「バロン・マクシミリアン」の版間の差分
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:愛・気迫の消費[[SP]]が90・80と敵パイロットにしては妙に高いが、これはバロンのジョナサンに対する深い愛情を表現すると同時に、設定された成長タイプにも理由がある。バロンの成長タイプは第2次αの全パイロット中設定者が2名しかいない(バロンと[[クラックス・ドゥガチ|ドゥガチ]]、双方とも敵パイロットのため実質敵専用タイプ)「万能大器晩成」になっている。この成長タイプは各能力の上昇値が高め。中でもSPの上昇値が異常に多く、Lv99までに200以上も上昇する。よって、バロンの最終的なSPはなんと脅威の280越えという凄まじい数値になる。この数値なら消費SPの高さにも納得がいくだろう。あの[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]の最大SPすら凌駕してしまうのだ。母の愛にはたとえ神でも勝てないということか。 | :愛・気迫の消費[[SP]]が90・80と敵パイロットにしては妙に高いが、これはバロンのジョナサンに対する深い愛情を表現すると同時に、設定された成長タイプにも理由がある。バロンの成長タイプは第2次αの全パイロット中設定者が2名しかいない(バロンと[[クラックス・ドゥガチ|ドゥガチ]]、双方とも敵パイロットのため実質敵専用タイプ)「万能大器晩成」になっている。この成長タイプは各能力の上昇値が高め。中でもSPの上昇値が異常に多く、Lv99までに200以上も上昇する。よって、バロンの最終的なSPはなんと脅威の280越えという凄まじい数値になる。この数値なら消費SPの高さにも納得がいくだろう。あの[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]の最大SPすら凌駕してしまうのだ。母の愛にはたとえ神でも勝てないということか。 | ||
:ちなみに前作[[α外伝]]ではこの成長タイプも多数の味方パイロットに設定されていたが、[[バグ (ゲーム)|バグ]]のせいで最終的な能力値がかなり控え目になっている。本作で敵専用になったのはこのバグも一因であるのだろうか。 | :ちなみに前作[[α外伝]]ではこの成長タイプも多数の味方パイロットに設定されていたが、[[バグ (ゲーム)|バグ]]のせいで最終的な能力値がかなり控え目になっている。本作で敵専用になったのはこのバグも一因であるのだろうか。 | ||
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+ | *上述の概要にもあるようにバロンの正体はアノーア艦長である。声や割れた腹筋・胸板が彫られた鎧のデザインから、外見からはまず正体を見抜く事が不可能。恐らく性別レベルで勘違いされうる次元であり、実際に勇が彼女を指して「マントの'''男'''」と言っているシーンがある。ヒントとしてはジョナサンに対する執着くらいしかなく、[[仮面キャラ]]の中ではトップクラスに正体が見破りにくく、作中でも[[ウィンストン・ゲイブリッジ]]=[[ガバナー]]と並んで意外な正体となりうるキャラクターである。 | ||
+ | **だが、実はエンディングにおいて「'''バロン:磯辺万沙子'''」と、しっかりと声優がクレジットされてしまっており、アノーアと声優が同じという事に気付けた視聴者なら正体がバレバレ、という状態になっている。 | ||
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2018年1月2日 (火) 11:02時点における版
バロン・マクシミリアン | |
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外国語表記 | Baron Maximilian |
登場作品 | ブレンパワード |
声優 | 磯辺万沙子 |
本名 | アノーア・マコーミック |
種族 | 地球人(アメリカ人) |
性別 | 女 |
概要
ネリー・キムの元に身を寄せていた伊佐未勇の前に、ジョナサン・グレーンを従えて現れた謎の人物。仮面や鎧・マントを身に着け、声もボイスチェンジャーで変えている。
自分が見込んだジョナサンにオルファンを掌握させようと目論んでおり、自身の所有するバロンズゥを与えるなど強く肩入れしている。
最終決戦では自らバロンズゥに乗り込み、その妄執から機体は巨大化しハイパーバロンズゥと化し、チャクラエクステンションすらものともしない圧倒的な戦闘能力を見せる。しかし、無理にエナジーを消耗した末にハイパーバロンズゥは崩壊、ハイパー化の代償で心身ともに激しく衰弱しジョナサンに連れられる形で戦場を去った。
その正体は行方不明になっていたノヴィス・ノア初代艦長でジョナサンの実母アノーア・マコーミックである。
なお、原作での初登場時は華麗なスノーボードの腕を披露していた。
登場作品と役柄
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。殆ど原作通りに、ブレンパワード系のラスボスとして登場。原作を知らなくてもキャラ辞典でアノーア艦長と声が同じで察したプレイヤーもいたと思われる。凄まじく高い能力とバロンズゥの性能に苦しめられる上、拒絶ルートの場合は時間制限がつくこともあってさらに厄介。集中攻撃で撃破しよう。援護攻撃、援護防御を習得しているのだが、バロンが出た時点で周りの雑魚敵を全て倒しているため、死に技能に終わっている。
