「アルバート・W・ワイリー」の版間の差分

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:『7』にてバスターを向けるロックマンに対して。
 
:『7』にてバスターを向けるロックマンに対して。
 
;「お前達ロボットは、世界征服の為の道具に過ぎん!何体壊れようと知った事か!お前を倒す為ならばこれからも戦闘ロボットを造り続ける!」
 
;「お前達ロボットは、世界征服の為の道具に過ぎん!何体壊れようと知った事か!お前を倒す為ならばこれからも戦闘ロボットを造り続ける!」
:池原しげとの漫画版『7』にて、命令されるがまま襲い掛かって来るワイリーナンバーズを破壊して悲しみと怒りに染まっていたロックマンに対し、ワイリーがぶちまけた台詞。池原しげと版のワイリーは、他の漫画家のロックマン作品と比べても、ロボットを道具としか見なしていないのが明確に描かれており、こんな事を言われれば、ロックマンもワイリーはもはや救いようの無い外道でしかないと見なし、ロボットとしての一線を超えてでも討とうとするのも頷ける。
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:池原しげと氏の漫画版『7』にて、命令されるがまま襲い掛かって来るワイリーナンバーズを破壊して悲しみと怒りに染まっていたロックマンに対し、ワイリーがぶちまけた台詞。池原版のワイリーは、他の漫画家のロックマン作品と比べても、ロボットを道具としか見なしていないのが明確に描かれており、こんな事を言われれば、ロックマンもワイリーはもはや救いようの無い外道でしかないと見なし、ロボットとしての一線を超えてでも討とうとするのも頷ける。
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;「強くしてやる。ワシが必ず強くしてやるとも」
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:同じく池原氏の漫画版『7』にて、自分を見捨てて逃げたと思っていたフォルテが助けに現れたことで、相好を崩すワイリー。
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:「今にロックマンより強くなってやる」と叫ぶフォルテにこう答え…そしてこれが池原版ロックマンにおける彼の最後の台詞となった。
 
;「イッヒッヒッヒッヒッヒ…」<br />「これで世界はワシのものじゃ!ガハハハハハッ!」
 
;「イッヒッヒッヒッヒッヒ…」<br />「これで世界はワシのものじゃ!ガハハハハハッ!」
 
:『8』より。初めての音声付きの台詞。
 
:『8』より。初めての音声付きの台詞。

2018年1月4日 (木) 21:38時点における版

アルバート・W・ワイリー
外国語表記 Albert W. Wily
登場作品 ロックマン
声優
『8』他多数
青野武
アーケード
石森達幸
OVA
緒方賢一
愛称 Dr.ワイリー
種族 地球人
性別
趣味 卓球
テンプレートを表示

概要

ロックマン』全作品における悪役で、世界征服を企む悪の天才科学者

所謂自身の才能を認めなかった世間に復讐する学界の異端児という古典的マッドサイエンティスト像を形にしたような人物。容姿はやせ型で頭頂部が禿げており、左右の髪と口ひげを伸ばしているのが特徴。

ライト博士とは学生時代からの腐れ縁で、互いにライバルと認め合う仲だったが、常にライト博士の2番手に甘んじており、平和利用を主とするライト博士とは対照的な思想から対立を深めていった結果、ある日突然彼の制作したロボット達を奪って戦闘用に改造し、世界征服を宣言した。ロックマンによって野望は潰えるが、その後も懲りずに事件を起こす。『ロックマン6』エンディングでは世界征服の罪で遂に逮捕されるが、『ロックマン7』冒頭であらかじめ作っておいたワイリーナンバーズの手により脱獄に成功している。

基本的にはワイリーマシンに搭乗して各ナンバリング作品のラストボスを務める。「物語の発端はどうあれ例によってワイリーが元凶」・「毎回ロックに乗機を破壊され、毎回土下座&命乞いを行うも、毎回何らかの理由でまんまと逃亡する」という点はロックマンシリーズのお約束となっている。

自作のワイリーナンバーズは強力な性能を誇り、毎回ロックマンに打ち破られているものの既存の軍隊などでは歯が立たない性能を持つ。ライト博士と異なり戦闘用のロボットを中心に開発しており、その機能は多種多様、コンピュータウィルスなどのソフトウェア面においても遥か未来の時代でも解析しきれないものを生み出す等、その技術力は間違いなく天才と言える。ただし、ワイリーナンバーズの中には資金不足や資材不足が原因で完璧に作り込めなかったもの、新素材や思いついたアイディア・新技術を盛り込んだものの想定とは異なる欠陥が発覚するもの、性格が戦闘向きでなかったり創造主への忠誠心が欠けるもの等、安定性に欠ける面が見られるロボットも散見される。良く言えばチャレンジ精神にあふれた科学者である。

このように「憎めない悪役」としての側面が強いものの、その悪事の数々は非道・卑劣であることは間違いなく、心優しいロックですら度々ワイリーの殺害を決意しているほど。

また、遠い未来を舞台とした『ロックマンX』シリーズにはゼロの開発者として、パラレルワールドが舞台の『ロックマンエグゼ』シリーズには秘密結社のトップとして客演している。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
期間限定参戦。

