「アルバート・W・ワイリー」の版間の差分

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所謂[[ゼツ・ラアス・ブラギオ|自身の才能を認めなかった世間に復讐する学界の異端児]]という古典的マッドサイエンティスト像を形にしたような人物。容姿はやせ型で頭頂部が禿げており、左右の髪と口ひげを伸ばしているのが特徴。
 
所謂[[ゼツ・ラアス・ブラギオ|自身の才能を認めなかった世間に復讐する学界の異端児]]という古典的マッドサイエンティスト像を形にしたような人物。容姿はやせ型で頭頂部が禿げており、左右の髪と口ひげを伸ばしているのが特徴。
  
ライト博士とは学生時代からの腐れ縁で、互いにライバルと認め合う仲だったが、常にライト博士の2番手に甘んじており、平和利用を主とするライト博士とは対照的な思想から対立を深めていった結果、ある日突然彼の制作したロボット達を奪って戦闘用に改造し、世界征服を宣言した。[[ロックマン]]によって野望は潰えるが、その後も懲りずに事件を起こす。『ロックマン6』エンディングでは'''世界征服の罪'''で遂に逮捕されるが、あらかじめ作っておいたワイリーナンバーズの手により脱獄に成功している。
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ライト博士とは学生時代からの腐れ縁で、互いにライバルと認め合う仲だったが、常にライト博士の2番手に甘んじており、平和利用を主とするライト博士とは対照的な思想から対立を深めていった結果、ある日突然彼の制作したロボット達を奪って戦闘用に改造し、世界征服を宣言した。[[ロックマン]]によって野望は潰えるが、その後も懲りずに事件を起こす。『ロックマン6』エンディングでは'''世界征服の罪'''で遂に逮捕されるが、『ロックマン7』冒頭であらかじめ作っておいたワイリーナンバーズの手により脱獄に成功している。
  
 
基本的にはワイリーマシンに搭乗して各ナンバリング作品のラストボスを務める。「'''物語の発端はどうあれ例によってワイリーが元凶'''」・「'''毎回ロックに乗機を破壊され、毎回土下座&命乞いを行うも、毎回何らかの理由でまんまと逃亡する'''」という点はロックマンシリーズのお約束となっている。
 
基本的にはワイリーマシンに搭乗して各ナンバリング作品のラストボスを務める。「'''物語の発端はどうあれ例によってワイリーが元凶'''」・「'''毎回ロックに乗機を破壊され、毎回土下座&命乞いを行うも、毎回何らかの理由でまんまと逃亡する'''」という点はロックマンシリーズのお約束となっている。

2018年1月2日 (火) 16:59時点における版

アルバート・W・ワイリー
外国語表記 Albert W. Wily
登場作品 ロックマン
声優
『8』他多数
青野武
アーケード
石森達幸
OVA
緒方賢一
愛称 Dr.ワイリー
種族 地球人
性別
趣味 卓球
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概要

ロックマン』全作品における悪役で、世界征服を企む悪の天才科学者

所謂自身の才能を認めなかった世間に復讐する学界の異端児という古典的マッドサイエンティスト像を形にしたような人物。容姿はやせ型で頭頂部が禿げており、左右の髪と口ひげを伸ばしているのが特徴。

ライト博士とは学生時代からの腐れ縁で、互いにライバルと認め合う仲だったが、常にライト博士の2番手に甘んじており、平和利用を主とするライト博士とは対照的な思想から対立を深めていった結果、ある日突然彼の制作したロボット達を奪って戦闘用に改造し、世界征服を宣言した。ロックマンによって野望は潰えるが、その後も懲りずに事件を起こす。『ロックマン6』エンディングでは世界征服の罪で遂に逮捕されるが、『ロックマン7』冒頭であらかじめ作っておいたワイリーナンバーズの手により脱獄に成功している。

基本的にはワイリーマシンに搭乗して各ナンバリング作品のラストボスを務める。「物語の発端はどうあれ例によってワイリーが元凶」・「毎回ロックに乗機を破壊され、毎回土下座&命乞いを行うも、毎回何らかの理由でまんまと逃亡する」という点はロックマンシリーズのお約束となっている。

このように「憎めない悪役」としての側面が強いものの、その悪事の数々は非道・卑劣であることは間違いなく、心優しいロックですら度々ワイリーの殺害を決意しているほど。

また、遠い未来を舞台とした『ロックマンX』シリーズにはゼロの開発者として、パラレルワールドが舞台の『ロックマンエグゼ』シリーズには秘密結社のトップとして客演している。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
期間限定参戦。

人間関係

フォルテ
ロックマンを模倣して開発した戦闘ロボット。ワイリーナンバーズの中では高い完成度を誇る。
ゴスペル
フォルテの狼型サポートロボット。
レゲエ
孤独を紛らすために作った烏型サポートロボット
キング
『ロックマン&フォルテ』に登場。ロックマンに勝てないフォルテに焦れて開発した戦闘ロボット。しかし、謀反を起こされてしまう。
サンゴッド
『ワールド5』に登場。古代の最終兵器で、彼を復活させるが…。
メタルマンエアーマンバブルマンクイックマンクラッシュマンフラッシュマンヒートマンウッドマン
彼の開発したワイリーナンバーズ。
ブルース
ロックマンの兄。動力炉の欠陥で機能停止しかけていた彼を改造した。
ロックマン
宿敵。何度も敗北してながらもいつか彼を倒す事を夢見ている。
トーマス・ライト
宿命のライバル。
ロール
ロックマンの妹。『10』ではロボットエンザにかかった彼女に治療薬を渡すが…。
ミハイル・セルゲイビッチ・コサック
『4』に登場する科学者。娘を浚って彼を脅迫し、悪事を行わせていた。
カリンカ・ミハイロヴナ・コサック
Dr.コサックの娘。彼女を浚う。

他作品との人間関係

ゼロ
『ロックマンXシリーズ』のもう一人の主人公。ワイリーが開発した最高傑作。
サーゲス、アイゾック
それぞれ『ロックマンX2』『X6』に登場した敵キャラクター。ワイリーを彷彿とさせる容姿及び言動が特徴的(アイゾックの担当声優は青野氏)だが、具体的な関係はぼかされている。
マスター・アルバート
『ロックマンZXA』に登場した敵キャラクター。ワイリーの名を冠している他、『ロックマンZXシリーズ』にて全ての元凶というところも共通している。

名台詞

「うつのか? ワシをうつのか? このワシを! ロボットの おまえが にんげんの このワシを!!」
『7』にてバスターを向けるロックマンに対して。
「イッヒッヒッヒッヒッヒ…」
「これで世界はワシのものじゃ!ガハハハハハッ!」
『8』より。初めての音声付きの台詞。
「ゼロ…ワシの最高傑作、倒せ、あいつを! ワシの敵! ワシのライバル! ワシの…生き甲斐! 行けぃ、そして破壊しろ、あいつを!」
『ロックマンX4』ゼロを選んだ場合の冒頭より。彼の夢の中に現れ、ライトの最高傑作であるXを破壊することを告げる。

搭乗機体・関連機体

ワイリーマシーン〇号
ワイリーが搭乗する有人戦闘メカ。ほぼ毎回ドクロの意匠が入っているのが特徴。
ワイリーカプセル
ワイリーマシーンの緊急脱出装置。後半の作品では本体以上に高い戦闘力を持つ。

余談

  • 毎回敗北すると機体から飛び降りて土下座する彼の姿から、ジャンピング土下座なる言葉が生まれた。

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