- 愛・気迫の消費SPが90・80と敵パイロットにしては妙に高いが、これはバロンのジョナサンに対する深い愛情を表現すると同時に、設定された成長タイプにも理由がある。バロンの成長タイプは第2次αの全パイロット中設定者が2名しかいない(バロンとドゥガチ、双方とも敵パイロットのため実質敵専用タイプ)「万能大器晩成」になっている。この成長タイプは各能力の上昇値が高め。中でもSPの上昇値が異常に多く、Lv99までに200以上も上昇する。よって、バロンの最終的なSPはなんと脅威の280越えという凄まじい数値になる。この数値なら消費SPの高さにも納得がいくだろう。あのイルイの最大SPすら凌駕してしまうのだ。母の愛にはたとえ神でも勝てないということか。
- ちなみに前作α外伝ではこの成長タイプも多数の味方パイロットに設定されていたが、バグのせいで最終的な能力値がかなり控え目になっている。本作で敵専用になったのはこのバグも一因であるのだろうか。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- ほぼ上記と同じ。今回はバロンズゥの能力が大幅に上昇して現れる上に回復・分身まであるため異様に倒しづらい。アンチボディ乗りとしては最大の能力を誇るが、回避だけが低かったりする。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
全能力が非常に高く、乗機のバロンズゥの強さも合わさってかなりの強敵。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
- 第2次α
- 抗体反応L8、戦意高揚、気力+ (ダメージ)、援護攻撃L2、援護防御L3、ガード
- 高レベルの抗体反応による強力な補正、「戦意高揚」+「気力+ (ダメージ)」の連動による高い気力の上昇、ダメージを削られるガードと中々のラインナップ。ゲーム中ではブレンのラスボスキャラでありながら、抗体反応の技能レベルが8で止まっているが、内部的にはL9まで上昇するように設定されている。抗体反応L9はLv58で習得するようになっているが、バロン登場時のLvは57である。つまり1レベル足りないがために全力を出し切れていない。
- J
- 斬り払い、撃ち落し、カウンター、抗体反応L9、底力L9、援護攻撃L4、コンボL4
小隊長能力(隊長効果)
- なし
- 『第2次α』より。一部の書籍には攻撃力+20%と表記されている。スタッフの設定ミス?
パイロットBGM
- 「Ground Zero」
- ブレン系の敵BGM。優先度が高く、一部の例外を除きバロンとの戦闘時はこのBGMが優先される。
人間関係
- ジョナサン・グレーン
- 息子。正体を隠して彼のために尽くす。歪みつつも一途なその思いは最終的には報われた。
- ネリー・キム
- 全く描写されないが、ネリーの台詞からするに当初より何らかの敵対関係にあった模様。
- 伊佐未勇
- 最終決戦にて正体を見破り、その妄執から解き放つ。
他作品との人間関係
名台詞
- 「未熟者の言う事は聞かない!」
- 初登場の回で、勇の抹殺に固執するジョナサンを一喝。日頃強気なジョナサンも、この時ばかりは素直に従っていた。
- 「さすが私の見込んだ騎士…ナイトである」
- ジョナサンの考えを聞いたバロンの一言。第2次αではDVEがある。また、辞典でも聞く事が可能。
- 「地球での思い出……貴公と同じように辛いものばかりだったからだ」
「そうだな……二人でそうしよう……」 - 浮上を始めたオルファンにて、ジョナサンとの会話。かなり遠回しだが、正体に関するヒントともなっている。
- 「伊佐美勇……死ねよや……!!」
- バロンズゥに搭乗し、戦場に現れた際に。ジョナサンの口癖は親譲りだったらしい。
- 「息子のために死ねぇぇぇっ!!」
- ネリー・ブレンとの激闘の最中の叫び。声優から正体が導けなかった視聴者でも恐らくここで気づけたであろう。なお、第2次αではDVEとなっている。ちなみに原作では台詞の途中で本来の声に戻るが、第2次αでは常時ボイスチェンジャーで声が変わったままである。
スパロボシリーズの名台詞
- 「ジョナサンに手出しはさせん!」
- 第2次αにおけるジョナサンへの援護防御時の没台詞。小隊システムの仕様上、援護防御は自小隊にしか行えないため、開発中はバロンの小隊にジョナサンがいたのかもしれない。
- 「誰にもオルファンを止めることはできない。たとえぬいぐるみでもな!」
- Jでのボン太くんとの戦闘前セリフ。「ぬいぐるみごときではな!」ではなく、「たとえぬいぐるみでもな!」というあたり妙に引っかかる言い方である…。
搭乗機体
余談
- 上述の概要にもあるようにバロンの正体はアノーア艦長である。声や割れた腹筋・胸板が彫られた鎧のデザインから、外見からはまず正体を見抜く事が不可能。恐らく性別レベルで勘違いされうる次元であり、実際に勇が彼女を指して「マントの男」と言っているシーンがある。ヒントとしてはジョナサンに対する執着くらいしかなく、仮面キャラの中ではトップクラスに正体が見破りにくく、作中でもウィンストン・ゲイブリッジ=ガバナーと並んで意外な正体となりうるキャラクターである。
- だが、実はエンディングにおいて「バロン:磯辺万沙子」と、しっかりと声優がクレジットされてしまっており、アノーアと声優が同じという事に気付けた視聴者なら正体がバレバレ、という状態になっている。