人間関係

フォルテ、ゴスペル
ロックマンを模倣して開発した戦闘ロボット。製作ロボットの中では高い完成度を誇り「スペシャルワイリーナンバーズ」が付けられる。
レゲエ
孤独を紛らすために作った烏型サポートロボット
キング
『ロックマン&フォルテ』に登場。ロックマンに勝てないフォルテに焦れて開発した戦闘ロボット。しかし、謀反を起こされてしまう。
サンゴッド
『ロックマンワールド5』に登場。古代の最終兵器で、彼を復活させるが…。
ラ・ムーン
『スーパーアドベンチャーロックマン』に登場。古代のスーパーコンピューターを名乗り、その力を利用して世界征服を進めるが…。
メタルマンエアーマンバブルマンクイックマンクラッシュマンフラッシュマンヒートマンウッドマン
『ロックマン2』に登場に開発したワイリーナンバーズ。
ブルース
ロックマンの兄。動力炉の欠陥で機能停止しかけていた彼を改造した。
ロックマン
宿敵。何度も敗北してながらもいつか彼を倒す事を夢見ている。
トーマス・ライト
宿命のライバル。『スーパーアドベンチャーロックマン』では「こんなことをできるのはDr.ライトだけ」と発言しており、その科学力は素直に認めている。
ロール
ロックマンの妹。『ロックマン10』ではロボットエンザにかかった彼女に治療薬を渡すが…。
ミハイル・セルゲイビッチ・コサック
『ロックマン4』に登場する科学者。娘を浚って彼を脅迫し、悪事を行わせていた。
カリンカ・ミハイロヴナ・コサック
Dr.コサックの娘。彼女を浚う。

他作品との人間関係

デビルサターン6
『X-Ω』にて、行き場を無くした彼を匿い、共闘する。

歴代ロックマンシリーズ

ゼロ
『ロックマンXシリーズ』のもう一人の主人公。ワイリーが開発した最高傑作。
サーゲス、アイゾック
それぞれ『ロックマンX2』『X6』に登場した敵キャラクター。ワイリーを彷彿とさせる容姿及び言動が特徴的(アイゾックの担当声優は青野氏)だが、具体的な関係はぼかされている。
マスター・アルバート
『ロックマンZXA』に登場した敵キャラクター。ワイリーの名を冠している他、『ロックマンZXシリーズ』にて全ての元凶というところも共通している。

名台詞

「うつのか? ワシをうつのか? このワシを! ロボットの おまえが にんげんの このワシを!!」
『7』にてバスターを向けるロックマンに対して。
「お前達ロボットは、世界征服の為の道具に過ぎん!何体壊れようと知った事か!お前を倒す為ならばこれからも戦闘ロボットを造り続ける!」
池原しげと氏の漫画版『7』にて、命令されるがまま襲い掛かって来るワイリーナンバーズを破壊して悲しみと怒りに染まっていたロックマンに対し、ワイリーがぶちまけた台詞。池原版のワイリーは、他の漫画家のロックマン作品と比べても、ロボットを道具としか見なしていないのが明確に描かれており、こんな事を言われれば、ロックマンもワイリーはもはや救いようの無い外道でしかないと見なし、ロボットとしての一線を超えてでも討とうとするのも頷ける。
「強くしてやる。ワシが必ず強くしてやるとも」
同じく池原氏の漫画版『7』にて、自分を見捨てて逃げたと思っていたフォルテが助けに現れたことで、相好を崩すワイリー。
「今にロックマンより強くなってやる」と叫ぶフォルテにこう答え…そしてこれが池原版ロックマンにおける彼の最後の台詞となった。
「イッヒッヒッヒッヒッヒ…」
「これで世界はワシのものじゃ!ガハハハハハッ!」
『8』より。初めての音声付きの台詞。
「ワシは、人類が滅びることも、ワシのロボット達が破壊されることも許さん!ワシはワシのロボット達を愛しておるんじゃ!」
『スーパーアドベンチャーロックマン』にて。人類を滅ぼそうと企むスーパーコンピュータ、ラ・ムーンに対して言い放ったセリフ。
しかしこの100年後、彼は世界そのものを破滅させかねないスペースコロニー落下作戦を実行させることになる。
「ゼロ…ワシの最高傑作、倒せ、あいつを! ワシの敵! ワシのライバル! ワシの…生き甲斐! 行けぃ、そして破壊しろ、あいつを!」
『ロックマンX4』ゼロを選んだ場合の冒頭より。彼の夢の中に現れ、ライトの最高傑作であるXを破壊することを告げる。

搭乗機体・関連機体

ワイリーマシーン〇号
ワイリーが搭乗する有人戦闘メカ。『4』以降ドクロの意匠が入っているのが特徴。一度破壊させるとワイリーが登場する第二形態へ移行し、攻撃力とパターンが変更される。
ワイリーナンバーズ
ワイリーが開発したロボットの総称。
ワイリーカプセル
ワイリーマシーンの緊急脱出装置。『4』以降に登場。後半の作品では本体以上に高い戦闘力を持つ。
ガンマ
『ロックマン3』にてワイリーマシン3号を失ったワイリーが搭乗する巨大有人操作ロボット。元々はライト博士が平和利用のために彼と共同で開発をしたものだったが、世界征服のために強奪する。

余談

  • 毎回敗北すると機体から飛び降りて土下座する彼の姿から、ジャンピング土下座なる言葉が生まれた。
    • リンク先でも書かれているが、実際に行うと膝の皿を割る等大怪我をすることになるため絶対に真似をしてはいけない。ワイリーの場合、ワイリーマシーンやカプセルの破壊した際の高さから飛び降りると同時に土下座なので…。
  • 有賀ヒトシによる漫画版ではよく眼鏡やサングラスを着用している。
  • 『流星のロックマン3』にはワイリーを思わせる老科学者「ヨイリー博士」が登場する。
    • ただし、ヨイリーは女性でありポジションも善玉となっている。

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