− | : | + | :最終話、ダルタニアスに敗れた際の断末魔。これからもクローンを必要とする世界は変わらないと信じるドルメンは、剣人に壮絶な呪詛の言葉を叫び、「悲劇の大帝」は宇宙に燃え尽きた。 |
− | :これまでの[[長浜ロマンロボシリーズ]]の[[女帝ジャネラ|ラスボス]][[ズ・ザンバジル| | + | :これまでの[[長浜ロマンロボシリーズ]]の[[女帝ジャネラ|ラスボス]][[ズ・ザンバジル|キャラ]][[オルバン大元帥|クター]]も何らかのコンプレックスを抱えて人々の意思を支配しようとする「卑劣な権力者」であり、相応の惨めな結末を迎えたが、「元弱者の復讐鬼」という背景を持つドルメンの最期は演じる藤本氏の鬼気迫る熱演も手伝い、悲劇的な印象を与える。 |
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』では[[DVE]]再現された。 | :『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』では[[DVE]]再現された。 | ||
2020年2月16日 (日) 14:44時点における版
ドルメン | |
---|---|
外国語表記 | Dorumen |
登場作品 | 未来ロボ ダルタニアス |
声優 | 藤本譲 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦GC |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | エリオス星人(クローン) |
性別 | 男 |
所属 | ザール星間帝国 |
称号 | 大帝 |
ドルメン大帝は『未来ロボ ダルタニアス』の登場人物。
概要
ザール星間帝国の大帝。その正体はエリオス帝国の皇帝であるパルミオン皇帝のクローン。
かつてエリオス星人にクローンであることから人権を無視され犬猫以下の扱いを受けたことにより、次第に世の中全てを憎むようになり、エリオス帝国を滅ぼした。
最終決戦でようやく姿を現し、最終話にて彼自身の正体も遂に暴かれることになるが、私怨目的で人々の命を弄んだ事で楯剣人の怒りを買い、最後は「クローン人間に対する差別が続く限り必ず自分の遺志を継ぐものが現れる」と不吉な言葉を残して炎の中へ投身自決し最期を遂げたが、エリオスの過ちを知り、ドルメンの素性にも深く同情した楯隼人はそれをきっかけに新しい理想の国作りをする決意をした。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 初登場作品。終盤に同盟者であり客分のガバール帝国のザクロンと共に自軍部隊を迎え撃つ。搭乗機は移動要塞のみで、原作の最終決戦にて搭乗した専用のベムボーグは登場しない。なお顔グラフィックは2種類用意されており、1回戦闘すると顔の色が変化する。
パイロットステータス
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
- クロッペン
- 部下。プロミオン皇帝の後継者と偽って育てていたクローンで、遺伝子上では息子。クローンと知られると突き放した末に殺害命令を下し、反逆される。
- ネシア将軍、カブト将軍、ボイダー将軍、ミズカ将軍、プロザルス将軍
- 部下。クロッペン解任後、ネシア将軍を司令官に任命する。
- パルミオン皇帝
- 彼の影武者兼生体部品用に生み出された。憎悪の対象。
- 楯隼人
- プロミオン皇帝の後継者であり憎悪の対象。ドルメンの死後エリオスの愚行を悔やみ、第二のドルメンを出さないためにも王位継承権を捨てて銀河連邦共和国を興すことに。
- 楯剣人
- 隼人同様憎悪の対象。クローン迫害に一石を投じた存在だが、彼個人の人格には興味を持っていないと思われる。
他作品との人間関係
- ズール皇帝
- 今のところ共演はしていないが、『D』ではドルメンと役割が統合された。
- ザクロン
- 『GC(XO)』での同盟国ガバール帝国の司令官。彼をクロッペンの後任とする。
- カミーユ・ビダン
- 『GC(XO)』にて、自身ののやり方を彼にも強く非難されることになる。
- シュテッケン・ラドクリフ
- 『GC(XO)』にて、ドルメンが本当は弱い人間だった事を悟った。
名台詞
- 「あの憎むべきエリオス王家…!誰が思い付いたかは知らぬ、だがエリオス帝国では、王位継承者が生まれるたびに、その細胞から影武者としてクローンが作られていた!エリオス皇帝の血筋を絶やさず、その王座を守るためだ!」
「そして成長すれば、けだもののように飼い殺しの生活を強いられたのだ…万が一王位継承者が負傷でもすれば、クローンは情け容赦なくその身を切り刻まれる…!」
「そして皇帝が死ねば、王座を守るため、賢臣達に操られねばならない…」
「だがそれも次期皇帝が決まるまでの事。皇帝が変われば、もはや前皇帝のクローンなど、無用の長物!」
「分かったかハーリン!これが帝国繁栄のカラクリだ!」 - 最終話、圧倒的なベムボーグの力でダルタニアスを叩き伏せながらエリオスの歴史を明かす。最終決戦の土壇場で明かされた真実は、諸悪の根源であるドルメンが実はエリオス側の被害者だったという衝撃的なものだった。血を吐くような言葉と共に回想される少年時代のドルメンはクローンとして非人道的な虐待を受け続け、目を背けたくなるような残酷さを訴えていた。
- 作中にはザール・エリオス双方にクローンを迫害する人物が多数登場し、ドルメンの怒りは決して間違っていないが、決して多くの命を奪った罪を肯定する理由にならず、ドルメン自身もクローンであるクロッペンを最も嫌悪するエリオス帝国同様に道具として使い捨てている。[1][2]
- 「よいか楯剣人…!このわしを討ち取ったからとて、それで全てが終わったとは思うな!」
剣人「なっ…何だとっ!?」
「この世界に我々クローンがいる限り…いや、クローンを必要とする世界が存在する限り、我々の憎しみと悲しみが消え去ることは無いッ!! いつかまた、反逆の炎が燃え上がる時がくる!」
「ぐああああ…あ…はは…アーハハハハハハハハ…!!」 - 最終話、ダルタニアスに敗れた際の断末魔。これからもクローンを必要とする世界は変わらないと信じるドルメンは、剣人に壮絶な呪詛の言葉を叫び、「悲劇の大帝」は宇宙に燃え尽きた。
- これまでの長浜ロマンロボシリーズのラスボスキャラクターも何らかのコンプレックスを抱えて人々の意思を支配しようとする「卑劣な権力者」であり、相応の惨めな結末を迎えたが、「元弱者の復讐鬼」という背景を持つドルメンの最期は演じる藤本氏の鬼気迫る熱演も手伝い、悲劇的な印象を与える。
- 『GC(XO)』ではDVE再現された。
搭乗機体
- 移動要塞
- ドルメン専用ベムボーグ
- 第46話・最終話にて登場。ドルメンの城が変形したもので、2形態が存在する。